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2004年01月01日
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 ひさしぶりにゆったりとした時間を過ごしています。新しい年、2004年は、私にとって7月の参議院選挙をたたかう年でもあります。頑張るエネルギーを蓄える意味でも、「光を求めて扉を開かん ハンセン病元患者たちのたたかい」(新日本出版社)を積読しました。私は最近、多くの友人、先輩・後輩に支えられて生きているんだな、と実感するとともに、多くの書物から学び、励まされて頑張ることができるんだな、と心から思います。悩んだとき、常に、私の生き方に影響を与えた本を読みあさり、新たな本の出会いを求めて白山書店(私のホームページもリンクされています)さんに足を運びました。
 「光を求めて扉を開かん ハンセン病元患者たちのたたかい」は、総選挙のとき、マスコミの方からの「最近感動した本」として紹介したものです。昨日の日記に引き続きの引用で恐縮ですが、お付き合いください。この本の冒頭に、ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会会長代理の谺雄二さんが書いた「序にかえて―開かれた重い扉」の一部を紹介します。
 「熊本判決の確定―これで誤ったハンセン病施策に対する国の法的責任は揺るがないものとなり、私たちハンセン病元患者の”人間回復”への重い扉は完全に開かれたのだ。
 原告団、弁護団、支援者たちが、互いに抱き合い歓喜するただ中にいて、私はこれほどまでに自分が日本共産党員であることに誇りに思ったことはない。かつて日本ファシズムの嵐が吹き荒れる一九三三年、大阪・外島保養院で密かに結成された「日本プロレタリア癩者解放同盟」の潮流は、戦後、日本共産党細胞(現在の支部)として療養所内に固く根をおろし、ハンセン病患者の人間の尊厳を取りもどすたたかいに全力をあげたのである。一九四七年、群馬・栗生楽泉園の殺人重監房「特別病室」撤廃をめざした人権闘争、一九四九年、画期的治療薬プロミン予算獲得闘争、一九五一年、「らい予防法」政府案反対闘争―戦後のこうしたたたかいの中心には、つねに日本共産党とその患者支部の活動があり、私自身も国の隔離政策に抗して一九五五年に入党、以来「らい予防法」の廃止とその劣悪な医療・処遇の改善をめざしてたたかってきた。ハンセン病後遺症による身体障害を乗り越え、あくまで人間回復をかちとらないではおかない私たち党支部の不屈の闘志が、療友の団結をいっそう強固にし、ついに予防法廃止とこのたびの国家賠償訴訟、そして勝利判決から国を控訴断念にまで追い込んだのである。
 したがって本書第Ⅰ部は、ハンセン病療養所党支部の活動と、その党支部とともに手を携えてたたかう療友たちや退所者たちの、まさに生きた歴史の記録といっていいだろう。そして第Ⅱ部は、熊本判決と国の控訴断念を引き出した日本共産党国会議員の奮闘を中心にした党中央委員会の記録である。ハンセン病問題の真実を知っていただくために、多くの人たちのご購読を心から願ってやまない。
 ともあれ、この一世紀の間に私たちがこうむった被害はあまりにも甚大で、もはや取り返しのつかないものばかり。二万三千七百にものぼる非業の死、その産声を抹殺された三千余の堕胎児、帰るべき故郷をなくして生き残る私たち四千四百人、また職場や地域でハンセン病回復者であることをひた隠しにせざるをえない多くの退所者と、いまなお差別を恐れ世間の片隅に息をひそめる家族たち。
 衆参両院の謝罪決議(六月七、八日)、その後東京地裁、岡山地裁、また熊本地裁より相次いで和解勧告があり、さらに厚生労働省との直接交渉開始(六月二十九日)と、ハンセン病問題の全面解決はすべてこれからである。取りもどした人間の尊厳と誇りを胸に、私たちはもう俯くことなく明日を拓いて進む。(二〇〇一・六・二六)」
 この文書の重みを胸に、すべての人が人間の尊厳と誇りを取り戻せるよう、日本共産党の一員として、参議院選挙を全力で頑張りたい―新しい年の幕開けにあたっての私の思いです。





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最終更新日  2004年01月02日 00時56分19秒
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