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USM1さんバッハの無伴奏チェロソナタ第3番。
最初の一小節だけでも色々あるなあ。無限にあるなあ。
僕が使っているのはフルニエ版、弾く前に「なぜ、こういうボウイングなの?」って考えると長くなる。
弾かなければ答えはない。
最初の音はダウンボウ。けっこうアップボウの版が多いよね。
圧倒的なエネルギー感。出ないなあ。
続く16分音符。 これも難しい。
アップとダウンの繰り返しだけれど、アップの時の弓の返しの際の力みがあるのか。
同じ音色にならないんだよね。
特に一小節目最後のただの「ドソミソ」が「ただのドソミソ」にならない。
ドからソに降りる時、あえてソは解放弦を使いたい。
デリケートな解放減でいかに澄んだ音が出せるか。
これは僕の大きなテーマだ。
単純にダウンと同じ軌道で返すことが難しい。
そもそも最初のダウンボウの弓の軌道がきちんと現に直角になっているか。
ダウンの弓の発音、軌道、スピードが正しくなければ、
アップの際に間違った道を引き返しても意味はない。
こういうことを考え出すとまことに難しいというか、面白い。
最初の二小節だけでもけっこう時間がかかる。
技術的というか、単純に楽譜を音にするだけなら最初の三曲はあとの三曲に比べたら易しいのかもしれないけれど、奥の深さはすごいよね。
という訳で、弾く前にどういう音を出したいのか。
最初の音のイメージは?
いやあ・・・楽しい、楽しい。