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万年筆のペン先を外したいという衝動に駆られた事はないでしょうか?ええ、男のロマンですよ。分解は・・・。うちの息子もワンワンも、組み立てる事より分解する事に秀でています。そもそも万年筆には・ペン先だけを外す事が可能なタイプ。・ペン先とペン芯を一緒に外す必要があるタイプ。があり、外し方も・真っ直ぐ引き抜く。・螺子式になっているので回転させる。など様々です。また、万年筆の多くはスリット入りの樹脂製のペン芯を採用しており、一歩間違えると、このフィンを折りかねませんね。ペン先とペン芯を同時に外すタイプなら、事故を避けるために、ゴム板でペン先とペン芯を挟んで外すと良いようですが、残念ながら、ゴム板は我が家にはありません。 そこで、ペン芯にスリットが入っていないタイプなら、ゴム板が無くとも何とかなると思い試してみました。おそらく、手持ちの万年筆で、最も簡単にかつ安全にペン先を外せるのは「ラミー サファリ」だと思います。購入した時に文具店の店員さんが目の前でやってくれたので、セロテープ1枚で、簡単にペン先のみを外し、ペン芯ときちんと合わせて戻すのも容易な事は知っていました。しかし、残念ながら「ラミー サファリ」は、常用中でインクが入ったままです。そこで、第一の犠牲者、いえ、栄誉ある被験者に選ばれたのが「英雄 373」。ペン芯は蛇腹構造が露出していないフラットなタイプですし、この万年筆なら最悪の事態に陥ってもなんとか諦められます。しかし、ここで問題が。そもそも、どのようにペン先とペン芯を外すのか分かりません。とりあえず、ペン先とペン芯を指で挟んで引っ張ってみると、見事に首軸からペン先とペン芯が外れました。折角、外したので、ペン先とペン芯を観察してみましょう。ステンレス合金のペン先です。ペン先の首軸に隠れて見えなかった部分に、ペン先のサイズなど何か刻印があるかと思いましたが、無いですね。首軸に隠れて見えない部分にも金メッキが施されています。金メッキを施さない部分だけマスキングして金メッキしたのか、全体をメッキしてから、一部メッキを剥がしたのか分かりませんが・・・。ペン先の裏側も金メッキが施されています。見ない部分だけあって、ちょっと加工が雑です。表面にデコボコ感がありますね。続いてペン芯。これは、ペン先と接する側の写真です。中央にインクの通り道となる細い溝が切ってあります。インクと入れ替わりに空気が入るようになっている筈ですが、空気はどこを通るのでしょうか?よく分かりません。首軸に隠れる部分にだけ、蛇腹にフィンが付いていますが、この部分は余分なインクを蓄えるダムの役割をするので重要です。今度はペン芯の外側の写真です。中央に、大き目の溝があります。反対側同様に、首軸に隠れる部分にだけ、蛇腹にフィンが付いています。これは、ペン芯の横側です。片側にのみ、ペン芯の奥から先端へ向かって亀裂が走っているので、一瞬「やっちまった!」と思いました。しかし、よく見ると、故意に切れ込みが入れられているようです。この切れ込みの役割は、よく分かりません。中途半端ですし。力が加わると、切れ込み部分でペン芯が縮むことで、首軸へ押し込み易くしているだけかもしれませんが・・・。しかし、綺麗に洗浄して保存していたつもりなのに、外してみるとペン芯汚れてますね。耐水性のある「パイロット インキ ブルー」を入れていたのですが、このインク、意外と曲者かも。さて、後は組み立てです。ペン先とペン芯を合わせて、首軸に差し込むだけのはずが、大きな問題発生。ペン先とペン芯は、固定されていたわけではなく、合わせ位置のガイドとなるようなものも無かったので、どの位置で合わせれば良いのか分かりません。仕方なく、過去に撮ったペン先の写真を見ながら目分量で合わせて、首軸に戻しました。もしかすると、ペン先が表に出過ぎかも知れないし、逆に首軸に入り込み過ぎているかもしれません。正直、自信ないです。まだ、インクを入れて書いていませんが、ちょっと怖い。多少?問題はありましたが、とりあえず、外す事に成功しました。(元通りに戻っているか疑問ですが・・・。)で、調子に乗ってしまいました。次は「ピカソ 908」です。これも、ペン芯はフラットなタイプ。ペン先とペン芯を指で挟んで引き抜いてみると・・・。あっさりと抜けました。これも、ステンレス合金のペン先。残念ながら、これもペン先の隠れていた部分に宝の地図などの刻印はありません。金メッキは、全体に施されていますね。ペン先の裏側は「英雄 373」より、綺麗に加工されています。続いて、ペン芯。ペン先に密着する側です。中央にインクが通る細い溝が見えます。首軸に隠れる部分に蛇腹のスリットが入っていますが、部分的にスリットが深くなっています。全体的に「英雄 373」より、スリットは深めですね。ペン芯の外側には、中央に大きな溝が・・・。ペン先側同様に、首軸に隠れる部分にだけ、蛇腹にフィンが付いています。このペン芯にも、片側の側面にだけ、切れ込みがあります。ちなみに、これもペン先とペン芯の合わせ位置が分からないんですよね。ペン先の「FRANCE」の刻印が半分くらい首軸に隠れる位置だったことは確かなので、とりあえず目分量で復活。「ピカソ 908」は、結構お気に入りで、「パーカー ブルーブラック」を入れて、常用していたのですが、絶妙のタイミングで丁度インクが切れたので、ペン先を抜かれる事に・・・。今度は「ペリカン4001 ロイヤルブルー」を入れて使っていますが、インクが変わったためか、ペン先を抜かれたためか、書き味が悪くなったような気がします。心なしインクフローが悪くなって紙との摩擦が増えたような・・・。気のせいと言う事にしておきます。とにかく、ペン先やペン芯は不用意に外すものではないので、特に用事がなければ、やらないほうが賢明です。それから、どんな万年筆でも引き抜けばOKというわけではないので・・・。「ペリカン トラディショナル」や「ペリカン スーベレーン」は、ペン先とペン芯を引き抜いてはいけません。螺子式のペン先ユニットにペン先とペン芯が収まっており、このペン先ユニット全体を首軸から外す必要があります。ペン先とペン芯をゴム板等で挟み、(ペン先ではなく)軸側を回転させるようにすると、安全にペン先ユニットが外れます。あたかも自分でやったかのよう書いてますがに、流石にペリカンは、やってませんので、外す場合は自己責任で・・・。「パーカー ソネット」もペリカンとよく似ており、回転させて外すタイプですが、こちらはユニット式ではなく、ペン芯に直接、螺子溝が切られています。
2009年03月13日
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「もう馬鹿に出来ません「ZOOM G3」 その1」の続きです。音については、言葉で表現するのが難しいですが「ZOOM 505II」と比べても格段に進歩していました。デジタル臭さが抜けた、より自然な音が得られます。アンプ・シミュレーターは、かなり使えますね。特に「Mesa Boogie DualRectifier」をモデリングした「BG Drive」がお気に入りです。とは言えハイゲイン・アンプの選択肢は多く無く、「Peavy」のアンプが皆無な点は残念ですが・・・。下手な演奏で恥ずかしいですが「BG Drive」を使ったサウンドのサンプルををアップしておきます。・ZOOM G3 BG Drive(Mesa/Boogie Dual Rectifier)を使ったサウンド『Sequel 3』で録音しましたが、1トラックでは十分な音量が得られなかったので、2トラック同じ音を重ねています。兄弟モデルの「ZOOM G3X」との違いは、エクスプレッション・ペダルがない点ですが、必要であれば、外付けの「ZOOM FP02」を接続できるようになっています。他にはフットスイッチの「ZOOM FS01」が用意されています。 では、本体の操作パネルを見てゆきましょう。本体の上にボタンが並んでいますが、ここで基本設定や機能の切り替え、パッチの保存を行います。基本的に演奏中に弄る必要のないボタンですね。マスターボリュームは「GLOBAL」ボタンを押すと表示される画面で調整できるのですが、物理的なダイアルとして付けて欲しかった。「ZOOM G3」の電源を入れると、パッチの切り替えを行うモードではなく、各エフェクターの設定を直感的にエディトできるモード(ホーム画面)で起動。この画面でエフェクト・プログラムを作成し、パッチとして保存します。コンパクト・エフェクターを並べた時のように、3つの液晶には現在選択されているエフェクターがリアル?に表示されます。2桁のLEDではなく、液晶画面ですのでエフェクターやパラメーターが直感的に確認しやすいですね。エフェクターの入れ替えや設定のエディトが直感的にできる点が「ZOOM G3」の売りですが、本当に簡単です。フットスイッチの左上のランプが赤く点灯していれば、そのエフェクトが有効であることを表しています。フットスイッチで各エフェクターを任意にOFFに出来ますが、残念なことに、切り替えの際に若干音切れしますね。液晶は3つしかないので、6エフェクト全てを同時に確認することはできず、画面をスクロールさせる必要あります。本当にコンパクト・エフェクターを並べた時のような感じにはならないのですが、それに近いかと。(Ver.2.0のファームウェアが出る前は、同時使用3エフェクトだった。)しかも、エフェクターの組み合わせや順序は柔軟で、ディレイ✕3なんてことも出来ます。各エフェクトのパラメーターは、液晶の下の3つのダイアルで調整。芸が細かくて、液晶に表示されているエフェクターの画像の中のダイアルは、実際のパラメーター連動しているので、視覚的にある程度のパラメーター値を把握できます。3つ以上のパラメーターがあるエフェクトでは、ページを切り替えて他のパラメーターを設定する必要がありますが、操作は直感的に行うことが可能です。操作性にに関しては、すごく満足していますが、1つになるのがエフェクターを選択する際の操作です。116個のエフェクターが表示され、その中から選ぶのですが、数が多いので選択が面倒です。カテゴリ分けして、カテゴリから選択させるようにした方が、絶対に操作性は良いと思います。一番、左側のフットスイッチを長押しすると、パッチモードに切り替わります。この際、若干、音切れしますが・・・。10バンク✕10パッチの構成で、作成したエフェクト・プログラムを100個保存できる仕様。パッチの呼び出しにかかる時間は、世界最速の1ミリ秒で音切れはありません。再度、左側のフットスイッチを長押しすると、パラメーターをエディトできるホーム画面に切り替わりますが、この際にも音切れはありません。USBケーブルでPCと繋げば、PC上でエフェクト・プログラムの作成することも出来ます。「Edit & Share」というアプリが無料で配布されていますので、これをPCにインストールします。Mac版もありますよ。エフェクト・プログラムのコピー&ペーストといった操作は、「Edit & Share」を使ったほうが楽ですね。「ZOOM G3」本体にはエフェクト・プログラムを100個しか保存出来ませんが、PC上でファイルとて保存しておけば、無くなることはありません。勿論、エフェクト・プログラムを配布したり、交換したりすることも可能ですし、実際にそのようなサイトもあります。Guitar patches:http://guitarpatches.com/patches.php?unit=g3「ZOOM G3」には、他に下記のような機能がありますが、弄ってないのでレビューからは省きます。・最長40 秒の録音が可能なルーパー機能・オートクロマチック・チューナー現在の「ZOOM」製品は、「ZOOM G3」と同じ思想を持つ上位モデル「ZOOM G5」や「マルチ・ストンプ」という別思想の「MS-50G」、「MS-100BT」、「MS-70CDR」などが最新DSP「ZFX-IV」を搭載したモデルとなっており、フラッグシップ・モデルの「G9」、「G7」とエントリーモデルの「G1」、「G2」は設計が古い「ZFX-3」を搭載している状況です。 「ZOOM」は、これまで下位モデル用のDSPを用意したことはありませんので、いずれ「ZFX- IV」を搭載した「G1」や「G2」がリリースされるでしょう。もっと安いモデルでも「G3」同様の音が期待できそうですね。
2013年05月25日
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通販で購入した商品を両親にまとめてこちらへ送って貰いました。こう言ったものは、仕事場の香港へ送ってもらうようにしています。香港なら無くなる心配がまずないですし、香港は自由貿易港。殆どの物に関税掛かりません。しかし、中国本土のシンセンへ持ち込む際に、もう一度税関を通過しなければいけません。香港は中国本土から見れば、未だに国外扱いなのでイミグレーションも税関もあります。あくまで身の回りの品、使用中のものとして持ち込みます。けっして脱税じゃないですよ。それに香港-シンセン間の税関は甘いので、数量が多くない限り、うるさくは言いません。では、通販で購入した商品のレビュー、第一弾。これは9月の買い物ですね。誕生日月ということで、楽天市場さんから楽天スーパーポイントを500ポイント(有効期限1ヶ月)をプレゼントされ、その他にも有効期限切れが近いポイントがありました。特に買いたいものは無かったのですが、このまま期限切れになっても勿体無いので・・・。とりあえず、実用的なものを選んでみました。日本でもお馴染みのドイツ生まれのレザーケアクリーム「ラナパー」です。購入したのはお試し的なパック、5ml入りの一番小さなタイプ。「ラナパー」は、楽天市場でも色々なお店が取扱っていますが、今回利用したのは「スーツケース&バッグのHOMEDECOR」。ここは、2回目の利用です。このお店なら送料100円でメール便発送してもらえるので、通販でネックの送料を入れても599円と安い。買ったお店:「スーツケース&バッグのHOMEDECOR」買った商品:店長ヤスダ大推薦のこの一品レザーケアワックス「ラナパー」5ML価格:499円公式サイト(日本語、ドイツ語)から商品説明を抜粋。ドイツで生まれた究極のワンタッチレザーケアー商品です。付属のスポンジに少量つけて薄くのばすだけで「汚れ落とし」「保護、ツヤだし」「撥水効果」「カビを生えにくくする効果」が得られます。いろいろな色の靴のお手入れが約1分で終了。靴墨いらずで色ツヤがでます。靴以外の皮革製品の保護・ツヤ出しにも最適です。 無色で無臭・さらっと仕上げ・撥水性・カビが生えにくくなるなど、ほんの少量使えば驚くほどきれいに革を甦らせます! なるほど。中身はドイツ製。成分は、 ビーズワックス(蜜蝋)・ホホバ油・ワセリン・ラノリン100%と記載されています。全体で100%って、細かい内訳は?要するに4種類のオイルがブレンドされています。多分、蜜蝋とホホバ油が主成分でしょう。パッケージはこんな感じ。中身はドイツ製ですが、パッケージは、もろ日本向け。日本の発売元の会長さんまで登場しています。「ラナパー」って胡散臭い通販商品とか実演販売してそうな胡散臭い商品と言うイメージがあったんのですが、パッケージを見る限り、やはり胡散臭い。中には、ラナパー本体と専用のスポンジ、説明書が入っています。説明書を読んだ限り、汚れが酷い場合は、先に汚れを取った方が良いようですが、基本的に下準備無しに専用のスポンジで直接革に塗って良いようです。使い方に面倒な点はありませんね。ただし、薄く塗らないといけないようです。塗りすぎは禁物。肝心の「ラナパー」は、こんな感じです。気になる匂いは殆どありません。革製品は好きですが、正直、普段はお手入れクリームは一切使いません。下手に使うと変色とかの心配もありますかね。普通に使っていれば、頻繁に油分を補給する必要もないですし。財布とかは、使っていれば人間油が補給できます。とは言え、ここは人柱になって、革小物で試して見ようと言うことでチャレンジしてみました。しかし、大変な事になっても嫌なのでとりあえず、どうでも良いものでテスト。まず、目立たないところで試すのが正解ですが、ここはガバッと行きます。まず、使っていない牛革(カウ)の財布。水に濡らしてしまった事もあり、既に結構ボロです。左側にラナパーを塗りました。謳い文句通り、ベタつきません塗ったラナパーが直ぐに革に吸収される感じです。一応、光沢が出たのですが、塗った直後は、写真のように色が深くなり黒っぽくなっています。時間が経てば多少落ち着いてきますが・・・。光沢と透明感が出たせいで、水染みが黒く目立ってしまっています。銀面(革に表面)が禿げた箇所があったのですが、これは目立たなくなっています。続いて、キーケースの内装の牛ヌメ革。ちょっと、なんちゃってヌメ革っぽいですが・・・。元々は、肌色に近い色でしたが、焼けと汚れやキズで汚くなっています。化学反応である焼けが改善するとは思いませんが、汚れくらいは取れるかもしれません。これも左側にラナパーを塗っています。光沢は出たのですが、写真では分からない程度。キーで付いたと思われる黒い油染みは多少落ちました。あまり意味の無い程度ですが・・・。ここで、防水性のテストをしてみます。ラナパー無しの部分と比較して、多少水をはじいているようにも思いますが、直ぐに水は革に吸収されてしまいました。うーん。今1つだな「ラナパー」。台本では、劇的に成果が出る予定だったに。ここで台本を変更して、更にテストを継続、人柱を更に投入です。続いては、ブライドルレザーのベルト。ユニクロの安いやつです。これも左側にラナパーを塗布。一応、光沢は出ていますが・・・。どうもタンニンなめし系の牛革で色が深いものに使うと、より色が深くなって見えて綺麗に見えない傾向があります。もしやクロームなめしの革の方が効果が出るのではと思い、早速試してみました。これも、ラナパーは、左側に塗りました。うぁ、今までのテストと比べると劇的に輝いてる。ところが、塗ったところを触ってみると若干ベトベトしてます。この革、ラナパーを上手く吸収しないのね。表面に蝋が残ってるから、極端に輝いて見えたのか・・・。ここまでのテストで、大変な事になった革はないので、調子に乗ってもう1つテスト。ヌメ革の小銭入れ。しかも割ときちんとしたヌメ革。元々は肌色でしたが、焼けてキツネ色です。輝いている左側にラナパーを塗りました。この小銭入れは、1年前から使ってないので人間油の補給も出来ていません。逆にそれが良くて、意外と効果が出たのかもしれません。オマケでコードバンにも塗ってみました。左側に塗っています。意味無いだろうと思っていたのですが、予想外に効果が出来ました。最後に、ラナパーの効能について評価してみたいと思います。保革・・・塗るとしっとりするので、あると思います。ツヤ出し・・・一応出ますが、革の種類、状態によって差がある。防水・・・過度の期待は禁物。カビ取り、カビ防止・・・これはテストできません。補色・・・確かに銀面の禿げは隠れます。顔料入ってないのに不思議。汚れ落し・・・クリーナーじゃないので、過度の期待は禁物。正直、頻繁に使っている財布などの革小物に「ラナパー」のようなケア製品を使う必要があるかと言えば疑問です。しかし、暫く使っていなくて、乾燥気味の革製品に使うと良いかも知れません。今回はテストしていませんが、汚れたり、濡れたりすることが多い、革靴にも良いかもしれませんね。「ラナパー」以外のお手入れクリームとしては、M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)のデリケートクリームが評価が高いようです。こちらの方が、ラナパーより無難とか。革にそのまま塗るだけのラナパーと異なり、こちらは、まず革の汚れを取り除いてから使う必要があります。参考:ラナパー VS MOWBRAY
2008年10月28日
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年末に、こんなのが届きました。防水性能が高く、かつ安いという相反する要求を満たす時計が欲しいと思ってまして。季節外れですが、あまり持って無いんですよね、そのままプールや海に入れそうな時計を・・・。なんと、定価96,000円が6,980円。(笑)この時計、「ELGIN International co.,ltd」のものですが、実際に製造販売しているのは山口県の福本電機で、アメリカとは無関係な日本のメーカーの製品です。「ELGIN」はアメリカの時計メーカーでしたが、今は商標だけ利用されている状態で、現在の「ELGIN」にはブランドとしての価値はありません。現在の「ELGIN」は、俗に「米国エルジン」および「ジャパン・エルジン・コーポレーション(東京エルジン)」時代と区別して「福本エルジン」と呼ばれています。当然「米国エルジン」は別格ですが、まぁ「福本エルジン」も「DEEP DIVER」と言うケースにシリコンオイルを充填したスイス製8,000m防水モデルを発売したこともあるので、馬鹿にできないメーカーではあります。 前置きが長くなりましたが「ELGIN」の「DEEP SEA FK531N-B」というダイバーズ・ウォッチです。ええ、何処とは言いませんが、あの時計に似てますね。実際訴えられたそうです。「DEEP SEA」という商標使うなと。そこか!で、「ELGIN」が勝ちました。あの時計に見えないだろうということで、ブラックのIPが施されたベルトまで黒いモデルを選びましたが、このIP、期待に反して全く美しくないです。マット過ぎる感じで・・・。 回転ベゼルが安っぽいですね。回した感じも安っぽいです。回転ベゼルの径が39mmなので、サイズはそれほど大きくはないです。文字盤は29mmと小さめですが、視認性は悪くありません。針のデザインもアレですね。視認性はいいですが。定価96,000円に見えないとかのツッコミはなしです。少なくともデザインにコストは掛かってなさそうですが・・・。しかし、この価格で200m防水は凄いでしょう。ロゴもなく、凄くシンプルなリューズも同色の黒。ケースの加工は、そう悪くないんです。そもそも色の選択が失敗だったかもしれません。裏蓋もちゃんと同色なっていますね。「TREASURE」という刻印が意味不明です。これは「お宝」なのか?なっ、なんと中に収まるムーブメントは自動巻きです。開けてませんが、噂によると、ムーブメントは、CITIZEN系のMiyota 82XXだそうです。Miyota 8210、8215、821Aあたりかと思いますが、6振動、21石の低価格ムーブメントで、安い自動巻き時計で広く使われているムーブメントです。SEIKOの低価格自動巻きムーブメント7S26、7S36よりスペック上、日差が少なく、手巻きも可能です。残念ながら時刻合わせの際に秒針を止める秒針規制はありません。日差は15秒-20秒程度でした。ムーブメントに負担を掛けるかもしれない裏技ですが、7S26、7S36同様にリューズを反時計回りに少し回して止めると、秒針を止められるのですが、巻上げ量が多い時は上手く行かなかったりします。ベルトはステンレス無垢で、ヘアライン加工も施されています。コマを留めるピンの端も黒に塗られていて、色の統一感への拘りは凄いです。ただし、このピン凄く堅いです。抜こうとして工具壊しました。バックルも真っ黒で、アクセントになる色がありませんね。ベルトがステンレスですので、結構、重量があり120gを超えています。価格は安いですが、比較的、丁寧に作られており、ある程度信頼できるムーブメントも搭載していますので、コストパフォーマンスは高いと言えます。つまり「SEIKO 5」あたりがライバルですね。 比較してみます。左から「SEIKO 5 SNKE03K1」、「ELGIN DEEP SEA」、「ELGIN FK-1111TI-LI」です。「FK-1111TI-LI」は10年以上前に購入したもので、チタン製。ムーブメントはクォーツで「EPSON VX3J」です。これも200m防水で海で使った実績もありますので、防水に関しては「DEEP SEA」も多分、大丈夫かと。「SEIKO 5 SNKE03K1」もブラックIPモデルですが、こちらのほうが質感が良いように思います。ただし、裏蓋やベルトの内側になるパーツがシルバーだったしますので、手抜きはありますね。ベルトもステンレス無垢ではありませんので・・・。ムーブメントは「7S26B」で、手巻きは出来ませんが、こちらはデイトに加えてデイも備えていますので、性能的にはMiyota 82XXと似たようなものかと思います。品質的には、SEIKO 5と互角かそれ以上だとは思うのですが、デザインの個性では大きく負けていますね。とは言え、商標だけブランドとは一線を画するメーカーなので、生暖かく応援してゆこうと思います。
2013年01月13日
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今回は、最近、購入してレビューしていなかったインクと最初から使っている「パーカー クインク」を比較してみます。・関連記事シンセンの中心に出かけたら、公爵(DUKE)の万年筆が・・・香港でシステム手帳を探していたら・・・ペリカンが・・・比較するインクは、下の3社、4種類。左から、「パーカー クインク ブラック」、「パイロット インキ ブルー」、「パイロット インキ レッド」、「ペリカン4001 ブラウン」です。インクの比較と全く関係ないですが、すごく個人的な大発見。日本に「フルハルター」と言う有名な万年筆専門店があるのですが、その店名の意味がようやく理解できました。ペリカンのインクのパッケージを見ていて・・・。「Füllhalter」ってドイツ語で万年筆だったんだ。話を、インクに戻します。今回の比較に当たって、万年筆に前と違うインクを入れる必要があるため、ペン先の洗浄をしました。ペン先の洗浄自体は、過去にもやっていますが、その時はコンバーターを利用して、水を吸い上げたり、吐き出したりして洗浄していました。しかし、今回は、コンバーターを利用して洗浄した後に、ペン先をぬるま湯に浸してみる事にしました。買って1ヶ月にも満たない「パーカー ソネット」ですが、綺麗に洗ったつもりでも、ぬるま湯に浸すとインク汚れが出てきます。この後、もう一度、コンバーターを取り付けて、水を吸って、出してしながら洗浄。ぬるま湯に浸しても出てこなかった汚れを出し切ります。時々、この遣り方で洗浄した方が良さそうですね。では、4つのインクを書き比べてみます。それぞれ、違う万年筆を使用していますので、条件は厳密には同じではありません。一番上はいつも使ってる「パーカー クインク ブラック」です。色合いは真っ黒という感じでありませんが、非常に素直な黒です。ちょっと滲みやすいかもしれません。続いて「パイロット インキ ブルー」。中々、綺麗な青ですが、真っ青ではなく、やや白みがかった青です。インクの乾く速さは「パーカー クインク ブラック」より、やや遅いように感じます。このインク、匂いがキツイですね。書いた字から臭うほどではありませんが、絵の具の匂いがします。3番目は「パイロット インキ レッド」。なかなか綺麗な赤ですが、ややピンクが強い印象を受けます。インクの乾く速さは「パーカー クインク ブラック」より、やや遅いように感じますこの色も絵の具の匂いがしますね。パイロット2種は、インク瓶が良くないですね。もっと容量の大きなタイプもありますが、購入した30ml瓶はサイズも小さいし、入っているインクの量も少ないので、インクが残り少なくなった時に吸入に苦労しそうです。最後は「ペリカン4001 ブラウン」。薄めの茶色ですね。力加減で多少の濃淡が生まれ味になります。ブラウンは、面白い色合いですね。インクの乾く速さは、中々、速いですね。他の3種と比べて飛び抜けて速いとは言えないかも知れませんが、紙にスーッと染み込む感じです。それから、このインクは、念入りに洗浄した「パーカー ソネット」に入れたのですが、凄くインクフロー良いです。ただし、インクではなくペン先を洗浄した効果かも知れないので真相は不明。続いて、インクの耐水性をテストしてみます。すべて染料系のインクのはずなので、耐水性に関しては期待できませんが・・・。水を張った洗面器を用意し、字を書いた面を下にして水面に浮かせ、30秒待ってみました。では結果です。使っているデジカメの色の再現性が今1つ悪いですが・・・。「ペリカン4001 ブラウン」は、殆ど流れてしまいました。「パイロット インキ レッド」も酷い有様。「パーカー クインク ブラック」は多少頑張っているように見えますが、多分、使った万年筆のペン先が太かった事が幸いしたのかもしれません。「パーカー クインク ブラック」は、かなり水に弱いです。特筆すべきは「パイロット インキ ブルー」。よく耐えています。染料インクなんですが、凄いですね。ハガキや手紙の宛名書き用途でも安心です。これだけ水に強いと言う事は、染料インクであってもペン先を汚しやすいとも言えるのでメンテは丁寧に行った方が無難でしょう。それから一見水に弱い「ペリカン4001 ブラウン」も凄いです。茶色は殆ど流れてしまっていますが、書いた文字自体は「ブルー」色で残っています。おそらく、このブラウンインクにはブルーの成分も含まれ、ブルーが水に強いのでしょう。「ペリカン4001 ブラウン」の仕組みにはちょっと感心しました。茶色が無くなるのは残念ですが、読めなくなる事態の防止にはなるかもしれません。稀にやられている方がいますが、こう言うインクは「クロマトグラフィー」に掛けたくなります。「クロマトグラフィー」と言うのは、物質の大きさ、電荷、吸着性などの差を利用して、物質の混合物から特定の物質を分離したりする手法です。難しく聞こえますが、そうでもありません。簡単に言うと、障害物を並べたコースを色々な物質で競争させます。物質によって足の速さが違うので、いっぺんにゴールされて混乱する事は無く、1匹ずつ、確実に捕まえられ、物質をきちんと分類できると言う理屈です。お手軽な方法に、ペーパークロマトグラフィーと言うのがあります。これがインクには良さそう。普通はろ紙を使うと思いますが、紙を水に濡らして、一端にインクを落とします。時間が経つと、インクは、もう一端へ染み込んで行きますが、インクが複数の色の混合物なら、色によって紙を進む速さが違うので次第に色が分離してゆきます。例えば黄緑のインクを紙に落として放置したところ、始点は、緑だけど、終点付近は黄色だったとします。つまり、これはインクが緑と黄色の混合物であると言うこと示しています。万年筆のインクをペーパークロマトグラフィーに掛けると、カラフルで楽しい事になりそうなんですが、さて、どうやってやろうか?コーヒーのフィルターとかでもOKなんでしょうか?それから、現在、耐光性テストも実施しています。紙に文字を書いて、半分は光が当たらないように覆い、日の光が当たる窓に貼り付けています。光による色の変化だけでなく、覆った面では、時間に伴う変化が観察できるでしょう。こんな感じで貼ってます。サンタさんではなく、右上のヤツですよ。
2008年12月19日
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最近、購入したインクのうち、ロイヤルブルー系をまとめて比較してみます。「ヨーロッパ規格?のインク」で書いた「ウォーターマン フロリダブルー」、「パイロットのP式万年筆」で書いた「モンブラン ロイヤルブルー」、「ちょっとしたインク祭り?」で書いた「ONLINE KOMBI PATRONE ロイヤルブルー」の3種と「ペリカン 4001 ロイヤルブルー」を比較してみます。 最近、一気にロイヤルブルー系のインクが一気に増えてしまいました。この中から、常用するインクを絞ろうと思っています「ONLINE」のカートリッジインクは、ヨーロッパ規格とラミーの両方に対応しているという面白さで買っただけですので、常用するつもりはありませんが・・・。では、インクの比較してゆきましょう。4種とも、赤みを帯びた紫寄りの色調で、補正が下手なので分かり難いと思いますが、微妙に色調が異なります。モンブランが一番、赤みが強く紫寄りの色調です。ウォータマンのフロリダブルーとペリカンのロイヤルブルーは、良く似た色合いですが、ウォーターマンの方が、僅かに青が強く、鮮やかかもしれません。ONLINEは、一番、濃紺色に近いロイヤルブルーです。最初に書いておきますが、この中でも「ウォーターマン フロリダブルー」が劣っていると言う意味ではありませんので。たまたま、「ペリカン 4001 ブラウン」から「ウォーターマン フロリダーブルー」に入れ替えた万年筆があったので感じたのですが、「ペリカン 4001 ブラウン」より、書き味が劣りますね。粘度は、ほとんど変わらないようなのですが、「ペリカン 4001 ブラウン」は溶媒が蒸発しやすいのか、粘度が高いように感じます。書き味が劣るように感じるせいかもしれませんが、「ウォーターマン フロリダーブルー」は、「ペリカン 4001 ブラウン」と比較して、水っぽく感じる割りには、インクフローが悪いようにも思います。続いて耐水性のテストです。水を張った洗面器を用意し、字を書いた面を下にして水面に浮かせ、30秒待ってみました。水性染料インクなので予想はしていましたが、見事に流れてしまいました。やはり、目だった耐水性はありませんね。ペーパークロマトグラフィーも試してみましたが、以前、実施した「ペリカン ロイヤルブルー」と同様に、面白くない結果に終わっています。結果からは、1色の染料で構成されているように見えます。ペーパークロマトグラフィーについては、昔の記事を参照して下さい。万年筆のインクを消せる「ペリカン スーパーシェリフ」の「ロイヤルブルー」版があったので、試しに消してみました。「ペリカン ロイヤルブルー」が消えるのは当たり前ですが、他の3種も良く消えます。「ペリカン スーパーシェリフ」は、ペリカンのインク以外にも、他社の良く似た色調のインクなら消せる場合があります。 ちなみにロイヤルブルー系ではなく、青系といも言い難い「ウォーターマン ブルーブラック」で「ペリカン スーパーシェリフ」を試すとどうなるでしょうか?答えは、グリーン色になります。「ウォーターマン ブルーブラック」は、青と緑の染料で構成されており、青が消える事で、緑に変化したと言うわけです。ちなみに「パーカー クインク ブルーブラック」も、同じように緑に変化します。一応、常用するインクは「モンブラン ロイヤルブルー」になりそうです。ペリカンなどと比較すると赤味が強いですが、中々、綺麗な色です。耐光性については、まだ結果が出ていませんが、どうも、過度に期待しない方が良さそうです。
2009年05月10日
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今回は、今年の1月に入手したパーカー51の訳有り品を分解してみました。「Aerometric」フィラーを搭載したMARK2 TYPE2。パーカー 51としては、中古市場でもよく見かけるタイプです。記事:肝心な部分は、間違いなく「パーカー 51」です。継ぎ接ぎの個体で、ある意味部品取りには最適なヤツなんですが、破損が怖くてフードを外せずにいました。 フード部分は、樹脂の厚みが薄く、ヤワな感じがして怖いのですが、今回、少し頑張ったところ、意外と簡単に外せてビックリ。主要なパーツを並べると、こんな感じです。これらのパーツに加えて、軸とキャップで、1本が組みあがっています。フード部分は螺子で吸入機構側と繋がっているので、回せば外れます。コツは、思い切って慎重にグイッと回す。全く、コツじゃないですね。元々、未使用品だったパーカー 51も持ってますが、こいつは簡単には外れそうもないので諦めました。本来は螺子止めだけでなく、接着されているのかもしれません。繋ぎ目からインクが漏れる状態になれば、それ以前にボタ落ちして大変な事になるでしょうから、この部分をシールする必要はないと思いますので、単に固いだけかもしれませんが。ペン先は、丸まった面白い形状をしています。けして、大きなペン先ではないのですが、丸まった形状のせいで、更に小さく感じますね。ペン先には、「PARKER」、「MADE IN USA」、「RU」、「1951」と1951の下に小さな点の刻印があります。「RU」は、イリジウムの割金のルテニウム(Ruthinium)を表していますが、時代によっては、RU-PL、OS-PLの事も有り、製造時期特定の手がかりになります。「1951」と小さな点で、製造時期を表しているのではないかと思いますが、詳細は不明。私の予想では、ペン先は1951年第3四半期の製造かと思います。ペン先とペン芯は、透明のプラスチックのユニットに収まっています。ペン芯は、ユニットから出すのも戻すのも大変そうなので諦めました。細長いペン芯からは、更に細長いパイプが吸入機構の中まで深く伸びています。このスタイルは、バキュマチックと同じ構造です。吸入機構内部まで伸びたパイプのお陰で、吸入機構をプッシュしても一度吸入したインクが逃げにくくなっており、数回プッシュすることで満タンに出来ます。 ペン芯本体はエボナイト製のようですが、その構造は非常にシンプル。フィンなどは無く、ペン芯自体にインクを保持する能力はなさそうです。パーカー 51のように、固定式の吸入機構を持つ万年筆では、やはり吸入機構の故障が心配です。「Aerometric」フィラーを搭載するパーカー 51は、40から60年経過しているモデルですが、「Aerometric」フィラーに使われている樹脂製のインクサックは、非常に丈夫に出来ていて、パーカー 75に付属していた中押し式コンバーターのインクサックより破れ難いくらいなんです。とは言え、これで、もしもの時の交換の目処が経ちました。
2010年08月19日
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遅ればせながら、少し前に入手した万年筆用インクのレビューをやっておきます。既に、試し書きなどで登場済みですが・・・。今回レビューするのは、下の2種類。左側は、「ラミー ビスタ」と一緒に購入した「パーカー クインクのブラック」。もう1つは、「ペリカン トラディショナルM200」に付いてきた「ペリカン4001 ロイヤルブルー」です。では、この2種類のインクで文字を書いてみましょう。使用した紙は、ロディアのブロックメモです。5mm方眼が入っています。「ペリカン4001 ブラウン」は、耐水性テスト時の比較のためです。「パーカー クインク ブルーブラック」は、「ピカソ 908」に入れて書いてみました。比較的、明るめの青で、薄いと言うか淡い雰囲気があります。写真は色の再現性が良くなく、実際には、もう少し青が強い感じです。「ペリカン4001 ロイヤルブルー」は、「プラチナ #3776 バランス 太字(B)」で書いています。色は、やや暗めの鮮やかな青ですが、万年筆で書くと色に濃淡が出て、淡い雰囲気になりますね。太目のニブの方が、色の濃淡が出やすいので、面白いと思います。「パーカー クインク ブルーブラック」は、鉄イオンの酸化、沈殿を利用した古典的なブルーブラックではありませんで、色の変化はあまり期待できませんが、それでも多少変化します。一ヶ月半前、数時間後、書いた直後で比較しています。書いた直後は、比較的、濃く、鮮やかな色をしていますが、インクが乾いて暫くすると、白っぽいと言うか淡い雰囲気になります。そこから先は、かなり時間が経過しても、あまり大きな変化はしませんね。続いて耐水性のテストです。水を張った洗面器を用意し、字を書いた面を下にして水面に浮かせ、30秒待ってみました。以前、別のインクで実施した耐水性テストとは、使った紙が異なるので、比較として「ペリカン4001 ブラウン」もテストに組み込んでいます。※今回は、ブロックロディアを使用。上から「パーカー クインク ブルーブラック」、「ペリカン4001 ロイヤルブルー」、「ペリカン4001 ブラウン」と並んでいますが、すべて見事に流れてしまっています。微かに筆跡が残る程度ですね。「パーカー クインク ブルーブラック」と「ペリカン4001 ロイヤルブルー」も、かなり水に弱いようです。前回の耐水性テストでは、比較的はっきりと筆跡が残った「ペリカン4001 ブラウン」も今回は殆ど消えてしまっています。最後にペーパークロマトグラフィーを試します。ペーパークロマトグラフィーについては、前回のテスト記事を参照して下さい。「パーカー クインク ブルーブラック」は、前回、クロマトグラフィーを実施済みですが、今回、再度やっています。結果は、前回と同じです。「ペリカン4001 ロイヤルブルー」は、目立った色の分離は無く、見た目には面白くない結果になりました。滲み易い印象があったのですが、インクの移動距離は意外と短かったですね。紙との相性もあるので何とも言えませんが・・・。 インクとは関係ないですが、先月、期限切れが近い楽天スーパーポイントの処理のために買ったものです。豆です。節分用ではありません。買ったお店:サバンナカフェ(コーヒーナッツ)買った商品:初回限定【お試し福袋】“ナッツの帝王” おつまみに最適 サクッと美味い! 3つの味≪塩、ハ...価格:290円少し前までは、送料込み290円だったのに、350円に値上がりしていますね。味は「ソルト」、「ハニー」、「無塩」の3種類から選べ、無難に「ソルト」を買いました。こういった買い物商品は、こちらに送ってもらっても無駄なので、そのまま実家で処分してもらいます。もっと良い物、買ってくれと言われそうですが・・・。
2009年02月04日
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「極力、安物は買わない」が今年の目標だった気もしますが・・・。うーん、ちょっと忘れました。中国の万年筆は、一般的に細字で漢字が書きやすいと言われていますが、私はそうは思いません。英雄の万年筆の場合は、欧米の万年筆のF(細字)クラスのものも多くなりますが、基本的に、字幅が細いと言えるほど細いわけではありませんし。字幅が太いものも基本的に無いですが、極端に細いものもあまり無いと言った感じです。 原因は色々とあると思いますが、万年筆がブラッシュアップされる間もなく、PCの普及により書くことが少なくなってしまったと言う事もあると思います。今の中国の万年筆は、見た目を重視したギフト色が強いですからね。また、日本では、漢字を簡略化した「当用漢字」が使われますが、中国の漢字は、さらに簡略化された「簡体字」で画数は、日本の「当用漢字」と比べて少なくなっています。その辺りにも原因があるのかもしれません。ちなみに香港や台湾は、難しい字体の「繁体字」を使っています。しかし、実用的な万年筆も存在します。実用的なものは、日本円で数百円で買えるクラスの万年筆に集中していますね。例えば「財務筆」と呼ばれる帳簿用の万年筆は、小さな数字が書き易いように字幅は細くなっていますし、基本的にこのクラスの万年筆は、帳簿用や学生用なので、F(細字)~FM(中細)くらいの字幅のもの大半です。比較的高価なものは、字幅が明確でないものが多いのですが、このクラスですと字幅が明記してあったり、使用目的が書いてるので、字幅が予想しやすくなっています。以前、購入した「英雄 616」は、このクラスの万年筆です。先日、数百円クラスの万円筆を2本、近くのスーパーの文具コーナーで購入しました。今回、ご紹介するのは「羅氏 129」と言うモデルです。買ったお店:人人楽購物広場の文具コーナー買った商品:羅氏 鋼筆目銀129価格:13.9元(約200円)製造は「上海羅氏筆業発展有限公司」となっています。「羅氏」と言うメーカーについては詳しく分かりませんが、筆記用具メーカーで、比較的高価なものを製造しているようです。では、実物を見てゆきましょう。吊るしてディスプレイできるタイプの紙箱に入っています。軸やキャップは金属製。アルミだと思います。色は、グレーっぽいシルバー。クリップやリングにはクローム鍍金が施されているようです。長さ:140mm直径:12mmキャップは、嵌合式。このキャップ、首軸との密着が甘くて、すごくガタつきます。気密性が心配でしたが意外とインクは乾きませんね。加えて、クリップが、少し左に曲がってます。クリップの下に「中細」と印刷されていますが、印刷は雑です。この万年筆は、尻軸部分が少し細くなっており、そこにキャップを取り付けると、筆記時にも、軸全体の太さが均一になる設計です。しかし、加工が悪く、キャップは根元まで刺さりません。少し、隙間が出来てしまいます。ペン先はステンレス製で、字幅は「中細」。この値段でもイリジウムポイントが付いています。ハート穴は無く、両サイドは、丸くペン芯側に曲げられています。このペン先の取り付け方が、少し変わっていてペン芯を巻き込むような感じになっています。首軸を外すと、インクの吸入機構が現れます。中押し式コンバータータイプの固定式吸入機構を取り付けたコンバーター内蔵型です。この手の吸入機構は、中国の安い万年筆でよく見られます。安い万年筆は、基本的に不経済なカートリッジ式にはなっていません。以前、購入した「英雄 616」と比べると使われている材料は、良いかもしれませんが、加工や組み立てが雑なので、高級感を出そうとして、完全に失敗してしまった感が見受けられます。「英雄 616」と比べても、見た目の満足度も低いですね。最後に、恒例の汚い字の試し書きです。インクは、パーカーのクインク ブルーブラックを使ってみました。使用した紙は、ロディアのブロックメモです。5mm方眼が入っています。「中細」と書かれている通り、F(細字)~M(中字)の間の字幅くらいです。極端に細くはないですが、十分実用的な字幅だと思います。ペン先は硬いですが、インクフローも良く、書き味も悪くはありません。ただし、稀にインクが出ない時があるのがちょっと・・・。
2009年05月01日
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ペンシルにも凝り始めた今日この頃。芯を色々と試したくなり、まとめて買って来ました。香港では、日本のメーカーの替芯も手に入ります。まずは、「強度」と「濃さ」、「なめらかさ」を両立させたと言う「パイロット ネオックス・イーノ」。 描線の濃さと書き味が期待できそうです。0.5mm B、2B、3Bと0.7mm 2Bを購入。中南図書文具で、HK$11(約131円)、City'Superの文具コーナーでは、HK$12(約143円)で売られていました。このケースは、上部のバーを90度回転させて開ける仕組みです。開口部は大きくなく、数本ずつ取り出しやすい設計になっています。次は「低摩耗」でかつ「濃い描線」と言う「三菱 Uni ナノダイヤ」。「黒鉛粒子の間にナノダイヤを均一に配合することによって粒子同士の摩擦を低減し、なめらかな書き味を実現することができました。」と言うこと。これも、描線の濃さと書き味が期待できそうです。「ナノダイヤ」とは、凄そうな予感。 0.5mm B、2Bを購入。City'Superの文具コーナーで、HK$13(約155円)で売られていました。ケースは、スライドして開閉する仕組み。 スライドは、2段階になっており、1段目は、少量の芯を取り出すのに便利です。2段目になると開口部が大きく、一度に沢山の芯を取り出すことも可能な設計。シンプルですが、芯が取り出しやすいケースです。最後は、元々持っていたもので、「ぺんてる ハイポリマー Ain」。 折れ難く、黒くなめらかな書き味と言う触れ込みの替芯。「ハイポリマー 100」を使って以来、主に、ぺんてるの芯を主に愛用してきましたが、世界で初めてポリマー芯を開発したメーカーだけあって、折れ難いのが特徴。ケース横のバーを倒すと、ガイドが持ち上がって、芯に触れることなく、直接、シャープペンに数本の芯を入れることができる設計です。ケースは、面白い設計なんですが、実際、取り出し易いかと言うと微妙ですね。それぞれ、書き比べてみました。同じ硬さでは、「パイロット ネオックス・イーノ」が一番、濃く黒い描線になるようです。一方「濃い」と言う謳い文句の「三菱 Uni ナノダイヤ」は、それほど濃くないようです。。「ぺんてる ハイポリマー Ain」は、安定感があり、折れ難そうですが、描線は薄めになります。無難に安心して使える芯と言った感じでしょうか。「パイロット ネオックス・イーノ」は、滑らかで、低筆圧でも濃い描線が期待できますが、強度は劣る感じです。他と比較して、やや柔らかい芯のように思います。「三菱 Uni ナノダイヤ」は、バランスの良い芯です。ただし、趣味と言う観点では、確かに滑らかなのですが、全体的に中途半端で、謳い文句ほど特徴が感じられません。強度的な安定感はありますが、筆圧をある程度かけないと、描線が薄くなることも残念です。と言うことで、一番個性的だった「パイロット ネオックス・イーノ」を使って行こうかと思います。2B、3Bだと、滑らかで、柔らか目の書き味と、濃い描線が楽しめますね。濃い描線を求めるなら、2Bあたりが、使い易いでしょう。3Bになると、少し強度に不安が感じられます。「パイロット ネオックス・イーノ」の場合、Bでも3Bでも、濃淡は、かなり出せます。写真は、濃淡が上手く出せてませんが・・・。やや硬めの方が扱いやすく、慣れてなくても濃淡が出しやすいかもしれませんね。また、芯の径や組み合わせるペンシルの重量によっても、濃さの印象がかなり変わります。※写真は、すべて「パイロット ネオックス・イーノ」を使用。濃く、強く、書きたいなら、0.7mm、0.9mmと言った太目の芯を使うのも良いかもしれません。
2010年04月16日
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思いがけず、1,000円を切る安値で、落札した状態の良い古いペンシル。アメリカの筆記具メーカー「ESTER BROOK(エスター・ブルック)」社のペンシルです。これは、1934年~42年にかけて販売されたシリーズの1つ。クリップの形から判断すると、1940年前後の製造品の可能性が高いと思います。多分、製品名ではなく、コレクターの間での呼称と思われますが、販売価格がUS$1だった事から、このシリーズは「Dollar Pens」と呼ばれています。もっとも、U$1というのは、万年筆の価格ではないかと思いますので、ペンシルの場合は、もっと安く、75セントとかだったかもしれません。所謂「School Pen」と呼ばれる低価格な筆記具になりますが、本当に購買層が学生だったかは定かではありませんし、そもそも万人向けではなかったかもしれませんが、昔の人は、随分、良いものを使っていたと感じますね。軸は、樹脂製ですが、模様が綺麗で安っぽさはありません。およそ70年前の製品ですが、デザインの古めかしさも無く、逆に新鮮です。軸には「R.Esterbrook HO」、「PAT. MADE IN U.S.A.」と刻印があります。この頃のアメリカ製品は、中々、素晴らしいですね。クリップは、2箇所穴があるデザインのもので、お世辞にも高級な造りではありません。そして、クリップは、天冠に部分固定されています。天冠部分は「Esterbrook」の刻印。このペンシルは、軸の上部をノックして芯を出す、ノック式になっています。軸の上部を取り外すと機構部が現れ、更に、機構部の蓋となっている消しゴムを取り外して芯を入れる仕組み。1940年頃にノック式のペンシルって、既に存在していたんですね。更に機構部だけを取り外してみました。現在のノック式の機構なんてシンプルですが、この機構は如何にもメカと言った雰囲気で、大げさな感じさえします。機構部には「USE. 046" LEAD」と刻印がありますが、単位がインチなので、0.46mmではありません。1.18mm芯が適合します。外側から見ると、通常のノック式ではフードに隠れて見えない「チャック」と呼ばれるパーツが、外に露出しているではありませんか。このチャックが、開いたり閉じたりして、芯を送ったり、固定したりするのですが、通常、チャックが外部に露出したタイプは、重力任せで芯を出します。そのため、一定量ずつ芯を送り出せず、指で長さの調整が必要。と思っていたのですが、実際には少し動きが違います。出品者が付けてくれた芯は、やや径が太いようで、普通のノック式のように芯を操れます。しかし、私が別途購入した1.18mmの芯に入れ替えると、ノックすると、ストーンと芯が落ちる感じで、指で長さの調整が必要。そこで、少しチャックを締めてやると、芯を一定量ずつ送るようなりました。ペンを逆さまにして、ノックすると、芯が一気に落ちて収納されますので、芯はチャックのみで固定しているようです。更に、やや硬めにチャックを締めると、なんと逆さまの状態でも芯を送り出せました。よく仕組みが分かりませんが、チャックを調整すれば、普通のノック式のように使えそうです。この機構部、薄汚れていますが、機能上は全く問題なく、快調な動作。このペンシルは、1.18mmの芯を使用しますが、ポリマー芯が無く、細くて丈夫な芯が作れなかった時代のペンシルでは、よく見られる径です。左から、0.5mm、0.7mm、1.18mmと並んでいます。やはり、かなり太いですね。現在でも、ヤード・オ・レッドのペンシルが1.18mm芯を採用しています。 ヤード・オ・レッドのお陰で、殆ど需要のない1.18mm芯も入手できますね。しかし、用意されている硬度は、H、HB、Bだけでちょっと寂しいです。加えて値段が高い。HとHBが12本入り、Bは15本入りで1,575円。芯の一端は削られています。一番柔らかいBを購入しましたが、思ったほど柔らかくなく、今1つです。実際に書いてみると、こんな感じになります。比較は、「パイロット ネオックス イーノ 0.5mm」のB、2B、3Bです。まとまった数量を注文しないと通販できないので、躊躇しましたが、4Bまで用意されている、ユーロ・ボックスオリジナルの芯の方が良さそうです。
2010年04月11日
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この前に金曜日のこと、移動中に腕時計を見ると、16時前のはずなのに、14時45分を指しています。おかしいなぁと思い、よく見ると秒針が動いていません。自動巻きなので、電池切れは考えられないし、まさか!!!竜頭を弄って見ても動く気配なし。どうも壊れたようです。問題の時計は、3年半前に買った「PRONTO」と言うメーカーの「Tropic Master」。一応、スイス製で、特価になっており、約1万円でした。シンプルなデザインで、某有名メーカーの某高級モデルに似てます。曜日の表示が12時の位置にあり、しかも省略表示でなくフル。機械式ながら気になるほど誤差は出ないし、時間、曜日、日付の視認性も良くて、意外と気に入っていたのに・・・。まぁ、誤差については、あまり拘っておらず、遅れは困りますが進むならOKです。仕方なく、その日は、携帯電話を時計代わりに使っていたのですが、やっぱり使い難い。腕時計って、あまり使っていると言う感覚がないですが、無くなると、その重要性が良く分かります。実は、これ壊れると困るんですよね、代わりの時計が無い。正確に言えば、使える時計がないですね。他に4つ持ってるのですが、ベルトが壊れてたり、電池が切れてたりと・・・。電池を入れ替えようとか、ベルトを交換しようとか思ってはいたのですが、「Tropic Master」で支障が無かったので放置してました。しまったと思っても後の祭りですが・・・。我慢できずに、夕方になって香港の「CityChain」と言うチェーン店に駆け込みました。自動巻きのお手頃な腕時計を探し、まず店内を一回り。「セイコー」が良さそうです。すると、一人の外人さんが、「セイコー」のショーケースを見入っていました。店員さんとの会話を聞くと、どうも「セイコー」の「サムライ」というモデルを探しているようです。チタン製のケースのダイバーズウォッチのようですが、店員さんには上手く伝わっておらず、「サムライ」=「侍」の構図も頭の中になさそう。「シャムライ?」とか言ってます。それを察したのか、その外人さんは「サムライ」の意味を説明し始めました。「サムライソードのサムライだよ。」って、そう例えるのか!!!「ハラキリ」とか他に無いのか!!!「サムライソード」も店員さんには上手く伝わっていないようです。最後に「見た限り、ここには無さそうだ。ありがとう。」と言って去って行きました。探し物は見つかったのかな?このお店は、チェーン店で、歩いて行ける場所にも、数店舗出店しています。私も、一旦、お店を出て、用事を済ませてから、他の店舗も見てみることにしました。他のお店を見た後、結局、元のお店に戻ってきました。そして選んだのがコレ。大きな箱が付いていますが、けして高いモデルではありません。「セイコー 5」と言う、今は日本では売られていないセイコーの海外モデルです。買値は、HK$1,460(約16,746円)から15%OFF。買ったお店:City Chain買った商品:セイコー 5 SNKE03K1価格:HK$1,241(約14,234円)「セイコー 5」と言っても、ダイバーズウォッチタイプからシンプルなものまで様々ですが、機械式で、(中には比較的、高価なものもありますが、)とにかく安い。セイコー製の機械式腕時計としては、一番安いモデルになると思います。値段は手頃でも一応「セイコー」なので、ちょっとしたプレゼントにも良く、以前にも、このシリーズを買ったことはあるのですが、自分用としては初めてです。ステンレスのケースで、文字盤は黒。直径は、ベゼル部分で約35mm。大きくも無く小さくもなく、丁度良い大きさです。ケースは、部分的にイオン・プレーティングが施されているようですね。全体的に黒っぽい印象のなっています。文字盤上には、「SEIKO」、その下にモデル名を表す「5」の文字。3時の位置には、並んでデイトとデイが配置されています。デイトの形式は、英語表示とローマ数字の2種類から選べます。「21 JEWELS」とあるので、ムーブメントは「Tropic Master」より4石少ないですね。黒の文字盤のものは初めてですが、視認性はそれほど悪くありません。お店では、同価格帯の「TITUS」のモデルも勧められました。そのモデルは、デイ、デイト、マンス、ムーンフェーズまで備えた明らかに高機能なムーブメントの物でしたが、ここまで詰め込むと、どれも視認性が悪くなるのでパスしました。ケースの裏はスケルトンになっており、ムーブメントが見えます。スケルトンになっているのは、ニセモノが氾濫したので、その対策とか。自動巻きで、ムーブメントは、セイコー製の「7S26B」と言うものが使われています。1日に20秒~25秒進みますが、こんなもんでしょう。ベルトもステンレス製で、中央のみ色が違っています。この配色は、ケースと同じです。ベルトは、ボタンを押して外すタイプで着脱は楽ですね。逆に、衝撃などでは外れません。このように3つ折になっていますが、折り目部分のパーツは色が違います。見えない部分ですが、ちょっとかっこ悪かったりします。全体的には、満足な買い物だったのですが、1つ納得が行かないのが、逆輸入モデルのはずなのに、なぜに日本で買う方が安いのかと言う事。 壊れた「PRONTO」の「Tropic Master」は、買値が安かったので修理に出すつもりがなかったのですが、家で弄っていたら、突然、復活しました!今のところ、目立った進み、遅れも無く、正常に機能しています。これは、時計を買わせる為の時計屋の陰謀か?(「Tropic Master」も「City Chain」で購入。)買値は、HK$624と当時のレートで1万円ほどですが、レシートには、元々の価格がHK$2,450(当時、約37,000円)とあり、75%OFFでHK$624となってました。元々の値段を見て勿体無い気がして来たので、一度分解清掃をお願いしようかと思っています。中国だと、日本や香港ほど、費用も高くないでしょうし。
2009年11月21日
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エレキ・ギターと言えば、Fenderの『ストラトキャスター』とGibsonの『レス・ポール』が代表的なモデルですが、この2つは似て非なるもので音も全く違います。 【ストラトキャスター】 ボディ材: アルダー or アッシュ(一部、バスウッド) ネック材: メイプル PU: シングルコイル ✕ 3 トレモロ: シンクロナイズド・トレモロ 音の傾向: 高音が効いた歯切れのよい音。パワーは不足気味。ノイズが乗りやすい。 【レス・ポール】 ボディ材: トップ:メイプル バック:マホガニー ネック材: マホガニー PU: ハムバッカー ✕ 2 トレモロ: なし 音の傾向: 高音域が削られた温かく芯のある音。高出力。ノイズが少ない。 実は『ストラトキャスター』は、コピーモデルを含めて使ったことがなく、ブリッジPUがシングルコイルになっているギターは未体験です。 気がつけば、手持ちのギターのPUは全てハムバッカーという有り様。 『やっぱりシングルコイル✕3な純粋なストラトも欲しい』ということで『Squier FSR Classic Vibe Stratocaster '60s』。 このモデルは60年代前半のストラトキャスターを元に作られています。 純粋な復刻ではなく所々今風の仕様。色はメタリック調の『FSR Lake Placid Blue』。 丁寧にフィニッシュされています。 『Classic Vibe』シリーズは『Squier』のフラッグシップモデルになり、現行製品の定価は68,000円~70,000円(税抜)と本家『Fender』の中国製モデルや『Fender Japan』の下位モデルと競合します。 悲しいことに『Squier』は安物イメージが強いため、いくらフラッグシップモデルあっても本家『Fender』や『Fender Japan』の下位モデルと同等には見てもらえません。 ブランド重視なら『Fender Japan』か、もう少し頑張って本家『Fender』のメキシコ製モデルを選んだほうが無難でしょう。 しかし、このモデルは低価格ながらボディ材にアルダーを使用しており、バスウッドやアガチス製のストラトよりストラトらしい仕様です。 また、中国製造で人件費を落としている分、材料や仕上げにお金をかけているのではないかという期待、『Squier』の値引きは3割、4割当たり前(⇐ここ重要)で財布に優しいという理由から敢えてコレを選びました。 それに『Squier』とは言え、楽器として最低限の条件を満たしている価格帯なので・・・。 ※楽器として機能し、品質上の問題が少なくなるのが5万円クラスからと昔からよく言われてます。 60年代にFenderがCBSに買収されてテレビ映えするラージヘッドになる前の小さ目のヘッドで、個人的にはこちらの方が好みです。 ヘッドには『Stratocaster』の文字が・・・。 『Stratocaster』は『Fender』の商標ですが、『Squier』は『Fender』のブランドなので『Stratocaster』を名乗っても大丈夫なんです。 現在は、下記のブランドが『Fender』の商標を使用しています。 Fender・・・本家。所謂Fender USAとかMexico。 Squier・・・本家Fenderのサブ・ブランド。 Fender Japan・・・大株主の神田商会がライセンス製造。 ペグはクルーソン・タイプです。 ロトマチック・タイプと比較して精度や耐久性が劣りますが、支障なくチューニング出来ています。 『Crafted In China』とありますが、現在『Squier』の製品はインドネシアか中国・インドで生産されています。 ネックはメイプルで光沢のあるフィニッシュ。ボディにボルト4点留め。 如何にもストラトらしい仕様ですが、ネックの形状は薄型のモダンCシェイプで今風です。 ネックはアメ色に着色されているらしいですが、不自然さはありません。 反りもなく丁寧に加工された握り易いネックです。 フィンガーボードは『ローズウッド』。648mmのロングスケールで、加工も意外に丁寧です。 実は私は小数派の『メイプル』派なんですが、『メイプル』ばかりになってもアレなので・・・。 Rは9.5インチで、普段はもっと平面に近いものを弾いていますが違和感はありませんでした。 フレットは21F。処理も十分丁寧で演奏に支障はありません。 PUは、無名のシングルコイルが3つ。マグネットは、アルニコV。 一応、ストラトっぽい音が出てると思います。ブリッジPUはややノイズが多め。 噂の域を出ませんが『TONERIDER Classic Blues TRS3』が使われているらしいです。 コントロール系は、1Vol、2Tone(ネック、センターPU用)。ノブが安っぽい。 5Wayセレクターも付いているのでハーフトーンも体験できます。 ストラト派生モデルを愛用してますがジャックがトップ面にあるギターもピックガード付きのギターも初体験です。 ブリッジは6点留めのシンクロナイズド・トレモロ。サドルは、キャストではなくプレスですね。 安っぽい感じのトレモロですが、加工は丁寧ですので精度は悪くなさそうです。 フローティングさせていますが意外にチューニングは狂わないですし、ロック式と違ってチューニングが楽です。 供給元は『SUNG-IL』あたりでしょうか。『BS 005』に良く似ています。 このトレモロ、絶滅状態の弦間隔10.5mmのものなので、交換するなら、穴埋め・穴開けを覚悟する必要がありそうです。 ボディー裏は普通。 弦を張り替える時はボディー裏から弦を通すことになります。 トレモロはロック式しか使ったことがないので、裏から弦を通すのは初体験となります。 重量は3.3kgとアルダーボディのストラトとしては標準的。 手持ちのギターは4kg前後のものばかりなので、凄く軽く感じます。 中国製のギターは初めてでしたが、作りに関しては全く問題なく優秀でした。 ギターの生産地も東南アジアシフトが進んでおり加工技術も向上しているのでしょう。 サウンドチェックしてみました。相変わらず下手な演奏です。 ストラトっぽい曲が思い浮かばなくて、意味もなく古い曲を弾いてみました。 ・[DEMO]Squier Classic Vibe Stratocaster '60s そもそもこれは、ゴールドトップのLPか。
2014年07月21日
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リバーブといえば、ディレイと並んで空間の広がりを表現するのに欠かせないアイテムですが、複雑な処理を必要とするリバーブはデジタル回路のものが主流で、一昔前は、エフェクターの中でも高級品。気軽に買えるようなものではありませんでした。最近はデジタル回路を構成する『DSP』等のパーツの価格が下がったこともあり、驚くほど安価な製品も登場しています。比較的手頃な価格帯のリバーブの中では『BOSS RV-5』あたりが無難なのですが、今回は、少し冒険しました。 これも割りと有名でそれなりに人気のある製品になりますが『DIGITECH DIGIVERB』です。この製品、リバーブとしては安い方で新品が1万円くらいで手に入ります。登場から10年以上経っている製品なので、お世辞にも最新とは言えませんが、そういう意味では『BOSS RV-5』も大して変わりませんね。搭載するリバーブの種類は『ROOM』・『PLATE』・『HALL』・『CHURCH』・『GATED』・『REVERSE』・『SPRING』の7種類。『REVERSE』を搭載するコンパクト・エフェクターは多くはなく、それなりに人気を集める理由の1つがココにあります。コントロールは、エフェクトレベルを調整する『LEVEL』、トーンを調整する『EQ』、残響が消えるまでの時間を調整する『DECAY』の3つです。 出力はステレオ・アウトに対応していますが、入力はモノラルです。ステレオ・アウトのエフェクターの後に繋ぐ場合も、モノラルで受けることになります。電源として、センターマイナスの9V ACアダプター、または9V電池が使えますが、消費電力が大きので9V電池では短時間しか動作せず、現実的ではありません。しかも、バッテリーを交換の際はペダルカバーを固定しているピンを押してペダルカバーを取り外す必要があります。ですから、ACアダプターやパワー・ディストリビューターが必須です。 筐体は金属製で耐久性に関しては問題ありません。サイズは『BOSS』のエフェクターより一回り大きくお世辞にもコンパクトとは言えませんし、ペダルの動きも、今1つスムーズさを欠いていますが、まぁ、許容の範囲です。また、裏面にはゴム板が貼られており、両面テープタイプのマジックテープと相性が悪く直ぐに剥がれてしまいます。肝心の音はと言うと自然な感じのリバーブではなく、一聴して作り物と分かる、わざとらしい感じのリバーブです。けして音が悪いということはなく、主張が強いリバーブと考えれば、使い何処は沢山あるかと思います。どちらかと言えば個性的なリバーブですので使い手によって評価が別れる製品かと思いますが、『シューゲイザー』とかをやる人に人気のようです。個人的には『PLATE』・『CHURCH』・『GATED』の音がお気に入りです。個人的に気になるのが、ONにした時に僅かにゲインがダウンする点です。この製品はバイパス時にもAD/DAコンバーターを通過し残響が残るタイプで、エフェクトをOFFにしてもいきなり残響が途切れることはありません。この製品には『CIT キャビネットモデリング』という変わった機能が搭載されており、これをONにするとアンプを通したような効果が得られ、直接、ミキサーなどに繋ぐことも出来ます。ただし『CIT キャビネットモデリング』は試していないので実力の程は不明です。今回もレビュー動画をアップしました。勿論、下手くそなデモ演奏もあります。 ・[DEMO] DIGITECH DIGIVERB (DIGITAL REVERB)
2015年04月30日
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こちらシンセンは、昨夜未明から結構な大雨。ニュースによるとお隣の香港でも大雨だったみたいですね。沢山、雨が降ったのに朝から断水です。段々、水圧が落ちて来たので、もしやと思い水をバケツとかに溜め始めたのですが、時既に遅し。十分な水は確保できませんでした。どこかでパイプが破裂したようで、復旧は、明日の正午の予定だそうです。きついな、24時間以上の断水。無論、あくまで予定なので早く復旧することも遅く復旧することもあります。そもそも中国の水道水は飲用には向かないので、飲み水はのようなボトルで蒸留水を買っています。(写真は、蒸留水ではなくミネラルウォーターです。)とは言え、水道が使えないのは辛いですね。ボトルの水も残り少ないので配達してもらおうと、販売店に電話したのですが、いつも買っている蒸留水は売り切れ。ミネラルウォーターしかないようです。(息子のミルクにも使うので、ミネラル分の多い水は避けています。)仕方が無いので、近くの「華潤万家便利超市」と言うスーパーまで買いに行きましたが、考えることは同じ、水を買っている人が結構居ます。お目当ての「WATSONSの蒸留水」は、1.5リットル入りが2本しか残っていません。とりあえず、2本全て確保しておきました。買ったお店:華潤万家便利超市(Vanguard)買った商品:屈臣氏(WATSONS) 蒸留水 1.5リットル ×2価格:5.9元(約91円) ×2これは、息子のミルク用の水です。根拠は無いですが、香港のハチソングループ系の会社で信頼できそうなので、こういう時は「屈臣氏(WATSONS)」を選んでいます。強いて理由を上げるなら値段かな。中国では値段は意外に正直です。ついでに、色んな用途に使えるように安い水も買っておきました。こっちは4リットル入っていますが安い。買ったお店:華潤万家便利超市(Vanguard)買った商品:怡景(Smile) 飲用純浄水 4リットル価格:6.5元(約100円)ところが、帰って来て「屈臣氏(WATSONS) 蒸留水」を見ると1本シールが破れています。ありゃ、チェックが甘かった。開封されているかもしれません。1本は、飲み水には使わない方がよさそうですね。早めの復旧を期待して待ちましたが、今のところ復旧の気配なし。もう一回、水の買い出しに行かないといけません。日本時間16:30頃に確認したら水、来てました。予想外に短い断水でラッキー。
2008年10月05日
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今回は『Kramer JK-1000』のPUとボリュームポット前回購入したものと交換します。 ・SEYMOUR DUNCAN TB-12 Screamin'Demonが安かったこのブログでも何度か登場している『Kramer JK-1000』は、大学時代に友人か譲り受けたものです。私の元に来た時点で一部のパーツが交換されており、ピックアップ(PU)も『SEYMOUR DUNCAN』の何か(忘れた)に交換されていました。それは望むところなのですが、以前から気になっていたのが普通サイズのPUに交換されていること。弦間隔が広めのこのギターでは、PUのポール・ピースと弦の位置関係が合ってません。加えてPUが弦に対して直角ではなくスラント・マウントされているので端の弦はポール・ピースから外れてしまっています。今回の目的の1つは、フロイド・ローズの弦間隔に適したPUに交換することにあります。では、作業を始めましょう。やるべきことは ・PUの交換 ・ボリュームポットをPush/Pullスイッチ付きのものに交換 ・スプリット・コイルとして使えるように配線『SEYMOUR DUNCAN』が公開している『1 Humbucker, 1 Volume, with push/pull for split』のパターンがそのまま使えるので、この通り配線しました。まずは、ボリューム・ポットを外します。買い忘れたのでジャックは交換しません。と言うか出来ません。(笑)ボリューム・ポットにコンデンサーが取り付けられていますね。ボリュームを下げた時にローカット・フィルターとして機能しているのでしょうが、今回はコンデンサーを取り付けない方向で・・・。これが、取り外したボリューム・ポットです。オリジナルのポットか、PU交換の際に取り付けられたものか分かりませんが20年以上前の古いものです。『R137』と言う刻印が見えますが、これは『CTS』製であること表しています。意外に良い物を使ってますね。続いてPUを取り外しました。劣化しているだろう樹脂製のエスカッションや錆びたネジも今回交換します。取り外したPUです。随分と汚れてますね。察するに友人は、このPUを高知の楽◯堂あたりで購入したんじゃないかと思います。取り付けられていたPUは、前の持ち主から聞いている通り『SEYMOUR DUNCAN』のものでした。並行輸入品など一般的でない時代。おそらく正規品でしょうし、値引きも少なかったはずなので2万円くらいしたんじゃないかと。シールに『59BL』と表示されているので、59年前後のレス・ポールのPU、通称『PAF』を再現した『SH-1 '59』のブリッジポジション用ですね。こんな渋いPUを積んでいたとは・・・。 新しいPU『SEYMOUR DUNCAN TB-12 Screamin'Demon』とポットを取り付け、配線をやり直します。ハンダは音響用を使用しました。新しいPUでは、弦とポール・ピースの位置関係が概ね合ってます。『トレムバッカー』にして良かった。ネック・ポジションのPUは、あまり気にしなくてもいいのすが、ブリッジ・ポジションのPUを購入する際は弦間隔には要注意です。ちなみに『Dimarzio』のPUでは『Fスペース』と呼ばれるものが、ストラトキャスターやフロイドローズの弦間隔に合うPUとなっています。買い忘れたのでボリュームのノブも交換してません。これが通常の状態。ノブを引っ張るとこうなります。この状態では2つのコイルのうち上側のコイルしか機能しません。理屈上は、こうすることでインダクタンスが下がるため高音が出るようになり、もう1つのコイルによる倍音の相殺もなくなります。要するにストラト・キャスターのシングル・コイルPUのような高音が強調された音色になります。PUが1つしかないギターだったので、これで音色にバリエーションが出ました。こんなことが出来るならハムバッカーの方がお得に思えるかもしれませんが、ハムバッカーとシングル・コイルでは、そもそもコイルの巻数が異なるので、これで完璧にシングル・コイルPUになるわけではありません。新しいPUを取り付けたギターはこんな感じになりました。本当は、2色のゼブラ・カラーのPUが欲しかったんですが・・・。安かったし、白のPUもそう悪くないかな。ギターインターフェース『Peavey AmpKit LiNK』とiPhone 5cを使って『JamUp Pro XT』でサウンドチェックしてみました。相変わらず下手な演奏です。最初はハイゲインアンプで歪ませたサウンドです。高音が強調されたサウンドをイメージしていましたが、耳に付くような不快な高音ではありません。むしろ『SH-1 '59』の方が耳に付く高音かも。また『SH-1 '59』と比べるとサスティーンの伸びが気持ちいいです。 ・Treadplate(Mesa/Boogie Dual Rectifier)を使ったサウンド続いてはアコースティックギター・シミュレーターを使ったサウンドです。エフェクターがサウンドに与える影響の大きさを改めて感じさせられます。 ・Acoustic(アコースティックギター・シミュレーター)を使ったサウンド最後にスプリット・コイルを試してみました。『TB-12 Screamin'Demon』を普通に使ったのでは、ここまで高音が強調されたシャキシャキしたサウンドにはなりません。 ・プリセットJohnnyCleanを使ったスプリット。コイルサウンド劇的な変化ではないかもしれませんが、やはりPUを交換するとギターは別ものになります。
2014年03月30日
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皆さん、色々とお手入れ用のクロスをお持ちかと思います。私のは、コレ。上の汚いヤツ。左端と真ん中は、銀軸の変色を除くのに欠かせない銀磨きクロスです。左のクロスは、モノとしては良いのですが、研磨効果が高く、ある意味使い難いかも。真ん中のは、鏡面磨き用のクロスもセットになっていて、重宝してましたが、そろそろ寿命ですね。右端は、金磨きクロス。こちらも研磨用と鏡面磨き用のクロスがセットになっています。香港で買ったんですが、これはちょっと高かったですね。ペン先やメッキ部の変色に使用していますが、本来、金無垢用なので、研磨剤が入っている方を使うときは注意が必要です。鏡面磨き用のクロスは、メッキにも優しく重宝します。下は、木軸万年筆の艶出しに欠かせない銀座、佐々木商店の「つやふきん」。他のクロスと違って、研磨タイプではなく、あくまで艶出しです。 そして新しく仲間に加わった「プラスチックみがきクロス」。光陽社の「ポリマール」と言う製品です。【メール便対応】ポリマール プラスチックみがきクロス価格:472円(税込、送料別)この会社は、同じ商品名で銀磨きクロスなども出していますね。 2枚セットになっていて、見た目はメガネ拭きみたいな感じ。しかし、薬剤が浸み込んでいるので、ちょっと嫌な手触りです。僅かにプラスチックを削ることで、小さなキズを消し、艶を出すと言う理屈ですが、効果の程はどうでしょうね。試したいんですが、良い生贄がありません。そこで、多少、状態の悪いコレを生贄にすることに。首軸に小さなキズは沢山ありますが、光沢は十分に残っていますので、効果は期待できないかもしれませんが・・・。とりあえず、クロスで磨いてみました。どうでしょうか?劇的な変化は見られませんが、キズが減っています。しかし、光沢は、あまり変わってないかも。おそらく、光沢が無いものに試せば、艶出し効果も確認できた事でしょう。正直、綺麗にキズを消し、美しく仕上げるなら耐水ペーパーやコンパウンドを組み合わせた方が良いと思いますが、布である手軽さが利点です。材質や状態にもよるでしょうが、逆に光沢を損なったりすることもなさそうに思います。感覚的には、粗くもなく、細かくもなく、無難な中庸と言った感じですので、これを使った後で、細かいコンパウンドで仕上げても良いかもしれません。
2010年08月08日
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随分、長い間、ブログをサボってしまいました。実は、来年には、家族を連れて日本へ帰国しようと準備を進めているのですが、中々大変です。一番問題になるのが、うちの奥さんのビザ。短期滞在のビザではダメなので、ビザを取る前に「在留資格認定証明書」という日本に住むためのお墨付きを頂く必要があります。結婚が偽りでない事と日本で暮らしていける収入があること。問題になるが、私が日本で収入が無いこと。収入の証明となる源泉徴収票や納税証明がありません。日本にある財産の証明のみでのチャレンジとなりますが、これが結構厳しいようで。仮に今回は無事に「在留資格認定証明書」が発行されても、日本で信用に足る定職に付かないと、更新時に更新できないかもしれないという懸念もあります。私だけ先に帰って、環境を整えてからとか、色々考えておりますが、どうなる事やら。 さて、今回は、以前レビュー記事を書いた「ペリカン 4001 ターコイズ」の耐光性テストです。・暑い夏にこそ、涼しげな青いインクを?テストのために、約2ヶ月間、窓に貼り付けて光に晒しています。今年の夏は、暑かったからインクも大変だったでしょう。非常に水に弱いインクですが、光にはかなり強いようです。全く、問題なく判読できます。予想では、もっと褪色すると思っていたのですが、意外でした。夏に似合うインクと思って購入しましたが、気がつくと随分と涼しい季節になってしまいました。秋はちょっと手遅れとして、次は、冬に似合うインクを探さないといけませんね。
2010年10月21日
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暫く大人しくしているように見せかけていましたが、実は水面下では・・・。買い物上手の「port123miguelさん」がドイツのデパートで99ユーロで売られている「ペリカン スーベレーン M605 ブルー M」をゲットされてから、私も人づて、人づてで購入する計画を立てていたのですが、今のところム難しそうです。 99ユーロは、魅力的なんですが・・・。まだ、諦めたわけではありませんが、方向転換して、とりあえず茶色のペリカンを捕獲しておきました。やっぱり、一度見ちゃうとダメでした。と言うことで「ペリカン スーべレーン M400 SE 茶縞」です。「M415」とも言うようですね。予約完売状態の日本では入手の難しい「ペリカン スーべレーン M400 SE 茶縞」ですが、コチラでも状況はあまり変わりません。日本のような人気はないのですが、そもそもタマが無い。限定品ですからね。そこで今回は、仕事の関係を利用して(中国から見て)海外から取り寄せました。これで3羽目のペリカン。下から、「トラディショナル M200」、「スーベレーン M400 SE 茶縞」、「スーベレーン M800」です。「M400 SE 茶縞」は、尻軸にリングが1つも無いデザインになっていますね。普通の「M400」とは、ちょっと違います。「M400 SE 茶縞」は、「トラディショナル M200」同様に首軸のリングもありません。ちょっと分かり難いのですが、「M400 SE 茶縞」だけ、キャップと首軸、尻軸の色が黒ではなく、こげ茶です。ペン先は14金で、ロジウム装飾は施されておらず、金一色。単体で見ていると気づかないのですが、同じ金色でも、金メッキが施されている「M200」と比べると、随分と色白です。ちなみにペン先は、3つとも「F」です。同じ「F」でも筆記線の太さは多少違います。もっと硬いペン先なのかと思っていましたが、そうでもないですね。万年筆自体の重量が軽い事もあり、やさしい紙あたりです。やっぱり何が良いって軸が綺麗。それから、ペリカン以外に、通販で英雄の万年筆にも手を出していたのですが、こちらは、偽物である事が発覚して、あえなく、すべて返品となりました。さよなら。偽物と言っても、本物と比較しないと分からないレベルですよ。よく、ニセモノは・加工が雑・刻印が不鮮明とか言われますが、実際のところ、分からないと思います。本物の英雄すら、低価格製品や見えないところ加工は丁寧ではないですから・・・。刻印などは、打ち損じが無ければ、ニセモノの方が鮮明に見えたりもしますが、ルーペで拡大してみると、加工面の粗さがわかりますね。私の場合、使ってみて変だと感じました。僅かにインクが漏れたり、少し振っただけでもボタ落ちしたり。で、調べて見ると私のはニセモノと思わざるを得ない事実が判明。1.説明書の最後のページに、型番、製造日、QCなどの小汚いスタンプが無い。2.本物、偽物を見分けるためのシールは貼られていますが、記載されている電話番号はニセモノ。「2」は、シールのスクラッチ部分を削ると現れる番号をセンターに電話して入力すると、本物か否か教えてくれると言うシステムなんですが、番号を真似るのではなく、この電話システム自体のニセモノを作ってしまったというオチです。シールに記載されているセンターの電話番号が「800 8579998」または「800 8303159」なら、ニセモノとなります。私が利用している中国のショッピングモールでは、実物の写真を掲載しているお店が多いのですが、これを元に判断していくと、少なくとも半分くらいはニセモノかなと言う感じですね。英雄の場合、流通量の7割がニセモノと言われているのですが、けして大げさではない事が、良く分かりましたよ。
2009年06月29日
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最近買い物していないわけではないのですが、ネタがありません。もう少ししたら「ペリカン スーベレーン M800」、「ウォーターマンのインク」、「コードバンのペンケース」、「ブロックロディア カバー」が手元に届く予定ですが、つなぎのネタとして、こちらを・・・。昨年から実施中のインクの耐光性テストが開始から約2ヶ月目を迎えるので、レポートしておきます。テスト対象は、下記の5種類のインク。・パーカー クインク ブラック・パーカー クインク ブルーブラック・パイロット インキ ブルー・パイロット インキ レッド・ペリカン 4001 ブラウン テスト方法は、ごく簡単。1.まず、適当な紙を半分に折り、左右に同じインクで、同じ文面を記述します。(色味が分かりやすい白い紙が良いでしょう。)2.片方を、裏表厚紙で覆い、光が当たらないようにします。3.紙を日当たりの良い、窓の内側に貼り付けます。子供や犬に妨害されないように高い所に貼り付けましょう。後はひたすら待つだけ。厚紙で覆った方は、通常の変化、直接、光が当たる方は、光による退色が観測できるはずです。では、テスト結果です。左側は、厚紙で覆った面で、右側が、故意に光が当たるようにした面になります。下記は、テスト開始から約1ヶ月後の状態です。「パイロット インキ レッド」は、はっきりと退色しているのが分かりますね。このインクは、光に弱いようで、かなり早い段階で退色を始めます。「パイロット インキ ブルー」、「ペリカン 4001 ブラウン」も若干、退色しているです。紙自体が変色してしまっているので、その影響による色味の変化もあると思いますが・・・。続いて、テスト開始から約2ヶ月後の状態。「パイロット インキ レッド」は、かなり退色してしまっています。「パイロット インキ ブルー」も退色は激しく、元の色の鮮やかさはありません。「パーカー クインク ブルーブラック」もあまり光に強いとは言えませんね。元々、時間が経つと色味の変化するインクですが、明らかに退色しています。「ペリカン 4001 ブラウン」も退色しているように見えますが、紙が変色しているので、その影響もあるかもしれません。何れにせよ、意外と優秀です。「パーカー クインク ブラック」も若干の退色が見られますが、部分的に灰色っぽくなっていますが、色が黒と言う事もあり分かり難いですね。テストした5種の中でも「パイロット インキ レッド」は、特に光に弱く、退色が激しいですが、日本よりも赤道に近く冬でも陽射しが強い南の町で、強制的に光を当てると言う、ある意味、過酷なテストですので、短期間に、ここまで退色することはないと思います。あまり神経質になる必要はないでしょう。また、元々の色合いによる有利、不利もあるかもしれません。色によっては。少し退色しただけで見難くなるでしょう。そう言う意味では、黒は有利なのかもしれません。現在「ペリカン 4001 ロイヤルブルー」もテスト中です。こちらは1ヵ月くらい後にレポートできると思います。なだ、テストの途中ですが、光には弱そうですね。もう少ししたら「ウォーターマン ブルーブラック」も手元に届きますので、テストに掛けてみたいと思います。「ウォーターマン ブルーブラック」は、「金ペン堂」のお勧めインクと言う事で、「ペリカン スーベレーン M800」と一緒に購入しました。その他には・モンブラン ブラック・モンブラン ロイヤルブルーもオススメだそうです。上記のインクを勧められる点は、「金ペン堂」ネタ記事のあるブログで予習した通りの展開でしたね。正直、「ウォーターマン」のインクは安くは無いですし、「金ペン堂」は、インクも定価販売なので、香港で買った方が、遥かに安いのですが、注文中にこちらの都合で、早めに電話を終了しないといけない状況になり、勢いで買ってしまいました。
2009年02月17日
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エレキ・ギターの場合、生音の音量はさほど大きくはないので夜間練習が可能ですが、アコースティック・ギターの場合は、昼間でも迷惑になりそうな程、生音がデカイのでマンションで夜間練習なんてしたら苦情確定です。そこで、アコースティック・ギターの消音グッズを『Fender CD-220SCE』で試してみました。最初は、グランドギター社の『弱音器』という製品。効果があるのか心配になるような素人っぽいデザインのパッケージですね。本体も正直、オシャレとはいえないデザイン。樹脂製で見た目も安っぽいです。内側にはスポンジが貼られています。このスポンジで弦をミュートして消音する極めて単純な仕組み。取り付けは簡単。サウンドホール上で弦に挟んで留めるだけ。ネック寄りに取り付けるとハーモニクスが出てしまうのでブリッジ側に寄せます。効果の程はというと、想像以上の消音効果を発揮しました。といっても夜間練習できる程ではありませんが・・・。音の伸びは無くなりますがミュートし過ぎず、艶やかさを残したまま音量を下げてくれますので、ストロークだけでなく、アルペジオや単音弾きの練習にも良さそうです。お次は、PICKBOYの『MU-70G』。グランドギター社の『弱音器』とよく似たタイプの商品です。 デザイン的にはこちらの方が上ですね。布製で嵩張らないので携帯にも便利です。構造は至って単純。マジックテープで弦を締め付けてミュートする仕組みです。ミュート量を調節出来るようには設計されていませんが、マジックテープの締め付け具合でミュート量を調節出来ないこともありません。この製品もブリッジ側へ寄せて取り付けるのミソ。効果の程はと言うとグランドギター社の『弱音器』以上の消音効果を発揮しました。ストロークでもかなり音量が下がりますが夜間練習できるかと言えばマンションでは無理でしょうね。効果が高い分、音色が如何にもミュートしましたと言った感じになるので、アルペジオや単音弾きの練習には向いていないと思います。最後は、キョーリツの『FM-15』。サウンドホールに蓋をして音量を下げる仕組みです。この製品はマイクで音を拾う際にハウリングを防止するのが目的で、純粋な消音グッズではありません。 リングの径は100mmですが、交換用の98mmのリングも付属していますので、殆どのアコースティック・ギターで使えると思います。ちなみに『Fender CD-220SCE』には98mmのリングがピッタリでした。音の抜ける量を調節出来るようになっており、芸が細かいのがこの製品の特徴です。値段の割には凝った作りです。『Fender CD-220SCE』に取り付けてみました。効果の程はというと、やはり消音効果は薄いですね。消音グッズとして使う場合は、弦をミュートするタイプの消音器の組み合わせて使うと良いと思います。
2015年02月08日
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既に、台湾や中国在住の日本人の方のブログに掲載されているネタですが・・・。前の記事で書いた香港の「無印良品」が入っているビルの1F(日本で言うところの2階)で微妙な店を発見しました。「PORTER」というブランドのカバンを販売するお店です。しかし、あの「吉田カバン」の「PORTER」ではありません。厳密には「PORTER INTERNATIONAL」というブランドなんですが、売っているものは吉田カバンの製品と酷似しています。というか全く同じデザインのものもあるようです。この「PORTER INTERNATIONAL」を展開するのは台湾の「GALLANT Co., Ltd.」という会社で「PORTER INTERNATIONAL公式サイト」(※中国語のみ、英語版未完成)によると1989年に吉田カバンと「PORTER」の商標を日本以外の国、地域で「GALLANT Co., Ltd.」が使用することを書面で合意したとありますので(日本国外では)偽物という訳ではないようです。ただし、日本では「PORTER」の商標は「吉田カバン」が所有していますので、「PORTER INTERNATIONAL」の製品を日本へ持ち込むと偽物という扱いになります。複雑ですね。しかし、商標上、問題ないとは言え、デザインまでパクるのはまずいでしょう。それとも、デザイン上の協力もあるんでしょうか???詳しい方教えてください。「PORTER INTERNATIONAL」のショルダーバッグを買ってみましたが、お値段はHK$890(約13,000円)と偽物くさいのに決して安くはありません。買ったMilkyシリーズは、2007年秋冬モデルだそうで、離れて見ると革っぽく見える生地が使われています。前面にホック式の大きなポケットとジッパー式のポケットがあり、上には、2つジッパー式の収納が付いています。ジッパーはYKK製です。これと同じデザインか似たものって「吉田カバン」から出ているんでしょうか???詳しい方、教えてください。作りは悪くなく、製造はどこか分かりませんが、多分中国でしょう。表のロゴは、さすがに本家の「吉田カバン」のものとは異なりますが、カバンの中には、微妙に色が違うとは言え、どう見ても「吉田カバン」の「PORTER」としか見えないロゴマークが入っています。同じロゴは、付属のタグ、説明書、ショッピングバッグにも印刷されています。良いのかな???付属の説明書には日本語の記載もありますが、「シ」が「ツ」にしか見えなかったり、小さい「ョ」が大きい「ヨ」にしか見えなかったりしてちょっと変です。使ったフォントがダメなんでしょうね。ちなみに「Causeway Bay」に本家「吉田カバン」の「PORTER」を扱う店がありますので、本家をお求めの方はそちらにどうぞ。買ったお店:香港のPORTER INTERNATIONAL 専門店買った商品:PORTER INTERNATIONAL Milky SHOULDER BAG(M) ブラウン 11062-01310価格:HK$890(約13,000円)楽天で吉田カバンのPORTERを探す
2007年08月18日
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最近は単機能エフェクターに様々な設定パラメーターや付加機能を持たせた多機能エフェクターがトレンドの1つになっており、様々な製品がリリースされています。その中でもデジタル・ディレイは競争が激しい分野で、定番の『LINE6 DL-4』を始めとして『TC Electronic Flashback X4』、『BOSS DD-20』、『EVENTIDE TIME FACTOR』、『STRYMON TIME LINE』等の多機能デジタルディレイが人気を得ています。 そんな中で比較的新しい製品にも関わらず、既に忘れ去られようとしている製品が1つ。『VOX DelayLab』です。純正ACアダプター『KORG KA-181』付きで、ほぼ未使用品が中古で売られていたので保護しました。本来は『LINE6 DL-4』、『TC Electronic Flashback X4』、『BOSS DD-20』と価格が競合する製品かと思いますが、実際には新品が15,000円を切る価格で手に入ります。けして悪い製品ではなく、少なくとも『LINE6 DL-4』より音は良いと思いますが、市場の評価は低いようで今や立派な不人気モデルです。何がダメなんでしょうね。まず、無駄にデカイ筐体。コレばかりは頂けません。これを買ったばかりにエフェクトボードを新調する必要が出てきました。多機能とは程遠いアナログな感じのインターフェースがマイナスイメージなのでしょうか。裏返せば直感的に操作出来るということなんですが・・・。PCとの親和性が皆無とは。USBポートを備えていません。不具合が出てもファームウェアを書き換える手段がないということです。基本となるディレイは10種類ですが、それぞれに3つのタイプあり、搭載してるディレイは30種類とクラス最高です。ディスプレイもアナログな感じでアルファベットの表示さえ微妙ですが、必要な情報は十分に読み取れます。 この製品は立派なデジタル・エフェクターですが、アナログ風のコントロール系統のお陰で直感的に操作できる秀逸なインターフェースを実現しています。基本的な設定はコンパクト・エフェクターと大差ありません。設定は、10バンク✕3チャンネル=30プログラムまで保存することが出来ます。プログラムの呼び出しは4つのペダルで行います。一番の左のペダルで、バンクを切り替えます。右側の3つのペダルでA、B、Cチャンネルを選択してプログラムを呼び出す。ルーパー機能の操作も、この4つのペダルを使用します。ステレオ入力、ステレオ出力をサポートし、コントロールペダル接続用の端子も装備。先にも書きましたが、残念ながらUSBポートはありません。 デジタル・エフェクターですので一般的なエフェクターより消費電力は大きいのですが、比較的少なく抑えられているようで、消費電流は200mAです。消費電力の少なさを生かして単三電池6本でも動作するように設計されています。ACアダプターは別売りですが、起動時により大きな電力を必要することを考慮しても定格電流が300mA程度のもので十分です。デジタル・エフェクターとしての仕様は量子化ビット数 24bit、サンプリング周波数 48kHzと一般的なものですが、28秒のステレオ・ルーパーを備え、バイパス時にDSPを通すかトゥルーバイパスにするか、いきなりディレイをOFFにせずに残響音を残すかと言った細かな設定も可能です。肝心の音はと言うと、悪いということは全くありません。むしろ『LINE6 DL-4』よりは、ハイファイな印象を受けました。使いやすい無難なディレイ・サウンドで、特徴を欠いているとも言えますが・・・。今回もレビュー動画をアップしました。勿論、下手くそなデモ演奏もあります。 ・[DEMO] VOX DelayLab (DIGITAL DELAY)
2015年05月10日
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