2007年09月27日
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カテゴリ: 音声反訳
人間の耳なんか、都合良くできてますから。
音を文字にしようとする過程で、どうしても、自分の知ってる言葉とか、もっともらしい言葉に引き寄せられてしまいます。

語彙を増やすことが、一番の修業(笑)であると思うのは、それだからでございます。

錯視なんかと同じように、錯聴とでもいうのかな、本来の字面とはかけ離れた音に聞こえてしまう言葉ってありますよね。
「金儲け商品の提供で・・・」と聞こえてテレビの画面を確認した、という声がネット上でも多数(笑)聞こえる「カネボウ化粧品」。
そんなに曖昧な発音もしてないだろうに、そう聞こえる人がたくさんいるという事実。

わかってしまえば「ああ!」と思っておしまいなんだけど。

仕事では、そう単純にはいきません。
文脈などから想像して、音を分解したり、四苦八苦するわけです。


たかが機械(☆_@;)☆ \(`-´メ)のOCRソフトですら、違うメーカーのソフトだったら、違うところを間違えるわけですから。
人間だって、知ってる人にはちゃんと聞こえても、知らない人には全然違って聞こえるなんて、アタリマエのことなんです。
だからって、なんでもOKのノーミソなんかあり得ない。

それで、今、気になってるのが、音声認識ソフトが、どんな間違いをするかということなんです。
毎度、大絶賛しております嘉門達夫氏の歌詞なんかで、聞き間違いをネタにしたシリーズがあるんですが、そういうのばっかり認識させてみたらどないやろかとか。

以前、彼がテレビで作詞の秘密(?)を披露されてたんですが、それって、この「似てるけど違う言葉」をつまみ出す(笑)ための手がかりにならへんかなあとか。
もう昔のこと(もしかしたらこの仕事始めるより前)なので、間違ってたら申し訳ないんですが、確か「母音で言葉の印象は決まってる」というような話だったような。

ヒトゴトやから、笑ってますけどね。
笑い事じゃないんですよ、聞き間違い。
「ここに何故、この言葉が?」と引っかかる場合、まず、ほとんどの場合は聞き間違いです。
まあ、この引っかかりの精度ってのも、人それぞれ、 意地の悪さ

この引っかかりを感じる力って、ほんまに繊細で。
疲れてるとやっぱり、微妙に低下したりしますよね。

あ~、そやそや。疲れたし、もう寝よ。<ナニガイイタイネン(☆_@;)☆ \(`-´メ)





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最終更新日  2007年09月28日 00時00分09秒
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