2011/02/14
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ワタクシの母校でただいまがんばっておられるじょん・どーさんのブログにこの間コメントしたんですが
それに関して質問をいただいたのでここでいきなり回答してしまおうかと(笑)。
公開質問じゃないんですけどね・・・ひょっとしたら同じような思いをされている人たちがいるかもしれないので。

留学生にとって、英語でペーパーを書くのは日常茶飯事でもありますが
骨の折れる仕事でもあります。
私自身はもう英語でものを書いて・・・何年?高校時代から?考えたくもないよ(笑)。
私の書いたもので出版されたのはすべて英語。
10年大学にいましたから、当然ペーパーも書きなぐりました。
まさか卒業してまでこんなにものを書くとは思いもしませんでしたが。


お願い、留学生の皆さん、出来れば提出する前にペーパーはProofreadしてください。
たまにちらほらあるミスぐらいならいいんですが
アジア系の学生に多いパターンで、「 いったい何を書いてるんだかわからん 」というのもかなりある。
私自身日本人の学生のペーパーを読むことはないんですよ。
だって、クラスにいないから。
でも韓国人とか、中国人とかアジア系の学生のものにすごいのがあることも。
中にはまるで忍耐力を試すようなとんでもないものもあります。

もちろん先生の仕事のひとつに、学生のペーパーを読んで理解して採点するってのはありますが
それにしてもひどいのがある。

私自身が学生時代どう対処してきたかというと・・・


仕方ないから書き上げた後、大学のWriting Centerに行くか
親友に「Cheesecase factoryでディナーだ!」とえさで釣って(笑)読んでもらってたな。
中にはそういうTechnical errorで減点しない先生もいますが、
ものを書くと言うのが仕事になる専攻だったので、「間違い」はあってはいけなかった。
修士時代も同じ。


幸い、私の親友スーザンは「別にいつでも読むわよ~」と言ってくれたので
クラスのペーパーは彼女に読んでもらったりしてた。
ただでか?いえいえ、私たちの場合持ちつ持たれつでしたので
別のところで私が助けたりして、ちょうどいい関係だったのです。

じゃ学会論文およびジャーナルに出すものは?
これはね・・・共著者が引き受けた(笑)。
ワタクシのアドバイザーというのが、すんごく細かい人で
たとえ正しい英語で書いてあってもなおしてしまうひとでしたから。
えぇ、 教授にやらせてた女です (爆)。

でもね、ほとんどは自分でやってましたよ。
自分でProofreadするのは基本。
日本語で書いてたって、推敲するほうがいいものができますよね?
英語も同じ。
書き上げた後、1日ぐらい置いてから読み直します。
それでかなりの間違いとかは直せます。
そこからProofreadに出したほうが読むほうも時間かからないですから。
私の親友スーザンが、私の論文とかを読むときは30ページほどを45分ぐらいで読んでなおしてしまいます。
帰ってきたドラフトはTechnical errorの直したものというより
「アンタこう主張してるけど、だれだれの論文ではこう言ってるで~」とか
中身に関するコメントが多い。
そしてそういうコメントが一番ありがたいわけ。

私の場合共著者はほとんどがアメリカ人なので
あまり問題はなかったです。
PhD時代もアメリカ人の同期や先輩たちと仲良くしてたので
相手の暇をみはからってお願いしたりすることもありました。
お金を払ったかと言うと、誰もお金取らなかったです。
だから「感謝の気持ち」として晩御飯おごったり、お酒のみに行ったり、
急にお願いされたことを快く引き受けたり、と持ちつ持たれつでした。

確かに留学生が毎度毎度Proofreadにお金払ってたら破綻します。
ですから、だめもとでもWriting Centerとかに行って
「どうやったらそういうTechnical errorを減らせるか?」と言うコツを教えてもらったりするのがいいと思います。

基本としては:
だらだら長い文章を書けば書くほどミスしやすくなって、読んでるほうも混乱します。
簡潔に書きましょう。長文1つにするより、文章を分けるほうが読んでるほうも楽。

書いた後は一晩置いて、翌日ちゃんと読み返すこと。
疲れてるときに読み直しても、あんまり意味がありません。

同じプログラムで助け合い出来る友人、損得なしで付き合える友人を作りましょう。
原稿チェックだけじゃなくって、書いてるものの中身とか、
研究の仕方とか、いろんな意味で助け合える友人がいるのといないのでは雲泥の差です。

日本人だけでなく、英語が母語でない人間にありがちなのですが
英語で文章を書く、相手を納得させるものを書く、というのは
ある意味日本語的な考え、文章構成から踏み出さないといけないことも多いです。
私自身はこの「Essay writing」の基礎を高校時代に叩き込まれました。
今でも結局このスタイルが基本になってます。
だからGMATとか、TOEFLとかの英作文に困ることもなかった。

でも結局場数かもしれませんねぇ、これは。
三つ子の魂なんとかってやつで、人生の半分以上(になってしまうのか・・・)を
英語を書いて生活してきたので、身にしみている。
日本語でこういう散文とか、広告のうたい文句とかは書けるけど(笑)
論文はかけない・・・と思う。書くこともないかもしれないけどね。

今現在の私のやり方は・・・

基本、自分でProofreadです。
講義用のプリントとか、テスト問題、査読のコメントなんかは自分でProofreadしておしまい。
論文も最初は自分でProofread。共著者がNative speakerだったら彼・彼女が最後の手直し。
単著の場合は・・・

優秀なアシスタント二人がついております(爆)。
週に20時間、つまりフルタイムでついてるというわけですわ。
自分でちゃんと彼女たちの履歴書見て、いろいろ質問してから二人選びました。
二人とも「書いてなんぼ」のPRの学位を持つ院生です。
でもProofreadの仕事より、ほかのことしてもらうほうが多いけど。










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最終更新日  2011/02/15 01:23:28 AM
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Re:たかが英語、されど英語(02/14)  
英語が母国語でもライティングいまいちな人もいますね・・・。
逆に留学生は英語が母国語じゃない分、まじめに「書き方」を勉強したりしていて
むしろ論理的な文章がかけるようになっている場合もあったりして。

まあ、習うより慣れよ、なんでしょうねえ。 (2011/02/15 03:57:45 AM)

Re:たかが英語、されど英語(02/14)  
現役lecturer さん
> もちろん先生の仕事のひとつに、学生のペーパーを読んで理解して採点するってのはありますが
それよりも、手書きの試験の採点は如何ですか? 私の場合、アラブ系やギリシャ系の学生の手書き答案の暗号解読に苦労しています。

> 自分でProofreadするのは基本。
最近は便利になって、MS Office Wordなどで、文法チェックもしてくれますし。

> 疲れてるときに読み直しても、あんまり意味がありません。
何回も読み直していると... ミスがあっても見つからなくなります。

> 損得なしで付き合える友人を作りましょう。
たしかに。現在は、IT不得手な大御所の教授の図表作成の見返りに、Proof Readingをお願いしています。そろそろ、学年末試験の図表作成依頼が来る時期です。

しかし、そちらの近所の大学で編纂しているジャーナルに投稿して、全面書換えを食らった時には、凹みました。英語が米語に化けて、元原稿の面影も無くなって... 内容としては同じですが、ニュアンスが違うような。イギリス人の共著者には、「お下品」と言われるし。 (2011/02/15 04:45:11 AM)

Re[1]:たかが英語、されど英語(02/14)  
Izzyluv  さん
じょん・どーさん
>英語が母国語でもライティングいまいちな人もいますね・・・。

もちろん。そんなケースたくさんです。添削してるとよくわかります。いつも学生に言ってるんですけどね。「英語が母語でない私がわかるような明らかなミスはするな」って。

>逆に留学生は英語が母国語じゃない分、まじめに「書き方」を勉強したりしていてむしろ論理的な文章がかけるようになっている場合もあったりして。

これはケースバイケース(苦笑)。普段の英語(話し言葉)のレベルと明らかに違う場合はPlagiarismを疑うこともあります。Cut & Pasteだとすぐにわかります。院生でそんなことないって思うでしょ?あるんですよ・・・けっこう。著作権、盗作、と言う概念の薄い国から来る留学生にその傾向は強いです。罪悪感感じないから、それがどんなに大問題かも理解できない。で、先生たちはそういうの見つけたらもう即効落とすか退学処分の手続きに入る人もいます。えぇ、じょん・どーさんの今いる学部でもありましたよ、そういうこと・・・

少々のミスでもわかるものなら私はある程度大目には見ますけど。とにかく普段の英語と明らかに雰囲気、格調が違う文章だと先生たちは結構Plagialismチェックしてます。ちゃんと引用すればすむことなのに・・・

>まあ、習うより慣れよ、なんでしょうねえ。
確かに。でもいくら書きなぐっても、書いたものを見直さない限りは進化しないんですよね・・・そういう時期私も通りました。でも見直す癖をつけるだけでずいぶん変わってくるものですが。
(2011/02/16 02:07:51 PM)

Re[1]:たかが英語、されど英語(02/14)  
Izzyluv  さん
現役lecturerさん

>それよりも、手書きの試験の採点は如何ですか? 私の場合、アラブ系やギリシャ系の学生の手書き答案の暗号解読に苦労しています。

ありますあります、あまりに達筆すぎて読めないのが(爆)。学生たちには「読めないものは採点できないから点数あげない」と言い渡してます。自分が悪筆だとわかっている学生は、提出の際に「これで大丈夫ですかね?」って確認してきます。

>最近は便利になって、MS Office Wordなどで、文法チェックもしてくれますし。

確かに。でもWordはあまり当てにならない部分もありませんか?Spellcheckは校正ではない、っていつも言ってるのにそれすらやらない学生もいます(涙)。

>何回も読み直していると... ミスがあっても見つからなくなります。

それもあります。慣れで読み飛ばしてしまったり。私は書き上げたすぐには読み返さないです。ひどいときは1週間ほど置きっぱなし。惰性で読んだら見落とす箇所が出てきますから・・・

>しかし、そちらの近所の大学で編纂しているジャーナルに投稿して、全面書換えを食らった時には、凹みました。英語が米語に化けて、元原稿の面影も無くなって... 内容としては同じですが、ニュアンスが違うような。

あらら・・・内容同じなら何でそこまで書き直しにこだわるんでしょうねぇ?英語の言い回しのほうがClassyでしょうに。査読者かエディターの好みとか?スペルとかを米語にあわせろ、ぐらいならわかりますけど全面的に書き直しはひどいですね。

>イギリス人の共著者には、「お下品」と言われるし。

だってアメリカ英語ですから!大雑把というか、格調なんてないです!
(2011/02/16 02:14:30 PM)

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