2005年01月14日
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カテゴリ: 花丸な人々
今年度、助成を受けている「コミュニティビジネス」だが、その道のプロに事業アドバイスを受けられるというメニューがある。
恥ずかしながら、うちは昨年末あたり、メインではこの事業に手をつけられずにいたため、ちょっと遅れを取っている。
コーディネーターさんが心配して、「相談してみたら」と声をかけてくださったので、今回、はじめてIT強化ということで、相談させていただくこととなった。

人と会って話をするのが、なによりニガテなわたしにとって、こういう気の張るお客というのは、もうほんとにアレなんだけど。(なんやねん、アレって)
お話しした個々の内容も素晴らしいものだったのだけれど、わたしには「人と話すことをいとわない人の態度」というのが、たいへん勉強になった。

自分がなんで営業に出るのがこわいのか。その一端も見えてきた。
他人さんにものを勧めるためには「妄信的になる」ことも、ある程度必要なのかなと。
自分の考えを人に話すことの気恥ずかしさや、いちばん難儀なのは、それを否定された時の落ち込み。
そういうのがしんどくて、外に出ることができないのだ。


だけどブログなどで、みんなが自分の考えを語るようになった今、自分と違う考えを目にすることも多い。
いや「違う」ほうはかまわない。わたしにとって重いのは「同じ」考えの存在なのだ。
どんなに自分が考えて「思いついた」と思っていても、他の人の考えをパクったような気になってしまう。
それをいかにも自分のオリジナルであるかのように話すのが、心苦しいのだ。

先日、某所のコメントに書いたこととよく似た話を他の人が書いておられるのを見て、どよ~んとなったりもしてましてね。ああいうのは辛いなあ。こういうのって、一種の病気なんやろうけどねぇ。
いわゆる「自意識過剰」ってヤツ。

「これ、ぜったいええで」と言えなければ、営業って難しい。
テープ起こしやらDTPならば、「うちの商品はどこにも負けまへん」と、自信持って言うんだけど。
モノがWebで、しかも販促のためとなってくると、「あんたんとこのこれ、あかんかったやんか」と言われるのが怖くて動けない。
確実なものしか人には勧めたくないって、そう思い詰めて自縄自縛。
かくなる上は、確実な技術を身につけるまで、営業しないでおくのか?


考えようによれば「鬱が治った」ということかもしれん。
だとしたら、生産的ないい病気だったんだろうか。>んなこと言うと所長にシバかれそう
結局「何を誰に売るのか」が、あいまいだということか。
制作技術の問題ではないのかもしれない。

三洞さんの「プレゼンの本、もう一度、読み直してみるわ~」と所長。

・・・・したらば、美容院、行ってくるかね?
やる気になってくださって、うれしゅうございます。
そうそう、今日のアドバイザーさんのおっしゃってたこと、かなりの部分、三洞さんの本の内容と同じだったしね。

どんよりしてる場合じゃないのよ。
やっと仕事がとぎれそうなんだから、今のうちに頑張っておかなくちゃ。

あ、もう一つ、今日のできごと。
本日、来年度から通所予定の「あっちゃん」が遊びに来てくれました。(^_^)
彼女って、場の緊張を「ほわわわ~ん」とほぐしてしまう、ステキなキャラクターだなあ。
4月からが楽しみ。





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最終更新日  2005年01月16日 16時41分36秒
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