地域イキイキ!ウクレレ満ちゃん

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2006年02月23日
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カテゴリ: 地球交響曲
それぞれの運命を背負いアラスカに生きる人々に深い愛情と友情を込めて書き綴った、星野道夫さんの遺作。

星野道夫「ノーザンライツ」


アラスカには有史以前からの自然と共に生きる伝統的な生活が残されており、現代にその生活を受け継ぐエスキモーや北米インディアンの子孫、また彼らの生活に惹かれ白人でありながら伝統的な生活を始める人々の生きざま。

フロンティア精神にあこがれて、また、アラスカの雄大な自然に惹かれて移住した人々の生きざま。(アラスカ核実験場計画反対運動、マッキンレー登山キャンプ地の開拓など)

著者である星野道夫さんも含め、アラスカをこよなく愛する人々の美しく純粋な気持ちに心打たれました。そして、アラスカだけでなく地球の未来への希望を感じたかのような星野さんのこの言葉に感銘を受けました。(長い引用ですみません ^^;)

「クリンギット族の寡黙な墓守」より

「新しい土地制度に参加しなかったグッチンインディアンの村を訪れた時、時代に取り残されたような静かなたたずまいの中に、浮かれていない、地に足がついた自信のようなものを感じていた。なぜ、目先の豊かさではない、何代も何代も先の子どもたちのための選択ができたのか。それは人々がもちえた”何かがおかしい””やっぱりやめようか”という、未来を見通したその力があったからだ。」

(グッチンインディアンは、アラスカの土地の個人所有制度を選択せず、昔からの「原野は、誰のものでもなくみんなのもの」であるという土地の自治権を選択したのです。)

「めまぐるしく、そして加速度的に動き続ける時代という渦の中で、きびしい冬を越した大地から現れる芽のように、それはまだ見過ごしてしまいそうな小ささかもしれないが、ぼくは新しい力が生まれつつあることを確信し始めている。それは、ただ”昔は良かった”という過去に立ち戻ることではない。ノスタルジアからは何も新しいものは生まれてはこない。自然も、人の暮らしも、決して同じ場所にとどまることなく、すべてのものが未来へ向かって動いている。」


様々な過去が融合して現在(いま)となる。時代は移り変わっていくのが常であり、過去にとらわれず現在(いま)をいかに生きるか、そして未来に何を遺していくのか。アラスカの人々の生きる姿勢から、そういうことを深く考えさせられる一冊でした。





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最終更新日  2006年02月24日 02時09分21秒
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