まこちゃんの部屋

まこちゃんの部屋

ある日・そして


支部長が私を呼ぶ。
「今日あなたのお母さんから電話があったのよ」
「そうですか?何の用件でした?」
「あなたのお母さん、本当のあなたのお母さんなの?!」
「はい、そうですが}
「信じられないわ!」
「えっ?何がですか?」
そのときはまだ、何事かよくわからなかった。
「あなたのお母さんがべ!うちの娘は誰々さんと男女の仲だ。誰々とも出来てる!といってくるのよ!」
「・・・・・・」
「私も母、娘がいるけど、自分の娘が離婚したいと言ったら、例え娘が悪くても、私は自分の娘のカタを持つ!それが母親でしょ?!
あなたの母親は何!  ダンナと一緒になって自分の娘を非難することばっかり! ダンナからも何度も何度も、あなたの悪口を言って電話ばかりかけてきたわ!」
「・・・・・・・・」

私は無言しかなかった。

何故?何故?
なんでダンナなの?!

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