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日本酒のタンクの中には3層にわかれており、上からそれぞれ「せめ」「なか」「あら」と呼ばれています。「せめ」や「あら」には荒々しいワイルドな味わいがあります。一方、「なか」は品質が安定しており、品評会などにも出される一番おいしい部分といわれています。
通常は、タンク内の品質を一定にするために、「せめ」「なか」「あら」を混ぜ合わせて出荷しています。また「なか」だけを取ることは、非常に手間のかかる作業のため、本来は大吟醸などの超高級なお酒だけでしか使用されません。しかし、年に一度の蔵まつりにいらっしゃるご来場者様に「おいしい部分だけをぜひ飲んで頂きたい!」 そんな蔵元の想いから、あえてブレンドをせずに、「なか」だけを取り出し、無ろ過の生原酒のまま手詰めしました。それがこの「手詰め中汲み純米」です!
「」は、時々刻々とお酒が変化しています。つまり一般的なお酒と比べて、その変化は魔法のよう。3、4日かけてお飲みになり、中汲み純米ならではの、元気を内に秘めた日々の変幻自在の味覚を楽しむことも一興かと存じます。一度ビンをひっくり返しますと白濁し、男性的なお酒となり、ひっくり返さずにそのまま上澄みを取れば、繊細で女性的なお酒となります。それぞれの風味をお好みに応じてご賞味ください。いずれにせよ、飲みすぎにはご注意ください。また配送、運搬直後はお酒が荒れています。できれば一日置いてからお召し上がりください。
※ 蓬莱 蔵まつり ご来場者還元酒 手詰め中汲み純米 無ろ過生原酒
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純米酒 榮川 秋あがり(720ml)〈榮川酒… 2024年11月21日
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