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2008年01月09日
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カテゴリ: エッセイ集
私は生来、楽天的な人間です。傍からみて、どんなに危なっかしくても、どんなに多くの不安材料を抱えていても、「大丈夫、何とかなるさあ」と、心の底からそう思っています。実際、我が人生、いろんな修羅場はありましたが、結果的には「何とかなって」きました。

そんな私が、どうしても理解できないもの。それは、次のようなものの見方。

朝刊連載「YEN漂流」の取材班がインターネットで10年後の「日本の国力、競争力の行方」をアンケート調査したところ、全体の62.9%が「日本は縮小、弱くなっている」と解答。「拡大、強化している」(10.6%)を圧倒した。


すごいっすねえ。日本人の悲観癖、ここに極まれりって感じですね・・・。

私なら、10年後の日本は「拡大、強化している」方に賭けますな。そう思う人が10.6%で、思わない人が62.9%なのであれば、オッズが6倍か・・・ TAB で10万ドル賭けて、当たったら60万ドルかあ。これは大きいぞ♪


大丈夫ですって。 日本がそんなにHopelessな国だったら、私はこの国に帰ってきませんってば。

私はこれまで、海外で7年間、暮らしてきました。それも、とびきり住みやすい国・オーストラリアと、とびきりビジネスチャンスが多い国・中国で暮らして、そこを離れてまで、日本に帰ってきたんですから・・・それだけの価値がある国ってことですよ。

でもって、今こうやって東京でバリバリ働いて、福岡で家買ってるわけだし、二人目の子供づくりと、ゆくゆくは自分の商売も日本でやろうと考えている・・・30代、40代という、男の人生で一番、脂の乗った時期をこの国で過ごしたいと、私が思うだけの価値があるってことですよ。

私がそう思うのは、たぶん、世界の各地で、「21世紀の経済」というものを、我が身をもって実体験したからでしょう。

2000年:日本を離れ、オーストラリアに渡り、現地でIT技術者の職を得た
2004年:グローバル化の流れのなか、ただのIT技術屋では職を労働コストの安い国に奪われると考え、より高度な職を求めて中国に渡った
2005年:長期出張で米国に渡り、IT超大国の底力を知った
2007年:インドのIT企業に興味を持ち、そこに就職した





それはまるで、波乗りのようです。世界中が、巨大な渦巻きのように、めまぐるしく動く。そして、動きそのものが、無数のチャンスを常に産んでいる。チャンスをつかむのも、逃すのも、自分次第・・・。

今や国境線など、関係ない。国境線に守られた20世紀の成功体験など、さして役にたたない。本当に役に立つのは、いま、世界で起こっている時代の動きを正しく捉える、直観力と洞察力。そして、チャンスを確実にものにする、行動力と素早い意思決定・・・。

幸か不幸か、日本は21世紀の経済に、少しばかり、乗り遅れちゃった。今から、諸外国にキャッチアップしなくちゃならない。その過程に、巨大なビジネスチャンスが転がっているのです。

乗り遅れたことは、それ自体、発展の余地が大きいことをを意味します。中国、インドといった、つい最近まで非常に貧しかった国が、いま、一番大きく伸びている、その原動力は「貧しさ」(給与水準の低さ)。20世紀の経済に大きく乗り遅れたことが、今21世紀で大きく飛躍するバネになっています。

日本人が、自分たちの社会を、もう少しモダンでオープンな、21世紀的なものにしていこうと決意したならば、そして、重苦しい沈滞ムードから脱したい、他ならぬ自分たちのために、明るい未来を描き、実現していきたいと決意したならば、おそらく、世界中の企業が、マネーが、日本に殺到してくる。そして、この動きに刺激を受けた、新しいタイプの日本人の起業家、ビジネスマンが続々と、立ち上がってくる。そこに、新たなビジネスが、たくさん生まれる。次の10年は、ダイナミズムに満ちた繁栄の時代になる・・・。

それとは対極にある、悲観論者の文章を、私はこれまでたくさん、読んできました。彼らに、っほぼ例外なく言えることは、

「頭が20世紀のまま、思考停止しちゃってる」
「21世紀の、グローバル経済の凄まじい動きのなかで、日本は自己改革できない、身動きできないと、勝手に思い込んでいる」


んですね。古い思考の枠組みで、新しい時代を理解できるわけがありません。幕末から明治にかけて、頭の固いお侍さんが、文明開化を理解できなかったのと同じです。だから、ああいう人たちの書いた文章を読んで、ブルーになる必要もないと思いますよ。

それよりも、私が日本に帰国してきて、この国の将来に可能性を見出していることを知った方が、もうちょっと有益かもしれません。私は、21世紀の好景気を呼ぶ男なんですから。その私が、日本で元気に働いているんですから・・・。





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最終更新日  2008年01月09日 08時15分49秒
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