“ま~ぶる”なO型ライフ

“ま~ぶる”なO型ライフ

私の出産後の入院の全て



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陣痛→出産のレポート に続き、入院中の事について書かせて頂きます。

 但し、 おシモ の話が多いので、お嫌いな方はお避けになった方がいいかも(^^;)

 入院タイプは、 母子別室の大部屋 でした。
 母子同室も選べましたが、そうなると個室になり、普通の個室で5万、トイレ&シャワーつき個室で10万円高くなるので…(^^;)

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【2005/7/2:出産当日】
 pm0:00 分娩室から ストレッチャー で部屋へ運ばれる。
 分娩室から開放された安堵で、ベッドの上で ボロボロ泣いてしまう

 出血が 1.5リットル ほどあったため、その分の水分補給を丸一日かけて 点滴 で受ける。

をモヨおしたら、傷が深くて絶対安静のため、看護婦さんが 紙を敷いたトレー を持ってきて、お尻の下に置いてくれた。
 しかし、寝た状態で小をするのは難しく、力を入れるのか抜くのか悩んだが結局出ず。

 「出ません~」と泣きつくと、 簡易トイレ を持ってきてくれる。
 ベッド脇の簡易トイレに座るのも超重労働。
 しかし 大部屋 だし、いくらカーテンをしてても気になり、これまた出ず。
 手術後の出血が酷く、 悪露 が多量に出ただけ。

 「歩いてトイレに行ってもいいですか?」と聞くと、絶対安静といっても転倒をしないようにとの措置なので、気をつければ歩いてもいいとの事。
 夫に支えられ、 時速3m 位の超スロースピードでトイレへ。
 こんな事ならトイレ付き個室の方が良かったか?と思う。

 しかし、いざトイレに入っても出ない!
 そこで下腹部を押してみたら出た…。自分の体がこんなになってしまったことにかなり ショック を受ける。

 小は出たものの、 は勿論出ず。

 相変わらず夕食も横になって上体を起こして食べる。座って食べない食事ってなんか美味しくない、と思う。

痛み止め は飲んだが、夜は傷の痛みで寝られず。

 ちなみに私の場合、分娩室にいた時点で子宮はもうかなり収縮してて 後陣痛 は無かった。
 でも人によっては、陣痛より痛い人もいるそう。。。


【2005/7/3:入院1日目】
 本来なら出産の次の日の今日から 授乳 が始まるが、私は絶対安静だったためまだ寝たきり。
 授乳は明日からと指導される。

 相変わらずトイレへの移動は手すりにつかまって超スローペース。

 悪露の量が多く、異常なんじゃないかと不安になる。

 ちなみに お産用のナプキン は凄く大きい!Lサイズは まな板 みたい。。。
 最初の3日間はLとMを重ねて使用。

 相変わらず傷が凄く痛い。 “全身会陰部” のような感じでつらい。

 夫に支えられ、やっと階下の 新生児室 へ我が子の顔を見に行く。


【2005/7/4:入院2日目】
 昨夜は寝付きが悪かったが、上向きで長く寝る事が出来た。(それまでは傷をかばって横向きだった)
 朝5:30に目覚め、 背中も筋肉痛 になっている事に気付き、軽くピラティスなどの体操をする。

 今日はシャワーの日だけど、長く立っていられないし、体を拭くのも大変そうなので明日にして貰う。

 10:30 息も絶え絶えに 授乳室 へ。
 10人ちょっとのママさん達と初顔合わせ。
 みんなが凄く先輩ママに見えて焦る。

 最初に赤ちゃんを量り、授乳後の体重と比較して授乳量を計算する。
 足りない分をミルクで補充。今回は母乳が 0ml だったため、ミルクを20mlあげる。
母乳が出ない ことにショック!でも最初はそんなものと慰められる。

 円座に座っての授乳も痛みとの戦い!量る時も赤ちゃんを落とさないようにヨロヨロ運ぶのが精一杯。
 でも、子供の事となると 無我夢中で出来てしまう のが不思議。

 その後も13:30、16:30、19:30に1時間の授乳。
 それぞれ、2→7→8mlと、少しづつ出るように!

 授乳室に入る時、 泣き声 だけで我が子が泣いていると分かるようになる。
 看護婦さんに名字をもじった 妙なあだ名 で呼ばれているのを発見!早く 名前 を決めて、それで呼んでもらったほうがいいかも、と思う。

 我が子は初めから乳首に上手に吸い付いたけど、授乳というと寝てしまう赤ちゃんがいたり、陥没乳首で飲ませられない人はひたすら搾乳してたり、乳首が切れて保護乳首を当てて授乳してる人もいた。
 乳首が腫れてる感じがしたので、寝る前に冷やした洗浄綿でクールダウンした。


【2005/7/5:入院3日目】
 am1:30~5:30まで寝られず。入院中は寝付きが悪いみたい。
 朝から何となく 胸が張る 感じ。母乳が生産されていると思うと嬉しい痛み。

 朝食後すぐから授乳。今日から一回の授乳量が40mlになる。
 一日5回の授乳で、28→18→20→10(+搾乳10)→32mlと、着々と出る母乳量が増えて嬉しい。
 しかし、夕方の10mlしか飲まなかった時に凄く泣かれて トラウマ に。
 せっかく30分前から 母乳体操&おっぱいマッサージ で頑張ってるのに。この 殺気 ?が伝わっちゃってるのかしら?

シャワー を浴びる。カガめないので、パンツを脱ぐのも履くのも一苦労(;o;)
 鏡に映るおっぱいの輪郭が 四角くイビツ になっているのに気付く。

 入院3日目まで排便が無い場合は、 下剤 を処方される。
 一日中便秘で気分すぐれず。会陰の傷も圧迫されてか、昨日より痛む。
 14:30に下剤を飲む(人生初!)。
 18時にやっと一回目のお通じ。ただし少量なので下剤のお陰ではないかも。
 21時に驚くほど 非常に強い便意 でお通じ。23時にも。これで終わりかと思いきや、また1時間経たない内に しぶり腹 になり、トイレ。
 下剤、すさまじ。。。


【2005/7/6:入院4日目】
 今日も夜中に起きて寝付けず。
 昨夜からすごく 胸が張って 、朝方は寝返りを打つのも辛いほど。顔を洗うのに前屈みになるのも辛い。

 授乳は32→34→32→0→8(+搾乳10)ml。段々出なくなって焦る。どうしてだろう?
乳首も切れそう で痛い(;o;)。
 明日退院なのに、娘は泣いて乳を飲んでくれなくてトラウマ気味。
 今日は退院した人が多くて、授乳室のママは4人。でもお喋りは弾む。

 森永乳業の人による調乳指導。粉ミルクの小さい缶を貰う。
 助産士さんから、明日退院予定のママ対象の 退院指導 を受ける。

退院診察 を外来で受ける。 会陰縫合の抜糸 をする。痛かったー。消毒も凄く染みた。。。
 うまく縫合が出来てない所があり、明日一箇所縫うかも、とのことでまたブルーに。
 また内診で出血したし、痛いからお通じも怖い。


【2005/7/7:入院5日目】
退院の日
 昨日の退院診察で再度検査を受けるように言われたので、今日も検査。
 しかし傷は大丈夫だろうとの事で縫わずに済んだ。まじ良かった-(;o;)。
 塗り薬を一日数回塗るように指導される。でも傷見るの怖いんですけどー…。

 朝食後の授乳後、 沐浴指導 を受ける。
 出産後、初めての 我が子のヌード ?に緊張!
 細すぎて扱うの怖い!乳首色薄いし…(^^;)

 沐浴指導を終えてベッドで休んでいると、助産士さんが来て、
「今朝の小児科診察で 黄疸が強い から今日これから一日 紫外線 を当てることになった」と言われた。
「え、今日退院なのになんで??」と混乱!!
 なんでも ビリルビン値 が18と少し高めだとか。産まれた時から他の子よりは色が黒かったけど、退院当日にそんなこと言われても…。

 退院が明日に延びるとの事で、母や、午後半休を取ってくれてる夫や姉に連絡をとる。
 私は退院してもいいとのことだったけど、まだ傷も痛むし、私も今日も入院することにした。
 「今日が退院!」とテンパってたところを挫かれ、紫外線を当てる装置に24時間入るというちょっとショックな現実に、母親と電話をしながら泣いてしまう。

 10:30の授乳をせずに娘は 装置の中 へ。
 紫外線は目に悪いとの事で目に覆いをされ、なんか痛ましい。
 何かの拍子に目の覆いを取ってしまわないか、装置が急に壊れないか、背中に照射する時はうつ伏せなので窒息しないか、など心配は尽きない。

 授乳しなくても搾乳しないとおっぱいに悪いので、授乳する他のママの輪に加わって一人搾乳する。
 我が子に飲んでもらえないお乳を搾乳する作業が悲しく感じられ、みんなの前でも泣いてしまう。(情けない…)

 でもその後の授乳時間も、助産士さんの付きっ切りの指導で搾乳したら、今までカチカチだったおっぱいが柔らかくなった。
 娘が段々お乳を飲まなくなったのは、私の乳首が逞しくなって 硬くなった 事と、岩のような乳房に顔が当たるのがイヤだったからではないかと言われた。
 授乳に自信を無くしかけていたし、そのまま今日退院しなくて良かったと思った。
 切れかけていた乳首を一日休ませる事も出来た。

 それにしても お通じ 、昨日と今日もない。
坐骨神経痛 も出てきたのか、イキむと左太腿裏に痺れが走り、そっちが痛くて イキめない し。
 具合が悪くなってきたので、就寝後、数時間トイレに缶詰。
 看護婦さんが心配してくれて 座薬 を入れてくれる。(これまた人生初!)
 恥ずかしいし、嫌だったけど、藁をも掴む感じ(^^;)。
 どれ位で効果があるのかビクビクしていたが、結構早く “シュワシュワー” って感覚があって
トイレに駆け込む。蓋が取れた感じで少し楽になる。

 今日同じ部屋に入院してきた人、運ばれてきてすぐ、携帯で話し出す。
 この感じだと消灯後も電話しそう…と思ったら案の定、夜も話してた…。

 お見舞いの人たちも騒がしく、子供も部屋の中でかくれんぼする始末。
 病院なんだから、負担にならないようにサクっと帰るのが礼儀だと思うけど、2時間以上居座ってた…。


【2005/7/8:入院6日目】
いよいよ退院!
 朝食後の搾乳の時に、「ここにいると世間で何が起きてるかわからないよねー」とママ達と話をしていたら、一人が「 テロ がまた起きたよ」と発言。
 みんな冗談だと笑っていたら、「本当だってば~」との事。 浦島太郎 状態だ…。

 娘も10:30の授乳の時間には装置から出てきて授乳する事が出来た!嬉しいなぁ。
 初の オメカシ服 を着せる。黄疸で色黒だから白い服が似合わない(^^;)

 パパが迎えに来て、お会計を済ませてタクシーを呼んで帰る。出る前にミルク55ml飲ませたからタクシーではスヤスヤ。
 今までは泣けば助産士さんが助けてくれたけど、これからはそうもいかないので緊張する。
 夜9時から夜中2時まで泣きまくる。どうしたもんか…(;o;)。

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 入院といっても、 母親育成強化合宿 みたいなものなので、ゆっくり休めません(^^;)
 かなり時間に追われてた感じです。

 話は変わって、うちの産院は、赤ちゃんは常に新生児室にいるため、母子別室の場合、お見舞いの人はパパも含めて赤ちゃんを抱っこする事が出来ませんでした。
 だから遠方からわざわざ来てくれた夫のお母さんには悪い事をしてしまった感じです。
 そういう事は入院前には知らなかったので、確認すると良いかもしれません。

 これから出産の皆さんも、楽しい入院生活を過ごしてくださいね!

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