梶の建築徒然日記

梶の建築徒然日記

2011.08.24
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カテゴリ: 建築関係



今日はは設計について書いてみたいと思います。

設計とはどう事でしょうか?

プラン集の中からAプランかBプランかを選択してくのでしょうか?

違います。設計とは創造です。

住む人が豊かに生活できる空間を創造する事です。

私は住まい創りにおいてこの過程を重要視しています。


新築工事の打合せにおいてよく思う事があります。

住まいの要望を聞いて、最初に提案させて頂いたプランは



ですが、パースを描いてみたり、模型をつくってみたり検討材料を増やしていくと、

「やっぱり、こうしてください」とか今まで気付かなった事が見えてきて、

最初のプランからどんどん変わってきます。

それもそのはず、図面を見慣れない素人の方が、平面図と立面図を見ただけで、

建築の複雑な3次元空間を把握するのは非常に難しいからです。

よく使うのはパースと模型です。

特に模型は2次元の図面と比べて想像力を大きくかきたててくれます。

どういう生活がしたいのか、現在感じている不便をどう解消するか等。

設計段階においてこの検討を怠ると、建物が建ってから

「あ~、あそこはこうすれば良かったな~」と、あとで悔いが残るような事になります。

これは絶対に避けたいところです。


模型1.jpg

模型2.jpg




この出雲地方でも家は巽向きに建てるものとして、

昔の民家を見てみると皆同じ巽に向けて建てられています。

現代において、風水の方位学というのは【採光と通風】に置き換える事ができると思います。

採光と通風の計画は設計段階での検討が必要です。

間取り、機能、デザインと表裏一体をなってくる部分です。



もしくは織り込みチラシに入ってくる家の間取りを見て、最近の家ってこんなものかな~、

という固定観念を抱いている方が多くいらっしゃるかと思いますが、

建築というのはその土地にあった建て方があります。

ですからそのチラシにのっているプランがそのまま自分の土地に適合するはずがありません。

敷地が変わってくれば、採光にしても通風にしても条件がすべて変わってきます。

採光と通風に有利な向きがあれば、家の向きを傾けて配置しても良いのです。

実際工事に工事が始まってしまうと、家の向きを変える事は当然できなくなり、

そしておおきな間取りの変更もできなくなってしまいますので、

設計には本当に納得いくまで時間を使って頂きたいと思います。

色々な条件はあるだろうけど、妥協を重ねる住まい創りではなく、

ベストな住まいを目指して。


南外観.jpg

吹抜.jpg


よく家は3回建てないと納得のいく住まいができないと言いますが、

実際3回も家を建てようと思ったら大変な事です。

それに我々が目指す所は、百年は住む人、住む家、家守りが継続できる状態をつくる事です。

自分の代で3回家を建てるのではなく、

3世代は健康で長生きのできる住まいを実現する事です。

設計段階からしっかり時間をかけ、検討を繰り返す事で、

この1度の住まい創りを大きく成功に近付けてくれます。






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最終更新日  2011.08.24 09:57:11 コメント(2) | コメントを書く
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