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玄関横の壁で、小さな黒い動くものがいました。
アリかと思ったら、カマキリの赤ちゃん(^_^;)
1cmにも満たないです。
そーいえば!!
去年、枯れたサルビアの茎にくっついていた、
カマキリのたまご・・
サルビアを処分する時、
これはそっとしておいてあげようと思ったんだけど、
はて・・
どこへ そっとしておいたんだったか・・?(笑)
もしかしたら、
その、そっとしておいた場所で、ウヨウヨ出てきているのかも(>_<)
******************
絹の靴下・・
夏木マリの歌にもありましたね~(^_^;)
とってもエ〇チックな歌でしたが、
意味もわからず口ずさんだこともありましたねえ・・私(笑)
最近、話題になっている富岡製糸工場ですが、
日本って、すごい国なんだなあと改めて思いました。
生糸の生産が世界一だったそうで、
ヨーロッパの女性が身につける絹の靴下は、
ほとんどが日本製の絹だったなんて、
すごいですねーーー!
その後、ナイロン製のストッキングとかが出てきてからは、
絹の靴下・・と聞くと、
上流階級の人が使う感じに聞こえてましたが、
絹は、お肌にもいいし、高級だものね。
この、絹というのは、
ご存知の通り、繭から取り出した極細の糸(生糸(きいと))なんですが、
私は小学校の時、夏休みの研究で、
蚕(かいこ)を飼って、繭から生糸を取ったことがありました。
当時、祖母がどこからか、蚕を手に入れてきて・・
てか、その辺にいたんだろうか?
今となっては不明です。
蚕のエサは、桑の葉です。
またちょうどよく、家の裏に桑の木があり(笑)
毎朝、葉っぱをとってきて、
箱に入っている蚕(たぶん5匹くらい)の上にのせておきました。
すると、蚕がそれをムシャムシャ食べて、
大きくなっていったわけです。
蚕は、とてもデリケートな生き物で、
葉っぱが濡れていてはいけないとか、
手で直に触ってはいけないとか(塩分がよくないらしい?)
「お蚕様」と言っていたくらいです。
絹を吐き出す、貴重で大切な生き物なわけですしね。
大きくなると、エサを食べなくなってきて、
口から糸を出して、器用に繭を作り、
その中でさなぎになります。
楕円の、あの形の繭にならずに、
お皿みたいに平たくなってしまうものもありました。
その後、繭を破って成虫(蚕蛾(かいこが))が出てきました。
この蛾は、羽はあるけど飛べないみたいでした。
うろうろしながら、羽をばたつかせていて、
そのうち、産卵します。
小さな平べったい卵が、
紙に貼りついたように産みつけられていました。
その卵を孵化させて、また蚕を育てて・・
というのを、何度か繰り返した覚えがあります。
蛾が出てきたあとの繭から、
生糸を取り出してみたことがありました。
もちろん、専用の器械があるわけではないので、
手でほぐして、棒に巻きつけましたが、
あんまりきれいな糸ではありませんでした。
これを大きな紙に書いて、
夏休みの研究にしたわけです。
最初に、蚕の絵を描きました。
そしたら、クラスの男子が、
「なんだこりゃあ!犬みたいじゃん」
とか言ったので、
ほかの子も一緒になって笑い、
祖母と私が可愛がって大事に育てた蚕が、
みんなにバカにされて悔しかったこともありました。
って、私の絵が下手だったんですが・・
てか、イモムシが犬に見えるって、どんだけ~~~(≧∇≦)
こういう夏休みの宿題は、
みんなの投票で、賞が決まったりしたんです。
私の発表は、
今思うと、すごい大作だったと思うんですが、
犬みたいな蚕の絵をバカにされたことで、ほとんど票が入らず、
残念ながら、世に出ることもなく(笑) 葬られてしまいましたが、
今回の富岡製糸工場の世界遺産登録間近のニュースで、
絹製品の話を耳にして、
私の中では、あれは最高傑作だったと・・
今さらながら、祖母を尊敬する気持ちになりました。
その祖母は、
私が中1の時に亡くなりましたが、
今でいう歴女でした。
学歴はなかったものの、
歴史が好きで、いろいろ教えてもらいました。
(が、ほとんど覚えてない^_^;)
祖母とお蚕様の、懐かしい思い出です・・
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