元海外在住夫婦のお買い物日記

元海外在住夫婦のお買い物日記

PR

×

Profile

レッドのコッカー

レッドのコッカー

Calendar

Archives

2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月

Free Space

下記のサイトでも色々と書き込んでいます。

Twitter
Flickr
StambleUpon
Delicious

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

こだわる男の「モノ… こだわる男の「モノ&ファッション」さん
おとこやまふじさん 男山富士山さん
翻訳学者犬徒然草 賢犬さん
元・天津駐在員が送… shinoperさん
ちゃりメラマンの画… ちゃりメラマンさん

Comments

Ffan@ Re:今年最後の万年筆?「ピカソ 908」。旧暦でね・・・。(01/29) 下手でもかまいません。もう少し、もう少…
コメント@ Re:Yard O Led のペンシル! じゃない?(06/04) 古いYARD O LEDの説明書にはYARD O LETTE…
オレオ@ Re:宅録するなら必要です。『STEINBERG UR22mkII』(09/24) この機種、ヘッドフォンアウトがモノラル…
stringfellow@ ありがとうございます😄 父の形見で受け継いだモンブランが、この…
レッドのコッカー @ Re[1]:栗はないです。モンブラン146(05/06) 龍の尻尾さん コメントありがとうござい…
2010年03月13日
XML
カテゴリ: 革製品
注文したのは、2008年8月の半ば。

TAKUYA コードバン財布 箱

待つ事、約1年半。


予定通り、完成しました。

TAKUYA コードバン財布 箱の中身

以前、記事にしたのですが、覚えてますか?

財布をオーダーメイドしてみました。ただし、納期が・・・。


届いたのは「 TAKUYA MADE BY HAND 」でオーダーした財布です。

TAKUYA氏の革製品、特にペンケースは、万年筆愛好家の間でも有名です。

この1年半の間に、TAKUYA氏は、フランス人アートディレクターと新ブランド「 MAISON TAKUYA




この2つ折財布は、こげ茶色の「 コードバン 」を使っています。

TAKUYA コードバン財布

この財布に使われているコードバンは、やや赤みを帯びていますが、光によって黒から赤茶への変化し、様々な表情を見せてくれますね。
表面には、自然な光沢があり、中々綺麗なコードバンです。


一見、エナメルのように滑らかに見えるコードバンですが、アップで見ると、表面はけして平らではないことが分かります。

TAKUYA コードバン財布 コードバンのアップ

自然の革の表面には、シワやキズがあるのもですが、いくらでも誤魔化す事ができるのが怖いところ。

コードバンの場合、表皮を使っているわけではありませんが、必ずしも表面が均質で滑らかに見えるコードバンが上質とは限りません。

私は、厚化粧や加工で粗を誤魔化した革は好きではないので、このコードバンは気に入りました。


内装は、左右に4段のカードポケットのみとし、小銭入れがないシンプルなもの。

TAKUYA コードバン財布 内装

ブッテーロ 」のワインレッドを使用しています。

ブッテーロの1枚革に、左右それぞれ5枚の革を縫ってカードポケットを作っていますが、革が薄く漉かれているので、厚くはありません。

この内装の作り方、当たり前のように思われるかもしれませんが、1枚革をベースに内装が作られているものは、けして多くはないはずです。

たっぷり革を使うと、結果として重厚で分厚く、扱い難くなるため、あえて革の量の減らしているという理屈もありますが、TAKUYA氏の財布を見ていると、これは方便だなぁと思えていきます。

単にコスト上の理由でしょう。




実は、カードポケットの裏側にも拘りがあり、写真では色の再現性が良くありませんが、ライナーとしてサーモンピンクのブッテーロを貼っています。

TAKUYA コードバン財布 カードポケットとライナー

4段のカードポケット下も、横長のポケットになっていますが、この裏側にもサーモンピンクのブッテーロが貼られており、一切、手抜きなし。

サーモンピンクは、使いにくい色ですが、見えない場所なら大胆に使えますね。

カードポケットが2重構造とは言え、薄く漉かれた革を使っているので、驚異的に薄く仕上がっています。

また、4段のカードポケットのうち上3段は、裏張りのサーモンピンクのブッテーロの下側両端を半円状に少しカットする工夫が施されています。

しかし、カードポケットにカードを入れ、一番下の段にカードを入れない場合は、この半円状の形が表面に浮き出てしまいますね。

2段目の革だけ長方形にしても良かったかもしれません。


札入れ部分には、仕切りが1つ。
この仕切りには、カードポケットが2つ付いており、機能的です。

TAKUYA コードバン財布 札入れ部分

コードバンの裏に当たるライナー部分と仕切りやポケットは、ブッテーロのワインレッドを使用していますが、この2つのカードポケットの裏側にも、ブッテーロのサーモンピンクをライナーとして使っています。


この財布は、使われている革の量を考えると、非常に重厚な造りなのですが、第一印象として予想以上に薄く感じました。
実際のところは、コバ面は手持ちのどの財布よりも厚く、けして薄くはありません。

薄く感じる理由として、パーツが薄く漉かれており、必要以上の厚みを出していない点が上げられると思います。

下手に厚い革を使うと、財布の開閉や札の出し入れが辛くなり、結果として厚みを感じてしまいます。

もう1つには、財布の形状に理由があるのではないかと思います。
この財布は、一般的な2つ折財布と比べて、やや横長でスリムな印象のデザインになっています。

TAKUYA コードバン財布 上から断面を見る

上から見ると、外側、仕切り、内装にの間のスペースを広く取っていることが分かりますが、こうする事で、財布の開閉が楽になり、開いた時に札入れ部分が大きく口を開け、お札の出し入れが楽になります。。


縫製にもTAKUYA氏の拘りが生かされており、サドルステッチと言う縫い方で、手縫いされています。
ミシン縫いと異なり、ステッチラインは右肩上がり。

TAKUYA コードバン財布 表面のステッチ

薄いピンク色に染めた麻糸で丁寧に縫われています。
(シルク糸を使う予定でしたが、麻糸に変更。)

TAKUYA氏のアドバイスで、薄ピンク色の糸にしましたが正解でしたね。

ピッチは、広くもなく狭くもないと言った感じなので、同色の糸を使ってステッチを隠すより、ステッチを上手く見せた方が、お洒落でしょう。


カードポケット部分も、ポケットを跨いで綺麗に縫われていますね。

TAKUYA コードバン財布 カードポケット部分のステッチ

ステッチラインの外側には「念引き」が施されています。


コバの処理は、切れ目で、非常に丁寧に磨かれて仕上げられており、染色はされていません。

TAKUYA コードバン財布 コバ

革の断面の色が見えていますので、地層のように色が変化していて面白いです。


この財布、過度な色の冒険は控えて、外側と内装に似たような色を使用しているのですが、こげ茶色の財布から覗く、ワイレッドの内装という対比も中々綺麗でしょう。

TAKUYA コードバン財布 外側と内装の色の対比

シック過ぎず、ラフ過ぎず、フォーマルにもカジュアルにも使えると思います。

革と糸の色の組み合わせについては、一番悩んだ点で、どんな感じか心配でしたが、上手く行きました。


(特に海外で)財布を買う時に絶対にやらないといけないので、お札が入るかどうかのチェック。

TAKUYA コードバン財布 お札を入れてみる

一応、計算はしていましたが、大判のお札も収納できました。


けして安い財布ではないですが、細かく見て行くと値段だけの価値はあったかなと思います。
革も普通の財布が、3、4個作れるほどの量を使っているのではないでしょうか。

贅沢な造りの財布も、ノーブランドの既製品なら2、3万円から買えますが、その上を狙うとなると、既製品では難しく、一気に高くなってしまいます。

価格の差と品質の差をどのように見るかによって、こういったオーダーメイド革製品の評価は変わって来ると思います。


新ブランドを立ち上げたTAKUYA氏ですが、現在も「TAKUYA BESPOKE」ラインと言う形でフルオーダーメイドの革製品の製作を受付中。

今のところ完成までの待ち時間は4ヶ月です。
価格は、以前より高くなってしまったようですが、技術や革はレベルアップしているそうです。


この財布は、贅沢に革を使いながらも厚みが上手く抑えられていますが、時期的に春財布(張る財布)と言う事で、中身が増えて厚くなると良いのですが・・・。

ちなみに代金は全額先払いだったのですが、今、考えると先に払っておけば後が楽ですね。
この時期に、一気に財布が軽くなるのを防げました。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年03月13日 00時37分19秒
コメント(16) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: