Atelier Mashenka

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2004.12.21
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カテゴリ: 思索・読書
桐野夏生「柔らかな頬」


かねてから読みたいと思ってたら、文庫になって本屋さんに出てたので、
即上下巻とも買ってがんがん読んだ。
夜を徹して読んでしまった。

途中、こわくなったり痛くなったりしながら、
また、話の運びが面白くて、う~むすごいとうなりながら読んだ。
ラストが衝撃的だと噂を聞いていたが、確かに意表をつかれたな。

テーマとか内容はぜんぜん違うと思うけど
芥川龍之介の「藪の中」やアガサ・クリスティの「ねじれた家」を
ふと思い出す。

読み終えてからもしばらくとらわれてしまっていた。

それから子供時代のことをじっくり思い出していた。
4~5歳のころって、案外複雑な感情や、人間関係などを
実感してわかっているものだ。
自分自身、ものごころついたころは
すでにもう今の自分とそんなに変わらなかった気がする。
侮ってはいけない。(成長してないだけか?)

桐野夏生の作品はいくつか読んだ中では
「OUT」が一番好きだけれど、「OUT」と同様、
この「柔らかな頬」でも、非常に殺伐とした過酷な生を
突き進んでいく主人公の姿が痛くもあり、強く共感もする。


今の自分が欲していた、今読む時期だったと思っている。
本との出会いも、本当に「時期」というものがあると実感している。






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Last updated  2004.12.28 01:36:33
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ほほ~~~  
SHIHO★  さん
>本との出会いも、本当に「時期」というものがあると実感している。

実家に戻ってきて、本を荒らしています。
今がその本たちを読む「時期」なのかな? (2004.12.27 21:24:25)

Re:ほほ~~~(12/21)  
mashenka  さん
SHIHOっち、ライブの疲れは大丈夫なのかな?

>今がその本たちを読む「時期」なのかな?

うん!きっと本との出会いのときなんだろうね。
人の出会いと一緒で、ぴんとくる人と出会うのって
な~んかちゃんと時期が用意されてるような感じしない?

本も、ぴんと来ない時期に読んでも結局は入ってこないし・・・
で、本当に必要な時期にもう一度自然とたぐりよせて
読んでたりするんだよねー。
面白いなあって思う。

(2004.12.28 00:06:10)

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