Manachan's World-東京下町日記
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飲まない・買わない・セックスしない・・・おっとりして穏やか、一般にスリムで少食、ファッションやコスメなど見た目への関心が、かなり高い。親や家族と仲がよく、女友達にも紳士的一見、「良家のお嬢様」のことかと思っていたら、実は最近の若いニッポン男児のことでした♪私も職場で、20代のチームメンバーと接点がありますが、確かに当たってるかもしれません。こうした、女性化(あるいは中性化)したイメージを持つ男性は、「草食系男子」または「お嬢マン」と呼ばれるらしい。なかなか面白い言葉を考え付くものですよね(草食系男子「お嬢マン」が日本を変える)。「草食男子」、その裏返しとして「肉食女子」(男性化した女性)といった言葉が飛び交う今日この頃ですが、この現象は日本の専売特許ではなく、近隣アジア諸国でも似たような状況であるらしいです(記事:中国で草食男子増殖中)。「草食系男子」と聞いて、私が真っ先に思い浮かべるのが、台湾人男性です。一昔前はいざ知らず、最近の若い台湾の男の子、特に台北など都会で育ち、まだ兵役にも行かずに、ファストフード店で携帯メールのやり取りをしているような男の子こそ、おそらくアジアで一番、そして世界で一番、草食的・女性的な男性というイメージがあります。彼らは、日本人の若い男の子とよく似てるんですけど、唯一違うのは、台湾人は男性でも自分の感情を臆せず、どんどん口にすること。たとえば、台湾の男性アイドルグループで「可米小子」(コミック・ボーイズ)っていうのがいましたが、彼らのトークショーを聞いていると、芸能界、ダイエット、ゴシップの話題が、もう止まらない止まらない。すごい早口だし、まるで女同士の噂話かと思うほどです。そんなイメージの若い男性が、昨今の台湾にはかなり多いと感じます。草食男子という言葉も、よくよく考えれば、アジア人男性の「自然な生命のかたち」なのかもしれない、と思うことがあります。私は数年前まで、世界中の移民が集まるコスモポリタン都市・シドニーで暮らしていました。そこで、いろんな人種の男たちを、日常生活のなかで、目にしていたわけですが、日本人を含む東アジア人の男性は、世界的にみて、最も女性的な部類に入る男性群なのではないかと、思ったものです(もちろん、個人差の大きい世界ですから、一般論として聞いてくださいね)。だいいち、ルックスからしても・・・小柄で華奢な体躯、体毛の薄さ、きめ細かな皮膚等、一般的に女性的とされる要素を、すべて兼ね備えているのが、アジア人男性です。さらに、挙措のしなやかさ、マッチョでフィジカルなスポーツは苦手・・・おおよそ、男性ホルモンからイメージされるものには程遠い。シドニーは、サンフランシスコと並んで、世界の二大「ゲイ・タウン」と呼ばれ、同性愛文化が花盛り。この街では、日本、韓国、中国、タイ、マレーシア出身の若い男の子が、白人オージーの同性恋愛対象として、大いにモテます。私は幸か不幸か、体格が華奢でないので、「お呼び」はかかりませんでしたが、マレーシア華人の友人(男)は、毛むくじゃらの男たちに、電話番号聞かれまくって、困惑していたほどです。そうでなくても、白人男性は、男性ホルモンが旺盛で、女性を求める力も、強い。そんな彼らは、アジア人の若い男性に、「女性的なもの」を、大いに感じていたのかもしれません。場合によっては、白人女性以上に女性的なところに、惹かれていたのかもしれません。ま、身体のサイズ的にも、アジア人男性は白人女性と似ている上に、英語が苦手な分、おとなしいですもんね。おしゃれで繊細だし、肌だって、たいていの白人女性より綺麗だし・・・。他人種の男性と比べて、「女性的・草食的」なアジア人男性といえど、社会状況によっては、「オトコ」にならねばならない時があります。たとえば、兵役に出て、男ばかりのむさ苦しい環境で年月を過ごせば、それなりに、オトコらしくなってきます。先ほど話題にした台湾人男性の場合も、兵役に出る前と出た後では、「オトコ度」がやはり違ってきます。また、厳しい困窮状況にあったかつての日本で、「家長」として一家をシメなきゃならない役割を与えられた男性は、常に「オトコ」らしく振舞わねばならないと教育されますので、当然、「オトコ度」もアップします。ですが、そうした客観的状況にない、現代日本の都市生活のなかでは、男性が「オトコらしさ」を強調する必然性など、微塵もありません。そんな時、アジア人男性の自然な生命のかたちである、「草食的・女性的」な面が、前面に出てくるのかもしれませんね。「草食男子」に対しては、好き、嫌い、けしからん、ニッポン男児の風上にも置けない等々、いろんな議論があることでしょう。個人の好みの問題ですので、大いに議論してもらって結構。ちなみに私は、アジア人は草食男子でいいんじゃないかなあ、と思います。無理してなくて、自然体だと思いますもんね。「人間を型にはめず、ありのままの人間を愛したい」と思う、今日この頃です。
2009年03月01日
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