2005年01月20日
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カテゴリ: 在宅仕事
ここにはわりと「音声反訳」のことを書いているけれど、日々やってる業務はDTPが多い。
その理由は、うちの事務所が恐る恐る「受注作業」をやり始めたときにさかのぼる。

仕事になりそうな「つて」が、友人のグラフィックデザイナーであるオニイチャンぐらいしかなかったのだ。
それから、所長がたまたまMacのパワーユーザーだったこともあり、当時、オニイチャンが仕事の合間にしていた「小遣い稼ぎのアルバイト」から、チラシ作成の仕事をもらいながら、イラストレータやフォトショップを覚えていったのだった。(もちろん所長が^^;)
他に、なんか小難しいプログラムの仕事もやってたけど(当時のスタッフはプログラマーとかが多かった)、結局、モノにならずに消えていった。

その後、わたしが新聞広告かなんかで見つけた、DOSの専用ソフトを使う間取り作成の仕事も長いことやっていた。
単価は安いわ、納期は短いわ、原稿は手渡しだわと、今思えばたいへんなものだったけれど、分業もできたしカンタンだしということで、ずいぶんメンバーさんたちにも頑張ってもらった。
これは残念ながら、後に、単価の著しい下落と担当者が変わったことで、降りることとなった。
でも「アタシの描いた間取り、あの不動産雑誌に載ってるもんね~」というのは、みんなのやる気を、ずいぶん高めてくれた。


年始に遊びに来ていたニイチャンをつかまえて、線の引き方から教えてもらったり。
そのとき、やっぱり恐る恐るサンプルを送ったら、クライアントさんに「うちの外注さんの中では一等ハイクオリティな出来です!」と褒められちゃったのが尾を引いて、どっぷりイラレにはまったんですな。

その後はもう、イラレなら任せなさいとばかりに、あちこちに営業に出かけたりもした。
・・・・あ、念のため言っとこう。
その当時って、わたしゃガッコで働いてまして。だから、いわゆる副業ってことかな。(でも臨時雇いで公務員扱いされてないからええのんよ、ふん。)
当時は事務所が狭くて、自宅マンションにスタッフが集まって、ずっと泊まり込みであれこれやってることが多かったの。だから「在宅」の仕事は、主に夜中にやってました。>若かったのね

大手スーパーのチラシの仕事とか取ってきて、自分でやるんだけど、どうしてもうまくいかない。ただでさえ短い納期は刻一刻と迫ってくるし・・・・。
仕方ない!と、ニイチャンの職場に電話して、「ねぇ~今夜、来てくんない?」とイロっぽく迫る。
仕事帰り、お疲れで到着したニイチャンに、「お願いっ!教えてっ」と泣きついて。
自分では「うまくできた」つもりの文字配置が「誰じゃ、こんなオブジェクト作ったんわっ(--#」と怒られて、「そんなん知らんねんから、しゃあないやろっ」と冷や汗をかくこと、かくこと。(^^;
それでも、プロの仕事を後ろでずーーっと見ることは、そりゃもう勉強になりました。


そんなこんなで、今や百戦錬磨のイラレオペレーターに育てていただきました。
デザインはね。ちょっとやっぱり、専門的に勉強してないので、あまり好んでしたくはない。(する時もあるけど)
いつも言うんだけど、演奏家ってのはオペレーターでして。
クリエーターになれる人もいるんだろうけど、わたしゃ、どこまで行っても演奏家的才能しかない。
だから、トレースとかはすごく好きなのだけど、デザイン込みのチラシとかは苦痛で・・・。


しかもデザイン込み。(涙)
区役所の、福祉関係のところで「予算がないから輪転で印刷する」とまで言われりゃ仕方ない。
福祉情報を集めた冊子を作るんだけど、毎回、この担当者さんには恐れ入りまする。
「強引ぐマイウエイ」って言葉は、彼のためにあるねんわ。(--;;;

さあ、作業しよ。






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最終更新日  2005年01月21日 15時13分30秒
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