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2008年06月05日
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カテゴリ: オーストラリア
つい3年前まで、私と家族が住んでいた国・オーストラリア。

そのオーストラリアと、日本との関係が、年を追うごとに疎遠になり、心理的距離も遠くなりつつあるような気がします。オーストラリアからみて、日本はどんどん影が薄くなり、またその逆も然り・・・というように。その背景には、中国という巨大な存在が、にわかに台頭してきたことがあるのでしょう。

今日、それを象徴するようなニュースに出会いました。

豪カンタス航空、日本路線を大幅縮小へ

この記事を読んで、ハッとさせられました。国同士の関係のみならず、我が家と豪州との関係も、いつの間にか疎遠になっていたことに、気づかされたのです・・・。

つい3ヶ月前であれば、上のニュースは我が家にとって、一大事だったはずです。当時は妻がカンタス航空に在籍しており、社員割引チケットを使って、豪州ケアンズへ里帰りしていました。ところが、

東京―ケアンズ便はジェットスターに移管する

これは、「社員割引チケットを使って、カンタス直行便でケアンズに飛べなくなる」ことを意味していたのです!

※厳密にいえば、他社便でも社員割引を使えないこともないんですけど・・・その代わり、手続きはかなり面倒になります。


ですが、妻はすでに、同航空会社を退職しました。今では、カンタス以外の格安航空会社を使って、豪州から日本へ、一年オープンチケットで往復するようになったので、カンタスの日本路線が減っても、ほとんど影響を受けなくなったのです。

そういえば、今から3ヶ月ほど前、こんなニュースもありました。

豪州政策金利7.25%に上昇

このニュースも、かつては我が家にとって、一大事でした。私は豪州で買った家のローンをまだ残していて、その金利は、豪ドルで払っていたからです。もし豪州の政策金利が0.25%でも上がれば、それは住宅ローンの金利が上昇して、月々の返済額が、数十ドル(数千円)単位で上がることを意味していました。

これです )。日本の低い金利でローンの返済を行うので、たとえ豪州の金利が上がっても、直接の影響を受けなくなったのです。

※とはいえ別の意味で、影響がありますけどね。もし豪ドルの金利が上がって、日本の金利が上がらなければ、両国間の金利差が広がって、多くの場合、豪ドルが円に対して上昇します。私のローンは円建てになってるから、豪ドル高が進めば進むほど、私は為替差益を手にするのです(逆に円高になれば損するけど・・・)。


カンタス航空を例に取るまでもなく、日本に拠点を移した私たち家族にとって、オーストラリアはいつの間にか、暮らしの上でも意識の上でも、遠い彼方に行ってしまったようです。


今後、オーストラリアへの再移住がありえるのか?将来のことは分かりませんが、今のところ、そういう計画はありません。

特に私は、当面、日本を離れる気は全くありません。今の日本には、夢もチャンスも、溢れていると思うからです。

いろんな意味で、曲がり角、岐路に立つ日本。この社会は変化を切実に求めています。それだけに、海外暮らしでもまれてきた、私のような人材の活躍の場は、いくらでもある。言い換えれば、日本の社会が、ちょうど私の参画を必要としている絶妙のタイミングで、この国に帰ってきたとも思うのです。

いまの日本、住みにくいとか、嫌だとか言う人はたくさんいるけど、私は大好きですよ。こんなエキサイティングな時代に、30代後半という、油の乗りきった時期に、母国に戻って思い切り活躍できることに、心から感謝しています。

ですが今後は、どうなるか分かりません。特に、娘ソフィア(2歳9ヶ月)が小学校に上がる頃に、大きな転機を迎えるんでしょうね。この子をどの国で、どの言語で教育するかという、選択を迫られますから・・・今のところは、日本で育てようと思っていますけど、オーストラリアも、もちろん選択肢の一つです。

その頃になれば、オーストラリアのことを、今よりも少しだけ、身近に感じるようになるのかもしれませんね。





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最終更新日  2008年06月06日 08時10分36秒
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