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2009年01月17日
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今日は阪神淡路大震災の日でしたね。

去年もこの日に、震災の日に尼崎の病院で勤務中に経験したことを綴りました。

あの震災で思ったことは「今日を一生懸命生よう」ということでした。

今子育てに追われて家事もおろそかでのっぽさんや親や友達に甘えてるあたし・・・

一生懸命生きているのかな?

「また明日できるし」って伸ばしてることがたくさんある・・・

今日はのっぽさんが休みで大洋を連れて雪を見に行くと二人で昼頃北へ向かいました。

だいちゃんを抱きながらテレビを観ていました。
子供の闘病番組です。



治療方法のない難病と闘う子供と家族・・・二歳なのにだいちゃんより少し大きいくらい。泣きすぎると死んでしまう。一時も目が離せない。それでも元看護師の母親は自宅で看たいと家に連れてかえって生活をします。少しの反応も見逃さずにたえず話しかけたり歌ったりいつも笑顔で接して・・・
いつ死ぬかもしれないという不安や恐怖を抱きながらも1日1日を一生懸命に家族で幸せに暮らしていました。元看護師のあたし・・・自分にそんなことできるだろうか?
七歳で白血病が発症した男の子。幼稚園児の妹と母親の三人家族。母親が発症してからずっと日記とビデオをとっていました。

お互いに涙を見せないように母親は帰りの車で泣いて、男の子は母親が帰った後布団の中で泣いていました。

辛い抗がん剤の治療や副作用や検査や・・・とても七歳の子供の耐えれるものじゃない。

でもその男の子は必死に耐えていました。自分が元気になって母親や妹を幸せにしたいと思っていたんじゃないかな。

本当に強くて優しい子でした。

骨髄移植が成功したのに抗がん剤の副作用などで腸から出血して絶食が4ヶ月。腹痛に麻薬も使って・・・

食べたい食べたいと夢見て発症から478日目に出血でお空の星になってしまいました。

母親がかわってあげたいという日記や泣くのをがまんしたり、男の子が痛がってるのを観ていると涙か止まらなかった。

だいちゃんを抱き締めながらずっと泣いていました。



何の罪もない子供に・・・
生きたい生きたいと願って、明日が来るのを夢見て眠る。

明日がきますように。そんな些細な夢さえかなわないなんて。

「明日」だれでもあたりまえのように来ると思っている。

明日があるから・・・



世界中に今もなお、病気と、痛みと、苦しみと闘っている子供がいる。(子供だけじゃないけど)
子供を持つと本当に他人事とはおもえない。
四人家族で当たり前のように元気に暮らしていることがどれだけ幸せなことか!
今は元気な大洋や太祐が病気になったら・・・・考えたくないけど。考えてしまった。胸が苦しくなる。

震災の日。

命の尊さを考えずにはいられない日です。

家族の健康と幸せを守るのはあたしの役目!
がんばろう。






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最終更新日  2009年01月18日 00時09分06秒
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