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(・・その2から続く)ディズニーシーからリゾートラインに乗って「東京ディズニーランド・ステーション」に到着し、パークの入園ゲートを入ったのは14:40くらいのことでした。私達が前回ディズニーランドを訪れたのは東京ディズニーリゾート開業25周年イベントがフィナーレに近づいていた2009年3月のことですから、この場所にやってくるのは実に8年2か月ぶりとなります。8年前の来園時は、25周年記念の「ドリームアート」の行事に参加した“おまけ”として当日のみ有効なパスポートを運営会社さんからプレゼントしていただいたので せっかくだからちょっと立ち寄っていこうか~ というような気軽な感じだったと思います。それに平日でしたのでそれほど混雑しておらず、私達は「パーク誕生から四半世紀も経つのだなあ」という感傷に浸りつつも 久しぶりのディズニーランドをのんびり過ごすことができました。しかし今回はその時とは違い、大型連休中で しかも時刻は既に14:30過ぎ。スマートフォンサイトの「今日のパーク」のページからは、今日この時間の園内の混雑ぶりがひしひしと伝わってきていました。それでも、こんな状況下でも、あんまり深く考えずにこの場所に来られてしまったのは ひとえに「バケーションパッケージ利用だから(FPもついてるし)なんとかなる」という漠然とした安心感のなせる業なのかなーとも思います。さて。本日のディズニーランドの営業時間は残すところあと7時間あまり、たくさんの人でごった返すパーク内へとこれから突入していく私達の目的は 大きく言うとふたつです。ひとつめは、 バケーションパッケージに付いているアトラクションFP(ファストパス)を消化する こと。皆さんよくご存じでしょうけれど、今回の私達のパッケージキットには一人当たり2枚の「時間指定の無いアトラクションFP(ディズニーシーの「トイストーリーマニア」「ニモ&フレンズ・シーライダー」以外で使えるタイプ)」が付いていますが、それを私達はまだ一枚も使用していませんので これからそちらを利用してみようと思います。そしてもうひとつの目的は、今年11月に現在の通常版が終了することが告知されている プロジェクションマッピングを使ったショー「ワンス・アポン・ア・タイム」をこの地でこの目で見ること です。えっ?それだけ? ・・と思われるかもしれませんが、これくらいでいいのです。ここは「2017年の東京ディズニーランド」。私達のよく知っている1980~1990年代のディズニーランドではないし、ましてやこの15年ほど通い尽くしたディズニーシーでもありません。いろいろと欲張っても きっと勝手が違っていてうまくいかないような気がします。とにかく、パークの中に入っていかなければ始まりません。ディズニーシー園内をゆったりさすらっている時とはちょっとだけ歩調を変えて、さあ 行くことにしましょう。とりあえず 暗くなる前にまずはアトラクションへ行っておかねばなりません。二人一緒に行くとなると2ヶ所となるので、夫が1ヶ所、私が1ヶ所、選ぶことにしました。東京ディズニーランドのFP対応アトラクションで一番行きたいところ、といったら、私はなんといっても「ビッグサンダーマウンテン」です。(できた時からずーーっと大好きなんです!)夫はというと リニューアルした「スターツアーズ」にどうしても行ってみたい とのこと。―― では、もうそれで決まりですね~何せ、1988年ごろから10年間くらいはディズニーランドにさんざん通い詰めていた私達のこと、地図を見なくともパーク内の地理はわかります。まず「スターツアーズ」に行くのなら ワールドバザールの交差点の角をシンデレラ城に向かって右へと曲がって トゥモローランドからスタートです。・・と、私達の目には楽器を演奏する4人の方々の姿が。サックス・フォーですね~私達がよく来ていた頃はメンバーは5人で「サックス・ファイブ」と名乗っていらっしゃいましたが、今は4人なんですよね。人数は減ってしまったけれど、アトモスフィアエンターテイメントとして今も存続しているのは嬉しいなあ・・やはり懐かしいものの前や好きな場所ではついつい立ち止まってしまう私達です。―― でも。いやいやいや~ こんな調子では すぐに夜がやってきてしまいますね~我に返って、さらに歩調を速めて、ここからはいつもとは違ったリズムで参りましょう。では。14:55。「スターツアーズ」に行ってみるも、スタンバイ待ち時間が40分前後と比較的短い上にまだ本日分のFPを発券していたため夫が方針変更、「スターツアーズでは普通にFPを取得することにして、時間指定の無いFPは別のアトラクションに使う」ことに。15:00。シンデレラ城前のフォトロケーションなどで写真撮影。このあたりの場所を私達は「プラザ」と呼んでしまうのですが、今はMAPにもTODAYにも「プラザ」という表記は見当たらず、時の流れを実感しました。また、SNSなどで見聞きしていたことではありますが、シンデレラ城前広場の混雑ぶり(というか混乱ぶり、惨状?)も実際に目にしました。一瞬、遠足かなんかで全員集合してレジャーシートでも敷いてお弁当食べてるのかー? と思っちゃいましたよ~(注:園内にお弁当の持ち込みはできませんよ!)このエリアを担当するキャストさん達の徒労感は如何ばかりか と同情したくもなりました。が、これも今のディズニーランドの姿なのですよね。15:15。「トゥモローランドホール」で「ワンマンズ・ドリーム2」の抽選に挑むも座席は得られず。(「ワンス・アポン・ア・タイム」は抽選無し。)15:20。「スターツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」のFPを取得しました。(20:50~21:50のもの)この後「ビッグサンダーマウンテン」に向かいましたが、なぜか夫は最短距離を行かずあえてファンタジーランド経由の大回りを選択。「どうしてわざわざ混んでいる方へ行くの?」と問うと、夫は「僕たちがよく来ていた頃によく通った街並を歩いて、『ディズニーランドってどんな場所だったか』を思い出したいから」と答えました。でも、あまりに人が多すぎて思うように歩きまわれず、ウエスタンランドに足を踏み入れる頃には「これはいかん・・ これはいかん・・」と謎の言葉をつぶやいていました。( 明らかに定員オーバー、なのになぜ入園制限していないのか?? と思ったそうです。)15:30。「ビッグサンダーマウンテン」FPエントランス最後尾に到着。スタンバイは130~140分待ちでした。15:45。「ビッグサンダーマウンテン」乗車。混雑日はFP利用でも乗り場までけっこう時間かかりますね。とっても楽しかったですよ。16:00。人ごみから逃げて「カントリーベア・シアター」へ。次回ショーへの入場になります とのことで、ロビーで15分ほど待った後、シアターに入場できました。夫は「これこそ僕たちのディズニーランドだ!思い出した!」と言っていましたよ~16:35。カントリーベアシアターの建物から出ると、 まもなくパレードが来ます、立ち止まらないでください とキャストさんの声が。16:45スタートのイースターのパレード「うさたま大脱走」が間もなく始まるとのことでしたので、移動して 雰囲気くらいなら楽しめそうな(立ち見)場所に落ち着きました。16:45。「うさたま大脱走」がファンタジーランドを出発。3分後の16:48頃には先頭が目の前にやってきました。よく見えましたよ~直前に鑑賞場所を確保したというのに、ラッキーでした。なんだかちょっと昭和~な香りのする古いアニメーションみたいなパレードで、それが私にはとても「ディズニーランドらしく」感じられました。パレード通過後、夫がTODAYを開いて「ぼく、17:30の『ミニー・オー!ミニー』に行きたいんだけど・・」と言い出しました。あと30分で開演だからもう行っても座れないんじゃないのー? などどと言いつつアドベンチャーランドのショー会場「シアターオーリンズ」へ向かってみました。17:05。シアターオーリンズ到着。かなり後方でしたが座ることができました。会場内端や後方にはまだまだ空きがあり、「パーク内がこんなに混雑しているのに、このタイミングで来ても座れちゃうんだー・・」と私達はびっくり。今日のような行楽シーズンの連休などはショーやパレードよりもアトラクション重視のゲストが多いのでしょうかね~17:30。「ミニー・オー!ミニー」。このショーは、前回来た時のさらに5か月前 2008年の10月に一度だけ観たことがあるので、8年7か月ぶりの鑑賞となります。その時とは内容や衣装が少し変わったようですが、楽しさは変わっていませんね。アトラクションやエンターテイメントの入れ替わりスピードの速い最近のパークにおいて こんなに長い期間 同じ演目が上演され続けるのはなかなか珍しいことです。でも、五年に一度とか 十年に一度しか来られない者にとっては 素晴らしいレギュラーショーが長い間上演され続けることはとても嬉しいものです。観ることができて本当に良かったです。ショー終了後は、あと一枚ずつ残っているFPを「プーさんのハニーハント」に使用するためにファンタジーランドへ向かいました。当初は18時台に夕食をとるつもりでテーブルサービスレストランにPSを入れていたのですが、全く空腹にならないため さきほどショー鑑賞前にスマートフォンでキャンセル手続きをしました。そのおかげで私達には1~2時間の余裕が生まれたので、プーさんに行った後うまくいけばもうひとつくらいアトラクションに行けるかもしれません。18:10。「プーさんのハニーハント」FPエントランス最後尾に到着。このアトラクションも相変わらず人気なのですね。FP利用でも乗り場までは15分ほどかかりましたよ。スタンバイの方は110分前後の待ち時間だったと思います。18:35。「ミッキーのフィルハーマジック」へ。かつてミッキーマウスレビューだった場所に2011年にオープンしたアトラクションなので 当然ながら私達はこれが初めての体験です。待ち時間は15~20分とのことでした。夫は予備知識がまったく無く 3D映像のアトラクションだということすら知らなかったようで、入り口でグラスを渡されて驚いていました。このアトラクションは、簡単に言うと「東京ディズニーランドの魂」のようなものなのでしょうか?ここに存在するべくして存在しているアトラクションのように私には思われました。「ミッキーマウスレビューの跡地にできた」という成り立ちも、何かとても納得できる気がしましたよ。それにしても。ミッキーの被る「魔法の帽子」はディズニーシーでも「ファンタズミック!」とか「ビー・マジカル!」などのショーでお馴染みですが、こんなに大事なものだったとは!今回こちらのアトラクションに行ってみて 再認識しました。行けて良かったです。そして19:00過ぎ。今日のような抽選無しの場合「ワンス・アポン・ア・タイム」をどうやって鑑賞するのか、さっぱりわからなかった私達は、シンデレラ城前の広場(キャッスル・フォアコート)に行ってみました。よくわからなくても、そこにいらっしゃるキャストさんに聞けば教えていただけるだろう と思ってのことだったのですが。しかしてこの時間、シンデレラ城前の広場には既に多くのゲストが座り込んでショーの開始を待っている様子。普段ディズニーシーのピアッツァトポリーノやリドアイルの平和なショー待ち状況を見慣れている私からしたら、ここシンデレラ城前ではゲスト数に対してキャストさんの数が圧倒的に足りていないような状況に思われました。それでも、私達が声をかけたキャストさんはお忙しい中でも簡潔に鑑賞エリアについて説明してくださいましたので、私達はそのお話を参考にして、立ち見エリアの最前列に当たる場所で20:50からの「ワンス・アポン・ア・タイム」を待つことにしました。もっと遠くの場所からでもそれなりに楽しめそうではありましたが、私達にとってはこれが最初で最後の「ワンス・アポン・ア・タイム」になることは確実だったので。真正面のシンデレラ城にある時計を見ると 時刻は19:10くらいになっていました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2017
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(・・その1から続く)ディズニーシーを一望できるレストランのテーブルから垂直移動して、こちらもまたディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを見下ろすことのできる部屋の窓辺に私達が戻りついたのは10:25頃でした。既にハーバー一帯にはショーの開始時刻が迫っていることを知らせる ヴィヴァルディの四季“春”をアレンジした音楽が流れており、間もなくそれがだんだんとフェイドアウトしていって 10:30。予定通り本日一回目の「ファッショナブル・イースター」が始まりました。昨日の16:30の回も同じ窓辺から眺めて なんてきれいなショーだろう と思いましたが、今回はさらに良い気象状況でしかも午前中。明るい陽射しの中で行われる「ファッショナブル・イースター」は、彩り豊かなさまざまな衣装や大小の船が作り出す真っ白な水しぶきがクリアな光を浴びて鮮明に見え、昨日よりもより一層美しかったです。風も無かったので、5色の凧もハーバーの上空を舞ってくれました。部屋の窓の真ん前で翻っていく凧の 空気を切る音までが聞こえるような気がしましたよ。お天気がよくて明るさもじゅうぶんだったので、私達の小さな簡単なカメラでも遠くの被写体に焦点が合いやすく(?)キャラクター達の可愛らしい姿も記録に残すことができて ちょっと嬉しかったです。ショーが終了すると もう10:55。チェックアウト時刻の12:00まであと一時間ほどです。部屋を片付けて荷造りをしたり記念撮影をしていたら時間はあっというまに過ぎて、 さあ これで部屋を出られるぞ と準備が整った時には11:50頃になっていました。ホテルミラコスタではここ最近、チェックアウトの際に 帰りまで荷物を預かってもらおう とサービスホットラインに電話をすると、「エクスプレスチェックアウトご利用ならお荷物をお部屋に置いたままお出かけくださってもいいですよ」との旨を案内されることが殆どでした。が、今日は、夫が電話すると 「この後お急ぎのご予定がなければ お時間は15分から20分ほどいただきますがお部屋まで取りに伺います」 とのことだったそうです。なので、 ―― 超混雑日だろうに、部屋まで取りに来てくださるのか ありがたいな… とホテルに感謝しつつ、特に急いでいない私達は 部屋にベルサービスキャストさんがやってくるまで窓辺のデスクで今日この後の予定をのんびり確認などしながら しばらくを過ごすことになりました。(もちろん サローネがすぐ近くなんですから自力でそこまで荷物を運んで行って預けてもいいのですが、以前これを決行した時に想定外に荷物が重くてずいぶん後悔したことがあって、以来 自力で預けに行くことはやめているんですよ!)とてもお若い溌剌とした男性ベルサービスキャストさんが部屋にやって来て、荷物を預かる手続きを済ませて去って行かれたのは正午を数分過ぎた頃でした。今回の滞在でもまた いつもと変わりない幸せな時間を与えてくれた窓辺に対して心の中で最大級の賛辞をおくり お礼を言って、夫と一緒に私は部屋を出ました。ホテル&パーク・ゲートウェイからディズニーシーに入園した私達は マンマビスコッティーズ・ベーカリー前のテーブルでお茶を飲みながら 両パークの「TODAY」も参考に 本日これからの予定の簡単なメモを作りました。ふと周りを見ると、ちょっと離れたテーブルでは、私達と同世代では?と思われるお二人が鞄からディズニーバケーションパッケージのキットが入ったファイルケースを取り出して FPやら引換券やらを切り離していらっしゃるところでした。その手には パッケージキットに含まれている小型の専用ガイドブックとまだ包装されたままの大きなチケットホルダー。たった今 大型連休中の混雑するディズニーシーにやってきたばかり とでもいった風情です。「とりあえずディズニーシーには入園できた。さあ、これからどうするか?」など、お二人で相談していらっしゃるようにも 私には見えました。きっと、今までは「ディズニーランドやシーなんて、よく調べないで行っても混んでいるばかりで何も乗れないし見れないし、大変そう」と二の足を踏んでいた方々でも、バケーションパッケージという公式の宿泊プランが誕生したおかげで混雑時でもこんなふうに気軽に(価格は決して気軽ではありませんが)舞浜にいらっしゃれるようになったのかもしれないなー・・・ なんて。私はそのお二人の姿を視界の端に入れながら ついついそんなことを考えてしまいましたよ。かく言う私達も、今日は「マルチデーパスポートスペシャル」を利用してディズニーシーではないもう一つのパークにも足を踏み入れる計画を立てています。5月4日という 大混雑が予想される日だというのに。8年以上も遠ざかっていたもう一つのパーク。そこへ ちょっと行ってみてもいいかな という気持ちを起こさせる、重い重い腰をあげさせる。そんな力(チカラ)の源となる目に見えない「限定の何か」が バケーションパッケージ・キットには実は含まれているのかもしれません。さてさて ところで。私達の「バケーションパッケージ」では、事前に決定済みの本日のこの後の予定は「13:50」のビッグバンドビートを場内Bブロック(中央ブロック)の指定席から鑑賞すること となっています。席番号も既に決まっているので、抽選する必要も早く行く必要もありません。では せっかくなのでその時間までお買い物でも と、私達は昨日よりも格段に人の多いピアッツァトポリーノを離れることにしました。12:30くらいのことでした。あちこちショップを見て少しお買い物をした後はアメリカンウォーターフロントへ向かいました。ショー会場であるブロードウェイミュージックシアターへ行くにはまだ少し早すぎたので ウォーターフロントパークへ立ち寄ってみました。イースターに因んだ様々な飾りつけが施されフォトロケーションも多数用意されているウォーターフロントパーク内はこの時間 大変な混雑ぶりで、記念写真を撮るのも一苦労でしたが賑やかで楽しかったです。この場所ではアトモスフィアエンターテイメントも行われているときいていたのですが、担当キャストさんの姿は多数見えどもアトモスフィアは一向に始まらず。きっとまだパフォーマンス開始時間ではなかったのかもしれませんし、混雑しすぎていて披露は見送られたのかもしれませんね。13:30を過ぎた頃、公園の向かいのブロードウェイミュージックシアターでは次回ショーの準備が整って席への案内が始まったようだったので、私達はキャストさんに座席指定券を提示して会場内へ入りました。今日は朝からいいお天気で陽射しも強くパーク内は急に気温が上昇していたようでしたので、真夏とも思われるような屋外から涼しいシアター内へ入った時は なんだかホッとしましたよ~やや後方ではありましたが、会場内ほぼ中央の座席から観た「ビッグバンドビート」はとても楽しかったです。抽選に挑むストレスもなく長い待ち時間を費やすことも無く観られたとなれば、その楽しさもまた格別でした。ショーが終了してブロードウェイミュージックシアターを出た私達は、まっすぐディズニーシーのゲートを出てリゾートラインのディズニーシーステーションへと向かいました。1983年からこの地に存在し続けているもう一方のパークへと行くために やってきたリゾートライナーに乗り込んだのは 14:30頃のことでした。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2017
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(前日から続く)ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを夜通し眺めることもできる客室に宿泊しているというのに、「深夜のパーク観察」という至上の楽しみをなげうって23:00過ぎには就寝した その翌朝。私は5:00になる前に目が覚めてしまいました。さっそく起き上がってカーテンを開けたままにしていた窓辺に近づいてみると、パーク内の街灯にはまだ あかりが点ったままでした。目を凝らしてみると、夜明け前のほの暗いメディテレーニアンハーバーのあちこちには メンテナンス作業のための車両がぽつりぽつりと停まっていました。ホテル前の広場ピアッツァトポリーノの石畳は夜のうちに大量の水で洗い流され、まるで雨あがりのように濡れていました。水際の桟橋辺りでは、濃紺の制服を身に着けたキャストさんがお一人 柵に寄って何かの作業を始めようとしていらっしゃいましたが、暗い上に距離があるので何が始まるのか全く判別できず、私は これから何が起こるのか を見届けることをあきらめて、ベッドに戻ってもう少しの間だけ目を閉じることにしました。40分くらい経った頃でしょうか。開けていた窓の方から聞こえてくる微かなモーター音で、私は再び目を覚ましました。窓辺に行ってみると ハーバー水上には今度は「ファッショナブル・イースター」に登場するピンクの船が姿を見せていました。どうやら操船のテストをしている様子で、ハーバーをゆっくりと回ってはリドアイルなどのショーエリアに接岸する という動きを何度も何度も繰り返しているように見えました。時折広場を横切っていくキャストさんや作業車両の数も さきほどよりも格段に増えたように感じます。時計を見ると、時刻はまだ6時前です。―― 今朝は昨日みたいに 開園前の早い時間から外のゲートに並ぶ なんてことには多分ならないとは思うんだけど・・でも、きょう朝一番の行動については昨夜なんの意思表示もしないまま眠ってしまった夫が ミラコスタ専用入場口のオープン時刻ギリギリに飛び起きて「朝イチに入園するよっ!」って言い出さないとも限りません。なので私はベッドから出て、だんだんと目覚めていくディズニーシーの様子を眺めながら 少しずつ身支度を始めることにしました。6:00になると、パーク内にはお馴染みのBGMが かなり控えめな音量で流れ始めました。確認したところ本日のディズニーシーの一般開園時刻は予定よりも5分早い7:55とのこと。ならばパークエントランス・ノースの「ホテルミラコスタ宿泊客専用入場口」も予定を5分繰り上げて7:40にオープンになるはずです。ベッラヴィスタ・ラウンジでの朝食は9:00過ぎの遅めの時間をお願いしてあるので、もしもハッピー15エントリーの制度を利用してディズニーシーに入園しても、一時間ほどでホテルに戻って来なければなりませんが。――とりあえず、7:00になっても夫が起きなかったら声をかけて 今日はどうするの? ってきいてみようかな・・私はそんなふうに考えて、(窓の外ばっかり見ているのでなかなか進まない)朝の身支度を続けました。6:30を過ぎる頃になると、私のいる窓辺からはピアッツァトポリーノを行く数多くのキャストさんの姿が見てとれるようになってきました。皆さん各施設各職種の制服をきちんと身に着け、早足で歩いて行かれます。ディズニーホテル宿泊者が入場してくる時間まであと一時間ちょっとですものね。キャストさん達の心の中では もう「今日」という一日が始まっているのかもしれません。6:55頃には 私が声をかけるまでもなく夫が突然目を覚まして起き上がり、恒例の朝風呂のためバスルームへと向かっていきました。夫を起こすためのミッキーのモーニングコールは7:00にセットしてあったので、再度セットし直してバスルームから戻って来た夫に受話器をとってもらうことにしましたよ。(夫はこれを聞かないと「ホテルミラコスタ」で朝を迎えた気がしないらしいので。)7:00には 一時間前からごく小さな音量で流れていたパーク内BGMのボリュームがぐんと大きくなり、それを合図にしたかのように 早朝からずーっと操船練習を続けていたピンクの大きな船がバックヤードへと帰って行きました。ディズニーシーはいよいよ本格的に 本日の開園準備を始めるようです。そして、夫がまだ濡れた髪を乾かしながら室内をウロウロしていた7:20頃、私は意を決して聞いてみました。―― もうすぐパークに入れる時刻になるけど、どうする?すると、夫は言いました。―― そうだねえ 今日はビッグバンドビートは観られることは決まっているし(バケーションパッケージ利用のおかげで本日二回めのショー鑑賞席の指定券を私達は事前に確保できていたのです)、特にどうしても行きたい場所はこれといって思いつかないけど、一応ハッピー15エントリーを利用してシーに入園してみようか!・・おそらくそうなるんじゃないかと思ってましたわよ。で、入園してどこへ行くの? と私が訊ねると、夫は窓の外を眺めて 今朝は天気が良さそうだからゴンドラに乗りたいなあ と答えました。この時間、窓から見えるピアッツァトポリーノにはホテルミラコスタの建物が濃い影を落としていて、五月の朝の太陽の光がいかに元気であるかを感じさせてくれていました。パーク内のポンテヴェッキオの先に続いている海も 今朝は対岸まで綺麗に見渡すことができました。本当、今日はきっといいお天気でしょう。―― ゴンドラかあ スチーマーラインもいいな・・あれこれ相談した結果、私達は今朝はとりあえずハッピー15エントリー開始の7:40頃まで部屋にいて、それからパークエントランス・ノースのミラコスタ専用入場口にゆっくり向かってみることにしました。朝一番にどうしても行きたい場所があるわけではありませんでしたが、たまたま今回宿泊している部屋がエレベーターからとても近くて外のゲートまで行くのもそんなに苦にならなさそうだったので、「超混雑日でもホントに15分間という短い時間で優先ゲートに並んだ全員が入園できるものなのか、ちょっと実験してみよう!」という冒険心 というか悪戯心が顔を出したのです。というわけで、パークに入園できるように支度を整えた私達は7:30過ぎには窓辺に陣取り、ディズニーシーの様子を眺めながら「7:40」がやってくるのを待つことになりました。ふと見ると、ピアッツァトポリーノではゲスト誘導のキャストさんが数人集まってしゃがみ込み、何かしていらっしゃいます。どうやら、ハーバーショー鑑賞エリアの境界線を路面にテープを貼り付けて作っていらっしゃるようでした。―― へぇー あのラインって毎朝貼りなおしてるんだー夫が感心して言いました。見ているとこの作業は2~3分ほどで完了、あっという間にピアッツァトポリーノには座り見鑑賞エリアと その真ん中を横切る通路ができあがりました。この時、時刻は7:36。ハッピー15エントリー開始の4分前です。キャストさん達って結構ギリギリまで(ゲストが入園してくる直前まで)こんな作業をしていらっしゃるんだな~ と、私はちょっと驚いてしまいましたよ。そうして 7:40。ハーバーにいらっしゃるキャストさん達の間には特にこれといって身構える空気も流れないまま、ディズニーシーのパークはホテル宿泊客の皆さんの入園時刻を迎えました。数秒後、私達の部屋の下にあたるパーク内ミラコスタ通りを少し急ぎ足で抜けてきた方が何名か ピアッツァトポリーノの鑑賞エリア最前列に到達。その後、多くのゲストの皆さんがゆっくり歩いてアメリカンウォーターフロント方面へ続く坂を上り始めたのを確認して、私達は部屋を出ました。サローネ・デッラミーコの前からエレベーターに乗って2階のロビーフロアに下り、ホテル正面玄関を経てパークエントランス・ノースの「ホテルミラコスタ宿泊ゲスト専用入場口」の列に着いたのは7:46頃。入場はスムーズに行われていましたが、宿泊確認と手荷物検査のカウンター手前にはまだまだたくさんのゲストがいらっしゃって その待ち列の最後尾はバス停まで行って折り返したところにありました。一般ゲートが開くまであと9分。それよりも前にパークに入れるのかしらー? と一瞬思いましたが、想像以上に列の進みは順調で、私達は7:50にはディズニーシーに入園することができました。ちょうどこの時、ディズニーシープラザのアクアスフィア前のステージでは マリタイムバンドをしたがえたミッキーとミニーが開園のご挨拶準備のまっ最中。こんな様子をゆっくり眺められるのもハッピー15エントリーのおかげですね。私達はここに3分ほどいて、その後ミラコスタ通りを抜けてヴェネツィア方面へと向かいました。「ゴンドリエの島」へと小さな橋を渡り ゴンドラ乗り場の入口に着いたのはディズニーシーが正式に開園した直後で、ちょうど本日の一艘めの小舟がゲストを乗せて運河へ漕ぎ出そうとしているところでした。私達はロープで作られた通路を進んでそのまま乗り場へと向かい、他の二組の皆さんと一緒にその次の「本日の二艘め」のゴンドラに乗って朝の水上に滑り出ました。青い空に夏のような白い雲、予想通り朝の太陽はとても元気で眩しいくらい。そんな中 水上を漂うのはとても清々しく、10分ほどの心地よい運河の旅となりました。ゴンドラからおりて、時刻はまだ8:11。次はトランジット・スチーマーラインで水域を一周しよう! と、私達はゲストの行き交うピアッツァトポリーノを横切ってザンビーニブラザーズ・リストランテ方面へと歩き、メディテレーニアンハーバーの乗り場からロストリバーデルタ行きのスチーマーラインに乗り込みました。朝の開園直後は皆さん目的の場所に向かうことに一生懸命だからでしょうか、この時間(8:20頃)のスチーマーラインは席の埋まり方も2~3割といったところで、ゆったりとした船旅を楽しむことができましたよ。10分弱でロストリバーデルタに到着した私達は、奥地で少し記念写真を撮ったりしてから 今度はロストリバーデルタの乗り場からメディテレーニアンハーバー行きのスチーマーラインに乗って、ホテルへと戻ることにしました。8:35頃に私達が案内していただいたロストリバーデルタ発のスチーマーラインはなんと本日の第一便で、その上 乗客は私達だけ という貸切運航になりましたよ~メディテレーニアンハーバーの船着場周辺でもひとしきり記念撮影をして、ホテル&パーク・ゲートウェイからホテルミラコスタ館内へと戻ったのは9:00頃のことでした。私達はそれから、スペチアーレ&スイート客室の宿泊に付帯しているブッフェの朝食をとるためにベッラヴィスタ・ラウンジへ行きました。前回ここで朝食をいただいたのはちょうど一年前になりますが、内容がその時とはちょっと変わったように思います。(私には、前回よりもやや充実したように感じられました。)窓際のテーブルから眺める「水辺とプロメテウス火山」という景色は相変わらず素晴らしく お店の名前の的確さを今さらながらに再認識しましたよ。目の前の広場ピアッツァトポリーノでは、9:20くらいからハーバーショー開催の準備が始まったようでした。水上を小舟で運ばれてきた小道具が続々とステージの上に上げられ、設置されていきます。そうでした。そうでした。10:30には本日一回目の「ファッショナブル・イースター」がハーバーで始まるのでした。景色に見とれてあんまりのんびりし過ぎないように それまでには部屋に戻らないとね~ などと冗談を言いながら、私達は今日これからの計画なども話題にしつつ 朝食をとりました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2017
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(・・その3から続く)ホテル内で些細な用事を済ませていたので、ディズニーシーのパークに再入園した時には時刻は15:55くらいになっていました。スナップフォト受け取り先の店舗「フォトグラフィカ」へ向かうために通り抜けたミラコスタ通りは、ハーバーショー開催時刻が迫っていたため人通りがとても少なかったので、私達は登場して間もないダッフィーの新しいお友達のウサギの女の子「ステラ・ルー」グッズを扱っているというショップ「ガッレリーア・ディズニー」にちょっと立ち寄ってみました。朝からずーっと続いていたらしい入店制限が この時間は一時的に解かれていたからです。お店の中の混雑はそれほどでもなかったのですが、どちらの棚を見てもラベンダー色(っていうんですかね?)したステラ・ルー関連商品が天井近くまでぎっしりと陳列されており それがまた次から次へと飛ぶように売れては補充されていくので、その人気ぶりに私はちょっとびっくりしましたよ。その後 お隣のフォトグラフィカへ行きましたが、こちらのお店もこの時間は空いていて 待つことなくスナップフォトを引き取り、購入することができました。あちこち寄り道していたせいで、この時点で時刻はもう16:15。―― あらら。そろそろホテルに引き返さなくては16:30からの「ファッショナブル・イースター」が始まるまでに部屋の窓辺に戻れなくなってしまいます。でもまだスーベニアメダルも作ってないし・・それに他にもパーク内で済まさなければならない用事がまだひとつ残っています。と いうのも。実は今回、我が家は初めてこちらのお世話になっています。「ディズニー・バケーションパッケージ」です。皆さんよーくご存知の、マルチデーパスポートスペシャル(一日目からランドとシーを行き来できるパスポート)や時間指定の無いアトラクションFPなどがセットになっていて 東京ディズニーリゾートの予約購入サイトで申し込みから旅行代金事前支払いまでの一切を済ませることもできてしまうという、公式宿泊パッケージプランですね。( 詳しくは こちら です。 「便利だけど、ホテルだけ予約するよりも確実に割高になる」のが明白だというのに なぜ今回こちらを利用することになったのか・・ は、長くなるので省略しますけれど。 )こちらのパッケージプランには皆さんご承知の通り「オリジナルグッズ引換券」というのがもれなく付いているのですが、この間を利用してそのグッズの引換えを済ませてしまおうと考えていたのです。それに、今日の夕食は「ルームサービスでディナー」ということも決定済みなので(これも「バケーションパッケージ」のプランに含まれているのです)、ここで用事を全て済ますことができたら もうこれ以降はパーク内には入らずにお部屋とサローネでゆったり過ごそうと思っていたのですけれどね~ まあしょうがない 二度手間になるけれどショー鑑賞後シーのパークに再度入ることにしましょう、と私達は決めて、このあたりで「ホテル&パーク・ゲートウェイ」経由でお部屋まで戻ることにしました。部屋に戻り、窓ガラス越しに観た本日三回め16:30からの「ファッショナブル・イースター」は 風のため凧や花火の演出が一部省略されたバージョンでしたが それでもじゅうぶん満足できました。ハーバーの陸上も水上も 行われているパフォーマンスが全て同時に見渡せるので(遠いですけれどね!)このショーがどういうふうに作られているのか 全体の展開がよくわかりました。この場所から観ていて特に素晴らしいと思うのは 大小の船が水の上に描いていく航跡がはっきりと判ることです。ディズニーシーのメディテレーニアンハーバー全域をショーステージと捉えると中央の客席から俯瞰して見ている感じになりますから、各場面で各エリアの出演者の方々がストップモーションのようになる時も全体がとてもバランスよく見えました。私達は小さなカメラしか持参しないのでいつも記録程度の写真しか撮りませんが、立派な撮影機材と良い腕をお持ちの方なら 被写体まで距離があってもこれくらいよく見通せれば思い通りに楽しく撮影できるだろうなーと思いましたよ。ショー終了後は さきほどやり残した用事を済ませるためにもう一度ディズニーシーのパーク内へと向かいました。まずは「ヴィラ・ドナルド・ホームショップ」へ行ってオリジナルグッズの引換えを。何しろ私達はバケーションパッケージを利用するのが初めてで勝手がよくわからず、実物を4種類全て見せていただいてかなり悩んで「晴雨兼用折り畳み傘」と「フォトスタンド」にしましたが、ちょっと見ていたら同じようにグッズの引換えにいらしている皆さんは 引換券を パッ と出して 自ら希望の品を スッ と申し出て ササ―っ と全員分を交換していかれる方が多いようだったので、「まあ!皆さん慣れていらっしゃるのね~」って私は感心してしまいましたよー。やはりバケーションパッケージは便利なので「一度使ったらやめられなくなる」というリピーターの方が多いのでしょうか。その後は 「ヴェネツィアン・カーニバル・マーケット」でディズニーイースターデザインのスーベニアメダルを作り、プロメテウス火山の中まで行って「ノーチラスギフト」で月替わりデザインのスーベニアメダルを作って、ハーバー水際をザンビーニブラザーズ・リストランテ回りでホテルミラコスタ側まで戻りました。途中通りかかったザンビーニ前の大階段付近の街灯には イースターのキャラクターバナーが多数取り付けられていました。こんな飾りつけも。こちら↓はドナルドとデイジーのフォトロケーションで、昼間はカメラマンさんもいらして有料のスナップフォト撮影もしてくださっていましたよ。グッズとメダル入手の旅を終えホテル&パーク・ゲートウェイにたどり着いたのは17:30頃。私達はそれから部屋に戻って荷物を置いた後、アルコール提供時間帯に入っていたサローネ・デッラミーコに行きました。この時間のサローネは人も少なく落ち着いていて さきほどとはうってかわって とっても静かでした。私達はこの後ルームサービスで食事をすることが決まっているので(予約購入時点で運ばれてくる時間も料理の内容も決定しています)食前酒をいただくことも兼ねて、指定時刻までサローネでのんびり過ごすことにしました。まずは 今年もなんとか無事に結婚記念日を迎えられたことに感謝してスパークリングワインで乾杯。キャストさんにお願いして記念に写真も撮っていただきました。アルコール提供の際には、「ご一緒にどうぞ」と キャストさんが可愛らしい四角いお皿におつまみ4種類(本日は…パスタスナック、ナッツ、クリームチーズ、ドライフルーツミックス)を盛り付けたものを持ってきてくださいました。ホテル開業当初のサローネでは お茶やお酒の時間にはこうして一緒にナッツやちょっとしたお菓子をキャストさんがテーブルまで何度も運んで来てくださって、その都度その都度いろいろ会話することができて大変楽しかったものです。が、ここ数年それがなぜがセルフサービス(自分でカウンターまで行って包装ごと好きなだけ取ってくる方式)へと変化し、夫も私も心の中では せっかくのサローネなのに少し寂しいな 味気ないな となんとなく感じていたので、この素敵なお皿でのおつまみ提供には 以前を思い出してちょっと嬉しくなってしまいましたよ。ふたりでそんな話もしながら、スパークリングワインを辛口、甘口と数杯いただいていたら あっという間に時間が経ち、部屋での夕食の時間がやってきました。私達はこの上なく「いい気持ち」になって、軽い足取りでハーバーの見渡せる本日の部屋に戻りました。お部屋では、私達がサローネでお酒をいただいていた一時間たらずの間にターンダウン担当のキャストさんの手によってベッド周りがきちんと整えられていました。(チェックインの際に「ターンダウンは夕食前に終えておいていただけるとありがたい」と夫が時間の指定もせずに大まかに伝えていたのですが、その希望通りになりました。)ぴったりと閉じられたカーテンを開けると、窓の外のディズニーシー、メディテレーニアンハーバーの景色はすっかり「夕景」になっていました。ほどなくして部屋のドアがゆっくりとノックされて、本日の夕食がやってきました。食事のワゴンを運んできた男性キャストさんは、礼儀正しく挨拶をしてくださった後 室内へと入り、手際よく且つ丁寧に 部屋の窓寄りの場所にテーブルをしつらえていきました。そして それを見守る私達を気遣ってか、終始おだやかな口調で(手を止めることなく)ホテル建物の構造や各部屋の窓から眺められる風景についていろいろと物語を語るようにようにお話をしてくださり、そのお話に へえ~ そうなんですか~ と聞き入っているうちに 数分で本日のディナーのセッティングは完了しました。キャストさんは、 お待たせいたしました と 軽くお辞儀をして私達にテーブルに着くようにすすめると、その後はまるでレストランにいるかのようにお料理の説明を 一品一品しっかりと詳しくしてくださいました。それによれば、今回私達の利用したプランに付いているルームサービスディナーは、ホテルミラコスタのルームサービスメニューにあるディナーコース“フェスティーボ”と同じ内容とのことでした。“フェスティーボ”は季節によって用意されるお料理が変わるフルコースで、ホテルミラコスタの公式サイトでその内容を確認することができます。(※ホテルミラコスタ・ルームサービスメニュー)参考までに、私達が今回いただいた 2017年3月1日~5月31日 のメニューは以下の通りです。・キビナゴのマリネ シトラス風味のフォームと共に・桜海老と彩り野菜 アーリオ・オリオソース・プロシュートとアーティチョークのクロスティーニ・菜の花とベーコンのペンネ クリームソース ・真鯛のソテー アサリソース・牛フィレのグリル スカリオンソース・パン ・ストロベリーのムースとライム風味のスープ マスカルポーネクリームを添えて・コーヒー または 紅茶コース料理の構成になっていますが、セットする際には全てを保温器から出してテーブルの上に並べてくださいます。また、スペースの都合上、上記の↑メニューのうち1~3品目までは前菜メドレーのように同じお皿に盛られて こちらの写真↓のようになっています。そして4品目(パスタ)と5品目(お魚)も同じひとつのお皿に一緒に盛られ、6品目のお肉と7品目のデザートはそれぞれ独立していました。お料理について全てを説明し終わると、キャストさんは私達の小さなカメラでとても上手に記念撮影をしてくださり、その上 部屋から夜景を撮影するときのコツまで優しく伝授してくださって、お部屋から去って行かれました。その後私達は 素晴らしい景色を眺められる窓辺でのふたりだけの夕食を始めました。数日遅れにはなりますが、一応 結婚記念日を祝うためのホテルミラコスタ宿泊でもあるのですからね。19:30頃には 開けていた窓の隙間から「今夜の花火は中止」という旨のパーク内アナウンスが漏れ聞こえてきたので、私達は余計にリラックスし、食事のペースはよりゆったりとしたものになりました。(この部屋の窓からは角度的に花火は見えないので、もしも実施されるなら部屋を出て見える場所まで移動しようかな とちょっと考えていましたので。)20:00になると、窓の外では「ファンタズミック!」が始まりました。この部屋のこの窓からハーバーを見つめている人のためだけに行われているショーなのでは? と錯覚してしまうくらいの素晴らしいファンタズミック!でした。さて。ファンタズミック!が終了し、超スローペースの夕食もようやくデザートまでたどりつき、時刻はまもなく21:00。このころになると、なんと私達は既にどうしようもなく眠くなってきていました。だってねえ、今朝は四時起床だった上に サローネで美味しいお酒を楽しくいただいちゃって、ルームサービスでのんびりコース料理まで完食しちゃったんですもの、誰だって眠くなるはずです。これはもう、今日よりも絶対に混雑するであろう明日の舞浜に備えて、若くない私達はそろそろ眠る準備を本格的にした方がよいのかもしれません。夫が 食事が終わりました とサービスホットラインに電話をすると、部屋には数分のうちにキャストさんがいらっしゃってテーブルを片付けてくださいました。そしてワゴンをさげていってくださるキャストさんを見送ると、夫はもう睡眠体制に向かって一直線でした。あっという間に夢の中まで走り去った夫に置いてきぼりをくらってしまったので、私はしばらく 閉じたカーテンの隙間から夜のピアッツァトポリーノを見下ろして、行き交う方々の様子を眺めていました。時刻は21:40を過ぎたところ。今日は一日パークを遊びつくすぞー!と元気いっぱいでやってきた皆さんなら「まだこれからアトラクションのひとつやふたつ行けちゃうんじゃないのー?」と思っていらっしゃる時間帯なのかもしれませんよね。でも。今夜はまだパークの閉園予告アナウンスすら聞いていないけれど。サローネだって まだまだあと数時間も扉を開けて待っていてくれるけれど。ディズニーシーのパークの中にあるホテルミラコスタ、素晴らしい眺めの一室にいて、こんなに早く床に就こうとする夜があったって いいんじゃないかな。 たまには。その後 夫を追って眠る準備に向かった私は、ベッドに入る前に 灯りを落とした部屋の窓のカーテンを開けておくことを忘れませんでした。明日の朝 目覚めた時に、真っ先にディズニーシーの気配を感じたかったので。それでは おやすみなさい。またあした。(翌日に つづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2017
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(・・その2から続く)連休初日の5月3日の早朝からディズニーシーのパークにやって来ていて。実は私は幸運にも、そんなに酷い混雑を感じることなく 今日ここまでを過ごせていました。しかし、それはただ単に「混雑する場所(人気アトラクションのスタンバイ列やカウンターサービスレストランなど)に行っていない」からそう思っていたにすぎないのだ ということを 私は5階のサローネ・デッラミーコにお邪魔して実感しました。このとき時刻はチェックイン開始前の14:35頃だったのですが、訪れたサローネの中が いつになく賑やかな様子だったのです。テーブルがひとつも空いていなくて案内まで入り口脇のソファーで待つ… な-んてほどではなかったのですが(10年ほど前のチェックイン時に実際にそんな状況に遭遇したんですよ)、今日のサローネはなんとなく人口密度が高いな という感じがしました。きっと、連休なので ご家族連れだったり何世代ものグループでいらしたゲストが多く、1グループ(1テーブル)あたりのボリュームが大きかったからなのかもしれません。そんなサローネの中を、キャストさんは一番奥のエリアの二人席へと私達を案内してくださいました。近くの窓辺から明るい光の入る 壁際の静かなテーブルでした。私達はその場所で、チェックインの順番がやってくるまで自由に飲み物をいただいたり キャストさんに用意していただいた温かいコーヒーを楽しみながら過ごしました。20分ほど経ったころでしょうか、キャストさんが明日の朝の「ハッピー15エントリー」のためのゲート通行証などを手に 私達のいたテーブルまで足を運んでくださいました。(キャストさんは、私達の結婚記念日を祝うカードや 私の誕生日カードや誕生日シールも用意してくださっていました。)そして、明日のベッラヴィスタラウンジでの朝食の手配やエクスプレスチェックアウトの利用登録や駐車券の印字など 細々とした処理を手早くしてくださって、ここでの手続きはあっさりと終了しました。その後すぐに ―― お部屋の準備ができました ご案内いたします ――と 別のキャストさんがテーブルまで迎えに来てくださったので、私達は席を立ってキャストさんと一緒にサローネを出ました。本日私達が宿泊することになっているのは、「スペチアーレ&スイート」の「ポルトパラディーゾサイド・スーペリアルーム・ハーバービュー」の「ツイン」のお部屋です。もっとくだけた感じで言うと、 ハーバービューツインで朝食が付いていてサローネ利用のできる部屋 ということになります。このカテゴリーのお部屋は、ホテルミラコスタの5階の 大きく分けて二ヶ所に存在しています。サローネを出たキャストさんが 左に行くか 右に行くか で 二か所のうちのどちら側のお部屋になるかが判るので、このサローネを出る時というのはとても楽しみな瞬間です。今日のキャストさんは、サローネを出る際に少し立ち止まって ○○○○号室にご案内します と 瞳を輝かせておっしゃいました。おそらく 部屋番号を聞けば私達が部屋位置を推測できるのではないか と思われたのかもしれません。が、しかし。何度も書いていますが情けないことに私達には部屋番号を記憶しておく志向が無いので、また今回もキャストさんのとびっきりの笑顔に対して曖昧な笑顔をお返しするのみになってしまいました。でも サローネを一歩出たキャストさんの足が右に向くと、「ハーバー正面の部屋ですね!」という言葉を私達は即座に返すことができました。それを聞いてキャストさんの瞳がまたキラキラっと輝いたのを 私は見逃しませんでしたよ~そして、びっくりするほど少ない歩数でたどり着いたその部屋に足を踏み入れ、窓のカーテンを開けてみると、そこに広がっていたのはこんな景色でした。どうやらこのお部屋、ディズニーシーのパーク内ピアッツァトポリーノのステージ中央からの延長線上に限りなく近いところに位置しているようです。左手はリドアイルまで、右手はザンビーニブラザーズリストランテ前のショーエリアまで、ただ窓の前に立つだけで難なく視界に入ってきます。メディテレーニアンハーバー水域は ずーっとずーっと遠くの海まで続いているようにも感じられます。完璧な眺めです。それもそのはず、窓を背にしてお部屋の中を見回してみると部屋の隅に、隣室とコネクトする際に使うためのドアが設置されていました。たった今 その前を通り過ぎてきた隣の部屋の名は「イルマニーフィコ・スイート」。言わずと知れたホテルミラコスタの最高級スイートルームです。つまりこのお部屋の窓からは イルマニーフィコスイートの窓からと同じくらい素晴らしい景色が眺められるということです。いろいろな幸運を瞬時に理解した私が窓辺に張りついてニヤニヤしながら外を眺めていると、案内してくださったキャストさんと話す中で夫が―― よし! 今日はもうこの部屋から一歩も出ないでこの景色をずーっと眺めていることにしようかな! ・・なんて あいかわらずの軽口をたたいているのが聞こえてきましたが、正直言って私は心の中で「ホントにそれでもいいのよ~」ってつぶやいていましたよ。(もちろんキャストさんは いえいえー ぜひサローネにもいらしてくださいー と笑っていらっしゃいましたけれどね~)キャストさんはその後、新デザインになったルームアメニティーの紹介をしてくださり、お部屋から去っていかれました。時計を見ると、時刻はまもなく15:10になろうとするところでした。私と夫はしばらく窓からの景色や室内の様子をカメラに収めたり、さきほどサローネでいただいたカード類をもう一度広げて写真を撮ったりして過ごしました。ポルトパラディーゾサイド客室独特のデザインのベッド周り。デザインの新しくなったアメニティー。「カピターノ・ミッキーのデザインになりました」とキャストさんはおっしゃってました。サローネでいただいたカード類と新デザインの紙袋。新しい紙袋の裏側のデザインは、お誕生日カードの外側と同じデザインなんですね。お部屋の壁にかけられているこの地図と同じデザインでしょうかね~?紙袋の表側は大海原をいく帆船です。こちらもいいですよね。ベッドに腰掛けて眺めてみたり、ソファーに座って眺めてみたり。飽きもせずに窓から外の景色を眺めていたら ずいぶんと時間が過ぎてしまっていました。・・そうだ そうだ!このあと16:30からは 窓の外のハーバーで本日三回めの「ファッショナブル・イースター」が始まるのです。きっとこの窓辺からなら ショーは申し分なくよく観えるはずです。「ショー開始までに チェックイン前にパーク内で撮っていただいたスナップフォトを受け取りにいかなくては! それに まだパーク内で済まさなければいけない用事もいくつか残っているし・・」と ふと気づいた私達は この素晴らしい眺めの窓辺をいったん離れて ディズニーシーのパークに再入園することにしました。15:40頃のことでした。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2017
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(・・その1から続く)ディズニーシーでの今年のディズニー・イースターのメインハーバーショーは、一昨年と同じタイトルの「ファッショナブル・イースター」です。ショーの雰囲気は少し変わりましたが「4つの海、4つのファッション」という大きな設定は変わっていませんし、それぞれを表現していく登場キャラクター達にも大きな変更はないようです。(違っていたらごめんなさいね~)そして今年のショーは、公式にどこかで語られているわけではありませんが 私の受けた印象で言えば(前回オチェーアノのテラスから眺めた時にも書きましたが)なんとなく「2年前のメディテレーニアンハーバーでのできごとを受けての その続き」のような そんな感じの展開です。今年版は衣装がより鮮やか、音楽も軽快でわかりやすく、単純に楽しく観られて特に説明などは何もいらないと思うので、簡単に記録だけしておきますね~一昨年は、4つの地域からやってきたファッションアーティスト(デザイナー)達が それぞれ「自分のファッションが一番素晴らしい」と主張しあってなかなか譲らなかったのに比べると今年は最初からかなりの友好ムードで、4人のアーティストたちはひとつの船に同乗してハーバー水上に登場してきます。そして多少の諍いはあるものの とりあえずはお互いを尊重し、順番に各ファッションの担当キャラクター達を各船内から甲板へと呼び出してくれます。「アメリカンウォーターフロント」からはミッキー&ミニー、「マーメイドラグーン」はチップ&デールとクラリス、「ロストリバーデルタ」はグーフィーとマックス親子、そして「ミステリアスアイランド」はドナルド&デイジー・・ と各ファッションを体現するキャラクター達が順に紹介されると、彼らを乗せた船はそれぞれ陸上のショーエリア近くへと向かいます。私達のいたピアッツァトポリーノにやって来たのはミッキーとミニー、それにダッフィー、シェリーメイ、ジェラトーニを乗せたアメリカンウォーターフロントの青い船。ミッキーとミニーがピアッツァトポリーノのステージに上がると、ハーバー全体でアメリカンウォーターフロント「アールヌーボー」ファッションのダンスが始まります。ミッキーとミニーの衣装は一昨年の時とデザインが変わって色合いも鮮やかになりました。柔らかな黄色も加えられたので この衣装の彼らが登場するとステージがより華やかで賑やかな感じになりますね~この後、ファッション披露の方は マーメイドラグーン、ロストリバーデルタ、ミステリアスアイランド という順に それぞれの特徴ある衣装を身に着けた出演者の皆さんのダンスと音楽と共に進んで行きます。ピアッツァトポリーノでは、マーメイドラグーンのファッション披露の時はチップ&デールとクラリスがステージに登場し、ロストリバーデルタの時はグーフィー親子が登場・・ というふうにショー進行と登場キャラクターがぴったり一致しているので ショーの世界に入りやすく(わかりやすく)とても楽しく観ることができました。ミステリアスアイランドの「スチームパンク」ファッションの時にはドナルドとデイジーがやってきて、ステージの上で元気に弾けて動き回ってくれましたよ~やがて「ファッション披露」は一昨年の対立当時を思い出してか やや過熱気味になっていきますが、ミッキーやミニーにたしなめられてその場は収まり それぞれの個性が大事 という方向に落ち着きます。仲直りを祝福するように空には5色(4色プラス1色 ですね!)の凧も舞いましたよ~ショーが終盤にさしかかると、ピアッツァトポリーノのステージにはファッションアーティストさんを伴って もう一度 ミッキーとミニーが戻ってきてくれました。水上から花火があがると いよいよフィナーレ。みんなが手をとりあって 各エリアの衣装が入り混じると ショーエリアは一気に華やかになりますね。フィナーレに相応しい光景ですね~ミッキーとミニーとアーティストさんは、最後はダッフィー達の待つ青い船に戻っていきます。このあたりになると、ピアッツァトポリーノの陸上ショーエリアからは出演者の皆さんも去りキャラクター達もいなくなってステージの上はもう空っぽなのですが、水上では最後の最後まで4つのファッションを乗せた4艘の船が結構長い時間をかけて水域を回り、ゲストに“さよなら”の挨拶を丁寧にしていってくれました。名残惜しそうに船が水上から去って行って ショーが完全に終了すると、時刻は10:55過ぎにになっていました。パーク内鑑賞エリアでハーバーショーを観たのがとても久しぶりだったので 私は 目の前に溢れるたくさんの色と笑顔と「ひらひら~」「フワフワ~」と、押し寄せる音に夢中になってしまい、ただただ楽しかった です。「きれい」なショーはいいですね~綺麗でかわいいものをたくさん目にするだけで 心は ぱぁーっと明るくなるものです。顔が笑いっぱなしの25分間でした。その後は、私達はピアッツァトポリーノを離れてブロードウェイミュージックシアターへ向かいました。抽選無しで観られる「ビッグバンドビート」の本日初回(12:20の回)を観たいと思ってのことでした。シアター前に到着したのは11:00過ぎでしたが、待ち列最後尾はとっくにひとつ目の折り返し地点を過ぎていて「入場順はだいたい200~300人目くらいになるのかな~」といったところでしたよ。開場はショー開始の30分ほど前の11:50で、以前と変わらず数十人~百人くらいずつに分けての誘導でした。私達は三回めの誘導グループで会場内に入ることができ、サイドブロックの中盤~やや前方寄りの座席を得ました。(中央ブロックはこの時点ではかなり後方にしか席が残っていませんでした。)・・いやあ。こちらも数ヶ月ぶりに観ましたけれど、やっぱり楽しいですね~~今日は左側のブロックからちょっと斜めにステージを見ていたせいか、「Cheek to Cheek」でこちら側にやってきたミッキーがステージ中央を振り返ってミニーに手を差し伸べにいく場面で 私にはミッキーがタキシードを着て正装した人間に(彼女に恋い焦がれる青年に)見えてしまったほどでした。(…わかっていただけるでしょうか?) ディズニーシーの15周年イベントが3月で終了したのでカーテンコールの曲目が以前と同じになり、演出面でもほんの少しだけ変更があってリニューアル版の通常バージョンともいえるショーになっていたようですが、素晴らしさには全く変わりはありませんでした。ビッグバンドビート終了後シアターから出て、時刻は12:50。ちょうど 朝方取得した試験運営中の新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」のFPの指定時刻になっていたので、私達はポンテヴェッキオを渡ってポートディスカバリーを目指しました。アトラクション前にたどり着くと 私は真っ青な建物の外観にビックリ!とにかくエリア全体が「青い」んです!アトラクションの方は、この時間は試験運営中にもかかわらず順調に稼働していたようでした。が、FPエントランスの方にも結構な列ができていて、最後尾から時間確認(FP回収)ポイントまで5分ほど、そこから乗り場案内まで(プレショーの部屋に入るまで)10分ほどかかりました。ちなみにこの時のスタンバイは130分待ちでした。まあ、こういった待ち時間をうまく調整するにはどんな塩梅でゲストを通したらいいのか、どんな風に対応したらいいのか、そんなことも含めてのグランドオープンに向けての「試験運営」ですからね。今後どのようになっていくのか とても楽しみです。そしてプレショーの部屋に入る前には、キャストさんからはっきりと「本日はグランドオープン前の試験にご協力いただいているので、ここから先、アトラクション内で見たり聞いたりしたこと 体験した内容については、ブログやSNSに公開することは『かたくお断り』します」との要請がありました。控えてください ではなく「かたくお断り」ですからね~私も今日のところは一切をナイショにしておきますね~(でもね、次回シーを訪れたらまた行ってみたいな~って思うアトラクションでしたよ!)ポートディスカバリーを離れたのは13:40くらい。それからは、この時期のミラコスタ宿泊滞在恒例の写真撮影をするポイントを探すために、私達はメディテレーニアンハーバーへと戻りました。スマートフォンサイトで確認したところによれば、この時間キャラクター無しでの台紙付き有料撮影(ディズニー・スナップフォト)のサービスを行っているのは3か所とのことでしたが、私達はその中からピアッツァトポリーノのエンポーリオ前にあるフォトロケーションでの撮影を選びました。花いっぱいのベンチの両脇に小さなミッキーとミニーもいる この↓場所です。ハーバーショー開始直前の混雑する水際をぐるーっと歩いてここにたどり着いたのはだいたい13:50頃で、10組ほどが並んでいました。(撮影までの待ち時間は30分前後とのことでしたので、夫がこの間を利用してビリエッテリーアまでビッグバンドビートの座席券の抽選に行きましたが、残念ながら結果は「はずれてしまいました」でした。)14:00になるとハーバーでは本日二回めの「ファッショナブル・イースター」が始まったので、撮影の順番が来るまでの間も楽しく待つことができましたよ。14:15頃に写真撮影を終えた後は、ハーバーショー開催中ということで人影の少ないミラコスタ通りやディズニーシープラザを歩き、ショップに立ち寄って少しだけお買い物をしました。それから園内の「ホテル&パーク・ゲートウェイ」で手の甲にスタンプを押していただいて、いったんディズニーシーのパークを退園、チェックインのためにホテルミラコスタへ入館し エレベーターで5階サローネ・デッラミーコへと向かいました。14:30過ぎのことでした。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2017
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結婚記念日の前後のこの時期、私達が毎年とても楽しみにして迎える「ホテルミラコスタ&ディズニーシー」滞在。今年は諸々の都合で今日(5月3日)と明日(5月4日)の二日間という 大型連休中「東京ディズニーリゾートが最も混雑すると予想される日にち」と重なることになりました。幸運なことにお天気は申し分ないとの予報だったのですが 五連休初日の道路渋滞がとにかく心配だった私達は、朝5時前に家を出てしまったために予定よりもはるかに早い時刻の東京ディズニーリゾート到着となってしまいました。首都高速道路の葛西出口を経てリゾート内道路に入ったのは5:30頃。交通量の極端に少ない早朝の道を順調に走って、私達の車はそれから数分もかからずにホテルミラコスタの車路ゲートが見える交差点にさしかかりました。いつもならこのままゲートを入り 坂を上ってホテルの正面玄関に車をつけてドアサービスキャストさんに荷物をおろしていただいてから 私だけが車を降り夫は車を駐車場へ置きに行く という手順になるはずなのですが、こんなに早い時間の到着となると それもちょっと勝手が違ってきます。なぜなら。ホテルミラコスタは深夜0:00から早朝6:00までの間は滞在客以外が館内に立ち入ることを制限しているからです。( ※ ホテルミラコスタ・オフィシャルサイト「ディズニーホテル 入館についてのご案内」の項を参照 )この制限規定ができて以後 チェックイン日の6:00よりも前にミラコスタに到着した経験のない私達は―― 入館をご遠慮いただいてます なんていったって、ホテルですもの、玄関前のデスクで荷物預かることくらいしてくれるんじゃないかしら~? ――と思ってちょっと様子をうかがってみたのですが、正面の大きなドアの外にはキャストさんの立ち働いている気配はありませんでした。(その代わりにドア付近には 荷物を携えて6:00になるのを待っていると思われる多数のゲストの姿がありました。)なので私達は 今朝は荷物(大きくない荷物が二つだけですが)を積んだまま車をホテル駐車場に停め、 ・・このまま車の中で待っていてもなんだかねえ~ と語り合った結果、ディズニーシーのパークエントランス・ノースに朝だけ設置されるミラコスタ宿泊者専用のディズニーシー入園口に(荷物は車に置いたまま)二人一緒に並びに行ってみることに決めました。ホテル正面玄関車寄せの脇を抜け、いつもの小さな階段を まだ しーん と静まり返っている無音のディズニーシーのチケットブース前へと下りると、一番手前のミラコスタ宿泊客専用口には既に30~40組と思われる方々が並んでいて、列の最後尾はピクニックエリアを過ぎるあたりにまで到達していました。よくよく見ると、一般入場ゲートの方も チケットブースよりもパーク寄りの屋根のある部分はほぼ埋まりつつあるようでした。時計を見ると、時刻はまだ5:48。さすが大型連休、皆さんスタートが早いですね。5:50になると突然、あたりには パークの営業時間などを案内するお馴染みの男声アナウンスが流れました。そして6:00になると 静かだったパークエントランス一帯には「アクアスフィアのテーマ(Day)」が流れ始めました。いよいよ 東京ディズニーシーの「今日」の始まりです。夫は時刻を確認すると、「荷物をベルデスクに預けてくる」と言って 列を離れ駐車場へ向かって行きました。それから10分ほどして戻ってきた夫によれば、この時間のホテルミラコスタ正面玄関は普段の早朝の私達が識る様子と何ら変わりなく稼働しており、スムーズに荷物を預けることができたそうです。(具体的に書くと… 駐車場から荷物を携えて夫がホテル玄関に向かって歩いていると、ドアサービスキャストさんがどこからともなく風のように現れて荷物を持ってくださり、そのままおしゃべりしながら一緒に歩いてくださり、正面玄関車寄せに着くと簡易ベルデスクにて数秒で荷物預かりの手続きが済んだ とのことです。)その後は今度は私の方が 夫を列に残してお手洗いなどを借りにホテルロビーに行きました。時刻は6:15頃。五連休初日の朝のホテルミラコスタのロビーは、ゲストの姿もキャストさんの姿も少なく静かでした。間もなく朝食時間帯となるオチェーアノ店内ではキャストさん達が準備に忙しそうな様子でしたが、入口はまだ閉められていました。ミッキランジェロギフトもベッラヴィスタラウンジも、まだ準備中のようです。6:30過ぎ頃パークエントランス・ノースに戻ると、「ホテルミラコスタ宿泊客専用入場口」の並び列は なんと既にバス停まで到達し折り返していました。列の付近にはホテルキャストさんの姿もあり、ゲストにわかりやすいように「ハッピー15エントリー」列の最後尾であることを案内するサインボードを高々と掲げていらっしゃいました。7:00を過ぎると、パークエントランスでは「本日のパーク開園時刻は5分早まって7:55になる」との案内が頻繁になされるようになりました。ミラコスタ宿泊客の列に対しても「こちらの列の入場開始も5分繰り上がって7:40になるので、早めに全員が揃うよう 今ここにいない方にもご連絡を」とのアナウンスがホテルキャストさんによって繰り返しなされました。7:15過ぎ頃には立ち上がって前に進む準備をするようにとの指示があり、先頭から順に宿泊確認と手荷物のチェックが始められ、比較的列の前方に並んでいた私達は7:30にはチェックを終えてゲート前のエリアへと誘導されました。そして7:40。パークエントランス・ノースの「ホテルミラコスタ宿泊ゲスト専用入場口」と パークエントランス・サウスに設けられている「アンバサダーホテル、ディズニーランドホテル、ディズニーセレブレーションホテル宿泊ゲスト専用入場口」が同時にオープン。私達がパスポートをかざしてディズニーシーに入園したのはそれから1~2分後のことでした。お久しぶりのミラコスタ通り。歩きながら見上げた入り口上には「ディズニー・イースター2017」のタペストリー。ディズニーシーのパーク内に「イースター」のロゴがあふれるのも二年ぶりのこととなりますね~入口の両脇には、2年前のシーの初のイースターの時と同じようなタマゴの形のオブジェがありました。右側がミニーさん。そして左側がミッキー。ミラコスタ通りの中の柱にも“ファッショナブル”なキャラクター達のポスター仕様の飾りつけ。ゲストが少ない今のうちに飾り付けをゆっくり眺めたいけれど、まずは10:30からの本日1回目のハーバーショー「ファッショナブル・イースター」の観賞場所を確保しなければね~ と、数回シャッターをきったところで私達はピアッツァトポリーノへと向かいました。ホテル前の広場(ピアッツァトポリーノ)に出たのは7:45くらいだったと思います。ショー全体がよく見える立ち見場所を希望していた私達は、キャストさん達のお話も参考にして今回もまた側面立ち見エリアの中盤あたりに場所を確保することにしました。確保した場所のほぼ正面、三角形の座り見エリアを挟んだ向こう側にはカフェポルトフィーノ前の噴水のフォトロケーションが。一般入園が始まる前の今のうちに… と、私は広場周辺で少しだけ写真を撮りました。前回(10日ほど前)舞浜に来た時 オチェーアノのウェイティングエリアの窓から眺めて きれいな色だな~ と思っていたマンマビスコッティーズ・ベーカリー前のパラソルは園内で眺めるとこんな感じでした。この優しいすみれ色とばら色は、「ファッショナブル・イースター」でのミッキーとミニーのテーマカラーなんですね~ホテル外壁にもとてもよく馴染んでいて やっぱりとても素敵です。そうこうしているうちに7:55がやってきて、ディズニーシーのパーク内には一般入園のゲストが大量に流れ込んできました。ハッピー15エントリーを利用して朝一番に広場の立ち見鑑賞エリアにいると このタイミングでは少し怖い思いをするのが常なのですが(大急ぎでこの場所を通過していかれる方が多いので)、今朝は五連休初日ということでまだ混雑が緩やかだったのか、はたまた 学生さんなどの若い方のグループよりもご家族連れなどの比率が高かったせいなのか、いつもよりは状況は穏やかだったようでした。瞬間で埋まってしまうのかなあ と思っていたピアッツァトポリーノの座り見前方や立ち見の一列目の鑑賞場所も、埋まるまでにはかなりの時間の余裕があったように私には思われましたよ。あたりの状況が落ち着くと、私達の耳には 「5月12日にグランドオープンする予定の新アトラクション『ニモ&フレンズ・シーライダー』が 今日は朝一番から試験運営しているらしい」 という情報が飛び込んできました。しかも今日はFP(ファストパス)の発券も試験的に行われているらしい とのことでした。ふと広場の片隅に立つインフォーメーションボードを振り返ってみると、確かに「ニモ&フレンズ・シーライダー」の情報が既に掲載されていて、キャストさんもゲストに訊ねられれば案内しているようでした。が、何しろ正式オープン前なので、公式スマートフォンサイトの「アトラクション運営状況」には運営しているのかどうなのか、FPは何時ころのものを発券しているのか などの情報が一切ありません。―― では、ちょっとポートディスカバリーまで行って 様子見てくるわそんなふうに言って、夫は広場の鑑賞エリアを離れていきました。8:40くらいのことでした。(↓↓この写真は9:10頃に撮影した物です)夫が広場に戻ってきたのは9:10過ぎ。「ニモ&フレンズ・シーライダー」のFP(12:15~13:15指定の物)を手にしていました。夫の話によれば、キャストさん達は 「まだ試験運営段階なので、FPの指定時間に戻ってきても運営が停止していたら乗れないかもしれません」 という趣旨のアナウンスを発券機の前で繰り返し繰り返ししていらしたそうです。でもまあ、もし本当に乗れなくてもその時はFPが記念になるし、今日の楽しみがひとつ増えて良かったな~ と私は思いましたよ。そうして10:30。広場の鑑賞エリア周辺はそんなに酷い混雑状況に陥らないまま、「ファッショナブル・イースター」の開催時刻を迎えました。オチェーアノのテラスから先日一度は観たショーですが、ハーバー正面のエリア「ピアッツァトポリーノ」からはどんなふうに観えるのでしょう。さあ、いよいよです。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2017
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(・・その2から続く)ショーが終了し、ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを見渡せるテラスから室内に戻ったのは14:30ころ。私達が席を外している間に、テーブルには新たに飲み物用のグラスがセットされていました。そこにキャストさんがスパークリングワインを注いでくださって、私達の昼食はようやくスタートしました。最初にやってきたのは、「いかにもイースター」といった見た目の前菜。これ、スパークリングワインによく合いましたよ~ウサギの耳に見立てたチコリの上にはハーブと極小のパスタ。手前の タマゴが隠れた鳥の巣のように見えるものの中身は、真鯛と天使の海老のマリネです。白いフォームは甲殻類のだし汁を泡状にしたもの、散らしてある薄紅色の細かい粉末は海老のお塩とのことでした。二品目はイカと筍の組み合わせ。ホタルイカのコンフィと筍、右の丸いのはイカの入ったガレット(のようなもの)。メインは夫も私もお肉の方を選びました。牛フィレのグリル、付け合わせはリヨネーズポテト。グリーンピースのピュレは「グリーンピースそのもの」でした。定番の古風な組み合わせのように見えますが、とても美味しかったですよ。デザートはアイスクリームと飴とフルーツを積み重ねて作ったイースターボンネット。お皿の上に描かれたロゴと 添えられた小さなお花も可愛らしいですね~デザートのお皿がテーブルに登場する前にはプレシャスセレブレーションセットのケーキも運ばれてきました。(チョコでできた耳の部分には夫がお店に電話してお願いしたオリジナルメッセージが入っているのですが、気恥ずかしいので写真を加工して消してあります。)見た目にも凝った楽しく美味しいお料理とワインにケーキ、それにキャストさん達の笑顔と春の陽射しが加わって 私達のお祝いの時間は素晴らしいものになりました。今年もふたりそろってオチェーアノに来られた幸運に感謝せねばなりませんね~ありがとう。食事を終えてお店を出てからしばらくロビー周辺で時間を過ごし、私達が帰りに向かってホテルの正面玄関を出たのは17:00近くなってからのことでした。16:30頃にはディズニーシーのパーク内では本日三回めの「ファッショナブル・イースター」が行われていたようでしたが、ロビーから遠目にちょっと眺めた限りでは この回は凧の登場場面が無かったようでした。私達がオチェーアノのテラスから眺めた二回目のショー開催時と比べてそんなに「強風」というわけでもなかったと思うのですが、やはり完全版に近い内容で屋外ショーを上演するには風向きなどいろいろと細かい条件があるのでしょう。リゾートラインの駅へ向かうために小さな階段をパークエントランスの方へ下り ホテルミラコスタにお別れを言おうとふと振り返ってみると、私の眼には美しい新緑が飛び込んできました。数週間前には大島桜の白い花が春の訪れを知らせてくれていた 東京ディズニーシーのパーク外施設ピクニックエリアの木々です。春、花の季節はあんなにもゆっくりやってきたというのに、今はもう新緑の時なのですね。月日は ほんとうにあっという間に過ぎていくものです。* オチェーアノ の “ディズニー・イースター”ランチコース(前期メニュー) *・真鯛と天使の海老のマリネ ハーブサラダと共に キャベツのクーリとクリュスタッセのフォーム・イカのコンフィと筍のソテー パプリカの香り スパイシートマトソース・ホウボウと帆立貝のポッシェ ベーコン香るナージュ グリーンアスパラガス添え (別途加算で「ロブスター」を追加可) または 牛フィレのグリル エシャロットソース グリーンピースのピュレとリヨネーズポテト (※別途1000円加算で魚料理、肉料理共に提供)・バジルのキャンディー ミルフィーユスタイル オレンジのパルフェとフロマージュブランアイス・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2017年4月3日~5月9日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 23, 2017
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(・・その1から続く)東京ディズニーシーの今年のイースター、メインのハーバーショーのタイトルは 2015年に初めてイースターイベントを執り行った時と同じ「ファッショナブル・イースター」といいます。既に4月の初めごろから上演されているので、 タイトルは同じでも内容は一昨年の初演の時とはちょっと違っているよ~ という声をいろいろなところで聞いていますが、さて どんな感じなのでしょう。テラスに案内されて数分後 14:00ちょうどになると、音楽とともに水上にはジェットスキーに先導された大きな船がまず姿を現してショーはスタート。一昨年は一人ずつ自分の船で登場し自己主張をぶつけ合っていた4人のファッションアーティストさん達は、この2年の間に友情を深めたらしく 今回はこの大きな船に4人同乗しての登場でした。新しくなった衣装に身を包んだキャラクター達は、それぞれ自分の持ち船(?)で登場。ミッキーやミニーはダッフィー達と一緒にブルーの船に乗っています。ピアッツァトポリーノ上陸の際は一旦ステージ裏でハーバーサイドテラス(バケーションパッケージ利用者などのために用意された鑑賞エリア)に向かってファッションショーのようなポージング。演出で決まっていることなのか偶々なのかわかりませんが、今まであまりなかったことなのでちょっと驚きましたよ。出演者の皆さんの衣装もキャラクター達の衣装も一昨年よりも造りがちょっと派手になり 色合いの鮮やかさが増し、ショー開催中のハーバーは以前の時よりもさらに華やかです。天候に恵まれれば凧も舞うようです。ミッキーとミニーのイースターボンネット、オチェーアノのデザートカウンターに飾ってあるのと同じですね!(当たり前のことだけれど、確認して嬉しくなってしまいました。)ショーの間じゅう陸上を動き回ったキャラクター達、エンディングでは自分の船に戻り アーティストの皆さんを一人ずつ自分たちの船に乗せるようです。そして、ショーのクライマックスでゴージャスな様相に姿を変えた船は、最後にハーバーを一周半ほどして帰っていきました。ショー展開としては一昨年のような4人のアーティスト率いる4種類の「ファッション対決」みたいな要素が無くなって、終始お祭りムードで明るく楽しい感じです。前回のショー内容を継承して その後日談としてのショーが行われているような雰囲気・・ ファッショナブル・イースター「リターンズ」とでもいえばよいでしょうか?メイン曲の歌詞を日本語にして内容を解りやすく伝えられるようになり、その分 全体的に説明のセリフが減っていて受け入れ易くて 気楽に観られるようになったなあ と個人的には感じましたよ。(※「劇」より「レビューショー」が好きな私の個人的感想です。)美しいディズニーシーの美しいメディテレーニアンハーバーに ショーの開催中は凝ったつくりの船や華やかな衣装や小道具があふれて この場所がよりいっそう美しく賑やかになる。そんな情景が私は何より好きなので、遠くから眺めるだけでも 雰囲気だけでもなんとなく楽しめそうな今年の「ファッショナブル・イースター」は私にとってはどうやら嬉しいショーのようです。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 23, 2017
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私達ふたりが結婚式を挙げた日が、今年も まもなくやってきます。その「結婚記念日」に先駆けて毎年恒例のお祝いをするために 今日は電車に乗って舞浜までお出かけしてきました。JR舞浜駅到着は正午を少し回ったころ。レストランにPSを入れている時は 電車の遅延などで予約時刻に遅れたら大変! と思ってかなり早めに家を出るので、今回もまたちょっと早過ぎる到着です。なのでリゾートゲートウェイステーションからディズニーリゾートラインに乗り、各駅で降りたりしてしばらく時間を過ごすことにしました。期間限定デザインのフリー切符を購入し足を踏み入れたリゾートゲートウェイステーションの駅構内には、「ディズニー・イースター2017」のデコレーションが施されていました。今年は「花いっぱい」で春らしいですね~それに、火山とお城の上空にいつも ふわふわ きらきら と舞って パークを訪れる私達を包んでくれている、本来なら目に見えるはずのない不思議な「何か」まで描かれているようです。なんとも言えずほんわりとしたデザインで、あたたかい色調は眺めているだけでほっとします。エスカレーター下のフォトロケーションもまるでお花畑のようですね。乗車ホームに上がってみると、ホームドアにも同様のデコレーションが。他の駅のホームのドアのデザインも同じような雰囲気ですが、リゾートラインのエッグハント・プログラムに参加する方は、ちょっと注意して観察しなければならないようですよ!(各駅を回ってスタンプ集めをするこの“エッグハント”にも、夫はちゃっかり参加していたようでしたよ~)最終的にディズニーシーステーションでリゾートライナーを降りたのは13:00過ぎくらいでした。降車側ホームのデッキに出て、お久しぶりのディズニーシープラザにご挨拶。最後にディズニーシーのパークを訪れてから気付けばなんともう三ヶ月が経ってしまっていますが、私達の次のパーク入園はもう少し先の予定です。今日のところはミラコスタの窓辺から春のディズニーシーを眺めることにしましょう と、私達はディズニーシーステーションの改札を出て、ホテルミラコスタ正面玄関に向かいました。ロビーや「ミッキランジェロギフト」で時間を過ごした後、「オチェーアノ」店頭を訪れたのは予約を入れてあった時刻の少し前でした。ランチタイムのピーク時間帯だけあって、店頭に立つ受付のキャストさんの前には数組の列ができていました。あの列が途切れたら名前を告げようか・・と私達はしばらく様子を見ていたのですが、そんな気配がまったくないので 13:30を過ぎた頃、受付列の最後尾に並ぶことにしました。順番にご案内しますので予約時刻まで中でお待ちください と 通していただいたウェイティングエリアは、きょうこの時間は「酷い混雑」という感じではありませんでした。ふと窓からパーク内を眺めると、マンマビスコッティーズ・ベーカリー前のパラソルはイースターイベント仕様に模様替えしているのでしょうか、綺麗な「ばら色」と「すみれ色」になっていましたよ~その後数分待って、私達は奥のコースルームまで案内していただけました。通り過ぎたブッフェルームのデザートカウンターの上のオブジェは「ディズニー・イースター2017」に因んでミッキーとミニーのイースターボンネットになっていました。ちょっと見ると紳士淑女のかぶるゴージャスなお帽子のようですが、ちゃんと「タマゴ」と「うさみみ」がのっかっているんですよね~テーブルに着くと、飲み物の注文よりも前にまずカメラマンさんがやってきて、写真を撮影してくださいました。(事前に、お祝いのプラン「プレシャスセレブレーションセット」をお願いしてありました。)その後、メニューを携えたキャストさんがやってきて、私達はそのキャストさんと相談しながら本日の飲み物とお料理を「グラスワインセット」と「ディズニーイースター・ランチコース」にすることに決めました。グラスワインのセットは前回来た時よりも進化していて、スパークリング、赤、白、ともにそれぞれ二種類ずつが用意されていて好みのものを選べるようになっていましたので、夫はデュエット(スパークリングと赤)にし、私はトリオ(スパークリング・白・赤)をお願いしました。全ての注文を終えると時刻は13:50過ぎになっていました。キャストさんは―― まもなくショー鑑賞のためのテラスへのご案内時刻になりますので、お飲物のご用意はショーが終わってお席に戻られてからにいたしましょう大切な記念日の乾杯のスパークリングワインなので このあとお急ぎの予定が無いならばその方が良いと思います ――と気遣ってくださったので、ありがたくその通りにしていただくことにして、私達はテラスへの案内を待つことにしました。(その2につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 23, 2017
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お昼に ディズニーランドホテル「シャーウッドガーデン・レストラン」へ。なんと6年ぶり、しかも私達にしては珍しく大人数での昼食でした。東京ディズニーランドに一番近いホテルレストランとあって、店内装飾もお料理も可愛らしいイースター仕様。時間制限のないブッフェって良いですね~ 楽しかったです。機会があればまた行きたい と思いました。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 16, 2017
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ホテルミラコスタ「シルクロードガーデン」で昼食をとってきました。そして 毎年恒例、ディズニーシーのパークエントランス・ノース側のピクニックエリアに咲く大島桜も、少しだけですが眺めることができました。舞浜に到着したのは11:10頃。三月ももうすぐ終わりだというのに今日の気温は一月なみの低さで、リゾート上空には雲が垂れ込めて時折小雨も降る という、春休みに似つかわしくないようなお天気でした。いつもの年のこの時期なら必ず「お花見」をしに行くディズニーシーのピクニックエリアは、今年はホテルミラコスタの外壁メンテナンス工事の影響で1月中旬からずーーっと目隠しの柵で囲われたままだったので 今年は大島桜の下でお弁当を食べるのはきっと無理だろう・・ と私達は勝手に思っていたのですが、今日行ってみると柵がとり払われていて中に入ることができました。細かい冷たい雨が霧のように降り注ぐピクニックエリアにはこの時間 人の姿はありませんでした。大島桜はまだ三~四分咲きといったところでしょうか。あたりが塀で囲われていた間に樹木の枝を落としたようでしたが、ソメイヨシノよりも少し白い清らかな小さな花は今年も健在でした。安心しましたよ。冷たい雨の中 しばらく大島桜を眺めた後、私達はいったんホテルミラコスタの下を離れました。今年の花の季節にはもう舞浜に来る予定がないので、残念ながら大島桜の下でのお花見は「また来年」ということになります。それでも、短い時間でも まだ満開でなくても、今年も大島桜を見ることができてとても嬉しかったです。再び私達がホテルミラコスタに戻ったのは13:00過ぎ頃。レストラン受付で名前とPS時刻を告げると、数分待ってシルクロードガーデン店内に案内していただけました。この時期はディズニーシーのパーク内メディテレーニアンハーバーでは日中のショー開催が無いので、今日の各レストランのランチタイムもさぞや静かだろう と思っていたのですが、店内に足を踏み入れると結構混雑していたので私はちょっと驚きました。お食事内容の方も、メニューを見せていただくと4月3日から提供予定の「ディズニー・イースター」のコースが既に提供されていたので またびっくり。有り難く そちらのスペシャルコースを注文させていただきました。前菜。ビーツで色付けした切り干し大根、干し貝柱の茶わん蒸し、海老の湯引きと卵の寄せもの、ラム肉のチャーシュー、きびなごと筍、梅と薔薇のソース など。スープ。蛤と桜海老、青菜は菜の花でしょうか。白身魚とイカと季節野菜の炒めもの(紅麹炒め)。久しぶりの「人数分大皿いっしょ盛り」での提供です。キャストさんが一人分ずつ取り分けてくださったあとは こうなりました。鶏肉のから揚げ黒酢ソース。こちらははじめから一人分ずつの提供でした。炒飯は海老と香菜。二人分での提供でした。スライスしたヤングコーンの断面がタンポポのようで可愛らしいです。キャストさんの手によるおとりわけ後はこんな感じ。最後のデザート。ジャスミンティーのミルクプリンとライチーと梅酒のジュレ、フルーツ。今回はラングドシャクッキーは無いようです。イベントも何もない時期の舞浜は 混雑こそしていてもどこか時間がゆったり流れているように感じます。ここ一ヶ月ほど夫も私もとても忙しくて 夢見るような心の余裕もあまりなかったのですが、どんな時でもきらきら きらきらと輝いている舞浜の空気に今日はちょっとだけ触れることができて 私達の「夢見る力(ちから)」も少ーし回復したように思います。ほんものの春がやってくるのが待ち遠しくなるような そんな一日でした。* シルクロードガーデン の“ディズニー・イースター”ランチコース(前期メニュー) *・季節の前菜の盛り合わせ・蛤と桜海老のスープ・白身魚とイカと季節の野菜の紅麹炒め (別途加算で「白身魚とイカ」を「タラバ蟹と海鮮」に変更可)・鶏肉の唐揚げと野菜の黒酢ソース・海老と香菜の炒飯 (別途加算で「車海老の葱生姜蒸し添え」を追加)・ジャスミン茶風味のミルクプリン ライチーと梅酒のジュレ ・・・・・・・・・2017年4月3日~5月9日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 26, 2017
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前回ディズニーシーを訪れてから はや一か月。今日はこの時期恒例、夫の誕生日祝いをするためにホテルミラコスタ「オチェーアノ」に出かけてきました。「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」も、お店のテラスから観ることができましたので、簡単に記しておこうと思います。舞浜到着は11:50頃。席は13時台後半にお願いしてありましたが、いろいろ行きたいところもあったので早めに来ました。今日はお祝いなのでお酒をいただくかな~と思って電車利用です。舞浜駅ホームに降り立ち 改札を出てみると 外はぽかぽか暖かくてお天気も良く、真冬の服装では少し歩くと汗でもかいてしまいそうな陽気でした。ボンヴォヤージュ、イクスピアリ、アンバサダーホテル、リゾートラインに乗ってディズニーランドホテルなどなど と、リゾート内をあちこち動き回って(この時の記録は一番最後に少しだけ載せておきます)お買い物などした後、オチェーアノの店頭に出向いたのは13:30前頃でした。ウェイティングエリアは結構な混雑ぶりで「コースのお部屋も混んでいるのかな?奥のパーティー用の部屋も開放しているかしら?」とふと思ったのですが、案内されてみると奥の個室は本日は宴会のため使用されていたようで、お店の入口付近とはうってかわってコースルームはとても静かで穏やかな時間が流れていました。席に着くとすぐにカメラマンさんがやってきて写真を撮ってくださり、その後私達はキャストさんともお話しながら本日のお料理と飲み物を決めました。お料理は2月15日から後期メニューに内容が変更になった“スウィート・ダッフィー”ランチコースに。それに、お祝いなのでシャンパンでも と思ったのですが、ドリンクメニューにグラスワインのセットが復活していたので ふたりともそちらをお願いしました。(復活といっても10年以上前に一時期あっただけなので、再登場といった方がいいのかもしれませんね~)ミラコスタのグラスワインセットは、本日は「トリオ」(4300円)と「デュエット」(2900円)の二種類で、トリオはスパークリングワイン(本日はロゼ)と白と赤の3杯、デュエットはスパークリング(ロゼ)と白または赤の2杯の組み合わせとなっていました。以前のワインセットはトリオで価格が4000円ほどの設定で、一杯目めがスパークリングワインではなくシャンパン指定でしたので、舞浜での10年以上の時間経過を考慮すると この再登場したワインセットは価格含めなかなかの「良い企画」なのかもしれません。何より、コース料理にワインを合わせられるというのが嬉しいです。食事が楽しくなりますよね~一杯目のロゼのスパークリングワインが登場すると、テーブルの上は春の海辺らしいとても綺麗な景色になりました。(パーク内で行われるハーバーショー鑑賞のためのテラス解放時間が迫っていましたので、実際にテーブルにワインが登場してきたのはショー終了後だったのですけれど。)食事スタート前の13:55くらいにはテラスを解放する旨の案内があり、私達もテラスに出ました。以下、オチェーアノのコース側のテラスから眺めた「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」の様子です。先月パーク内で観た時にも思ったのですが、“シャイン・オン!”では以前のノーマルバージョンのクリスタル・ウィッシュ・ジャーニーとはキャラクター達のショー中での場所移動の仕方が少々違っているようです。でも、ショーの序盤でミッキーの乗った赤い船がオチェーアノのテラス前に比較的長く停泊するのは変わっていませんでした。ミニーさんがテラスの下に一瞬やってくるのも変わらず。こちらはテラスの真横に見えるピアッツァトポリーノ方面。ダッフィーは動きがゆっくりなので、良いカメラでなくても遠くからでも意外と撮影できたりします。本日の凧はちゃんと五連でした。フィナーレでのシャボン玉噴出は遠くから見ていてもすごかったです。こちらはザンビーニブラザーズ・リストランテ前のショーエリア付近。さてさて。ショーが終わって室内に戻り、コースがスタートしました。“スウィート・ダッフィー”のランチコースは公式サイトには前期のメニューの写真しか掲載されていないので、どんなお皿が出てくるのかとても楽しみでした。彩りがきれいな前菜。一番下にまあるく敷き詰められているのはスモークサーモン。上にちょこんと載っている半球型のクリームチーズはダッフィーのしっぽをイメージしているそうです。二皿目は帆立貝柱の炙り焼きに野菜の蒸し焼き。スープ仕立てのようでした。メインはお肉が夫の大好物の仔羊肉だったので夫はお肉に、私はお魚にしました。こちらは仔羊のロースト。いつもの「骨付きでドーン!」という野性的な姿ではなく、ちょっとおすましした感じです。付け合わせのサラダがまた とても可愛らしく綺麗です。皮目パリパリの真鯛のポアレ。その上に載っているのは「行者ニンニク」のてんぷらですが これが風味豊かでとても美味しかったです。最後のデザートは3色でわかりやすい。レモンメレンゲパイ(ダッフィー)、チェリーコンポート(シェリーメイ)、抹茶アイス(ジェラトーニ)ですね~こちら↓は帰り際に撮影させていただいた おなじみブッフェルームのデザートカウンターの上のオブジェなのですが・・まさにこれがそのままデザートのお皿の上に表現されている感じでした。そしておまけ。プレシャスセレブレーションセットのケーキです。ワインたった2杯でかなり良い気分になった夫と二人、お店をあとにしたのは16:00頃だったと思います。以前にも書いたと思いますが、私は 理由(わけ)あって夫の誕生日祝いをするのが大好き! なのです。どんな理由なのかはとてもとても明かせませんが、今年も無事オチェーアノで誕生日のお祝いができて本当にうれしかったです。オチェーアノは最近は土日の予約を取るのがだんだん難しくなっているのでいつまで続けられるのかわからないのですが、こんなことがいつも通りに不都合なくできる安らかな日々が少しでも長く続いてくれればいいなあ と思っています。いろんな幸運に心からありがとう。そんな一日でした。** オチェーアノ の “スウィート・ダッフィー”ランチコース(後期メニュー) ** (メインは1000円加算で魚料理と肉料理の二品を提供)・サーモンのマリネ マスタードのヴィネグレット フロマージュブランのムース ナッツの香り・帆立貝の炙り焼き きたあかりとセロリアークのエテュヴェ・真鯛のポワレ ヴィネガーソース キヌアとクラブミートを詰めたピキージョペッパーを添えて (別途加算で「ロブスター」を追加可能) または 仔羊のロースト クスクスとモロカンサラダ スパイス香る仔羊のジュ・レモンメレンゲパイとチェリーコンポート 抹茶アイスクリーム添え・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・2017年2月15日~3月17日《おまけ》2017年2月25日の東京ディズニーリゾート点描イクスピアリ、リリーポンドガーデンの河津桜。もうほとんど散ってしまった後でしたが、青い空に濃いピンクが映えていました。乗り込んだ“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”ライナー(暖色系)の内部。これは最後部です。期間中(3月17日まで)にもう乗るチャンスもないのでは と思ったので記念に撮影。こちらは3月の21日まで運行の“アナとエルサのスノークリスタルライナー”。そして、帰り際にちょっと下りてみたホテルミラコスタの「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へと続く階段。ディズニーシーの営業時間中、この場所に誰も立ち止まっていないのは結構珍しいことなのでつい撮影してしまいました。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 25, 2017
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(・・その2から続く)そして迎えた17:30。冷たい北風の止まぬディズニーシー、メディテレーニアンハーバー水域を囲む多くのゲストの前には、いつのまにか三人のメッセンジャーが姿を現していました。リドアイルでは、おそらくこのショーを夜間に上演するために特別に準備された照明がショーエリアをまるで円形劇場のように照らし出しました。冷たい海の底のようなリドアイル、スポットライトの輪の中に登場したクリスタルブルー氏は、ダンスや“シャイン・オン!”ポーズの指導を淡々と進めた後、東京ディズニーシーの物語を語り始めました。昨日の午前中ピアッツァトポリーノでクリスタルレッド氏の語りを聞いた時にも思いましたが(ショーは途中中断でしたけれど)、ショーの前のこの語りの雰囲気が1月13日以前のとは違っているために “シャイン・オン!”が始まる時は「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニーのグランドフィナーレバージョンが始まる」というよりは 「以前のとは全く違う旅立ちのショーが始まる」というような ちょっとセンチメンタルな気持ちになります。ひょっとしたらそれは、メッセンジャー達が語り始める時に少しだけ聞こえてくる東京ディズニーシーのテーマ曲のせいなのかもしれませんけれどね。いよいよショーの本編が始まると、ピアッツァトポリーノで観ていた時にはステージに遮られてあまりよく見えなかった大きなコンパスを搭載した三隻の船の登場シーンも、リドアイルの私達がいた場所からはしっかりと捉えることができました。また、船を追う照明が水面に反射してきらきら輝く様子は 昼間の公演では決して見ることのできない光景です。いろいろと迷ったけれど、ハーバーの水域を見渡せるこの場所を鑑賞場所に定めて良かったなあ と思いました。ドナルドとデイジーが上陸するリドアイルが戴くブルーのクリスタルに託された願いは“友情”。その象徴なのでしょうか、この場所には ダッフィー、シェリーメイ、ジェラトーニの三人(?)が揃って滞在する時間が比較的長いようです。(以前のバージョンをリドアイルで観たことがないので、以前からこうなのか“シャイン・オン!”になってからこうなったのか は ちょっとわからないのですが。)強風だから多分省略されてしまうだろう と諦めていた凧も四連ながらも夜空を駆け回り・・クライマックスでは東京ディズニーシーのテーマ曲とともにミッキー形に変化したコンパス船から無数のシャボン玉も出現し、ハーバー中から歓声があがっていたようでした。リドアイルのショーエリアにはミッキーやミニーがやってくることはありませんでしたが、ショーの最後にハーバーから去って行く際にはリドアイルのゲストに向けて一生懸命手を振ってくれましたよ。ミッキーもミニーもプルートも もう 全身を使って大サービスです。強い風に耐えながらハーバーを囲んでいた皆さんにとっては、彼らが溌剌として未来へと旅立っていく姿が観られたことが今夜一番の贈り物だったと思います。ショーがエンディングに向かう時に感じる 東京ディズニーシー15周年おめでとう! と心から拍手を送りたくなるような清々しさは、「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」の1月13日以前のバージョンではそんなに強く感じられなかった フィナーレバージョンならでは のものだと思います。厳しい北風の中、待っていた甲斐がありました。ディズニーシーの大きな節目にあたっての新たな出発をこうして見守ることができて 今夜は本当に幸せでした。赤青緑の三隻の船と大きな「15」のマークのクリスタル船がハーバーから完全に消えるまで見送ると 時刻は18:05。吹き荒れていた北風は、ショーが行われている30分の間にかなり収まっていました。これくらいの風の吹き方ならこの後18:45からドックサイドステージで予定されている「テーブル・イズ・ウェイティング」最終回も上演できるのではないか と思った私達は、リドアイルの橋の上を離れてアメリカンウォーターフロント方面へと向かいました。本日は 私達も鑑賞した朝方の初回こそ強風バージョンで上演されたものの、その後の回は風の影響で中止や中断ばかりだったテーブル・イズ・ウェイティング。土曜日の今日、最終回の開始まで40分を切ったタイミングではもう席もそんなに残っていないのではないかー?と思いつつステージ前に行くと、後方やサイドブロックならばまだまだ席はたくさんありました。私達の後ろには 同じように考えてドックサイドステージ目指して急ぎ足でやってきている多くのゲストがいらしたようで、キャストさんが大きな声で「お席はまだまだたくさんございまーす! 走らずゆっくりで大丈夫でーす!」と案内していらっしゃいましたよ。それからショーが始まるまでの30分ほどはあっという間に経ちました。私達は鑑賞席のサイドブロックから本日最後の、そして私達にとっても本当に最後の最後となる「テーブル・イズ・ウェイティング」を観ました。元々は、2008年の秋にディズニーシーで開催された“世界の食の旅”をテーマにしたスペシャルイベント「ディズニー・ア・ラ・カルト」で二か月間だけの期間限定で上演されたこの「テーブル・イズ・ウェイティング」。可愛くてきれいな衣装や色彩豊かなステージや親しみやすい音楽や演出など心ひきつけられる要素が満載で、特に難しいことを何も考えなくても ディズニー映画やディズニーキャラクターを知らなくても、たまたま通りかかっただけでも、誰もが足を止めて楽しむことができる貴重なショーだったと思います。このショーの上演が3月17日に終了した後 ドックサイドステージでは新しいエンターテイメントが行われることが既に決まっているようですが、そちらもぜひ 万人の心を明るくしてくれるようなものであることを願いたいです。ショー終了後はマクダックス・デパートメントストアやエンポーリオ、イル・ポスティーノ・ステーショナリーなどを回ってお買い物をしました。きょうは土曜日ということもあり、日中はダッフィー関連商品を扱うショップは混雑していて入店制限をしていたようでしたが、この時間(19:30頃)はどこのお店も普通に入ることができました。お買い物の最後にヴィラ・ドナルド・ホームショップで15周年グランドフィナーレのデザインのスーベニアメダルを作成した後は、ポンテヴェッキオから階段を少し下りて リドアイルの裏にあたる場所で20:30の花火を観ました。きょう一日あんなに風が吹き荒れてパーク内はショー中止ばかりで大変だったというのに、この時間の空は不思議なほど穏やかで、冷たい夜の空気の中で弾ける花火は光が研ぎ澄まされたようでとても綺麗でした。その後私達はPSしてあったレストラン櫻へ行き、夕食をとりました。夫はステーキ重、私は季節のうどん膳(きょうは鍋焼きうどんでした)という、私達が真冬にパークに宿泊しにきて帰る前に食べる御飯としてはもはや定番となった感のあるメニューを注文し、美味しくいただきました。レストラン櫻を出て、ホテルミラコスタのベルデスクへ行って 預けた荷物を正面玄関まで回しておいてくれるようお願いしたのは21:40頃でした。名前を告げたあと部屋番号を尋ねられ、部屋番号を記憶する習慣のあまりない私達が答えあぐねて「えーっと4階のこっち側の一番奥のダブルベッドの・・」とバッグの中のカードキーケースを探していると、「・・窓が2面あって 入って左手の窓からタワーオブテラー、正面の窓から水面と火山が見える素敵なお部屋ですね!」と キャストさんがぴたりと言い当てられたのは、ホテルが仕事場の方としては当然のことなのでしょうけれど 少々驚きました。その上、夜ももう遅い時間だというのに 私達が今回宿泊したお部屋の魅力を一緒になって楽しそうに語って賞賛してくださり、旅の終わりにキャストさんの明るい笑顔を拝見できて 私はとても嬉しかったです。どんなに遊び疲れていたって、もう帰らなきゃいけないという少し寂しい気持ちになっていたって、「心からの笑顔」を見て嫌な気持ちになる人なんてこの世の中にひとりもいないでしょう。他のホテルに無くて このホテルにはあるもの。それは 夜になってもこうしてロビーにいらっしゃる多くのキャストさん達の屈託のない親しみやすい笑顔と 「ゲストと喜びを共有したい」というまっすぐな気持ちだな と、あらためてそう思いましたよ。ホテル正面に車をつけ ドアサービスキャストさんに荷物を積み込んでいただいて、こちらもまたこの上なく爽やかな笑顔で見送っていただいて、私達がホテルミラコスタをあとにしたのは22時少し前でした。パーク閉園時間と重なったため 坂を滑り降りて合流したリゾート内道路はなかなかの混雑ぶりでしたが、それでも雨風に振り回されつつも楽しかったパークとホテルの余韻が私達の心の中から消えることはありませんでした。また来たい。 いや、きっとすぐにまた来る。口を開けばそんな言葉ばかりがついついこぼれそうになる いつも通りの帰り道でした。(おしまい)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 21, 2017
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(・・その1から続く)天気予報通りに北風の吹き始めたディズニーシー。ドックサイドステージ前方の鑑賞席に私が戻ったのは9:50頃でした。パークの南側 海沿いの場所に建造物に囲まれるようにして造られているこの場所は、普段から「南風には比較的強いステージ」と言われています。大きなSSコロンビア号の船体が南側から吹き込む風をしっかりと遮ってくれて、ここで行われるエンターテイメントが風の影響を受けにくいからです。しかし今日の風は客席の後方からステージに向かって吹く「北風」です。私達ゲストの座っている鑑賞エリアはくぼみのように地面に沈み込んだ位置にあるため 今吹いている風を体で感じることは殆どありませんが、一段高いステージに立つ出演者の皆さんやキャラクター達は正面から吹きつける風を全身で受けることになります。既に会場内では 10:05のショーは強風バージョンでの実施が決定しております というアナウンスが繰り返しされていましたが、それも「風の状況によってはショーがスタートしてからの中断中止もあり得る」という物騒な付け足し文言のあるものでした。そんな中、定刻10:05になると音楽とともにミッキーが船の甲板に現れて、昨日と同じようにショーはスタート。強風バージョンなので演出は多少変更されているもののオープニング、タコス(メキシコ)、カリー・スパイス(インド)とショーは順調に進んで行きました。昨日はこのあたりで音楽が止まりショー中止アナウンスが入ったのですが、今日はその気配もなくアメリカ(ハンバーガー)のパートまで突入し、元気なレタスのチアガールも登場。幕の内弁当(日本)のパートではお神輿が客席に下りてくる場面はありませんでしたが、可愛らしいデザート(フランス)は通常通りで、お約束の名場面もちゃーんと楽しむことができました。昨日はお目にかかれなかったショコラな衣装のミッキーともご対面できましたよ~この後、赤いテーブルクロスの上で食器たちとキャラクターがラインダンスするフィナーレもつつがなく行われ、10:05から始まったショーは、最後まで見事に上演されました。今年3月の17日に上演が終了してしまう「テーブル・イズ・ウェイティング」。今回のディズニーシー&ミラコスタが 私達にとってはこのショーを観られるラストチャンスになるのは明らかなので、こうして観ることができて本当に良かったです。中断か?最後までできるのか? とハラハラしながらのショー鑑賞だったので、フィナーレではホッとしたのもあってちょっと涙が出てしまいました。まあ、楽しくて笑いすぎて出ちゃった涙でもあるのですけれどね!ショー終了後はすぐにドックサイドステージを離れ、ホテルミラコスタへと戻りました。私達がミラコスタに泊まる時はチェックアウト日の午前中は部屋でのんびり過ごすことが多いので、今日のように チェックアウト時刻まであと数時間 というタイミングでパークに入ってショーを待つことに二時間近くも費やすなんて今までだったら考えられないことなのですが、パーク内にあるホテルなのですもの、たまにはこんなふうに過ごしてもいいのかもしれません。ちょっとバタバタして忙しかったですけどね~ それもまた楽しかったです。ポルトパラディーゾの出島と火山を望むホテルの部屋に戻り着いた時には、時刻は10:45になっていました。私達はそれからチェックアウトまでの一時間余りを、昨夜ホテルのショップに立ち寄って準備していたもので軽い朝食をとったり、室内の窓辺で記念撮影をしたりして過ごしました。部屋の窓から眺める空は青く、雲の流れは速く、風がどんどん強まっているのが室内にいても感じられるほどでした。水面(みなも)はまだ波立つほどでもなく、遠くに見える赤いハドソンリバーブリッジのさらにその先には平安な海が続いていて、大きな船が多数浮かんでいました。東京ディズニーシーの中を往く川も、あの大きな船の浮かんでいる海も。今この部屋の窓辺に立っている私にとっては どちらも本物であり現実の世界なのだと思うと、なんだかとてつもなく不思議なことのように感じられました。ホテルミラコスタに来てこうして海を眺められる場所にいると、ついつい いろいろなことに想いを馳せてしまいます。道理で あっという間に時間が過ぎていってしまうわけですねえ。やがて時刻は11:30を過ぎ 部屋を出なければならない時間が近づいてきたので、私達はいつものように帰りまで荷物を預かっていただけるようにホテルにお願いすることにしました。ホテルミラコスタのチェックアウトの際の荷物預かり手続きはここ数年とても簡素になり、エクスプレスチェックアウト利用であれば サービスホットラインに電話さえすれば荷物を部屋に置いたまま部屋を出られるようになってきています。今までは それは知る人ぞ知る非公式の方法だったようですが(荷物を何らかの方法でベルデスクに預けるのが公式の方法ですからね~)、今回はチェックインの際に案内の小さな書面(↓下の写真参照)をいただいたので 「荷物を部屋に置いたままでの出発も可」というのがこのホテルでは正式なサービスになりつつあるようです。この書面にある通りに サービスホットラインに電話をして荷物を預かっていただく手配をしたのは11:50くらいのことだったと思います。それからまもなく、私達はまさにパークの一部のようなポルドパラディーゾサイドの一角にある明るい部屋を出て、ディズニーシーに再入園するために「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を目指しました。ゲートを通ってパークに入園すると、ホテル前の広場ピアッツァトポリーノのショー鑑賞エリアでは14:00からの「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」を待って、既に多くの方々が場所を確保していらっしゃいました。この時、時刻は12:10少し前頃。ショー開始予定時刻の約二時間前ですが、広場の立ち見の最前列は隙間なく埋まり、昨日に比べたらかなり広く設定されている座り見エリアも前方から半分以上が埋まっていました。数日前から天気予報では「この週末は荒天だろう」ということが繰り返し言われていたので、これでも今日のピアッツァトポリーノのショー待ち状況は土曜日にしてはまだ「マシ」な方なのかもしれません。さて、そんな状況を眺めながら、私達が向かった先は奥地ロストリバーデルタでした。今回のディズニーシー滞在の二日間でぼんやりと考えていた三つの目的のうち二つは今日の午前中までに達成することができ、残るは「できれば“シャイン・オン!”が観たい」という最も難関と思われるひとつのみです。なので“シャイン・オン!”の14:00の公演を待って、あるいはそれが強風のために中止になった場合は17:30の公演を引き続き待って、ハーバーの水際のどこかで長時間を過ごすのも一案だったのですが。正午を過ぎたディズニーシーのパーク内は予想通りの(天気予報通りの) 十人中十人が「今日は風が強いねえ」と思わず言ってしまうような状況です。これからまだまだ風は強まるとの情報もある中、14:00の“シャイン・オン!”の開催を信じて風吹きすさぶ低温のメディテレーニアンハーバーで数時間じーっと待っていることは、今日の私達にはできないと判断したのです。そして その代わりに と思いついたのが、昨年夏に上演を開始してからまだ一度も観られていないハンガーステージの新ショー「アウト・オブ・シャドウランド」を観に行ってみるというプランでした。事前に聞いていたところによると、このショーはキャラクターが登場しないこともあって最近は会場の混み具合も比較的穏やかで 座席にこだわりがなければ混雑日でも慌てなくてもじゅうぶん鑑賞できるとのこと。その情報を信じて私達は13:00の公演目指してロストリバーデルタへ向かったのでした。12:25頃にハンガーステージ前に到着すると13:00の公演への入場はまだ始まっておらず、左右の入り口前にそれぞれ30~40名くらいずつ(合わせても100名弱)の方が待っていらっしゃいました。私達がその最後尾あたりに並んでから数分後、大きな扉が開いてハンガーステージは開場になり 客席への誘導が始まりました。場内は結構段差がある上にそんなに明るいわけでもないので、案内は安全を確保しながら非常にゆっくりと行われていきました。このショーを初めて鑑賞する私達は、とりあえず「常識的に考えて観やすそうな席を」と思い、会場内の中央ブロックの 前方寄りでも後方寄りでもないちょうど中盤あたりの列に座りましたが、早くから入場を待っていらっしゃった方は中央の後方寄りの座席を選択した方が多かったようでしたよ。ショー開始の5分ほど前に入場が締め切られシアターの扉が閉められた時には、サイドブロックには空席もまだあったようでした。先入観をいっさい排除して心を真っ白にして初めて鑑賞した「アウト・オブ・シャドウランド」は、私にとっては主人公の少女「メイ」の圧倒的な歌と、意外性のある舞台装置が印象に残るショーとなりました。約30分間というパークサイズの上演時間ではおそらくうまく描き切れないテーマを扱っているので、良かったとか良くないとか、面白いとかつまらないとか、私達ゲストの目に見える部分だけをとって簡単に評価してしまうのは難しいように感じました。ただ、このショーは生身の役者さんが日々観客と向きあって ステージの上で歌ったり踊ったり感情を表現したりするという究極の「生もの」なので、演劇やミュージカルなどの生のお芝居を観るのが好きな方にはたまらないショーであるのは確実だと思います。物語の出来、不出来はひとまずどこかに置いておいたとしても、見どころはたくさんあるのではないでしょうか。動画や写真などを観ただけで満足してしまわないで、全ての方にぜひ一度は現地で観てみていただきたいものだなあ と思いましたよ。ハンガーステージのショーが終了したのが13:30。私達はそれから 覚悟を決めて、強風吹き荒れるメディテレーニアンハーバーに戻ることにしました。あとはもう、「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」を観ることだけが、今日の私達の目標です。(でもまあ、もしも観られなかったとしても、フィナーレバージョンの“シャイン・オン!”になる以前の「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」のショーは観られているのですから、諦めはつくのですけれど。)ロストリバーデルタからポートディスカバリーを一瞬かすめ、ハーバー水域の見えるポンテヴェッキオ上にさしかかったのは13:40くらいでした。風速10メートルを超える北風が吹いているこの状況では14:00のショーはきっともう中止が決定しているのではないかー?と私達は勝手に思っていたのですが、まだこの時点では何のアナウンスも無いようで、既に定員になってしまったリドアイルやピアッツァトポリーノから溢れたゲストが観賞場所を求めて橋の上にまで押し寄せていました。もしも14:00の回が開催されるなら、雰囲気だけでも楽しめる場所がどこかに残っていないかなーと 私達がリドアイルとピアッツァトポリーノの間をウロウロしていたところ、13:50頃になってハーバー一帯に「14:00のショーは強風のため中止」とのアナウンスが流れました。―― さあ、どうしよう。残るチャンスは陽が沈んでからの 17:30からの“シャイン・オン!”のみです。これから探して、ストレスなくハーバーショーを鑑賞できる場所をどこかに見つけることはできるでしょうか。夜の回はきっと照明効果が美しいでしょうから、できれば水上部分も眺められる方がありがたい。でも、ショーエリアでのパフォーマンスも少しでいいから観たい。いろいろ悩んだ末 私達は、リドアイルの半円形広場へ下りる手前の 運河にかかる橋の上の立ち見場所の最前列で17:30からのショーを待ってみることにしました。時刻は14:15。ショー開始まであと三時間以上もあるというタイミングでしたが、リドアイル広場内もピアッツァトポリーノも、立ち見で尚且つ最前列状態でショーを鑑賞できる場所はもうあまり残っていませんでしたので、この時点では私達にとっての最善の選択だったと思います。その後の数時間、絶望的とも思えるような強い北風の中、私達は気象情報サイトで天気図を見たり風の予測をチェックしたり、あるいは交替で出かけて温かい飲み物を調達したりして時を過ごしました。信頼する気象予報サイトによれば15:00過ぎくらいからは風も徐々に弱まるはずだったのですが そんな気配は微塵も無く、16:00を過ぎて陽が傾いてからはハーバー周辺の気温もぐっと下がってきて、私達は使い捨てのカイロを何枚も使わずにはいられませんでしたよ。それでも17:00前くらいからはリドアイル広場内ではショー運営に携わるキャストさん達の手によって小道具が運び込まれるなどショー開催の準備が少しずつ進んでいました。気付けば ようやく風も弱くなってきたようでした。17:05頃には広場の平面部分の中央にこのショーの象徴ともいえる「ウィッシュ・クリスタル」の設置も完了しました。リドアイルのクリスタルの色はブルーなのですよね~私は今まで「赤いクリスタル」のピアッツァトポリーノ周辺でしかこのショーを観たことがないので、この青いクリスタルはなんだか新鮮です。リドアイルで観る「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」、一体どんな感じなのでしょうか。だんだん楽しみになってきました。(その3 に つづく・・・)↓↓待ち時間に、夫がニューヨークデリで調達してきた「エクストラ・ラージ」サイズのフレンチフライポテトです。期間限定メニューなんでしょうか?通常サイズの3~4倍の量でした。おなかいっぱい。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 21, 2017
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(・・前日の日記から続く)ふと目覚めたのは、午前6時10分過ぎのことでした。ディズニーシーのパークはまだ夜明け前です。窓辺に目を遣ると シフォンのカーテン越しに薄藍色の空が透けて見えました。今日は開園と同時にパークに入る予定はないのでもう少し眠っていられそうですが、今朝の空を見てみたい衝動に駆られて私はベッドを出て、南東のヴェネツィア側の窓のカーテンを開けてみました。街灯のあかり残る街並みの上の空の端はほんのり桃色、小さな雲がいくつか浮かんでいるものの澄んだ空気は今日の天気が 晴れ であることを予感させます。メディテレーニアンハーバー側からもカーテンを少ーし開けてパーク内を覗いてみましたが、こちらの窓の下にはまだ昨夜と同じ作業車両が停まったままでしたので、私はヴェネツィア側の窓だけカーテンを開け放してベッドに戻りました。―― あと30分もすれば日の出の時がやってくるでしょうから それまでベッドの中にいることにしようそうだ! 昨夜の強風予報はその後どうなったかな?外の様子を見た感じでは 今はまだ風は全く無いようだったけれど・・そんなふうに思った私は枕元のスマートフォンを手に取って気象情報サイトを見てみました。が、どこのサイトをめぐってもやはり「昼前から強風(暴風?)」の予測は変わらず。昨日は一日中降ったり止んだりの“ほんのちょっとだけ”の雨に振り回されましたが、今日のディズニーシーではどうやら風に悩まされそうです。―― これは万事思惑通りには運ばなさそう昨夜10時半に眠りについてから8時間近く経ってもまだ目覚めない夫を見習って、体力を温存しておくのがここは得策のようです。私は再び目を閉じました。少しウトウトして 次に目覚めたのは6:50くらい。―― あれーっ? 寝すぎちゃった?さきほどよりも外がかなり明るくなっているのに驚いて、私はベッドから飛び起きてハーバー側の窓のカーテンを開けました。と、窓の下のパーク内道路を 夜間作業を終えたと思われる車両が数台すーっと走り去っていきました。街灯のあかりは消え、ハーバー水上にはトランジットスチーマーラインも既に姿を見せています。少しだけ窓を開けてみると、パーク内からは控えめな音量のBGMに混じってアラーム音など防災訓練の音声が聞こえてきました。ちょっと二度寝している間に東京ディズニーシーは完全にお目覚め、今朝もパークオープンの準備は着々と進んでいるようです。私は部屋の二面の窓のカーテンを完全に開けて 身支度を始めることにしました。しばらくすると、窓の外パーク内の建造物には次々と朝陽が当たり始めてきました。タワーオブテラーにも、ポンテヴェッキオにも。それからプロメテウス火山の山肌にも。真冬の弱々しくも鋭い朝陽が当たって ディズニーシーのパーク内はあっという間にオレンジ色に染まりました。ハーバーに漕ぎ出したゴンドラまで朝焼けに染まってしまいそうです。―― あれれー? 試験運航のゴンドリエさん、ちゃんと帽子をかぶってらっしゃるーってことは、今現在のパーク内は本当に風が吹いていないのね?(風がある時はゴンドリエさん達は帽子をかぶりませんからね~)予想天気図によればあと数時間で強風が吹き始めるはずなのですが、そんな気配は今のところ全く感じられず ディズニーシーは穏やかな朝を迎えていました。7:20頃になって、夫はミッキーのモーニングコールでようやく起き出しました。(九時間睡眠ですよ!)夫がバスルームに行っている間に私は(窓の外の様子ばっかり見ていてなかなか捗らなかった)身支度をなんとか終え、少々散らかっていたデスクの上を片付けて 二人分のお茶をいれることにしました。お湯が沸くのを待つ間にまたまた窓辺に近付いてパーク内を覗き見ると、7:30を過ぎて完全に明るくなったパーク内には多くのキャストさんの姿が見られるようになってきていました。なんとなんと 写真撮影をする白い婚礼衣装の花嫁さんや撮影隊ご一行の姿も。ホテルミラコスタで結婚式を挙げるカップルには、オプションとして開園前のディズニーシーで記念写真が撮れるフォトセッションプログラムが用意されていると聞いたことがありますが(こちら)、その撮影なのか全く別の写真撮影なのかは判りませんが、これもお天気の良い朝ならではの風景ですね。あと10分ほどでディズニーホテル宿泊者の皆さんが入園してくるタイミングなのですが、開園前のパーク内では結構ギリギリまでいろんなことをなさっているんだな~って思いましたよ。そして、今朝はお天気が良いので、一昨年のこの時期にお隣の部屋に宿泊した時と同じようにプロメテウス火山の左横に真っ白な富士山が望めるかなーと思ったのですが・・・残念ながら今年はポートディスカバリーの新アトラクション施設の工事とちょうど角度が重なってしまい、部屋の窓から綺麗な富士山を眺めることはできませんでした。(あとでパークに入園したら 思う存分眺めなくてはね!)やがて7:40頃になると、ハーバーショー鑑賞エリアでもあるリドアイルの周辺にはさらに多くのゲスト誘導キャストさんやセキュリティキャストさんが姿を見せ、それぞれ持ち場につかれたようでした。7:45のハッピー15エントリー開始に続き、8:00には一般入園ゲートがオープン。部屋の窓から見ている限りでは、開園直後は半分以上の方がアメリカンウォーターフロント方面へと向かって行かれるようでしたが、真っ直ぐリドアイル内のショー鑑賞エリアへ入っていく方もけっこういらっしゃって、夫と私は「きょうの一回目の“シャイン・オン!”って14:00からだったよねえ・・すごい熱意だねえ~」と 思わず顔を見合わせてしまいましたよ。さて、一方、私達は。お茶を飲みながら昨夜と同じようにTodayを広げ、テレビの天気予報を見て、さらに気象情報のサイトをいくつもチェックし天気図とにらめっこし・・―― 今はほとんど無風みたいだけど 9:00か10:00ごろには確実に風が出てくるねえ ―― これは、昼間の屋外のショーは全滅かなあ・・ “シャイン・オン!”も”テーブル”も、やれるとしてもやっぱり夜の回だけかなあ・・―― 風の吹き始めの状況によっては 初回の“テーブル”なら上演できるかもね・・あーでもない こーでもない と昨夜とあまり変わらないことをふたりで言い合って、一応とりあえず出した結論は、「これからシーに入園して、10:05からの『テーブル・イズ・ウェイティング』が上演できそうか、ドックサイドステージまで風の状況を見に行こう。もしもやりそうならそのまま席を確保して待とう。中止が決定したら部屋に帰ってこよう。」という、極めて流動的な(いい加減な?)ものでした。だってねえ。同じディズニーシーのパーク内でも 風の吹き方や風の向きは場所によって全然違いますしね。窓から眺めていただけではわかりません。まずは現地に行ってみなければね! せっかく「シーの園内ホテル」に泊まっているのですから。というわけで、私達はしっかりと防寒の用意をして カメラだけを手にいったん部屋を出ることにしました。8:20頃のことでした。ホテル&パーク・ゲートウェイを通ってディズニーシーに入園し、アメリカンウォーターフロントのドックサイドステージ前にたどり着いたのは8:30過ぎでした。マクダックスプラザ辺りを通り過ぎる際には「ちょっと風が出てきたか?」とも思いましたが ステージ周辺ではまだ強い風は感じられず、キャストさんも特に変わったアナウンスはなさっておらず、10:05からの本日初回の「テーブル・イズ・ウェイティング」への入場待ち列もいつも通りの場所に各回ごとに作られていました。初回公演の入場待ち列には50組ほどの方がいらっしゃったようでしたが、「劇的なスピードで待ち列がどんどん伸びていく」というふうでもないように見受けられました。なので私達は、まずはドックサイドステージに向かって右側の展望台に上り、お部屋からはよく見えなかった富士山を眺めることにしました。(この↓↓望遠鏡は飾りではなく、本物なんですよ!)真冬のこの時期は空気が乾燥していて澄んでいるので、ゲートブリッジも富士山も綺麗に見えますよねえ。美しい山と海とパークが作り出す不思議な景色を満足するまで眺めた後、私達は8:50くらいになって「テーブル・イズ・ウェイティング」初回(10:05の回)公演の入場待ち列に並びました。9:00を過ぎると、天気予報通りに徐々に徐々に北風が強くなってきました。周辺にいらっしゃったキャストさん達のアナウンスも 「風が出てきたのでショーの内容変更や中止もありうる」 という強風時特有のものに変わってきました。目の前のSSコロンビア号の煙突から出る煙の流れ方を気にしつつ、私達は時間を過ごしました。会場内への誘導は9:15頃から始まりました。私達は昨日このショーを観た時よりもやや前寄りの座席を確保し、交代でお手洗いや買い物に出かけました。私は出かけた際にハドソンリバーブリッジを渡ってケープコッドまで足を伸ばしたのですが、この時間(9:30頃)の橋の上はものすごい強風が吹きぬけていたというのに、到着したケープコッドは風など殆ど感じさせない平和ぶりでした。また、ちょっとポンテヴェッキオの上に出た時には強い北風にあおられ歩くにも苦労しましたが、マクダックスプラザから通りを下ってホレイショスクウェアまで来ると風はだんだん弱く感じられ、ドックサイドステージに近付くにつれて吹き方も穏やかになりました。やはりパークは地形が複雑な上に 様々な高さ大きさの建造物で形造られているので、一言で「北風が吹く」といってもその現れ方は一様ではないのだなあ と、あらためて実感しましたよ。(その2 に つづく・・・)**ケープコッドで見かけた今年の「スウィートダッフィー」** ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 21, 2017
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(・・その3から続く)「ファンタズミック!」の準備が整ったディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを通り抜け、ホテル&パーク・ゲートウェイからホテル4階の部屋に大急ぎで戻り着いたのは17:30になる数分前でした。(ロビーやホテル内の入場ゲートからとても遠いので、急いで歩いたら真冬だというのにうっすら汗をかいてしまいました。)私達は今回、ホテルの室内で写真を撮る時に便利だろう と簡単な三脚を持ってきていたのですが、窓辺にそれを広げてセットする間もなく窓の外ではサーチライトが駆け回り始め レーザー光線が水面を走って 17:30、「ファンタズミック!」が始まりました。室内の照明を消してカーテンに身を隠すようにして眺めたファンタズミック!は、見えない部分ももちろんありましたが(このお部屋はハーバービューではなく“ピアッツァビュー”ですのでね)すべてがとても近くに感じられ まるで自分の家のお庭でショーをやってくれてるみたい って おこがましくも思ってしまいました。この部屋のハーバー側の窓からパークを眺めた時 まるでディズニーシーを独占できたかのように私達が錯覚してしまうのは、たぶんここからはホテルミラコスタ自身の建物や他の客室の窓がまったく視界に入らないせいなのでしょうね。パークへの入場口からは一番遠いのに、パークとの心理的な距離はとても近くなる。不思議なお部屋です。ファンタズミック!が終了すると時刻は17:55。本日のパーク閉園時刻まであと30分あまりを残すのみです。とりあえず再びパークに入園してミラコスタ通りやピアッツァトポリーノをお散歩した後、私達は閉園時刻迫るパークのメインエントランスのゲートを出てディズニーシーステーションに向かい、やってきたリゾートライナーに乗り込みました。今夜このあとはホテルの部屋でゆっくり過ごしディズニーシーのパークを眺めながら少しお酒をいただきたいので、そのお伴になるような物を探しつつリゾート内を巡ってみようかなーと思ったからです。お目当ての物を置いていそうなお店としてすぐに思い浮かんだのは、ミラコスタ内の「ミッキランジェロ・ギフト」の他、イクスピアリの各店や品揃えの良いディズニーランドホテルの「ルッキンググラス・ギフト」などだったので まずは一番遠いディズニーランドステーションを目指そうかと考えました。が、隣駅のリゾートゲートウェイ・ステーションが近づいた時、私はふと リゾートラインが先日数量限定で販売を開始したという「ディズニーシー15周年記念フリーきっぷセット」のことを思い出しました。確かリゾートゲートウェイステーションでのみの販売だったよなあ・・それも夜の7時か8時くらいまでしか販売してなくて、遅い時間まで買えるわけじゃないんだったよなあ・・ と。なので一旦リゾートゲートウェイステーションで降り、改札の外にある販売場所を訪ねてみると。売ってました売ってました 可愛らしいケースに入った限定デザインのフリーきっぷ2枚セット。(↓この写真は帰宅後撮影)限定品だからといって特に価格を高く設定するわけでもなく 普通に1日券2枚の価格(1300円)で販売しているなんて良心的です。しかも発売してすぐ売り切れることなく(もう一週間くらい経ってるのに)まだ買えるなんて・・と、私が喜んでいると、キャストさんが ―― でも明日には、ひょっとして早ければ今夜中にも完売しそうだ ――というようなことを ちらっとおっしゃいました。あらあら! それは運が良かった。あとまわしにせず 思い立った時に買いに来て良かったなあ と思いましたよ。(※後日確認したところ、本当にこの次の日の朝に完売したそうです。私は幸運だったのですね~)フリーきっぶセットを購入して再びリゾートライナーに乗ろうと改札を入ると、リゾートゲートウェイステーション構内は「アナと雪の女王」仕様になっていました。今ディズニーランドで行われているイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」に因んでのことのようです。乗り込んだリゾートライナーもイベント仕様の「アナとエルサのスノークリスタルライナー」だったようで、つり革はエルサを思わせるようなクリスタルなブルー、車内には雪の結晶がちりばめられていました。リゾート内をぐるぐる回りながら 普段あまり時間をかけて見たりしないような日用品や食料品を扱うリゾート内のショップを巡って、私達がディズニーシーステーションに戻ってきたのは19:30頃。ちょうど本日の企業の貸切特別営業がスタートするタイミングだったので、ディズニーシーステーションで降りたゲストの殆どはそちらに参加予定の方々のようでした。これからの三時間をどう過ごそうか、皆さんが楽しそうに計画を語り合っていらっしゃる様子を見ていたら、私達もちょうど二週間前に同じように貸切の三時間を過ごしたんだったわ~ と、先々週の暖かな週末のことを思い出しましたよ。パーク内ディズニーシープラザのステージから流れてくる ウェルカムグリーティングのマリタイムバンド演奏を聴きながら ホテルへ続く連絡通路を通り正面玄関を入って、ロビーフロアのショップ「ミッキランジェロギフト」に立ち寄ってから ホテルの一番奥にある部屋に戻り着いたのは19:50くらいのことでした。――ところで、貸切営業が始まって20分後のパークは はて どんな感じなのかなー? そんな純粋な興味で窓辺に近付きカーテンを開けてみると・・あれれ?目の前のリドアイルに人が集まってきています。水上にはお馴染みのフロートが何台か準備され、窓を開けてみると パーク内から聞こえてきたのは、いつも「ファンタズミック!」のショー開始15分前を切った頃からメディテレーニアンハーバー一帯に流れている音楽でした。二週間前の私達が参加した貸切営業の時はファンタズミック!は21:00スタートでしたが、今夜はもっと早い時間に設定されているようです。同じ「企業の貸切営業」といっても それぞれプログラムが少しずつ違うんでしょうかね~やがて20:00から始まった 私達にとっては今夜二回目となる「ファンタズミック!」。今度は窓辺に椅子を並べてじっくり鑑賞しました。やはり 近いです。ハーバー水上の全てが完璧に見えるわけではありませんが、ショーの世界にすーっと入っていける環境でふたりだけで集中して観られるというのは素晴らしいことだと思いましたよ。ファンタズミック!終了後は部屋を出て、ホテル内のとある場所に行って20:30の花火を観ました。その後は再び部屋に戻り、テーブルの上にTodayを広げて、お酒をいただきながら そしていくつもの気象予報サイトを見ながら、明日のスケジュールをどうするかふたりで考えました。今日は雨のため結局観ることができなかった「テーブル・イズ・ウェイティング」と「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」。明日はその両方を観ることができればとてもありがたいのですが・・しかし、どの気象予報サイトを見ても、明日は雨の心配はないものの舞浜には「強い北風が吹く」という警告が出ています。それも、午前中はまだ「強風」レベルだけれどお昼前後には次第に強まって風速12~13メートルを超える「暴風」になるとのことなのです。確かに。明日正午の予想天気図を見てみると、関東地方にかかる等圧線の間隔がきゅーーっと狭くなっていて 素人の私でも暴風が吹き荒れるだろうと簡単に予測できるような状況です。う~ん どうだろうなあ。明日の朝9時か10時くらいまでなら風向き次第で屋外のショーもできるかもしれないけど、その後は難しいかもしれないねえ。夕方以降は風も収まってくるみたいだから、「シャイン・オン!」を観られるとしたら14:00の回じゃなくて17:30の夜の回の方かなあ・・・いろいろ思いを巡らせて何パターンもスケジュールを考えてみたのですが、出た結論は「明日の朝起きてから、実際の空模様と最新の天気予報を見てスケジュールを決めよう」ということでした。・・だってねえ。「何時何分頃から風が強まる」なんて、そんな分刻みの気象状況なんて 今夜の時点ではたぶん専門家だって確実にはわからないでしょうから。もう今日のところは明日どんなスケジュールになっても元気に過ごせるように、なるべく早くベッドに入ってコンディションを整えることにしたのです。そうと決まったら、夫の行動は素早いものでした。せっかくお湯をはったお風呂も「ボクは明日の朝にするから!」と宣言して、22:30にはベッドに入って眠ってしまったのです ホントに。(!)私はその後も、貸切のディズニーシーの様子を眺めたくてひとりでしばらく起きていました。特別営業の終了する22:30頃には 部屋の前のリドアイル周辺で記念撮影をする皆さんの姿もまだまだたくさん見受けられたのですが、それから15分ほどが過ぎるとポンテヴェッキオやマクダックスプラザあたりからはゲストの姿が殆どなくなりました。窓ガラスにくっついて目を凝らしても 見えるのはライトを手にパーク内を点検して回るセキュリティキャストさんの姿ばかりになってきた頃、私は窓辺から離れてバスルームに向かいました。すっかり休む支度をして、「今日の最後にもう一度だけ」と ハーバー側の窓のカーテンをそっと開けてみたのは23:45くらいだったと思います。ディズニーシーのパークの中に浮かぶような私達の部屋の真下には、既に数台の作業車両が姿を見せていました。少し遠くに目を遣ると パーク内のそこにもここにも明るい照明が点って、何か小さな工事やら整備やらをしている気配も感じられました。さきほどまでこの窓から眺めていたゲストの行き交う活気あるパークはとても近くに感じられたものですが、営業が終了した後の真夜中の こうしてこっそり修繕作業をしたり明日の支度に勤しむ「裏の顔」のパークもまた 違った意味で近しいものに感じられます。おもしろいものですよねえ。さて。私も もう眠らなくてはね。では きょうのディズニーシーよ、 おやすみなさい。(翌日の日記につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 20, 2017
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(・・その2から続く)今回の「ディズニーシー&ミラコスタ」で宿泊することになったのは、ポルトパラディーゾサイド・ピアッツァビューのスーペリアルームの ダブルベッドが一台のみ設置されているお部屋です。ルームタイプが多岐にわたることで知られているホテルミラコスタの中でも なぜだか私達はこのタイプの客室をよく利用します。(いつも夫婦ふたりっきりで宿泊するからでしょうか?)こちらのサイドのダブルルームはツインルームに比べて数が少なく、その大部分はホテルのロビーから遠く離れたアメリカンウォーターフロント側ウィングの最南端部分に集中しています。(他の場所にも無いわけではないのですが。)案内していただけたのはその中でも4階部分の一番奥。ホテルミラコスタに詳しい方ならよーくご存知だと思いますが、ドアを入って正面と側面の二か所に窓があるという一室です。私達のごく個人的な宿泊の履歴をたどれば、一昨年の同時期に宿泊した部屋のお隣であり、また以前クリスマスシーズンに何度か宿泊した部屋の真上にあたる ということにもなります。今日は朝から一度もお日さまが顔を見せずどんよりとしたお天気だったのですが、それでもこうして二面に窓があるとお部屋の中が明るいですよね~~案内してくださったキャストさんも このお部屋は明るくて開放感がありますね~いろいろな景色もお楽しみいただけますよ~ と まるでご自分が宿泊するかのように終始ニコニコして楽しそうでいらっしゃったので 私まで嬉しくなってしまいましたよ~ここはカテゴリー的にはピアッツァビュー(広場や街並みの景色)客室になりますが、正面の窓からはハーバーとプロメテウス火山も望めるという キャストさんのおっしゃる通りの申し分のない環境です。そして、キャストさんも丁寧に説明してくださいましたが、この部屋特有のもうひとつの魅力は ポルトパラディーゾサイドの客室でありながら別のサイドの景色もちょっとだけ楽しめるところでしょう。もう一方の、デスクのそばの窓に寄ってカーテンを開けてみると。ゴンドラの行き交うパラッツォ・カナルとリストランテ・ディ・カナレット。見渡せるのはディズニーシーのパーク内、ヴェネツィア地区の景色です。少し角度を変えて覗くと、アメリカンウォーターフロントの様子も眺めることができます。マクダックス・デパートメントストアやSSコロンビア号の煙突が見えますね。あのタワー・オブ・テラーの建物も見えるんですよ。本当に。交互にふたつの窓から外を眺めていると、まるでディズニーシーの中の建物に自分が引っ越してきたかのような 自分がディズニーシーの一部になってしまったような気持ちにさえなります。案内してくださったキャストさんが去って行かれた後も、私達は久しぶりに案内されたこの特殊な部屋の魅力を語り合ってしばらくを過ごしました。そして、同タイプのお部屋に過去何度か宿泊したことがあるとはいえ 一昨年の大規模内装リニューアル後はこれが初めての「ポルトパラディーゾサイド・スーペリアルーム、ピアッツァビュー・ダブルルーム」宿泊になるので、室内の様子も忘れずにカメラに収めておきました。何しろ予約が取りにくいことでは有名なホテルミラコスタですから、また同じタイプの部屋に泊まりたい!と思いたっても そのチャンスが再び上手く巡ってくるかどうかわかりませんからね~ 大事な思い出が記憶の彼方に消えてしまわないように、この機会にしっかり記録しておかねばなりません。ベッドのヘッドボードやサイドテーブルは ポルトパラディーゾサイドだけの独特なデザイン。ベッドスローはヴェネツィアサイドとも同じマーメイドミニーのデザインです。(ちなみに、このダブルベッドの下にはトランドルベッドも付いているので 一応大人3人まで宿泊することが可能となっています。)ソファーは置かれていませんが、窓辺には小さな八角形のティーテーブルと椅子が。椅子の座面の柄と カーテンや壁紙の柄の雰囲気が合わせてあるのもいいですよね。昨年ポルトパラディーゾサイドのツインの客室に宿泊した時はお部屋に置いてあったソファーの鮮やかな色(ワインレッド)に度肝を抜かれたのですが、こちらの客室には落ち着いたオリーブグリーンの肘掛椅子が一脚です。椅子の(ソファーの)色が赤から緑に変わるだけで、部屋の印象がこんなに違うのですねぇ。――素敵なお部屋だから なんだかもうパークに再入園しないでずーっとここにいたくなっちゃったねえ~ あと三時間ほどで閉園時刻になっちゃうんだし ねえ~そんな考えも頭をよぎりましたが、でもまだまだ。今日と明日の二日間で「できれば 行っておきたいな~見ておきたいな~」と思っているものが私達にはまだまだあるのです。雨のため途中までしか観ることができなかった「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」はもう今日は予定されていないので明日に賭けるとしても。このあと16:15からドックサイドステージで予定されている「テーブル・イズ・ウェイティング」の本日最終回のショーは、今後のお天気次第ではひょっとしたら上演されるかもしれません。各種予報によれば天気は概ね回復傾向で、昼前から降り始めた雨は降ったり止んだりしながら夕方にはあがる見込み とのことです。窓からパーク内を覗いてみても、この時間 傘をさして歩いている人はいないように見えました。なので、このあたりでパークに再入園してみて実際の外の様子を確かめてどうするか決めよう と意見が一致し、私達は部屋を出ました。長い長い廊下を経てエレベーターで1階に下り、ホテル&パーク・ゲートウェイからディズニーシーに再入園したのは15:30過ぎのことでした。ホテル前の広場ピアッツァトポリーノへ出ると、確かに雨は止んでいました。しかも 上空の雲が薄くなって空が明るくなってきているような気もします。これは! 16:15からの「テーブル・イズ・ウェイティング」、ステージさえ乾けば上演できるんじゃないの?希望を持ちつつ 私達はSSコロンビア号前のドックサイドステージへと向かいました。途中、運河を渡る橋にさしかかったところでふとビリエッテリーア前を見下ろすと。カストーディアルキャストさんの楽しいパフォーマンスが。魔法の箒によって石畳に現れたのは クリスタルな“ウィッシュ”輝くグーフィーでした。こんなところでおいしい道草をくっていたので、ドックサイドステージ前に着いた時には時刻は15:45過ぎ。鑑賞エリアは既に開場していて入場待ち列もなくなり「お好きな席へご自由にどうぞ~」という状況だったので、私達はサイドブロック前方の通路沿いの席を確保してショーの開始を待ってみることにしました。しかし。上空には明るさも見えるけれど、手元のスマートフォンで見られる気象予報サイトの雨雲レーダーによれば あと30分後 ちょうどショーの開始時刻くらいからディズニーシーの上には一時的に薄い雨雲が広がってくる見通しとのこと。会場内のキャストさん達も、「この後の天候の状況によってはショーの内容変更、途中中断、直前であってもショー自体が中止になる場合もございます」という、天候不安定の時のお決まりの案内を何度も繰り返し繰り返しアナウンスしています。どうだろうねえ。ショー、やるかしらねえ?さすがにちょっと不安になった私達は、直前になって「今回のショーは中止です」と言われても凹まないように ショーが中止になった場合の代案をいくつか考えながら待ち時間を過ごしました。(ホテルの部屋でなるべく多くの時間を過ごしたい気持ちが強くなったので、閉園間際の時間にPS予約してあったパーク内レストランはこの場でキャンセル手続きをし、ショー鑑賞後はパーク内のカジュアルなお店で簡単に軽食をとるか部屋に戻ってお酒でもいただくことにしました。)そうこうするうち時刻は16:05くらいになり、ステージの上には多数のキャストさん達が白いタオルを持って現れて 雨天後にショーを上演する際の「最後の仕上げ」である水滴を拭き取る作業が始まりました。この作業は「天候不安定ではありますがショー開催の方向で準備していますよ」という運営サイドからのメッセージでもあるので、会場内のゲストの皆さんに間に安堵の空気が流れたのは言うまでもありません。そうして16:15。音楽と共にSSコロンビア号の甲板にはミッキー船長が姿を見せ「テーブル・イズ・ウェイティング」が始まりました。華やかなオープニングは一部演出が省略されたものの無事に。次の「タコス」のパートもなんとか行われました。が、この後のドナルド登場あたりから雨雲レーダー通りに雨がポツポツと降り始め、次の「スパイス」のお姉さんとデイジー嬢のパートが終わったところでショー中止のアナウンスが入りました。直後、出番を待っていたキャラクター達が一斉に飛び出してきて「ごめんね」のご挨拶。もうあと二ヶ月、3月の17日で上演が終了してしまうこのショー。中断は残念ですが、こんな衣装のミッキーとミニーの組み合わせは普段は見ることができないので「ショー観られなかったけど、代わりに珍しいもの見られたな~」と納得するしかないですかね~この衣装の「ミッキー船長」が甲板から下りてきてステージの上で手を振っているというのも、めったに見られない光景ですからね~いやいや。それにしても今日は鑑賞しようとした三つのショーのうちの二つが途中で中断になってしまって、こうやって一生懸命手を振ってくれるミッキーの姿ばっかり見ているような気がします。まあ、こんな日もありますよね。テーブル・イズ・ウェイティングは明日は6回公演が予定されているので、夫と今夜しっかりミーティングして、明日もドックサイドステージに駆けつけられるよう予定を立て直すことにしましょう。さて、ドックサイドステージの客席から出て、時刻は16:27。私達はそれから目の前のSSコロンビア号の2階に続く階段をトントンと上がり、船内にある「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」へと向かいました。こちらのお店、本日の案内終了時間は16:30とのことで、どうやら私達が最後の入店客だったようでした。ソファーの席に案内していただいて、注文したのは東京ディズニーシー15周年記念ラベルのスパークリングワイン。あの 綺麗なブルーのスパークリングワインです。それにオリーブの盛り合わせや生春巻きなどもお願いしました。実はこちらのお店には以前 結婚記念日の当日の夜にもお邪魔したことがあり、ちょっと短い言葉ではうまく語れないような良い思い出があります。時が経ち メニューもずいぶん変わりましたけれど、ディズニーシー開園の頃から店内の雰囲気が殆ど変わらないままなのは本当に嬉しいことです。今日はパークの営業時間が非常に短いので まさかこのお店に来られる余裕が生まれるとは思っていなかったのですが、思い切って来てみて良かったなあ と素直に思いました。心地よいソファーとお別れして、私達がテディ・ルーズヴェルト・ラウンジをあとにしたのは17:15頃。本当はもうあと30分くらいここに居たい気持ちもあったのですが、閉園時刻の早い本日は「ファンタズミック!」が17:30から行われるというので、それに間に合うように部屋に戻ろうと思ってのことでした。地上へ下りようと船を出ると、眼下には誰もいなくなったドックサイドステージと客席が見えていました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 20, 2017
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(・・その1から続く)東京ディズニーシー開園15周年イベントのメインハーバーショーは、 “願いを輝かせる新しい冒険への旅立ち” として「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」というタイトルで4月からずっと行われてきました。1月13日からは15周年イベントの「グランドフィナーレ」開始にともなって、それに「~シャイン・オン!~」というサブタイトルが付け加えられ、内容も少し変わったと伝え聞いています。私達はグランドフィナーレ開始以前にこのショーをパーク内鑑賞エリアでそんなに何度も観たわけではないので、どこが変わったのか その違いに気付けるかどうかはちょっと自信がないのですが、せっかくのグランドフィナーレバージョンなのですから 観られるものなら一度くらいは観てみたいものです。――そう考えて ピアッツァトポリーノのショーエリアが見える場所で待っていたのですが。11:30、ハーバーに音楽が流れ ステージの上にMC役のメッセンジャーことクリスタルレッド氏が現れた頃には、ディズニーシー上空に流れ混んできた低い雨雲から細かい雨粒がぱらぱらと広場に舞い落ちてきていました。しかし。「雨なんか降ってない! 降っていません!」と力強く断言するクリスタルレッド氏は、いつものようにミッキー達の「旅」についての案内を始め、みんなの願いを届けるためのクリスタルウィッシュ・ダンスや 願いが輝き続けるように祈る「シャイン・オン!」のポーズをゲストに対して粛々とレクチャーしていきました。そしてそれが終了すると、いよいよ本降りになっていく雨の中、ハーバーにはキャラクター達を乗せた青、赤、緑の船が登場してきました。キャラクター達は透明のレインコートも着ていないし、 あれれ~? このままできるところまでショーを強行するのかな~?? ・・そう思ったところで、音楽が急にストップしました。と、クリスタルレッド氏の口からは「雨のためこれ以上ショーを続けることができない」という説明が。11:30からのショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」は,「雨よ!これ以上降るな!」というゲストの そしてクリスタルレッド氏の願いもむなしく、悪天候のためここで中断となりました。ミッキーもミニーもとても残念そうな様子で、恨めしそうに空を仰いでいましたよ。その後、彼らはハーバーを囲むゲストに船の上からめいっぱい力の限り手を振って、名残惜しそうにハーバーから去って行きました。本来ならば25分間ほどのショーなので12:00頃まで私達はピアッツァトポリーノにいるはずだったのですが、約6~7分で中断、終了したため時刻はまだ11:40前です。いったん雨を避けて建物の屋根のある部分に入り 折り畳み傘を取り出すなどして支度を整えた私達は、「~シャイン・オン!~」鑑賞後に向かおうと考えていた13:30からの(抽選無しで観られる)「ビッグバンドビート」目指して 少し早いですがブロードウェイミュージックシアター前に行くことにしました。今日のこの人出の少なさならそんなに急ぐこともないだろうと思い、途中通りかかった「ゴンドリエスナック」前では歩を止めて この時期恒例となった「スウィートダッフィー」仕様のパラソルをカメラに収めました。今年のパラソルの色づかいは 背景のホテルミラコスタの建物にも馴染んでいて“なかなか”ですね。そして「ニューヨークデリ」のテラスも。このお店のテラス席にまでスウィートダッフィーが押し寄せてきた最初の年には それはそれはもう「びっくり!」だったのですが、今ではすっかり慣れてしまったような気もしますね。さてさて。ブロードウェイを下ってシアター前に着いたのは11:45頃。ハーバーでのショーが中断になってから私達と同じようにブロードウェイミュージックシアターを目指した方も多かったはずだと思いますが、ビッグバンドビートの初回13:30公演への入場待ち列に並んでいらしたのはこの時点で50~60名ほどといったところで のんびりとしたものでした。待ち列からふたり代わる代わる出かけた際には、夫が↓↓こんなものにも遭遇。(12:35頃)キャラクター達が日替わりメンバーで登場するという “ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”グリーティングドライブ ですね~今日はパーク内が空いていて人垣も薄かったので、シアター前の待ち列にいた私もミッキー達の乗るヴィークルがデランシーストリートへ曲がっていくところを遠目にですが見ることもできましたよ。「ビッグバンドビート」は いつもならショー開始の30分前を過ぎたあたりで開場時刻となり入場が始まるのですが、何か事情でもあったのか本日は若干開場のタイミングが早く、列の前の方に並んでいた私達がシアターのロビー内へと誘導されたのはショー開始35分前の12:55頃でした。このまま数分ここで過ごすのかな~とぼんやり思っていたら 座席への案内もすぐに始まり、私達は中央ブロックの前方席を穏やかにすんなり確保することができました。(いつのまにか開場のタイミングそのものが変更になったのかもしれませんね~)久しぶりにシアターの中央前方の客席で観たビッグバンドビートはただただ「楽しかった」の一言に尽きます。私達は先着順で座れる回でも普段はあまり中央ブロック前方席は選ばない(というか選べない?)のですが、やはりこのショーって中央の席から観た時に一番素晴らしく見えるようにできてるんだな~って 心底思ってしまいましたよ。(当たり前のことなんですけれどね!)ショー終了後、ジャズアレンジの「When Your Heart Makes a Wish」(15周年テーマ曲)に送られてシアターから出ると時刻は14:05。もしもお天気が良ければハーバーでは本日2回めの「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」が始まっているはずのタイミングでしたが、外ではまだ雨が完全にはあがっておらず、耳を澄ましてみてもハーバーの方からはショーが行われている気配は全く感じられませんでした。(ひょっとしたら雨天時だけに行われる短いグリーティングくらいは行われたのかもしれませんね。)その後の私達は、マクダックスプラザまでブロードウェイを上り、ハーバー周囲にあるお店を覗きながら対岸のザンビーニブラザーズ・リストランテ前まで歩いて、階段沿いのチューリップ畑を見に行きました。この時期のディズニーシーにやってきたら、このチューリップを見ずには帰れませんものねえ。辿り着いてみると、階段の下の方の小さめな区画は今年はちょっと珍しい色合いの花壇になっていました。オレンジと紫の組み合わせです。なにかちょっと新鮮ですよね~階段の上の方の大きな区画は赤、白、ピンクのバリエーションと黄色のお馴染みの色のチューリップがちょうど見ごろで、とてもきれいでした。晴れていればもっと美しく可愛らしいのでしょうけれど、何はともあれ今年も咲いているうちにこの場所へ来られて見ることができて 本当に良かったです。こちらから あちらから と、飽きもせずチューリップを眺めていたら時刻はあっという間に14:40くらいになっていたので、私達はそろそろホテルにチェックイン手続きに行くことにしました。ザンビーニブラザーズ・リストランテ裏を抜けてミラコスタに向かおうとすると、左側には工事用仮囲いが。ただの工事用の目隠しなのに、メディテレーニアンハーバー一帯で見られる「だまし絵(トロンプルイユ)」風にしつらえてあったので感心してしまいました。この塀の向こうには 既に発表されている通り2019年度に大型アトラクション「ソアリン」がオープンする予定になっていて、工事はあと数年は続きますから、あまり景観を乱さないように工夫されているのでしょうね。新しいアトラクションもとても楽しみですが、こういったちょっとした遊び心もとても楽しいです。坂道を下ってハーバーの水際に出て、カフェポルトフィーノ沿いにピアッツァトポリーノを歩き、マンマビスコッティーズ・ベーカリー隣にある「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を通って私達がホテルミラコスタに入館したのは 14:45くらいのことでした。ミラコスタのチェックイン手続きは通常15:00から始まる決まりになっていますが、今日この時間は既に手続きの受付が始まっていたようで、レセプション(フロント)に近寄ると 私服姿のキャストさんが「本日のご宿泊のチェックインでしたら どうぞこちらへ」と声をかけてくださったので、私達はロビーで待つこともなくそのままチェックインの手続きに入ることができました。朝 到着時に預けた荷物もすぐに用意され、お若く楚々とした女性キャストさんの案内でサウスエレベーターを経て、ディズニーシーのパーク内に突き出したホテル建物の南端にある本日のお部屋に足を踏み入れたのは 15:00を少し過ぎた頃でした。(その3につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 20, 2017
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首都圏に降雪の天気予報も出ていた今朝、私達の車は8:10頃に舞浜に到着しました。ディズニーシー&ホテルミラコスタに 今年もこの時期一泊二日でお邪魔します。一昨年も昨年も同じ時期 同じようにこの地にやってきましたが、いずれも一日目のお天気は雨。そして未明までにらめっこし続けた気象予報サイト各社の予想天気図によれば、今年もふたたび、いえ みたび、私達の舞浜での2日間は雨と風に見舞われそうです。まったく・・・ こういうのを 何かに呪われている とでもいうのでしょうか?でもまあ、私達の力ではどうにもならないお天気を恨んでもしょうがありません。数日前から 雨だ~ いや雪だ~ と天気予報は二転三転しましたが、最新の情報によれば気温は低いものの降水量も少ないようですし 降り始めるのはお昼頃とのこと。だったらそのつもりで「この状況下で楽しめることを楽しみましょう」と私達は半ば開き直り、リゾート内の道路をホテルミラコスタ方面へと向かいました。少々タイミングが悪かったのか きょうこの時間はパーク運営会社の搬入口前に関係車両が多数滞留していたようで、いつもはあっという間に走り抜けられる運動公園西側のT字路交差点からホテルミラコスタの車路ゲートを入るまでの数百メートルの距離を通過するのに10分以上を要してしまったため、私達がホテル正面玄関に車を着けた時には時刻は8:25くらいになっていました。礼儀正しいドアサービスキャストさんに荷物と私を託すと、夫はいつものように駐車場まで車を運転していきました。私は、ワゴンに載せられた荷物の傍らで キャストさんが手早く書いてくださった預かり証の控えを受け取ってから、早朝のホテルミラコスタのロビーへと足を踏み入れました。正面玄関で車を降りてからここまで1分ほど。鮮やかというか爽やかというか、ホテルミラコスタ到着時のこの一連の流れについては、最近特に手際が良くなったようで本当に感心してしまいます。さてさてところで、今日のディズニーシーの開園時刻は10:00です。そして閉園時刻はなんと18:30。19:30から企業の貸切特別営業(2週間前に私達が参加したのと似たイベントです)があるため、一般ゲストがパークを楽しむことができるのは八時間半というごくごく短い時間となっています。――事前に悪天候の予報も出ているし こんなに営業時間が短いのではきっと今日のディズニーシーは空いているんじゃなかろうか――そんな気持ちもあって、今日の私達は何とは無しにのんびり気分です。夫が駐車場から戻ってきてからも しばらくはロビーで写真を撮ったりして過ごし、ホテルミラコスタ宿泊者専用入場口が設けられている「パークエントランス・ノース」へ向かったのはホテル到着から10分以上が過ぎてからでした。ホテル正面玄関を出て右手側、パークエントランスまで続く通路のあたりは現在 外壁塗装工事のための仮囲いが設置されていて屋根と壁に囲まれた狭い迷路のようになっています。薄暗くなっている小さな階段をとんとんと下りて ミラコスタ宿泊者専用口にできていた入園待ち列の最後尾についてふと見上げると、そこには今日はあの美しいホテルミラコスタの姿は無く、こんな↓↓感じになっていましたよ。待ち列最後尾に並んだのはだいたい8:40くらいでしたが、この時点で私達の前には30~40組ほど(人数としては最終的には100人以上になると思いますが)がいらっしゃったように見えました。ディズニーホテル宿泊者が一般ゲストに先駆けて入園できるのは今日は9:45ですから、その一時間ほど前でこの人数しか並んでいないというのは これはやはり今日はちょっとゲストの出足が遅いのかもしれませんね。それでは。開園を待つ間に今日の予定をざっと決めましょう。今回の2日間で、私が「観れたらいいなー行けたらいいなー」とぼんやり思っているのは三つ。ディズニーシー15周年のグランドフィナーレのメインショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」と、この3月で終了してしまうレギュラーショー「テーブル・イズ・ウェイティング」、それに 内容をリニューアルするために2月9日からお休みに入ってしまうアトラクション「タートルトーク」です。「~シャイン・オン!」は本日の一回目公演が11:30から予定されているので、入場した後すぐにその観賞場所に向かってもいいのですが、良い場所が確保できてもこのお天気では予定通り上演されるかどうかは微妙です。――たった八時間半という本日の短いパーク営業時間の中での「一時間半」をショー待ちに費やして、それで「悪天候のためショーは中止です」と言われたらちょっと悲しいんじゃないかしらん??――そんなふうに考えた私達は、入園したらまずアトラクションにひとつふたつ行ってからハーバーに戻り、その時点で残っている観賞場所のうちのどこかで「~シャイン・オン!」を待つことにしよう と、本日の前半の基本方針を決めました。楽しいことを考えていると時はすぐに経つもので、気が付くと時刻は9:20、ミラコスタ宿泊者専用入場口にできていた待ち列にはホテルキャストさんがやってきて、間もなく宿泊確認と手荷物のチェックが始まりますのでご準備を との案内がありました。すぐに列が前方にゆっくりと動き始め、9:30には私達も指定の書類を提示して荷物チェックをしていただき、ゲート前のエリアへと通していただけました。9:35頃になるとゲートのシャッターが開けられてキャストさん達が多数パーク内に姿を見せ、入園時の注意事項アナウンスに加えて本日は「エクストラファンパスポート」の販売についての案内もアナウンスされました。(「エクストラファンパスポート」とは、その日訪れたパークが貸切営業のため18:30に閉園してしまう場合、使用済みパスポートを提示すればもうひとつのパークに15:00から割安価格で入園できる というものです。)そして9:45、ホテルミラコスタ宿泊者専用入場口のゲートがオープン。入場した私達は 2週間前の貸切営業にお邪魔した際には夜間でよく見えなかった「グランドフィナーレ」仕様のタペストリーを仰ぎ見て、迎えてくださるキャストさん達に手を振りながらミラコスタ通りを抜けました。メディテレーニアンハーバーに出ると、ピアッツァトポリーノのショー鑑賞エリアは今日は座り見エリアがかなり狭く設定されており、その周りを囲む立ち見最前列も埋まりが遅く こじんまりとしている印象でした。やはりこのお天気ではねえ。 開園直後から屋外ショーを待つ人は少なかろう・・・ と私達は頷き合い、そのままアメリカンウォーターフロント方面へと歩を進めました。さて。この時期恒例「スウィートダッフィー」の装飾が施されている「ゴンドリエスナック」や「ニューヨークデリ」前をチラ見しながら通り過ぎ、私達がまず最初にたどり着いたのは「トイストーリー・マニア」。アトラクションのエントランスを入ったのは9:51頃で、乗り場手前の3Dメガネを受け取る場所までは一度も立ち止まることなく行けてしまいました。これは 今までハッピー15エントリーを利用して朝一番にこのアトラクションにやってきた中でも一番順調だったかもしれません。約10分後にアトラクション建物から出た後は「タートルトーク」へ・・ のつもりでしたが、まだ一般開園時刻の10:00になったばかりで周囲に人が極端に少なかったので 思い切って「タワー・オブ・テラー」へ行くことにしました。こちらもノンストップで最初の部屋まで行けてしまいました。案内されたのは「A」エレベーターで、最上階から見えたディズニーシー全体の景色はまさに「絶景」、素晴らしかったです。その後ようやく、今回の目的のひとつ「タートルトーク」へ。時刻は10:20過ぎになっていましたが待ち時間は「10分」の表示で、船の外でほんの少し待ってからすぐに次回ショーへの待機ルームに案内されました。「タートルトーク」は、5月にポートディスカバリーにオープンする新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」と連動するバージョンに切り替わることが決まっていて、まもなく三ヶ月の休止期間に入るので、私達が現行のバージョンを体験できるのはおそらくこれが最後だと思います。リニューアルされる前にクラッシュに会うことができて ちょっと嬉しかったですよ。「タートルトーク」から出て、時刻は10:55。ここで私達はハーバー方面に戻り、11:30からの「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」の鑑賞場所を探すことにしました。まだまだ余裕のありそうなリドアイルをとりあえず通り過ぎてピアッツァトポリーノまで戻ってみると、座り見の前方や立ち見の最前列は概ね埋まっている様子でしたが、鑑賞エリアをほぼ真横に見る立ち見場所ならば最前列状態で鑑賞できる場所がまだいくつか空いていました。いつ雨が降り出してショーが中止になってもおかしくないような空模様ですし、事実、スマートフォンで雨雲レーダーを見てみるとあと一時間ほどで東京ディズニーリゾート上空には薄い雨雲が広がってきそうな勢いです。なので、 今回はこの横っちょの立ち見場所で待ってみることにしよう、もしもショーが決行されたらラッキー!くらいの気持ちで待とう と私達は心に決めて、この場所(一番下の写真参照)に留まることにしました。この時、時刻は11:00頃でした。その後 私達は数分ずつ交替で出かけ、ハーバーやミラコスタ通りに施されている「イヤー・オブ・ウィッシュ(15周年)グランドフィナーレ」の飾りつけを見に行きました。ピアッツァトポリーノの街灯のキャラクターバナーはそれぞれブルー基調の物から白基調のグランドフィナーレ仕様に衣替え。ミラコスタ通りの内部のタペストリーも同じくです。そして印象的だったのが、いたるところに飾られている白とブルーの花々。ウィング・オブ・ウィッシュ号のモニュメント周りにももちろんエンポーリオ前にもカフェポルトフィーノ付近にも、白や青や薄紫の花が15周年のロゴ入りのブルーの花器に入った状態で置かれています。少し寂しいとも思われるような色調ですが、15周年イベントの最後を飾る格調高い式典のようなイメージでデザインされたのでしょうか。まあ、卒業式のような「旅立ち」の場面ではよく見られる色使いなので、いよいよグランドフィナーレを迎え 新しい未来へと旅立っていく「ディズニーシーの船出」にはこんな雰囲気が相応しいのかもしれませんね。11:15頃からは、私達は観賞場所でふたりそろってショーの開始を待ちました。天候が不安定なせいか いつもならショー開始の30分前や15分前にハーバーに流れる開催予告のアナウンスは無かったようでした。それでも11:20頃までにはステージには小道具も用意され、ハーバー水上には大きな「15」の文字のついたクリスタルフロートも登場してきました。ところが。もう数分、いや数秒で11:30になろうかという頃、ピアッツァトポリーノの鑑賞エリアにはごくごく細かい雨粒が散り始めました。すぐ収まればよいのですけれど・・・果たして11:30の「~シャイン・オン!」は このまま実施されるのでしょうか。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 20, 2017
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ご縁あって、東京ディズニーシーの夜間貸切営業時間帯のパークにお邪魔することができました。公式スポンサー企業が開催する「東京ディズニーシー・ドリームナイト」というプライベート・イブニング・パーティー・プログラムで、19:30から22:30までの三時間が一企業の完全貸切となる というものです。たった三時間ではありますが、招待客は入園無料でパークを楽しむことができます。私達はずっと以前に東京ディズニーランドで開催された類似のプログラムに参加したことはあるのですが、ディズニーシーでのこういった催しに参加したことは今までありませんでした。なので「ディズニーシーの夜間貸切って一体どんな感じになるのかな~?」という純粋な興味を抱いて ちょっと出かけてきました。数日前に問い合わせをした結果、「1月6日の特別営業時間帯は 花火と『ファンタズミック!』と『マイフレンド・ダッフィー』一回公演以外はショーの上演は無し、19:30の開園時刻から20分間のウェルカムグリーティングはあるが他には特別なショーも無し」ということが判っていたので それならそんなに早く行く必要もないかな~ と考えた末、ディズニーシーのエントランス到着は17:00頃になりました。が、私達がパークエントランス・ノースに到着したその時には、19:30~の特別営業の開園待ちをする方が(ノース側だけで)ざっと数えて100組ほど 列を作っていらっしゃいました。サウス側にも同じような列が作られているとのことでしたから、この時点で既に数百人が入園を待っていたということになります。(ちょっと早く来過ぎちゃったかな~くらいに思っていた私達としては「皆さんこんなに早くからここに来ていらっしゃるけれど、今日は何を第一の目的としていらしてるんだろう??」というのが非常に気になるところでした。)エントランスの端に長ーく伸びていたこの列は、私達が最後尾に並んだのとほぼ同じくらいのタイミングで人数を区切っての移動が始まっていて、私達も17:20頃にはチケットブース横での手荷物検査を経てゲート前まで誘導されました。その後、特別営業用のスペシャルマップが前から順に配布されました。(マップの写真は一番最後↓↓に載せておきますね。)事前情報ではショー関係は 「花火とファンタズミック!とマイフレンド・ダッフィー以外は何も無し」 と聞いていましたが、このマップによれば他にも「キングトリトンのコンサート」が3回、公演を予定しているとのことでした。さて、本日の東京ディズニーシーの通常営業時間は18:30までとなっていました。パークは一旦18:30に閉園し、再度19:30から特別営業オープンとなる手筈なわけです。18:30が過ぎ 19:00を過ぎても、パーク内にはまだまだたくさんのゲストの皆さんが残っていらっしゃるようでしたが、そんな方々の退園も19:15頃までに無事完了したらしく、19:20には貸切営業入園組に対して「荷物を整理して立ち上がって待つように」との指示がキャストさんからありました。そして 19:30になる数分前。特別営業の開始に備えて一旦照明が落とされたディズニーシープラザのアクアスフィア周囲に、なんだか見たことのある人影(?)がひとつふたつと現れました。あれれー? これは?・・と思っていると、19:30、東京ディズニーシー・マリタイムバンドの演奏開始と共にプラザ内では強烈な夜間照明が点灯して(この時あがった嬌声はすごかったです)ゲートがオープンし、「東京ディズニーシー・ドリームナイト」三時間だけの貸切特別営業がスタートしました。入園すると、プラザのステージ上ではミッキー&ミニー、ダッフィー&シェリーメイがお出迎え。ステージの下、アクアスフィアの周りではキャラクター達と女性ダンサーさん(たぶん)が迎えてくれていましたよ。私達は今日は特に「絶対行く!」と決めていた場所も無かったので、しばらくプラザに留まってキャラクター達の様子を眺めたり、「この日ならでは」の風景(スポンサー企業のバナーなど)を見つけて写真を撮ったりしていました。ミラコスタ通り入り口の両側には まだ松の内ということで新年を祝う門松も出ていたので、キャストさんにお願いしてその前で写真を撮っていただいたりもしました。私はここ数年はこの門松を近くで拝むことができていなかったので これは大変嬉しかったです。「あとで入園の人波が落ち着いた頃にまたここに戻ってきて ぜひぜひもっと門松の写真を撮ろう」と心に決めましたよ~私達がようやくプラザ周辺を離れたのは19:50頃。それから「何かアトラクションにでも行ってみるか」と興味本位でアメリカンウォーターフロント方面へ向かってみたのですが、この時点ではトイストーリー・マニアは「120分」待ち、タートルトークは「40分」待ち、エレクトリック・レールウェイですら「20分」待ちだったので、思い切って奥地方面まで歩いてみることにしました。で、結局、ここ数年行っていなかった「インディー・ジョーンズ」に並んでみました。(20:10過ぎ頃、40分待ち表示でしたが30分ほどで乗れました。)屋外の待ち列にいる時にちょうど花火の打ち上げ時刻となり、「アトラクションに並びながら木々の間から花火を見上げる」という“いかにも遊園地~”な経験もできて とても新鮮でしたよ。ちなみに本日はアトラクションはどこもスタンバイのみの運営(FPの発券なし)となっていました。私達はこういった待ち時間の長いアトラクションにスタンバイエントランスから入ることが滅多に無く、アトラクション内のせっかくの凝った造りをゆっくり見られるチャンスも普段は殆どないので、今日はそういった部分をじっくり見ることができたのも良い経験でした。インディージョーンズから出てからは、時刻が20:55になっていたのでちょっと急いでメディテレーニアンハーバーまで戻りました。21:00から「ファンタズミック!」があるので、その上演中ならプラザの様子やミラコスタ通りの門松を心ゆくまで眺めることができるのでは?と思ったからです。ポートディスカバリーを抜けて、私達がちょうどポンテヴェッキオをミラコスタ方向へ渡り始めた時、ハーバー水上では「ファンタズミック!」が始まりました。私達はファンタズミック!を横目で観つつポンテヴェッキオを渡り切り、坂を下り、ピアッツァトポリーノをかすめてミラコスタ通りにたどり着きましたが、水辺にいる皆さんはどこでもだいたい立ち見一列 せいぜい二列でゆったりとショー鑑賞をしていらっしゃって、まるでディズニーシーのテレビCMで見るような光景でしたよ。さてさて、そして、「この時間なら人が少ないんじゃないかな~」と期待していたミラコスタ通りは・・本当に人っ子一人いないような状況でした。誰もいないのでプラザからハーバーまでがよく見通せて、すごく遠かったですがファンタズミック!もじゅうぶん楽しめてしまいました。先ほど特別営業の開園まもなくに通りかかった時はとても混雑していて やっとの思いで一枚だけ写真を撮った門松前も この時間は本当に誰もいなかったので、私達はショップのキャストさんとお話ししながら何パターンも記念写真を撮っていただきました。(2017年酉年の門松にはドナルドの羽子板が添えられていました)(ふと見上げると こんなところにも本日の主催企業名が)門松前の風景を楽しんだあとは、私達はミラコスタ通りからピアッツァトポリーノへ出てザンビーニブラザーズ・リストランテ方面へと まだまだ終わらない「ファンタズミック!」を眺めながら歩きました。こちら側の水際でもほぼ全員が余裕を持ってハーバーショーを立ち見しているような状況で、まさに「テレビCM状態」でしたよ~「ファンタズミック!」が終了すると時刻は21:25。特別営業の終了まであと約一時間です。あと一時間か~ どうしようかな~ 何ができるかな~まあ とりあえず、私の好きな小っちゃいアトラクションを巡ってみましょうかね~ということで、まずはアラビアンコーストの「ジャスミンのフライングカーペット」。5分待ちくらい(案内一巡待ち)でした。展望デッキで夜景を眺め、次はマーメイドラグーンへ。トリトンズキングダムの中に入って、ふぐ(「ブローフィッシュ・バルーンレース」)へ行きました。こちらは15分待ちの案内でしたが、実際はそんなにかからず 案内三巡待ち といったところ。そして、これで最後のつもりで「スカットルのスクーター」へ行き、待ち時間が殆ど無いようだったので二回続けて乗りました。(ごめんなさいね~ 私これ好きなんですよ~)ここで時刻は22:15。このタイミングでは、もうあとはエントランス方面まで歩いて戻って終わりだろう・・と思っていたのですが、帰りに向かうためプロメテウス火山の中を通過する際、ふと思いついて「センター・オブ・ジ・アース」の入口に立ち寄ってみると、「10分待ち」表示のボードの前にキャストさんが3人並んで笑顔で「どうぞ~」。なので、つい乗ってしまいました。数年ぶりとなる「センター・オブ・ジ・アース」体験を終え、メディテレーニアンハーバーとホテルミラコスタを望む火山の麓に出たのは22:40頃でした。私達は最後にここで記念写真を撮って、まっすぐディズニーシーのパークを出ることにしました。ゲートを出たのが23:00近くだったので、私達が家に帰り着いた時には既に日付が変わっていました。たった三時間のパーク、 何もできないんじゃない? と思って出かけたのですが、門松も観られたしファンタズミック!も楽しめたし、調子に乗っていつも行かないアトラクションにまで行ってしまうという 結構忙しい夜になりました。たいして下調べもせず計画も立てずに行った私達でもこんな感じなのですから、目的を絞ってしっかり遊び方を決めて行けば「貸切の三時間」ならじゅうぶんに楽しめるのかもしれませんね。たまにはこういう催しに参加してみるのも悪くないかな~ と、素直にそう思った真冬の週末でした。※本日配布された「東京ディズニーシー・ドリームナイト」スペシャルマップ※こちらは本日到着時のパークエントランス・ノースホテルミラコスタがあまりに美しかったのでつい撮ってしまいました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 6, 2017
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年末のディズニーシーを遠くに眺めつつ ミラコスタでのんびりお昼ごはんを食べてきました。夫とふたりで「ささやかに忘年会」といったところです。今日あたりから長期休暇に入る方が多いのでしょうか いつになく混雑する東京駅を通り抜けて、電車でJR舞浜駅に着いたのは12:00頃でした。やや強い風吹くこちら舞浜駅周辺でも やはり大きな荷物を抱えたグループの姿が目立ちました。ミラコスタまで行くためにリゾートラインを利用しようと思い「リゾートゲートウェイ・ステーション」の改札を入ると、ホームに上るエスカレーター手前の場所では袴姿のミッキーとドナルドが描かれたフォトロケーションがお出迎え。大きな二本の柱の前には門松も立っていました。門松には来年2017年「酉(とり)年」の干支に因み、ディズニーリゾートの「トリ族」代表ドナルドダックの横顔シルエットと彼のトレードマークの黄色い足あと(水かき)が添えられていましたよ。なんだか、ドナルドが勢い余って門松の中に尻もちをついてるみたいに見えますね~いかにも彼の年らしいデザインの門松です。リゾートラインに乗り込んだ後、車窓から見えた美しい富士山につられて途中で下車したりしていたので ホテルミラコスタまではやや時間がかかり、ホテルの正面玄関を入ったのは13:00頃でした。世間はそろそろ年末休み、お子さん達などはもうとっくに冬休みに入っている時期なので「さっきの舞浜駅同様きっとパークもミラコスタも混雑しているんだろうな」とちょっと身構えてきたのですが、ホテルのロビーも 大きな窓から覗き見たディズニーシーのパーク内も きょうのところはまだ普段の土曜や日曜に比べたら格段に落ち着いている様子でした。(とはいえ、何にもない平日よりはかなり人が多いのでしょうね・・)さて、ところで。今日の昼食の予約を入れていたのはオチェーアノなのですが、いつもお邪魔するコースの方ではなく 私達としては珍しいことにブッフェの方でした。(振り返ってみたら前回このお店のブッフェを利用したのは2年半くらい前でした。)私はもともとブッフェの賑やかな雰囲気をちょっと苦手にしていて、そのせいでオチェーアノもいつもコースの方ばかりの利用になってしまっているのですが、 イベントの狭間で期間限定のショーもないこの時期なら店内の雰囲気もやや落ち着いていてマイペースに食事できるんじゃないかー? と そう思い立って今日は出かけてきたのです。で、今日のオチェーアノのブッフェですが。予約した時刻の10分ほど前に店頭に行き すぐに案内された店内は、予想通りの穏やかさでした。暦上の休日か否か イベントのある時期か否か というのは、やはり東京ディズニーリゾートの混雑状況には大きな影響があるのですねえ。案内していただいたのはお店の入口から近い窓辺のテーブルで レースのカーテン越しにディズニーシーのピアッツァトポリーノの様子もよく見えていたので、14:30からの「クリスタルウィッシュ・ジャーニー」も席を立たずに(テラスに出ないで)ここから眺めればじゅうぶんだねー と私達は話し、白ワインのボトルをお願いしてお食事をスタートさせました。 かつてはワインによく合う前菜やサラダなどの冷たいお料理がとても充実していたオチェーアノのブッフェですが、今回久しぶりにうかがってみて、お料理の種類がかなり整理されて簡素になったように私には感じられました。ランチタイムだからでしょうか、もしくはイベントの無い時期だからなのかもしれませんけれど。それでも、区画分けされた四角い取り皿が新たに用意されていたり、お料理の並ぶカウンターの上には数種類のお塩やスパイスやソースやドレッシングの類が豊富に用意されていて自分の好きなようにお料理をアレンジして食べることもできるようになっている など、新しい要素も見つけることができて楽しかったですよ。こちら↓は店内デザートカウンターの上のお馴染みのオブジェ。15周年の今年、特にイベントの無い時期はこんな感じになってるのかー と納得しました。14:25くらいにはブッフェの部屋でもテラスを解放する旨の案内がありましたが、皆さん一斉に席を離れるというようなことはなくて静かなものでした。ショーが始まってから窓のカーテンを少し開けて見てみると。私達の席からはこんな感じで テーブルに着いたままでも結構ステージがよく見えました。ピアッツァトポリーノの座り見エリアも今日はなんだか狭く設定されているみたいに見えます。やっぱりパーク内も、今日はかなり穏やかなのかなー?こうしてしばらくガラス越しにショーを眺めていたのですが、ふと夫が「こっちの(ブッフェ側の)テラス、あんまり人が出てないみたいに見えるなあ・・」とか言うので、私達は上着も羽織らずにちょっと様子を確かめに行きました。と、今日この時間のブッフェ側のテラスは、ショーの最中だというのに自由に場所を移動しながら楽しめるほど空いていました。冬の時期のこの時間はオチェーアノのテラスからのショー鑑賞は逆光になるので写真撮影も難しいでしょうし、とくに条件が良いというわけではないですし、だったら「ショーより御飯」と思われる方が多いのでしょうかね。テラス奥の水際に近い部分で10数名ほどがショーを観ていらっしゃるだけで、手前半分にはどなたもいらっしゃらず、ショー開催中のハーバーと広場をバックに記念撮影できるくらいの空き具合だったので びっくりしちゃいましたよ~。テラスがあまりに空いていたので、結局ショーをほぼ最後まで鑑賞して 私達は席に戻りました。(今日この回は 凧や花火が省略された強風バージョンだったようでしたよ。)15:00を過ぎるとブッフェカウンターに並ぶ料理は次第にさげられていくので、私達は食後にとお願いしたお茶を飲みながら 窓から見える晴れあがった空の下の長閑なディズニーシーパークを眺めて過ごしました。広ーーいオチェーアノの店内でどうやって私達を見つけたのだか いつもコースでお世話になっているキャストさん達がかわるがわるテーブルまでいらして残っていたワインを注いでくださったりコーヒーを取り換えてくださったりしたので その都度年末のご挨拶をしているうちに ふと気づくと時刻はブッフェルームの利用制限時間の2時間を超えていました。なので私達は席を立ち、今年一年 何度もお世話になった大切なお店をあとにしました。特に何かを意識するようなこともなく、いつもしていることを毎日当たり前のようにできる日々を人はきっと「幸せ」な毎日と呼ぶのだと思います。来年もまた、特別な日を そして折にふれてのふたりの昼食を このお店で過ごすことができるような平穏な年になりますように。2016年の終わりにあたり 私はただただ そう願っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 28, 2016
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(・・その3から続く)水上に浮かぶ大きなクリスマスツリーを望むことができるマクダックスプラザまで出ると、ディズニーシー メディテレーニアンハーバーでは おそらく今夜3回目となる(21:15頃から始まっていたはずの)「アフターグロウ」がまもなく終わろうとするところでした。21:15の回は流れる曲は「ホワイトクリスマス」。クリスマスツリーには赤やパープルのクリスタルオーナメントが輝いていました。事前に伝え聞いていたところによれば、今年のアフターグロウは 「ツリーの輝き方と音楽のバリエーションは昨年までとほぼ同じ3パターンで、その順番も昨年までと同じ」 とのこと。ならばこの「ホワイトクリスマス」バージョンは、のちほど21:45頃の回でもまた観られるはずです。なので私達は、あわてず騒がず、水上クリスマスツリーがなるべくまっすぐに見えるピアッツァ・トポリーノ方面へと坂を下りました。(皆さんご存知だと思いますが、このクリスマスツリーは眺める場所によってはかなり傾いて見えてしまうのです。)そうして プロメテウス火山を背景にツリーを望めるピアッツァ・トポリーノの柵沿いに落ち着いて、時刻は21:30。本日4回目の「カラー・オブ・クリスマス ―アフターグロウ」が始まりました。ハーバー一帯に流れる曲は「ザ・クリスマスソング」。曲が始まるとクリスマスツリーには金色の光が降り注ぎ、雪が舞い、その後ツリーはゆっくりと回り始めます。やがて周囲の小さなツリーと共にディズニーシーの15周年を象徴するかのようなクリスタルデザインに姿を変えて、3分弱でこの回の輝きは終わりました。21:45の回は、予想通り再びの「ホワイトクリスマス」。曲の開始と同時にクリスマスツリーには天からしんしんと真っ白な雪が降り積もり、赤、紫、桃色のウィッシュクリスタル・オーナーメント輝く可愛らしいツリーに変化していきます。この「ホワイトクリスマス」の回のツリーのデザインは、さきほど19:55から行われた点灯ショー「カラー・オブ・クリスマス ~ナイトタイム・ウィッシュ~」の中でミニーとデイジーが飾り付けた「女の子たちのツリー」とほぼ同じです。昨年まではピンクとパープルのオーナメントが主体の優しい色合いで そこに白い雪が加わってロマンティックなほんわりした雰囲気だったのですが、今年はディズニーシーの15周年イベントでミニーが持つ赤いウィッシュクリスタルのオーナメントも加わっているので ややデザインの輪郭がはっきりして鮮やかになったような気がしますね~このあと、22:00過ぎ頃には閉園時刻の案内アナウンスに続き本日6回目のアフターグロウが21:30の時と同じ「ザ・クリスマスソング」の曲で行われました。(やはり伝え聞いていた通り 曲順は昨年までと同じでしたね~)そしてディズニーシーの“きょう”の終わりを告げる 一番最後のアフターグロウは22:08頃。曲は東京ディズニーシーのクリスマスイベントで2010年くらいから(たぶん)使われているオリジナルのクリスマスソング「クリスマスファミリー」。色とりどりのクリスタルオーナメント輝く大きなクリスマスツリーは、降りやまぬ不思議な雪と どこからか現れてあたりを金色に照らす光に包まれて、より一層輝きを増していきます。ハーバー一帯に流れる「クリスマスファミリー」の曲が終わるころ、クリスマスツリーの光もまるで天に戻るかのように消えていき・・今夜 約二時間にわたって水上クリスマスツリーの灯りに照らされ続けたディズニーシーのメディテレーニアンハーバーには 静かな闇が訪れました。その後、私達は真っ暗になったハーバー水際をあとにして、クリスマスシーズンの美しいディズニーシーのパークに さよなら を言いに行きました。本当はパーク中を隅から隅まで歩き回って 私達を幸せな気持ちにしてくれた全ての夜景にお別れを言いたいけれど、既に閉園時刻は過ぎています。アトラクションにもショップにもレストランにもまだまだ驚くほど多くのゲストの姿がありましたが、そうそう長居するわけにもいきません。なので ウォーターフロントパークをちょっとだけ覗き・・アメリカンウォーターフロントのSSコロンビア号と大きなクリスマスツリーを遠目に眺め、ウォーターストリートをメディテレーニアンハーバー方向へと引き返しました。それからは、さきほどに比べたら随分とゲストの姿が少なくなってきたピアッツァ・トポリーノを通り、クリスマスカラーで彩られたミラコスタ通りへ。この通りを抜ければ、本当にもうクリスマスのディズニーシーとお別れです。時刻はもう間もなく22:30。ミラコスタ通りを抜けた私達は、ディズニーシープラザに鎮座する15周年記念の帆船ウィング・オブ・ウィッシュ号を一瞬仰いで、ゲートを出て 駐車場へと戻りました。車に戻り着いてからしばらく休息をとっていたので、駐車場を出た時には時刻は23:00近くになっていました。しかし 何が幸いしたのかよくわかりませんが、クリスマスシーズンの夜の猛烈なリゾート内渋滞に巻き込まれることもなく 私達は順調に舞浜入口から首都高速道路に入ることができ、予想していたよりも随分たやすく家に帰ることができました。「こんなに忙しいのに本当に行けるのかしら??」とそわそわしながら慌ただしく準備し、信じられないような早起きをし、迎えた私達の今年の「ディズニーシーのパークでのクリスマス」は、こんなふうにして終わりました。ここ数年、ディズニーシーのクリスマスイベントの表題は 「クリスマス・ウィッシュ」 といいます。さらに今年は、パーク開園15周年のテーマも「イヤー・オブ・ウィッシュ」。今まさに、ディズニーシーには「Wish(=願い)」という言葉があふれています。もっと言ってしまえば、東京ディズニーシーの地ではずーっと以前から、ミニーは「願いの泉」に指輪を投げ入れ(2005年「ミニーのウィッシング・リング」)、キャラクター達は 星に「願い」をかけて夢を叶えようとする少女を叱咤激励し(2009年「ミッキーのドリームカンパニー」)、自分の心の奥底にある「クリスマスの願い」に向き合ってきました(2010年~「クリスマスウィッシュ」)。かつては 他人を思いやる優しい気持ちでケープコッドのクリスマスツリーを輝かせたこともありますし(2007年「リトル・クリスマス・ストーリー」)、「カラー・オブ・クリスマス」では今年もハーバーを囲むみんなの願いが無事クリスマスツリーを点灯させました。―― これはひょっとしたら、かねてから私が半ば本気で思っている通り ディズニーシーって本当にそこに集う人の願いや想いでできている場所なのかも(!)そんな妄想を膨らませながら、楽しいことだけを考え 語り、美しいものだけを見て過ごすことのできた クリスマスのディズニーシーでの実に幸せな長い長~い一日でした。(おしまい)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 3, 2016
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(・・その2から続く)やがて 19:55。東京ディズニーシー、メディテレーニアンハーバー上空ではサーチライトが駆け回り、水上クリスマスツリーの点灯ショー「カラー・オブ・クリスマス ~ナイトタイム・ウィッシュ~ 」が始まりました。大きな水上ツリーからはずいぶん離れた橋の上から点灯セレモニーを見守る形となった私達ですが、それでも 今夜ハーバーを囲むみんなの願いがツリーに届いて金銀の色に輝き出す瞬間に ちゃんと立ち会うことができました。ふたり寄り添って、なんと愛らしい いじらしい後ろ姿でしょう。毎年同じようなシンプルなセレモニーだというのに、ついつい涙が出そうになっちゃいます。ディズニーシー開園15周年の今年は やはり「イヤー・オブ・ウィッシュ」と銘打ったスペシャルイヤーだけあって、点灯後にはクリスマスソングだけでなく15周年のテーマ曲がアレンジされてハーバーに流れたり、「願いをかける」ということの意味が小さなお子さんにもやさしく伝わるようにとの配慮なのでしょうか 日本語詞の「クリスマスファミリー」の歌がショー中で歌われたりと、昨年までと異なる場面もたくさんありました。色を飾るくだりも、今年は各キャラクター達の「持ち色」が15周年イベントでの各キャラクター達それぞれのイメージカラーに準じているので、昨年までとはちょっと違った展開になります。キャラクター達のセリフに呼応するようにツリーにポンポンと出現する飾り(オーナメント)も、今年はやや角ばった「ウィッシュ・クリスタル」風の形で ひとつひとつの大きさもちょっと大きめです。極めつけは、ステンドグラス調のツリーに「クリスタル」のデザインが加えられていること。これには少し驚きましたよ~クリスマスツリーが無事点灯した後は、キャラクター達の乗った船は速度を落としてハーバー水際の陸地にかなり近い部分をぐるーっと回ってくれます。私達のいた橋のすぐ下にも来てくれたのでちょっとびっくりしました。(が、よく思い出してみると、以前からクリスマスツリー点灯ショーの時はいつも 船はポンテヴェッキオのかなり近くまで来てくれていたような気もします。)今年の「カラー・オブ・クリスマス」は、日中にハーバーで行われているクリスマスのショー「パーフェクト・クリスマス」よりもむしろ 15周年のハーバーショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」と対になっているかのような、それくらい「みんなの願い(=Wish)を輝かせること」にこだわったクリスマスツリー点灯セレモニーになっていました。三隻の船がゆっくりとハーバーから消えていった後は、私達は同じ場所に留まって20:30からの花火「スカイハイ・ウィッシュ」を観ました。観ている途中で気付いたのですが、私達この「スカイハイ・ウイッシュ」をちゃんと観られたのはこれが初めてです。(前回パーク内に遊びに来た時は中止でしたし、その他にも何度か舞浜には足を運んでいますが打ち上げの時間までいられたことがなかったので。)今まで観てきたのとは全く違う、赤・青・緑の三色のウィッシュクリスタル・カラーが印象的な花火でしたよ。さて。「カラー・オブ・クリスマス」と花火が終わったあとは、ハーバー水上では巨大クリスマスツリーが音楽に合わせてその姿を変化させる「アフターグロウ」というキラキラタイムが15分ごとにやってくることになっています。* * * * *(参考までに:「アフターグロウ」私的メモ)20:45頃 クリスマスファミリー21:00頃 ザ・クリスマスソング21:15頃 ホワイトクリスマス21:30頃 ザ・クリスマスソング21:45頃 ホワイトクリスマス22:00頃 閉園アナウンス ~ ザ・クリスマスソング22:08頃 クリスマスファミリー ~ ツリー消灯* * * * *毎年クリスマスの時期になると同じことを書いているような気がしますが、私 これがとっても好きなんですよね~。(ご存知の方はとても多いと思いますが、ツリーの点灯ショーが以前の「キャンドルライト・リフレクションズ」だったころから 実は「アフターグロウ」のような小さなサービスイベントタイムは設けられていたんですよ。)「アフターグロウ」のツリーの輝き方は昨年までと同じく3パターンあることが判っていて、私はもちろん今年もその3パターン全てを観たい・・ただ、まだしっかり見ていない美しい夜景スポットがディズニーシーの園内にはたくさんあるので、そちらも見に行きたい。悩んだ末、私達は「21:15くらいには、遅くとも21:30には どこでもいいからハーバーのツリーが望める場所に戻ろう」と決意し、それまでの30~40分間くらいで夜景を見て歩くことにしました。まずはポートディスカバリーからロストリバーデルタを再び眺め、急ぎ足でケープコッドへ。ここに暮らしている人々の姿が思い浮かぶような 素朴な灯りです。赤い橋ハドソンリバーブリッジを渡って、アメリカンウォーターフロントへ。ウォーターフロントパークの「スノークリスタル・ツリー」。聞いていた通り、真っ白からほんのりブルーへ、グリーンへ、そして赤へと色がどんどん変わっていきます。スノークリスタル・イルミネーション輝くウォーターフロントパークはどこを眺めてもとても美しく、非常に名残惜しかったのですが、もうそろそろハーバーに向かわなくては「アフターグロウ」が観られなくなってしまう・・・ 本当に後ろ髪ひかれる思いで、私達は公園をあとにしてメディテレーニアンハーバーの水面が見える場所まで戻ることにしました。21:15頃のことでした。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 3, 2016
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(・・その1から続く) ディズニーシーのクリスマスイベントのメインショー「パーフェクト・クリスマス」を観終わって、時刻はまもなく10:00。私達はそれから12:15からの「ビッグバンドビート」初回公演を観るためにブロードウェイミュージックシアター前へ向かいました。ビッグバンドビートは今年の春にショー内容をリニューアルしてからずっと 全ての公演の一階席が座席抽選の対象になっていたのですが、つい先日から以前と同じく「初回公演のみ全席先着順自由席」に戻ったのです。期間限定でクリスマスバージョンになっている「テーブル・イズ・ウェイティング」とは違い こちらのショーはこの時期も通常版(15周年バージョン)のままですが、久しぶりに好きな席で鑑賞できるとあっては やはり観に行かないわけにはいきません。シアター前にできていた入場待ち列最後尾に到着したのは10:00ちょっと過ぎでしたが、この時点で既に私達の前には100~200名くらいの方がいらっしゃいました。ちょっと前まで シアターへの入場開始を待って列に並びながらよく眺めていたこの景色も、なんだか久しぶりで懐かしくさえ感じられます。今日は良いお天気でぽかぽかと暖かかったので一時間半以上の待ち時間もまったく苦にならず あっという間に11:50の開場時刻がやってきて、私達はサイドブロックながらも中央寄り、比較的前方の席を確保することができました。ショーはクリスマスバージョンではないけれどシアターは中も外もクリスマス仕様になっていて、ロビーのクリスマスツリーも例年通りちゃーんとあって、なんだかとても安心しましたよ。もちろんショーそのものも大満足でした。リニューアルしてから鑑賞できた中では一番ステージに近い席だったので迫力も感じられましたし、座り慣れた席から新しいショーがどんなふうに観えるのか それがよくわかったので胸のつかえが取れたようでとってもすっきりしました。そして、とにかく楽しかった。ステージの上の皆さんと一緒に歌ったり笑ったり、やっぱりビッグバンドビートは心躍る素晴らしいショーです。ショーが終了してシアターの外に出て時刻は12:50。夜明け前からディズニーシーにやってきて「パーフェクト・クリスマス」も「ビッグバンドビート」も観られたし、ニューヨーク・デリのスペシャルセットも早朝のうちに食べられたし・・(ちなみにランチのピークタイムのこの時間「ニューヨーク・デリ」は入店制限していて待ち列がお店のテラス前を埋め尽くしていました)あとはもう美しいクリスマスの光景を眺められれば言うことはありません。というわけで、私達はここで一旦退園し、ディズニーシーのパークが輝き始める時間まで駐車場の車に戻って少し休むことにしました。でもその前に。「抽選!抽選!抽選したい!」と謎の“抽選好き夫”が騒ぐので、ビリエッテリーアへ立ち寄ってビッグバンドビートの夕方以降の回の座席抽選に挑んでみることにしました。足を踏み入れた抽選所内はこの時「はずれ」の音の嵐が吹き荒れていて、「ああ これはダメだ~ はずれたら今夜はアウト・オブ・シャドウランドかカラー・オブ・クリスマスだな~ 」と思いながら17:25の公演回のボタンを押すと、なんと おめでとうございます! の文字と共にサイドブロックながらもなかなか良い座席の券が発券されました。これで、私達は一時退園したとしても遅くとも17:00前には再入園することが決まりました。それでは、クリスマスのディズニーシーの風景を眺めてお散歩しながら、駐車場へと向かうことにしましょう。ヴェネツィア、パラッツォカナルにかかる橋の上には今年もリースが。さきほど「パーフェクト・クリスマス」を鑑賞したピアッツァ・トポリーノの街灯のバナー。エンポーリオの前には可愛らしいクリスマスツリーがちょこちょこちょこんと並んでいました。ミラコスタ通りの内部、上方には「ボン・ナターレ」のタペストリー。イタリア語で「メリー・クリスマス」の意味ですね。あれ?ここにもあの白いツリーが。待ち時間中に熟読したTODAYによれば「スノークリスタル・ツリー」という名前らしいです。15周年ブルーが基調だったミラコスタ通りの入り口の飾りつけも クリスマスシーズンらしくグリーンと赤に衣替えです。朝はゆっくりと眺められなかったミラコスタ通り周辺を好きなだけ眺めキャストさんに写真も撮っていただいて、手の甲に一時退園のスタンプを押していただいてゲートを出たのは13:30過ぎころでした。立体駐車場の2階に停めた車に戻った私達は、持参してきたお茶やおやつで休憩してから、念のために16:00前に鳴るようにアラームをいくつもセットして(寝過ごしたらせっかくのビッグバンドビートが観られなくなっちゃいますからね!)休みました。 * * * * *約二時間ほど仮眠して休み、身支度を整えて私達がディズニーシーに再入園したのは16:30少し前のことでした。日没前後のディズニーシーは広場にも通りにもありとあらゆる場所に灯りが点り、一日の中で一番美しい時間帯を迎えていました。座席券を得ていた17:25からの「ビッグバンドビート」は開場時刻が17:00とのことでしたので、シアターに向かう前にまずはアメリカンウォーターフロント、ホレイショスクウェアに立つ大きなクリスマスツリーを眺めに行きました。ああ やっぱり綺麗ですね~ディズニーシー開園15周年にあたる今年は「15」のロゴマークも取り付けられています。そして、イルミネーション輝くウォーターフロントパークを通り、スノークリスタルツリーの立つあずまや前へ。音楽に合わせて色がどんどん変化する光のツリーはとても面白く美しいのですが、この時間この周辺はものすごい人だかりだったので 後ほどまたゆっくり見に来ることにして私達はブロードウェイミュージックシアターへ向かいました。本日二回めの鑑賞となるビッグバンドビート、私達が抽選で得た席は初回に座ったのとは反対側のサイドブロック中央寄り比較的前方でした。その上、たまたま私達の前列の3~4席がショーの間じゅう空席のままだったので ステージがとてもよく見渡せてしまいました。二回めということで心に余裕もあり、リラックスして鑑賞できましたよ。ショーが終わってシアターから出たのが18:00ちょっと前頃。メディテレーニアンハーバーではちょうど「ファンタズミック!」が同じようなタイミングで終了したところで、夜のブロードウェイはそれぞれの目的の場所へ急ぐ人でごった返していました。このあと今夜のハーバーでは19:55から「カラー・オブ・クリスマス」が行われることになっています。「カラー・オブ・クリスマス」はここ何年も同じタイトルで行われている水上クリスマスツリーの点灯ショーですが、今年は 15周年ならでは のサブタイトル「~ナイトタイム・ウィッシュ~」という文言が付け加えられています。先月購入した「クリスマス・ウィッシュ2016」のCDに収録されているショー音源を聴いた限りでは、今年の「カラー・オブ・クリスマス」は15周年バージョンだけあって昨年までとはちょっと違った趣向もあるようですが・・・しかし もともとが非常にシンプルな内容のショーであることをじゅうぶん承知している私達は「ショー開催時にハーバー周囲のどこかにいてちょっとだけ様子が観られればいいかな」と考え、ピアッツァトポリーノやリドアイルなどの主だった観賞場所に入ることは止めて、ポンテヴェッキオの上のかなり火山寄りにとりあえず場所を確保することにしました。そしてショーを待つ間、交代で奥地方面の夜景を眺めに出かけました。ロストリバーデルタのクリスマスイルミネーションは「フィエスタ・デ・ラ・ルース」という名前がついてから一段と派手になりました。それでも今年は、一番派手で盛りだくさんだった頃に比べればやや控えめかな~ と思います。控えめになった代わりに、今年はゲート両側の飾りには「15周年」のロゴマークが加えられているようですよ。奥地からポンテヴェッキオに戻る途中、ポートディスカバリーの動く光の投影。こちらにもありました「15周年」のロゴマーク。そして「メリークリスマス」も。夜景散歩のついでに、私はメディテレーニアンハーバーのヴィラ・ドナルド・ホームショップやフィガロズ・クロージアーまで足を伸ばしてスーベニアメダルを作成しに行きました。(通常はガッレリーア・ディズニーに設置されている月替わりのスーベニアメダルメーカーは、今日この時間は店内混雑のためにお隣のフィガロズ・・に移されていました。)途中、通りかかったピアッツァ・トポリーノやリドアイルなどの座り見場所はとっくに入場が締め切られており、リドアイル手前の坂道にも二重三重の人垣ができつつあったようでした。私が夫の元に戻り着いたのは19:00過ぎ頃。私達が確保していたポンテヴェッキオ上の火山寄りの柵沿いは ハーバーショーを観るには決して特等席とは言えない場所でしたが、それでもこのころには最前列状態になる部分は全てが埋まっていました。( その3 につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 3, 2016
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ディズニーシーのパークにふたりで出かけてきました。今年5月以来ですから なんとまあ約七ヶ月ぶりということになります。ホテルミラコスタのレストランには度々足を運んで 窓から、あるいはお店のテラスからディズニーシーを折にふれて眺めているので そんなに長い間パークとご無沙汰だったような気がしないのですが、ずいぶんと時間が経ってしまったものです。本日、首都高速道路の葛西出口を通過したのはまだ5:30になる少し前のこと。混雑必至のクリスマスイベント中の土曜日ですから「6時過ぎくらいには駐車場に車を停めたいなあ(なるべく入園ゲートに近い方がいいもんなあ・・)」と思ってかなり早めに家を出てきたのですが、それにしても早く着きすぎてしまいました。まだオープンしていないんじゃないのー?? と不安に思っていた駐車場トールゲートも私達が到着した時には既に元気に稼働していて、5:30過ぎにはディズニーシー立体駐車場の2階のパークゲート至近部分にキャストさんの誘導で車を停めることができました。階段をトントンと下り、パークエントランス・サウスの入場ゲート前エリアに落ち着いたのは5:35くらいで、この時点の各ゲート前には既にそれぞれ20~30組分の「入園待機グループ」が場所を確保していらっしゃいました。(待機するにはレジャーシートなど一ヶ所につき一人が残っていればいいらしいので、こういう表現になります。たぶん開園直前には5~6倍以上のボリュームになると思います。)そして、残って場所を守っていらっしゃる皆さんの殆どは 寝袋や毛布にくるまって横になってまだ眠っていらっしゃるようでした。―― なんだか大変な時間帯にやってきてしまったなあ と、夜明け前の魚市場みたいな状況になっている入園ゲート前の様子を見て 私はちょっと思ったのでした。幸いにも今朝はあまり寒くなく、12月の早朝にもかかわらず屋外で長時間過ごすのもそれほど辛くありませんでした。やがて7:00を過ぎるとゲート周辺にはキャストさんの姿が多数見え始め「本日の開園時刻が5分早まる」ことのアナウンスがありました。私達がいた待機場所に対して「荷物を整理して立ち上がりゲート前まで移動するように」との指示があったのは7:30を過ぎてから、実際に列が前方に詰まり始めたのはディズニーホテルのアーリー入園が始まってから(今朝の場合7:40過ぎ)だったので、 入園列の前の方って実は結構のんびりしていて落ち着いているんだなあ と思いましたよ。(たまたま今日だけかもしれませんけれど。)7:55にゲートが開いた後は、私達はたぶん1分以内に入園できたのだと思います。激しく急ぐ方は周囲にはあまりいらっしゃいませんでしたが、ゆっくり歩いていた私達はたくさんの皆さんに追い越されながらミラコスタ通りを抜けてディズニーシー・メディテレーニアンハーバーに出ました。入園して一番最初の目的は9:30からハーバーで行われる「パーフェクト・クリスマス」をストレスなく(最前列状態で)鑑賞するための場所確保でしたので、「ディズニーホテル宿泊者でないと良い場所確保は厳しい」と伝え聞いていたピアッツァ・トポリーノ(ミッキー広場)は諦めてリドアイル方面までまっすぐ行こうと決めていたのですが、広場の側面を通り過ぎようとすると立ち見エリア最前列の端っこに数人分の空きがまだ残っていましたので ふたりして思わず立ち止まってしまいました。「あまりにも端すぎるかな?」と一瞬思ったのですが、ミッキーもミニーも滞在時間の長いピアッツァ・トポリーノ、やっぱり魅力的です。早朝ゲート前で待っているときに、周囲から聞こえてくる会話の内容からなんとなく「きょうはイベントのショー目当ての方の比率が意外と低いかもしれないなー」と感じていたのですが、本当にそうだったのかもしれません。ちょっとラッキーでした。(ちなみにこんな↓場所です。開園直後はこのステージはまだ上がっていません。)開園から10分ほどして周囲の状況が落ち着いたところで、私は夫を残してニューヨークデリまで朝食を購入しに出かけました。そしてついでに、ウォーターフロントパークをちょっとのぞき見。ブロードウェイミュージックシアター側のあずまや前にあるこの白いツリーは、 あれ?どこかで見たような気がしますよね。先日オチェーアノにお邪魔した時に見た、デザートブッフェカウンターの上にあったあの真っ白なクリスマスツリーは きっとこれだったんですね~~その後はエレクトリックレールウェイの高架下の看板をカメラに収めました。この、15周年のロゴの入っている「カラー・オブ・クリスマス~ナイトタイム・ウィッシュ~」の看板は、おそらく今年限定のデザイン。こちらは昨年までのとほぼ同じ物のようです。それから私は 人気アトラクション「トイストーリー・マニア」を目指す皆さんで大混雑するブロードウェイを遡り、ニューヨーク・デリに向かい、スーベニアランチケース付きのスペシャルセットを購入してピアッツァ・トポリーノに戻りました。スペシャルセットについているデザートにはクリスマスらしく可愛らしいヒイラギ形のチョコレートが添えられていましたよ。ところで、早朝のニューヨーク・デリですが、まだ8:15くらいだというのに結構な待ち列ができていました。レジで注文するまで10分並び、お料理を受け取るまでさらに10分ほど待ちました。やはり土日はPS制度の無いレストランに行くには、かなり時間の余裕を持って臨まねばならないなあと あらためて思いましたよ。さて。9:30になって始まった本日一回目の「パーフェクト・クリスマス」は、お天気にも恵まれ無事完全版で行われたようでした。端っこすぎるかな? ステージを横っちょ斜めから見る感じになるからあんまり楽しくないかな? という私の小さな心配は杞憂に終わりました。ピアッツァ・トポリーノのステージはものすごく横に広いので、正面で観ているとパフォーマンスエリア全てが視界に入らずキョロキョロしてしまいがちなのですが、斜めから観るとうまい角度でステージ上とステージ下が全て視界に入り、奥行きが生まれて立体的に見えるのです。ステージまでの距離も正面立ち見よりはうんと近いので、キャラクター達の可愛らしい仕草や出演者の皆さんの豊かな表情もしっかり観ることができます。フィナーレ近く、楽しく華やかなクリスマスの風物詩たちとキャラクター達がステージの上にも下にも並んでダンスを披露した時には、私は目の前に広がる彩りと降り注ぐ音楽に打ちのめされて胸がいっぱいになり 悲しくもないのに涙があふれてしまいましたよ。出演者の皆さんがピアッツァ・トポリーノから少しずつ去って行き、キャラクター達が挨拶をして大きなブルーの船に乗り込んで遠ざかって行った後も、私はいつまでもいつまでも心の中で手を振り続けていました。今回クリスマスのディズニーシーに来るにあたってはそんなに万全に下調べをする時間も無く、ただちょっと早起きしたというだけだったのですが、こんなに素晴らしいものを思いがけず良い条件下で観ることができて本当に幸せでした。何に感謝したらいいのかわからないけれど、とにかく ありがとうございました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 3, 2016
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(・・その1から続く)ディズニーシーのパークと連動して2016年も「クリスマス・ウィッシュ」のイベントを館内レストランなどで展開しているホテルミラコスタですが、今年はロビーなどの飾り付けはやや控えめのようです。この時期になると柱の灯りのそばに現れる天使も 今年は15周年のデコレーションに主役を譲ってか姿が見えませんし、2階廊下の窓辺のクリスマスツリーも無いようでした。ショップの入り口やレセプションの飾りつけも落ち着いていて、ホテルミラコスタは静かなクリスマスシーズンを迎えていました。私達がオチェーアノ店頭に行ったのは予約時刻の少し前で、名前を告げた後は今日もウェイティングエリアで数分待ってから奥のコースの部屋に案内していただきました。この時間のオチェーアノのウェイティングエリアやコースルームは前回お邪魔したハロウィーンの時とは違って、人はまあまあたくさんいるものの「ごった返す」「混雑している」ということもなくて 不思議に穏やかな空気が流れていました。席に着いた私達はお料理は二人とも「クリスマス・ウィッシュ」のランチコースにして(メインは二人ともお魚にしました)、シャンパンのハーフボトルと 久しぶりにコレクタブルグラス付きのノンアルコールドリンク(夫用)もお願いしました。14:30からはディズニーシーのパーク内メディテレーニアンハーバーでクリスマスのショー「パーフェクト・クリスマス」が行われるとのことだったので、キャストさんのアドバイスに従って お料理は前菜まで出たところで一旦ストップしていただくことにしました。ところで、今回のクリスマスイベントのオチェーアノのランチコースは、私達が出かけてくる前にホテルの公式サイトをチェックしたところ、まだお料理の写真が掲載されていませんでした。(時々こういうこと、ありますよね。)なので私は「いったいどんなお皿が出てくるんだろう?」と とても楽しみにしていました。そしてそして。飲み物とパンが用意された後、テーブルにやってきた最初のお皿はこんな感じでした。前菜です。赤いポインセチアのお花のようなのが帆立貝とカブのサラダ、グリーンはブロッコリーのピュレ、その上にサーモンマリネが添えられています。これがねえ、シャンパンにとてもよく合いました。わー美味しい! と言いながら楽しくいただいてお皿がちょうど空になったところで、時刻が14:25くらいになり、テラスへの誘導となりました。14:30からディズニーシー内メディテレーニアンハーバーで始まった「パーフェクト・クリスマス」は、昨年とショーのタイトルや使用されている衣装などは同じですが、ショーの内容はかなり違ったものになっていました。昨年版では「クリスマスといえば何?」というミッキーから仲間達への問いかけでショーが始まりましたが、今年版ではその問いの答えを引き継いだような形でショーが構成されており、いきなりクリスマスの風物詩たちがショーの初めからどんどんハーバーに登場してきます。昨年はハーバー中を元気に駆け回ったミッキーも、今年はオチェーアノのテラス下を通り過ぎ、一時リドアイルまで向かった後はピアッツァトポリーノにとってかえしてショーのフィナーレまでの大部分をそこで過ごします。ミッキーがやって来ない代わりに、今年のオチェーアノのコース側テラス下のエリア(バケーションパッケージ用の鑑賞エリア前)には、こんな方たちが比較的長く滞在します。シェリーメイとダッフィー。そしてミニーさん。向かって右手のザンビーニブラザーズ・リストランテ方向や左手のピアッツァトポリーノで展開する華やかで立体的なパフォーマンスは真横から眺める感じになります。ショーの後半部分ではサンタクロースも船に乗って登場しますが、今年は彼がハーバー周囲を回る時間も少し短いような気がします。サンタクロースの乗る舟がピアッツァトポリーノに接岸すると、ショーはそろそろ終わりです。ピアッツァトポリーノのステージ上にいたミッキー達はサンタクロースの船に乗り込むと、今年はハーバー周囲を回って手を振ることもなく そのままあっさり帰っていきました。ミッキーやミニーに手を振ることはできませんでしたが、私、やはりこの「パーフェクト・クリスマス」というショーは好きですね~幼いころから親しんだお馴染みのクリスマスソングや過去15年間東京ディズニーシーで行われてきたさまざまなクリスマスイベントのショー音楽で綴られる約25分間のハーバーショーには、クリスマスの楽しみや思い出が文字通りほとんど全て詰めこまれています。ショーのクライマックスの良いシーンがじゅうぶんに観られなくても、キャラクター達の姿が見られなくても、「パーフェクト・クリスマス」が行われている時のハーバーに居られるなら それだけで私は幸せな気分になれそうな気がしましたよ。さて。それでは室内のテーブルに戻って、お食事の続きです。二品目。ヴルーテの海に沈む海老と蓮根のガレット。スープのようにも見えますが、ヴルーテはクリームスープよりは濃度があるベシャメールソースのようなもの。三品目のメインは目鯛のポワレでしたが、こちらもソースがクリーム系だったので先ほどの二品目のお料理とやや被るかな~といった感じ。でも、相変わらずお魚はパリッパリだし、お野菜もソースも美味しいし、もう少しワインいただきたいな~っていう気持ちを抑えるのに必死でしたよー最後のデザートは、ディナーコースと共通の内容のようでした。ハート型に形作られたメレンゲの中にクレームダンジェとソルベが詰まっていて、その上に真紅のゼリーのベールがかけられています。ハロウィーンの時のスペシャルのデザートもゼリーの使い方が印象的でしたが、今回のクリスマスのデザートにもゼリーが登場しました。お皿にチョコレートとお砂糖で描かれた雪の結晶も美しい。全てに満足して席を立ったのは16:00頃。ブッフェのデザートカウンターの上の真っ白なクリスマスツリーと、毎年クリスマスシーズンになるとオチェーアノの店頭に登場する独特の雰囲気のクリスマスツリーをカメラに収めてから、私達はお店をあとにしました。それからは、ホテルを出てリゾートラインに乗り クリスマスの物語あふれる東京ディズニーリゾートをもう一度ぐるっと回ってから 私達は家路につきました。まだまだ11月、本格的なクリスマスシーズンはこれからだというのに、心の中にはクリスマスソングが止むことなくずーっと流れ続けていた帰り道でした。** オチェーアノ の “クリスマス・ウィッシュ”ランチコース **・帆立貝とカブのサラダ ブロッコリーのピュレとサーモンマリネを添えて・海老と蓮根のガレット 百合根とカリフラワーのヴルーテと共に・目鯛のポワレ 湯葉とポワローのクリーム仕立て ズワイ蟹入り白ワインソース (別途加算で「ロブスター」を追加可) または 牛バラ肉のコンフィ ポトフ風 根菜のブレゼとスパイス香るチーズのチュイール(メイン料理は別途¥1,000加算で魚、肉 共に提供可とのこと)・ハート型のメレンゲに入ったクレームダンジュ 苺と柚子のソルベ・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・2016年11月1日~12月25日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 20, 2016
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昼食時間帯の「オチェーアノ」にお邪魔し、ディズニーシーのクリスマスをちょっとだけ覗き見してきました。お食事のお約束は遅めの時間だったのですが、今日はミラコスタに向かう前にリゾートラインに乗ったりお買い物をしたりしてクリスマスの東京ディズニーリゾートの雰囲気をじゅうぶん味わいたかったので、舞浜駅には11:00頃到着しました。JR改札口を出てさっそくリゾートラインの「リゾートゲートウェイステーション」へ向かい、クリスマスデザインのフリー切符を購入して、クリスマスデコレーションの施された駅構内へ入りました。2016今年のクリスマス、ディズニーリゾートラインはサンタクロースに代わってプレゼントを積んだそりをひく役目をかって出たようです。(詳しくは公式サイト参照)エスカレーター下の場所には そのサンタクロース役のリゾートライナーがプレゼントを運ぶ様子が描かれていました。そして、リゾートラインの各ステーションに「どんなプレゼントが届けられたのか」、その物語を紹介するボードが駅構内に3つ 掲げられています。これはいいですね~シンプルで何気ないちょっぴりの楽しみですが、こういうの 私は好きです。エスカレーターでホームに上がり やってきたリゾートライナーに乗り込むと、車内はさきほど下で見たお話通りにプレゼントでいっぱいで ミッキーのつり革もサンタさんの帽子をかぶっていましたよ。次の東京ディズニーランドステーションでは一旦降りて ちゃんとプレゼントが届いているか確かめに行きました。改札を出たところには毎年と同じような可愛らしいクリスマスツリーが飾られていましたが、その下にはリゾートライナーによって届けられたと思われるプレゼント「素敵な思い出が詰まった本」がいっぱい置いてありましたよ。そして再びリゾートラインに乗り込み、お隣のベイサイドステーションへ。改札口を出ると、クリスマスの精の足跡でしょうか、はたまたサンタクロースが落としていった冬の夜空のかけらでしょうか、「プレゼントはこっちだよ!」というように点々と雪の結晶が続いています。雪の結晶をたどっていった先にはクラシカルなクリスマスツリーが。暖炉の上にはお話通りの「楽しい夢がたくさん詰まった大きな靴下」が吊り下げられていました。東京ディズニーシーステーションのクリスマスデコレーションは乗車側ホームなので、一旦下車して再乗車。東京ディズニーシー開園15周年となる今年2016年のクリスマス、こちらの駅に届いたプレゼントはもちろん「願いのこめられたクリスタル」です。夫と私、いい歳をしたふたりがひと気のないホームのツリー周りではしゃいでいたら、優しそうなキャストさんが写真を撮ってくださり、メッセージを記入できるギフトタグをくださいましたよ~無事リゾート内を一周してプレゼントの配達確認をした後は、またまたリゾートライナーに乗り込んでアンバサダーホテルのショップやボンヴォヤージュやディズニーランドホテルのショップを回り、クリスマスや新年のグッズなどのお買い物をしました。立ち寄った先々もそれぞれのクリスマスデコレーションがとてもとても素敵でしたよ。イクスピアリのセレブレーションプラザ。イクスピアリ、ガーデンサイトへ続くスロープ。こちらは東京ディズニーランドホテルのロビー。毎年思うけれど、東京ディズニーリゾートは本当にクリスマスがよく似合う場所ですよね~~クリスマスツリー、遠くから届くプレゼントやクリスマスカード、サンタクロースやトナカイや雪の精のお話、音楽とお料理いっぱいのパーティー、家族や親しい人たちの笑顔。そんな奇をてらわない「昔ながらのクリスマス」がこの場所には本当によく似合います。「ディズニーリゾートのクリスマスといえばキャラクターの姿が欠かせない」と考える方には今年のリゾートライナーの趣向やパーク外のデコレーションは物足りないかもしれませんが、ふたつのパークに関係なくこの時期に舞浜の街やホテルを訪れるお客様には、これくらいの演出がきっとちょうどいいはずです。さて、二時間以上かけてリゾート内のクリスマスを楽しんだ後13:00を大きく過ぎて、私達はようやくホテルミラコスタにたどりつきました。ふと見ると、玄関脇には今年もクリスマスキャロルを歌うミッキーとミニーの像がありました。この像もまた、このホテルをこの時期訪れる者には毎年お馴染みのお出迎えですよね~(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 20, 2016
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今日のお昼はオチェーアノに出かけてきました。ディズニーシーのハロウィーンのショー「ザ・ヴィランズ・ワールド ~ウィッシュ・アンド・ディザイア~」も 運よく観ることができました。ホテルミラコスタの車路ゲートを入ったのは13:25くらい。秋の三連休だというのに駐車場の状況は前回来た時よりもさらに落ち着いていて、立体に回るまでもなくホテル建物一階部分にすんなり停めることができてしまいました。連休も最終日のこの時間ともなれば、遠方から車でいらっしゃっている宿泊客の皆さんの多くは 既に出発なさった後だったのかもしれませんね。駐車場のそんな空き具合に反して、13:30過ぎのオチェーアノのウェイティングエリアは しかして大変な混雑ぶりでした。好きなお店が繁盛しているのを目にするのはとても嬉しいことではありますが、なんだかちょっと寂しい気持ちにもなります。なぜでしょうね。さてさて。私達が伺ったのは本日もコースのお部屋の方でした。席に着き、注文を済ませて(イベントのコースは先月食べたので今日は二人とも「オチェーアノ・ランチコース」にし、私だけプラス白ワインです)、キャストさんのおすすめに従って「お食事スタートはショー鑑賞の後に」と決めて数分待っていると、13:55を過ぎてからテラスへの扉が開けられました。そして14:00、事前の天気予報よりもやや雲が多い秋の空の下、ハーバー水上にはヴィランズ(悪役)達の乗る個性的な造りの船が現れ ショーはスタートしました。同じころ、地上には悪役の手下というか子分というか・・そんな感じの方々が続々と登場してきます。ミッキー&プルートは今日もフック船長の船に乗せていただいて(?)いるようですね。ドナルドとチップ&デールは ハデス の船に、グーフィーはジャファーの船に 同じように乗せていただいているようです。(・・と書いてますが、わたし実はこの「ハデス」さんという方のプロフィールがよくわからないのです。いまだに。)ミニーは 大きな魔法の鏡のようなオブジェが印象的な白雪姫に出てくる女王様の船に。ハロウィーンパーティーのくだりでは、ミッキーったらずいぶん楽しそうにスミー氏とダンスしたりしていますが・・「これ、悪い人たちのパーティーだよ! ミッキー 大丈夫?」って思ってしまいましたよ~。オチェーアノのコース側のテラスからはディズニーシーの水域全体が望めるので、どちらかと言えば地上各所のパフォーマンスよりも水上部分のパフォーマンスの方に私は目が行ってしまいます。パーク内の鑑賞エリアで観ていたら、もっとキャラクターの仕草やら出演者の方のダンスやパフォーマンスに夢中になるかもしれませんけれどね。ホテルミラコスタの2階や3階の高さからハーバーショーを眺めるときには、鑑賞する位置によってはパーク内のスピーカーが若干気になることもありますが、実際現地で観ているときにはそんなに気にならないものです。(でも 写真撮影が目的の方にとってはかなり気になるかもしれませんねえ。)ちなみに、陸上部分で一番広いピアッツァトポリーノのショーエリアは コース側のテラスからだとこんな感じに見えます。ステージはほぼ真横です。ショーの終盤、一旦ステージ上に集結して帰っていくキャラクター達。このショーはタイトル通り「ヴィランズ」達が主役なのでしょうが、愛らしいキャラクター達の溌剌とした姿が見られるとやっぱりほっとします。私の頭の中では未だに「なぜにハロウィーンシーズンに悪役(ヴィランズ)ショー??」という小さな謎が解けていないのですが、ここは天下のディズニーテーマパーク。まあ みんながこの季節を楽しく過ごすことができればそれでいいのでしょう。今日のオチェーアノのテラスでは(珍しいことではありませんが)夥しいシャッター音が最初から最後まで響いていました。本当にこの秋はお天気の悪い日が異常に多く 屋外のショーが実施されることも少なかったでしょうから、写真撮影に力を入れていらっしゃる皆さんも今日は存分に撮影することができてとても嬉しかっただろうと思います。私達は簡素なコンパクトデジタルカメラでしか写真を撮らないので記録するために撮るのが精いっぱいなのですが、良いカメラをお持ちの方ならきっとこの環境でも上手に撮影なさるんだろうなーと思いながらショーを観ましたよ。室内に戻ってからスタートしたお食事は順調に進みました。オチェーアノ・ランチコースはメインを数種から選ぶことのできるコースですが、今日は私は「白身魚の蒸し焼き(本日は鯛でした)メディテレーニアン風」にしました。アクアパッツァ風ですね。味付けは濃いめでしたが、スープを完食しようと考えなければ全然気にならないと思います。私は全部いただいちゃいましたけど。夫は、ここのところオチェーアノでは三回連続してラム(仔羊肉)だったので、今日は目先を変えて「牛ハラミのグリル エシャロットソース」に。今日もとても美味しくて 幸せでした。満足しました。(オチェーアノランチコース、秋のメニューは一番下↓にメモしておきます。)お食事を終えた後は、のんびりしていたら駐車場が制限時間を過ぎてしまいそうだったので すぐにお店を出ました。ばいばい。ディズニーシー。最近はミラコスタから様子を眺めてばかりだけれど、そろそろディズニーシーのパークにも足を運ばなくてはね~・・ と、考えながらの帰り道でした。** ホテルミラコスタ「オチェーアノ」ランチコース **<2016年9月1日(木)~11月30日(水)のメニュー>・マリネサーモンとシェーブルチーズのサラダ仕立て マスタードのヴィネグレット (別途¥800で「アペタイザーメドレー」に変更可能)・スペルト小麦と烏賊のリゾット・(メインは以下の料理から一品選択) ○白身魚の蒸し焼き メディテレーニアン風(別途¥800で「ロブスター」を追加可能) ○カマスのポワレ 白ワインソース ○ポークソテー シャルキュティエール風 ○牛ハラミのグリル エシャロットソース(別途¥900で「牛フィレ」に変更可能) ○仔羊のロースト 粒マスタードと仔羊のジュ・塩キャラメルのエクレア バナナとクルミのアイスクリーム・コーヒーまたは紅茶◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 10, 2016
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シルクロードガーデンで昼食をとりつつ、東京ディズニーシーのハロウィーンのメインハーバーショー「ザ・ヴィランズ・ワールド ~ウィッシュ・アンド・ディザイア~ 」を眺めてきました。車で舞浜に到着したのは12:30くらいだったと思います。ここ数週間まるで何かに呪われたかのようにずーっとお天気に恵まれなかった関東地方も今日は晴天で、リゾート内を行く人たちの表情も心なしか晴れやかに感じられました。私達は、まずはアンバサダーホテル内のショップでお買い物をして、それからホテルミラコスタへと向かいました。駐車場ゲートを入ったのは13:20くらいだったと思いますが、今日この時間ホテル駐車場はわりと余裕があってすぐに車を停めることができました。レストラン受付で名前を告げた後ウェイティングエリアで少しだけ待って シルクロードガーデン店内に通していただけた時には、時刻は13:30を過ぎていました。私達はあれこれ悩んで「ディズニーハロウィーン・ランチコース」を注文することに決め、メニューの説明をしてくださったキャストさんと相談して 「お料理のスタートはハーバーショー鑑賞後 席に戻ってから」ということにしていただきました。(13:50にはテラスへの誘導が始まるということでしたので。)本日、私達が案内していただけた鑑賞場所は、お隣「オチェーアノ」のブッフェルーム側のテラスでした。ショーを観るために私が落ち着いた場所からの視界はこんな感じです。14:00、妖しいアナウンスと共にショーはスタート。昨年と同様、ディズニー映画の悪役たちがそれぞれの船に乗って ハーバーに姿を現しました。そして、悪役たちがこのハロウィーンパーティーに招いた大切な「お客様」が紹介されます。ミッキーはプルートと一緒にフック船長の船に乗っていました。ミニーは白雪姫に登場する女王の船に同乗。このあたりも昨年と同じですね。気が付くと地上には多数の悪の手下達がやってきていて、それぞれの力を誇示しつつ悪役のご主人様を讃えつつ ハロウィーンパーティーは進んでいきます。キャラクター達も船を降りてパーティーに参加し、最後にマレフィセントの船からアースラが姿を現すと、船からは海の泡が噴出し タコの姿をしたお嬢さん(アースラの手下たち)が続々と地上に下りてきます。その後 迎えたクライマックスでは、ハーバー水上にはディズニーシー15周年のテーマ曲のダークなアレンジバージョンと共に凧も舞いました。このあたりが「今年版」らしい場面でしょうか。ショーの最後の最後では、ハーバーの陸上各所に散らばっていたキャラクター達がピアッツァトポリーノのステージ上に集合。桟橋に停泊していたマレフィセント(と アースラ)の船に乗り込み、帰っていきました。途中でディズニーシー15周年の要素が唐突に入ってきて一時「??」となりましたが、まあ このショーは気楽に楽しめばよいのでしょう。今年のハロウィーンイベントが始まってから雨続きでしたので、このショーも完全バージョンで上演されたのはきっとかなり回数が少ないでしょうから 今日は観られて本当にラッキーでした。14:30ころシルクロードガーデン店内に戻ると、テーブルの上のナプキンはこんな美しい形に折られていました。(私はハーバーのショーに因んで「炎かしら?」と思ったのですが、夫は「バラのつぼみみたい」と言っていました。何だったのでしょうね。キャストさんに聞けばよかったです。)その後、昼食がいよいよスタート。以下、注文した“ディズニー・ハロウィーン”ランチコースなのですが。実は今日はショーが観られたので安心して、お料理の写真を撮影しようという気持ちがどこかへびゅーんと飛んで行ってしまっていたので・・気付いた時には↓こちらの前菜も一部食べてしまったあとでした。上のガラスの器の中には本当は秋刀魚の燻製と菊の花が入っていたのですが、「しめじ」と「おかひじき」だけになっちゃっています。その他には、海老の湯引きに柿のソース、烏龍茶と八角のゼリー、かぼちゃのムースとミニトマト、チャーシューは黒酢のソースに山椒の佃煮添え、銀杏、野菜の甘酢漬けと茗荷のカシス漬け など。この後がスープ。(写真は省略)それから海鮮炒めのお皿が来ました。イカと帆立貝柱の豆板醤炒め、干しエビ入りです。その次がサーモンのから揚げ。ポルチーニ風味の、オイスターソースで味付けされたたっぷりのソースがかかっています。炒飯はハロウィーンらしい色合い。黒米が使われています。見た目ちょっと不気味かもしれませんが、美味しかったですよ。最後、デザート。チョコレートで作られた蜘蛛の巣が添えられていました。写真には写っていないのですが、酸っぱいケッパーベリーのピクルスがフルーツと一緒に添えられていて、こってり甘い黒ごまプリンや紫芋のムースとの味の組み合わせがとても面白かったです。コースの最初から最後まで「オレンジ」や「黒」や「紫」などのハロウィーンカラーを多用していて、普段のコースではあまりで会わないようなお皿の連続でした。美味しくて楽しくて、おなかいっぱいになりましたよ。お食事を終えてお店をあとにしたのは16:00過ぎ頃。その後 車を移動して さらに2時間ほど舞浜に滞在してから、私達は帰宅しました。久しぶりの舞浜、よく笑った一日でした。** シルクロードガーデン の “ディズニー・ハロウィーン”ランチコース **・季節の前菜の盛り合わせ・牛頬肉と松茸のスープ・帆立貝とイカの干し海老入り豆板醤炒め (別途加算で「タラバ蟹と帆立貝の干し海老入り豆板醤炒め」に変更可)・サーモンの唐揚げ ポルチーニ風味のオイスターソース (別途加算で「イセエビの唐揚げポルチーニ風味のオイスターソース」に変更可)・干し貝柱と鶏肉の黒米入り炒飯・黒胡麻プリンと紫芋のムース 杏仁風味のアイス添え ・・・・・・・・・・・・2016年9月1日~10月31日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 2, 2016
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2016年9月4日。きょうは東京ディズニーシーが正式に開園してからちょうど15年となる節目の日です。聞くところによれば、本日のパーク開園直後にはいつもの朝とは一味違ったキャストさんやキャラクター達の特別なお出迎えもあり、その後ピアッツァトポリーノではアメリカからのお客様も参加しての記念式典もあったようですが、私達が舞浜に到着したのはそんな一切がすべて終了してからの12:00前のことでした。2011年の「開業10周年」の記念の朝は、大きな災害の後の悲しみと困難から立ち上がろうとするディズニーシーを微力ながらも一ゲストとして励ましたくて、私達はいつになく朝早くからこの場所に駆けつけました。が、それからの5年間でディズニーシーは見事に立ち直り、以前にも増して多くのゲストを楽しませる場所として逞しく変貌しました。なので今回は「大騒ぎしてお祝いするよりも、陰ながらささやかに喜んであげましょう」というような、まるで「15歳」になった少年を見守るような気持ちで私達は舞浜にやってきたのでした。さて。JR舞浜駅に降り立ち、私達がまず向かったのは「ボン・ヴォヤージュ」。実は今日はオチェーアノに遅い昼食の予約を入れてあり、それまで時間があるので 9月の9日から始まる「ディズニー・ハロウィーン」のグッズでもみようかな~ と軽く考えてのことだったのですが・・・行ってみると今日この時間のボン・ヴォヤージュはものすごい混雑で、目当ての棚の前まで辿り着くのも一苦労、しかも棚にたどり着いても品出しが間に合っておらず物が無い!・・ といった状況だったので、私達は早々にボン・ヴォヤージュを諦め舞浜駅にとってかえし イクスピアリの中を通り抜けてアンバサダーホテルのショップに向かうことにしました。静かで平和なアンバサダーホテルのショップで無事お買い物を終えた後は、リゾートラインのフリー切符(今はハロウィーンデザインのものも出ています)を購入してリゾートライナーに乗り込み、リゾート内をぐるぐる回ってしばらく過ごしました。今年はリゾートラインの全ての駅にハロウィーンのフォトロケーションが設置されていて楽しいですよ。(リゾートラインの各駅フォトロケーションの様子は一番最後↓↓に。)ちなみに、東京ディズニーリゾートの玄関口である「リゾートゲートウェイ・ステーション」の改札の中は 今年はこんな感じになっています。「ぐるぐる」を終えた私達がディズニーシーステーションで下車したのは13:30過ぎ頃でした。降車ホームのデッキから眺めるこの風景も「お久しぶり~」です。ミラコスタ通り入り口の上も既にハロウィーン仕様なのですね~ミラコスタ側の小さな改札口から連絡通路を経てホテル正面玄関を入り、オチェーアノの店頭へ行って名前を告げたのは予約時刻の数分前でした。今日はこの「ホテルミラコスタ」も開業15周年の晴れの日とあって この時間のロビーフロアにはホテルを愛するお客様が多く訪れていたようで、そんな皆さんにご挨拶なさるためなのか あるいは賑わう開業記念日の様子を見守っていらっしゃるのか、一時はレストランの入り口にまでホテルの総支配人さんが姿を見せていらっしゃいましたよ。遅い時間だったのでウェイティングエリアは空いていてテーブルへの案内もすぐでした。私達はコースの方にお邪魔しましたが、通り抜けたブッフェルームも大盛況、コースルームも奥のパーティー用個室まで解放していたようでした。テーブルに着いて注文を終え(夫はオチェーアノランチコースに、私はハロウィーンのランチコースにしました)ふと周りを見渡すと、本日のランチタイムはパーク内のハーバーショーと重なっているわけでもないのにほぼ満席状態。慣れた様子でキャストさんと楽しそうに会話しながらお食事をしているゲストも多く、やっぱり今日はホテル開業記念日なんだなあ・・ と 実感してしまいましたよ。それでは、お食事の始まりです。私のお願いした「ディズニーハロウィーン・ランチコース」だけ簡単にメモしておきますね。こちらは前菜ですが、テーブルにやってきた時に思わず「??」となってお皿に顔を近づけて見入ってしまいました。小さなパテの上に載っている「小ナス」らしきものが気になってしまったのです。私の疑問を察知してか、すかさず説明してくださったキャストさんによれば、この小さな茄子は映画リトルマーメイドに登場する悪役で、ハロウィーンのハーバーショーでも活躍する予定の海の魔女「アースラ」をイメージしているとのこと。髪を表現しているのは銀箔で、「全てお召し上がりいただけます」とのことでしたよ。次はスープ。キノコと栗のスープにポルチーニ茸入りのラヴィオリが入っていて良い香り・・私はとーーーっても好きで、おかわりしたいくらいでした。メインはお肉の「牛フィレのロースト」の方を選択しました。牛フィレの表面が黒いのは竹炭をまぶし付けているからとのこと。ハロウィーン仕様ですね。ハーバーショーに登場するディズニーヴィランズ達(ディズニー映画の悪役たち)の乗る帆船を模った付け合わせも。デザートは、赤ワインとカシスのソルベの上に葡萄のコンポート、そして小さなモンブラン。吸盤のついた足と特徴的な髪で誰でもすぐわかると思いますが、こちらのデザートも海の魔女「アースラ」をイメージしたお皿のようです。そして、美しいイベントのロゴ。夏のスペシャルコースの時もそうでしたが、今回もディズニーシーのパーク内のショーとしっかり連動した内容でした。「美味しくて季節感あふれる」だけでなくパーク内の様子とも雰囲気を合わせてゲストを満足させねばならないミラコスタのレストラン。やはり特別なお店なんだな~と思ってしまいますよね。ハーバーショーを鑑賞したわけでもないのに、さまざまなことがあまりに楽しくて食事にたっぷり時間をかけてしまい、私達が最後のお茶を飲み終わったのは15:30過ぎ頃でした。席を立ち、最後にブッフェのデザートカウンター上のイベントのオブジェを撮影させていただき、お店のキャストさん達に記念日のお祝いとお礼を言って、私達はお店を出ました。レストランエリアからロビーに出ると、レセプションはチェックイン手続きのピークタイムにさしかかったところだったらしく ホテルミラコスタ開業記念日に宿泊する皆さんの長い列ができていました。ロビーは全体的にとても賑やかで、「・・やっぱり今日だけは無理してでも泊まりたくて・・」「・・また今年も来られて良かった・・」という朗らかな話し声や笑い声があちらからもこちらからも盛んに聞こえてきました。顔なじみのキャストさんとにこやかに挨拶を交わしていらっしゃる方もたくさんいらっしゃるように見受けられました。一瞬、まるでこのホテルの熱烈なファンでいらっしゃる方がみんな今日は全国から集ってきているような錯覚に陥りそうでした。そんなに社交的でもない私でさえも下手にキョロキョロしているとお顔を知っている方にばったり会ってしまいそう・・とふと思ったので、私達は特別なお祝いの日のホテルロビーに長居することはせずにわりとあっさりミラコスタを出ました。16:00前のことでした。その後の私達は、再びリゾートラインに乗ってリゾート内を何周かしてハロウィーンのフォトロケーションを楽しんだりしてから帰りに向かいました。パークとホテルの開業15周年を祝う熱狂の渦からは少し離れて それでも私達にとってはじゅうぶん近い場所で過ごすことのできた そんな一日でした。《ディズニーリゾートライン各駅の“ハロウィーン”フォトロケーション》リゾートゲートウェイ・ステーション(改札の中)ディズニーランド・ステーション(改札の外)ベイサイド・ステーション(改札の外)ディズニーシー・ステーション(乗車ホーム側)** オチェーアノ の “ディズニー・ハロウィーン”ランチコース **・パテ・ド・カンパーニュ バイオレットマスタードのアクセント 彩り野菜のピクルスを添えて・キノコのクリームスープ ポルチーニのラヴィオリ・メカジキのグリル キヌアを詰めたトマトのローストとカボチャのニョッキ (別途加算で「ロブスター」追加可) または 竹炭を纏った牛フィレのロースト赤ワインソース 紫芋のパルマンティエ風と共に(※メインディッシュは「1000円プラスで魚料理肉料理共にご用意いたします」とのこと)・ブドウのコンポート カシスと赤ワインのソルベ プティモンブラン添え・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・2016年9月1日~10月31日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 4, 2016
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ホテルミラコスタのベッラヴィスタ・ラウンジから本物の嵐(ストーム)襲来前のディズニーシーを眺めながら昼食をとってきました。今日は夫も私もお休み ということで、舞浜には二人そろって車で向かいました。世間ではまだ夏季休暇中のところが多いせいでしょうか、それとも 午後からお天気が崩れるという予報のせいでしょうか。平日火曜日だというのに普通の日曜日よりもさらに車の少ない首都高速道路を抜けて東京ディズニーリゾート付近に到着したのは 予定よりもかなり早い10:00前のことでした。昼食の予約時刻までは まだ一時間以上。ちょうど購入したいパークグッズがいくつかあり、「時間があるなら食事前にボンヴォヤージュに行こう」と思い立ち 私達は車をイクスピアリの駐車場に停めました。でもまあ、ボンヴォヤージュまでは少し距離があるし・・アンバサダーホテル内で欲しいものが全て揃うならそっちの方がいいかな と軽い気持ちでアンバサダーホテルのショップ「フェスティバル・ディズニー」を覗いてみると、ありがたいことに私達が購入したいと考えていた物が全て揃っていたので お買い物はここで済んでしまいました。その後アンバサダーホテル内で少し時間を過ごしてからホテルミラコスタへ。ゲートを入ったところでキャストさんに止められることもなかったので、そのまま駐車場へと入りました。しかし、さすがにお盆休み前後とあって、今日この時間のミラコスタ駐車場は立体の最上階(屋根はあります)を除いては全て満車でしたよ~。(↑ミラコスタ立体駐車場最上階からの眺め。ここに停めるのは久しぶりです。)ホテルの正面玄関よりもやや控えめな「開業15周年」のデコレーションが施された宴会場エリアのエントランスから長い廊下を経て、ロビーに到着したのは11:20前くらいでした。ランチの営業開始10分前の「ベッラヴィスタ・ラウンジ」入り口は美しい扉がまだ半分閉ざされたままで、店頭にいらしたキャストさんに名前と予約時刻を告げると「準備ができ次第お迎えにあがりますのでロビーなどでお待ちください」とのこと。なのでお言葉通りロビーのソファで待っていると、5分も経たないうちにキャストさんが迎えに来てくださいました。さて、本日のベッラヴィスタ・ラウンジ、案内していただけたのはこんな席でした。夫曰く「5月に朝食とった時と同じ席じゃない?」たぶんそうです。そしてその前に伺った時ともおそらく同じ席、つまり三回連続同じ席。こちらのお店では一部の有料プランを除いては席の指定はできないことになっていて、他の席の割り振りもお店の方がルールに従って順番に公平になさってると思いますが、こんなこともあるのですね。「今日は午後から雨も風も強まってお天気大荒れになる って天気予報が口をそろえて言ってたけど、今のところそんな気配は微塵もないね~」こんな感じならショーもやりそうね よかったよかった・・・・と私達はディズニーシーの園内を眺めながら呑気に会話していたのですが、よくよく見ると各所のパラソルこそ開いているものの、ピアッツァトポリーノの街灯に取り付けられているバナーなどはしっかり閉じて束ねられ強風対策がされていたので、やはり今日この後はお天気予報通りの大雨と大風がやってくるのかもしれないなー とちょっと思いましたよ。お料理の注文を終え(私は“ディズニー・サマーフェスティバル”のスペシャルに、夫は平日限定のパスタランチにしました)、時刻が11:33~11:34くらいになると、ベッラヴィスタ・ラウンジ店内には「ミニーのトロピカルスプラッシュ」の前説部分のアナウンスが流れ始めました。そして11:35、ハーバー水上に「フルーツの見張り番」ホセ&パンチートの筏が唐突に登場。筏は流れ流れてピアッツァトポリーノのステージの向こう側にまでやってきました。水際までは距離があってすっごく遠いのですが、ほぼ正面なので様子はよくわかります。その後、ハーバー水域に登場してきたミッキー達が乗るスチーマーライン二艘と 三人のカーニバルクイーン達の乗る大きなフルーツ満載船も、正面の水際ぎりぎりまでやってきたのでよく見ることができました。店内のテーブルから見た実際の様子は こんな感じです。今年新たに加わった「HEY!HEY!BANANA」のくだりもしっかり見ました。宗教儀式の歌のような呪文のような「BA~NA~NA~」の歌声と共に巨大バナナがハーバーに姿を現し ピアッツァトポリーノのステージ向こうに流れ着いた時は、遠目に眺めながらも思わず笑ってしまいましたよ~~いつもならばベッラヴィスタ・ラウンジで食事をしながらのショー鑑賞は、ガラス越しですしハーバーまで遠いので どちらかといえば「ああ、なんかやってるね~」という感じになるのが常なのですが、この「ミニーのトロピカルスプラッシュ」に関してはインパクトの強いショー内容なのでついつい じーーっ と観いってしまいますよね~~(私だけでしょうか??)いやあ。遠かったけれど 本当に楽しかったです。ところでお食事の方は、ショーの途中も提供が中断されることはなく続行されます。以下、私の注文した“ディズニー・サマーフェスティバル”ランチコースの内容です。前菜、シーフードのセヴィーチェ。メキシコ風の魚介のマリネです。お皿の端のスターフルーツはヒトデなのかな?パスタはアナゴと焼きなす。生姜と山椒の風味が効いていました。メインは公式サイト掲載のお肉ではなく、お魚のほうに。ワイルドライスの衣をまとったイサキのインパデッラですが、表面パリッパリ、中はふっくらで 香りもよくとても美味しかったです。まさに夏のお魚料理といった感じ。そしてデザート。ラズベリーソルベの入った紅茶のサバランとフルーツがドラゴンフルーツヨーグルトの海に浮かんでいます。こちらはおそらく、ショーに登場する「ドラゴンフルーツ担当」のクラリス嬢をイメージしたデザートだと思われます。サバランの上にはその証拠のお砂糖菓子が。(こちら↓7月18日撮影の「巨大ドラゴンフルーツに乗るクラリス嬢」)お皿の端にはお友達のミニー嬢をイメージしたのかラズベリー&ブルーベリーがちょこんとのっていましたよ。13:00過ぎにお食事を終えるころ、窓の向こうのパーク内ピアッツァトポリーノをふと見ると、ショーのずぶぬれエリアに当たる場所には次回14:35からのショーを待つと思われる方々が既に集まり始めていました。ベッラヴィスタラウンジの窓辺から見上げたディズニーシー上空は 青空も見えるまずまずのお天気のようでした。大好きなディズニーシーの眺めを堪能しながらたっぷりの食後のお茶をいただいた私達は じゅうぶんに満足して13:20ごろに席を立ち お店を出ました。お店を出た後 すぐ隣のショップ「ミッキランジェロ・ギフト」でしばらく過ごして再びロビーに戻ると、階段の踊り場の大きな窓の向こうのディズニーシー園内はなんと 激しい雨に見舞われていました。ええっ?? ついさっきまで晴れ間もあったのに?時刻は13:30頃。きっと突然の降り出しだったのでしょう。ドリンクやグッズを販売するオープンワゴンのキャストさんがずぶぬれになりながら大慌てで屋根のある部分にワゴンを移動させているのを見て、やはりどう抗っても自然には勝てないものだな・・ なんて思ってしまいました。当初疑っていたお天気予報も 結局は「当たり」だったということになりますね。その後の私達はイクスピアリで雨の合間を縫ってサンバのパフォーマンスを楽しむなどして二時間ほど過ごし、首都高速道路を経て家に帰りました。パークの夏の水撒きショーさながらのスコールにもストームにも遭いながらも、なぜか心躍る不思議に楽しい帰り道でした。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ディズニー・サマーフェスティバル”ランチコース **・シーフードのセヴィーチェ グリーントマトのガスパチョと共に・アナゴと焼き茄子のフェデリーニ 実山椒のアクセント・ワイルドライスを纏ったイサキのインパデッラ チョリソーと万願寺唐辛子のコンディメント (別途加算で「ミックスシーフードのインパデッラ」に変更可能) または 牛ハラミのグリル レフォール風味のオニオンサルサ ジャガイモとサルシッチャのストゥッファートを添えて・ドラゴンフルーツとヨーグルトのスープ ラズベリーソルベ入り紅茶のサヴァラン・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・・・・2016年7月8日~8月31日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 16, 2016
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「仔羊リピートしたい」という夫の言葉に これ幸い! と便乗し、昼食時間帯のオチェーアノに再びお邪魔してきました。ディズニーシーのパーク内で行われる「ミニーのトロピカルスプラッシュ」も、天候に恵まれて観ることができました。電車で舞浜に到着したのは10:20頃。世間の夏季休暇も本格的に始まったのか 大きな荷物を抱えた楽しそうなゲストの多い舞浜駅からリゾートゲートウェイステーションを経て、今日はあまり寄り道しないでリゾートラインに乗ってホテルミラコスタへ向かいました。今日はなんだかこの時期にしては涼しくて過ごしやすく、舞浜は高原リゾートのようでした。11:00前に到着したホテルミラコスタのロビーで時間を持て余して、ついつい覗いたオチェーアノのキャストさんと目が合ってしまい、「中へどうぞ」とのお言葉に甘えてウェイティングエリアに入れていただき、私達はランチ営業の始まりを待ちました。「お待たせいたしました。“オチェーアノ” ただ今よりランチオープンいたします。」という明るいキャストさんの宣言と共に店内への案内が始まったのは11:10過ぎ。この時のウェイティングエリアはオチェーアノとシルクロードガーデンのランチ開始を待つゲストでいっぱいでしたが、7月に入って訪れた前回と前々回に比べたら「まだ今日はゲストが少ないほうかなー」といった印象でした。私は今日は、ウェイティングエリアに足を踏み入れてからというもの、会うキャストさん会うキャストさんに「最近ご来店の間隔が短くないですか~?」と声をかけられてしまってちょっと恥ずかしかったのですが、 ・・・すみません確かに最近頻繁にお邪魔しているような気がします。だって私、こちらのお店が好きなんですもの・・・仕方ありません。さて、本日のオチェーアノも予約していたのはコースの方でした。イベントのスペシャルコースは前回いただいたので今日は夫も私もオチェーアノランチコースにし、ビールとグラスワインもお願いしました。全ての注文を終えたのは11:25くらいで、「もう間もなくショー鑑賞のためテラスを開ける」ということでしたので飲み物とお料理の提供はショー鑑賞終了後からにしていただくことにしました。 11:30過ぎにキャストさんの案内でテラスに出ましたが、今日この時間はコース側のテラスもそれほど混雑していなくて穏やかでした。見上げたパーク内の空はうっすら曇りで暑くなく、私にとってはまさに最高のハーバーショー鑑賞環境です。テラスに出てすぐに(11:33~34くらい)パーク内では中南米調にアレンジされた15周年のテーマ曲に乗ってショー開始予告のアナウンスが流れ、それに続いてホセ&パンチートの筏が登場。ハーバー周囲の陸上には、バナナの葉っぱを掲げた水撒きお兄さんやカラフルでサンバなお姉さん達も続々とやってきます。水上にフルーツ満載船とスチーマーラインが二艘現れたら、そのあとはもう いきなり説明不要の放水タイムです。ザンビーニブラザーズリストランテ前も大変なことになっていそう。船の上からゲストを煽るミッキー。なんだかよくわからないけれど、近づいてくると嬉しくなっちゃうフレッシュフルーツ満載船。パイナップル・デイジーさんとベリー&ベリー・ミニーさん。コース側のテラスはハーバーに近いので、前回オチェーアノの時にいただいたスペシャルコースのデザートがやっぱり「ミニーさん」だったことも確認できました。(こちら↓7月9日撮影の「デザートの一部」)そのまんまですもんね。ショー後半、男の子キャラクター達は船から降りてショーエリアにやってきます。真横から見たピアッツァトポリーノのステージはこんな感じ。オチェーアノのコース側テラスの真下のお立ち台には、今年もデールさん。最後に水上に流れてくる巨大バナナ。葉っぱの上に載っている っていう形状がそう思わせるのか、ふたりの佇まいがそう思わせるのか、なんか私には「バナナ形の船」というより漂流物のように見えちゃうんですよねー。でもその「漂流感?」が面白いです。ショーが終わり、水上から去って行く巨大フルーツ。「ミニーのトロピカルスプラッシュ」は、パーク内の水際で参加するのが本当は一番楽しいのでしょうけれど、観るだけでも私はとても楽しいです。特に、こちらのお店のテラスから見ていると 自分も参加しているような気持ちになってしまうんですよね。私も年齢が上がってきて健康上の理由から最近では酷暑のパークにはあまり足を運べなくなってきているので、美味しいお昼御飯がいただける上に こうやってパーク内とは別の視点からだけれどエンターテイメントを楽しめる手段が残されているというのはとてもありがたいことです。ショーが全て終わり、テラスから屋内のテーブルに戻ったのは12:00を回ってからでした。(お料理の内容は下記*に簡単に記します。)私達はそれからゆっくりお昼をいただいて、13:30くらいに席を立ちました。帰り際にまたまたキャストさんに「このところ短いスパンで来てくださってますよね。ありがとうございます。」と声をかけられてしまい、私は恥ずかしいやら照れくさいやら・・鑑賞できるショーが無い時期でも 独りでも 私はこれからも来ちゃうと思いますけど、たった一人 あるいは二人という少人数でいつもテーブル占領してしまってごめんなさいね。申し訳ないけれど、ただただ好きなんですよ オチェーアノが。(いえ、オチェーアノだけでなく、両隣のお店もとても好きですけれど。)ホテルミラコスタをあとにした私達は、それからリゾートラインとリゾートクルーザーを駆使してリゾート内を巡りました。アンバサダーホテルのショップやイクスピアリでお買い物をし、ディズニーランドホテルへも立ち寄り、最後はデッキを歩いて舞浜駅まで戻る途中でボンヴォヤージュにも立ち寄り・・ と、土曜の午後の3時間ほどをのんびり過ごしました。でも それもこれも、7月らしからぬ涼しさゆえにできたこと。「夏の東京ディズニーリゾート!!」を満喫したい皆さんには物足りないお天気だったかもしれませんが、暑さに弱い私にはありがたい 夏の一日でした。(ばいばいミッキー。またね。)*本日のオチェーアノ・ランチコースの前菜。「カンパチと帆立貝のライトスモーク、キャベツのアスピックとフェンネルのヴィネグレット」メインは数種類から好きなものを選びます。ラム大好きな夫は前回と同じ「仔羊のロースト、トマトサルサと仔羊のジュ」。前回との違いがわかっていただけるでしょうか。付け合わせ野菜はもちろん違いますが、今回は骨付き肉をふたつにカットしてくださってます。お肉の形状や大きさの違いかな?とも思ったのですが、メニューを見ながら注文する時に夫が「違うもの頼んでシェアしよう」と話していたので(私は「仔牛のソテー、マスタードとエシャロットのソース」にしました)、それを聞いていたキャストさんが「シェアしやすいように」と厨房にカットを指示してくださったのかもしれません。だとしたら「さすが!」です。デザートは「トロピカルフルーツソルベ入りライチーゼリー、ココナッツのグラニテを添えて」これ美味しかったですよ~。外側のゼリー部分もひんやり冷たくて、ライチそのものみたいでした。(スープと私のメインは省略です。上記メニューは8月の31日までの内容です。)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 23, 2016
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ホテルミラコスタ「シルクロードガーデン」で昼食をとり、お隣オチェーアノのテラスからディズニーシーの夏イベントのショー「ミニーのトロピカルスプラッシュ」を眺めてきました。舞浜に到着したのは10:10頃、今日はのんびり電車利用です。カレンダー上の三連休も今日が最終日だからか JR舞浜駅の改札口周辺も今日この時間は目立った混雑もありませんでした。なので この機会に と、駅前の屋根下の柱の「ディズニーシー15周年」のロゴマークをカメラに収めさせていただきました。その後リゾートゲートウェイステーションから乗り込んだリゾートライナーも 偶然にも“イヤー・オブ・ウィッシュ”仕様の車両でした。暑かったですし フリーきっぷ利用だったのでこの“イヤー・オブ・ウィッシュ”ライナーに乗ったまま私達はリゾート内を二周ほどしてからディズニーシーステーションで下車し、ホテルミラコスタへ。昼食予約時刻まではまだまだ余裕があったので、しばらくホテル内のショップ「ミッキランジェロ・ギフト」などをみて過ごしました。11:00を過ぎる頃ロビーに戻りレストラン入り口方向をふと見ると 女性キャストさんが姿を見せていていて受付が始まっていたようだったので、さっそく名前を告げてウェイティングエリアで待たせていただくことにしました。(11:05くらいだったと思いますが、中には既に数組の方がいらっしゃいました。)ディズニーシーのパーク内に面した窓から外を覗いてみると 今日はマンマビスコッティーズ・ベーカリー前のテーブル席に設置されているパラソルも通常通り全て開いていました。今年のパラソル、こんな感じなのですね~10日ほど前、イベント開始初日にオチェーアノにやってきた時は強風のためショーは中止になってしまったのですが、今日はきっと大丈夫。こんな感じならショーの方もつつがなく開催されそうです。さて、「シルクロードガーデン」「オチェーアノ」ともに店内の席への案内は11:15くらいから始まり、私達もすぐにシルクロードガーデンの店内のテーブルへ通していただけました。メニューを見せていただき、お目当ての“ディズニー・サマーフェスティバル”ランチコースをお願いして少し待っていると、11:25くらいには「・・ではテラスへご案内しますので、こちらへどうぞ」とキャストさんがテーブルまで呼びに来てくださいましたよ。(随分早いタイミングだったのでちょっと驚きました。)きょう私達が案内していただけたのはオチェーアノのブッフェルーム側のテラスでした。(シルクロードガーデンでコースを注文したゲストはオチェーアノのテラスからショーを鑑賞することができますが、ブッフェ側のテラスになるかコース側のテラスになるかはその時の混雑具合や鑑賞希望人数を見てお店の方が判断し、うまくゲストを割り振っていらっしゃるようです。)本日のこの時間のブッフェ側のテラスは案内されたゲストが少なかったのか、終始余裕のある状態でハーバーやピアッツァトポリーノを眺めることができました。ショー開始数分前になるとハーバー一帯には開演予告アナウンスが流れ、11:35の開始時刻にまず最初にハーバー水上に現れたのは、予告アナウンスでも「新しい仲間たち」と紹介されていた 今年このショーに初登場のホセ・キャリオカとパンチートの乗った筏でした。一応「前説」のような役目も果たしているのでしょうか、フルーツ栽培の大変さを語る彼らが去ったあとは、巨大なフルーツに続き いよいよカーニバルクイーン達を乗せたフレッシュフルーツケーキみたいな大きな船と ホースを操るチップ&デールやグーフィー、ミッキーやドナルドが乗る二艘のスチーマーラインが登場。毎年のお約束通り、ハーバーを囲んで待ち受けていたゲストに向かって放水を始めました。ピアッツァトポリーノの水際にいるゲストの熱狂ぶりにはさすがのミッキーも呆気にとられたのか、茫然としているようにも見えましたよ。フルーツ満載のこの船からは 今年も多様なパターンで水がビュービュー噴き出します。遠目に見ただけでも 今年もきっと「とんでもないことになっている」であろうことがよくわかるリドアイル。そして後半、ショー音楽が今年新しく追加された「バナナを讃える歌(?)」に変わると、大きくよく実ったバナナがホセとパンチートを乗せてハーバーに流れて?きました。「ミニーのトロピカルスプラッシュ」も今年で4年目になりますが、巨大フルーツにバナナが加わって水上がさらに賑やかになり、なんか「ますます豊作祈願のお祭りっぽくなったな~」なんて思ってしまいましたよ。私は高温と暑さに弱いので もう今後パーク内でこの夏の水撒きショーを体験するチャンスはあまりないだろうと思いますが、ハーバーにあふれる鮮やかな色彩と賑やかで明るい音楽やダンスをこうしてミラコスタのレストランから眺めるのはとても楽しいです。それに、ハーバーで我を忘れて盛り上がっているゲストの皆さんの様子を見るのもとても好きです。ひとが楽しそうに笑っていたり幸せそうな表情をしていたりするのを見るのは、誰だって嬉しいものですよね~今日この時間のブッフェ側のテラスは陽が当たって暑かったので ショーが終了する前に室内に戻られたゲストの方も多かったのですが、私達はショー終了までテラスにいて、その後テラスで記念撮影をしてからシルクロードガーデンの店内まで戻りました。そして、ようやく昼食のスタートです。まずは季節の前菜の盛り合わせ。くらげの冷製とサラダ、チャーシュー、烏龍茶葉でスモークした鴨肉とエビの湯引き、鯵とゴーヤーの甘酢漬けにブルーベリーとドラゴンフルーツ など。二品目はじゅんさい入りの冬瓜と蟹肉のスープ。暑い時期なのに温かいスープ?とお思いでしょうが、シルクロードガーデン店内の室温はキャストさんによれば「約18度」に設定されているそうで(あくまでも この日この時は ですよ!)、汗をかくこともなく美味しくいただけましたよ。次は豚ロース肉のから揚げ。お肉ももちろん美味しかったのですが、添えられていた季節のお野菜がまた とっても美味しかったです。そして白身魚と季節野菜の炒めもの。香菜ソースがアクセントになっています。〆の麺類は海鮮のチリソース冷やし麺。これ、上にのっているのがベビーリーフ(たぶん・・)じゃなくてバジルだったら完全にカッペリーニだよねえ なーんて夫と話していたら、すぐ近くのテーブルからも同じような会話が聞こえてきて ちょっと笑ってしまいましたよ~。デザートは、ライチ―のプリンにパイナップルゼリーを合わせたグラスに、フレッシュフルーツと焼きパイナップル、ココナツのケーキ。お隣オチェーアノのデザートはミニーさんをイメージしてラズベリーやブルーベリーを使ったものだったのですが、こちらのお店はデイジーさんのイメージでパイナップルをわかりやすく使っているようです。「サマーフェスティバル」のロゴもきれい。グラスデザートの上にはミニーさんのイメージフルーツであるラズベリーがころんと添えられ、お砂糖菓子のデイジーさんが ちょこん と頭をのぞかせています。デイジーさん、こちら↓ですね~最初から最後まで、お料理からいろいろとイメージが広がり 会話が弾む楽しいコースでした。食事を終えてお店を出たのは13:30頃。ホテルミラコスタを出てディズニーシーステーションからリゾートライナーに乗り込んだ私達は、再びリゾート内を2~3周ほどしてからJR舞浜駅に向かい、電車に乗ってのんびり帰りました。ちょっとだけ暑い思いはしましたが、今年の「ミニーのトロピカルスプラッシュ」をようやく観ることができて よかったです。** シルクロードガーデン の “ディズニー・サマーフェスティバル”ランチコース **・季節の前菜の盛り合わせ・蟹肉と冬瓜のスープ 蓴菜添え (別途加算で「タラバ蟹の葱生姜蒸し パプリカソース添え」に変更可能)・豚ロースの唐揚げ 黒胡椒ソース・白身魚と季節の野菜の炒め 香菜ソース・海鮮のチリソース冷やし麺 (別途加算で「車海老」を追加可能)・ライチープリンとパイナップルゼリー フルーツ添え ココナッツ風味のケーキ ・・・・・・・・・・2016年7月8日~8月31日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 18, 2016
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今日から東京ディズニーシーでは「ディズニー・サマーフェスティバル」が正式に始まります。イベントのメインに当たる恒例の水撒きショー「ミニーのトロピカルスプラッシュ」も、一日三回メディテレーニアンハーバーで行われることになっています。幸運なことに つい数日前、その大々的な水撒きショーが開催されればテラスから鑑賞可能な時間帯の“オチェーアノ”のPSが取れたので 今日は夫と共に車で舞浜に向かいました。ところが、お天気はすっきりせず 朝から雨模様。初回9:35のショーは予定通り行われたものの その後「風雨が強まった」とのことで、私達が舞浜に到着した11:00頃には2回め(11:35からの回)のショーは既に中止が決定していました。 なので、今日のところはお食事を楽しむことに専念しよう と思って ショーが観られないのは承知の上でお店にお邪魔してきました。私達がオチェーアノ店頭にお邪魔したのはランチタイム開始時刻の11:30よりも随分前でしたが、既にウェイティングエリアにはゲストがあふれていました。窓辺に近づいてディズニーシーの園内を眺めてみると、雨のほうはそんなに酷く降っているようには見えなかったのですが、毎年この時期になるとパークのイベントに合わせて常夏リゾート風に様変わりするパーク内「マンマビスコッティーズ・ベーカリー」前のパラソルがしっかりと閉じられていたので「強風を警戒しているんだな」ということはよくわかりました。――この場所のパラソルがこんな感じになっているんじゃ、ハーバーショーの開催も無理よねぇ。しかし、パラソル同様この時期限定のデザインになっているテーブルの方はよーく見えましたよ。11:15くらいになるとウェイティングエリアにはキャストさん達が大勢姿を見せ、「シルクロードガーデン」と「オチェーアノ」のランチタイム営業が開始になり、順番に一組ずつ席への案内が始まりました。私達は比較的早くに名前を呼ばれ、キャストさんの誘導でブッフェカウンターの前を通り過ぎて奥のオチェーアノ・コースの部屋へ。デザートのコーナーにはイベント恒例のお砂糖菓子で作られたオブジェが飾られていたので、ちょっと立ち止まって一枚だけ写真を撮らせていただきました。ミニーマウス、デイジーダック、クラリス。水撒きショー「ミニーのトロピカルスプラッシュ」に登場する3人のカーニバルクイーン達ですね~。さてさて、席に着いて。お料理の選択は、私はイベントのスペシャルの“ディズニー・サマーフェスティバル”ランチコースにしてグラスの白ワインもお願いしました。夫はオチェーアノ・ランチコースのメインの選択範囲に大好きな「仔羊」を見つけたので、今日はそちらにしたようでした。以下、簡単に“ディズニー・サマーフェスティバル”ランチコースの内容です。前菜は、ニューカレドニア産「天使の海老」のマリネ(甲殻類のスープのジュレをシート状にしたもので包んであります)とフルーツ類を合わせたもの。手が込んでいます。いかにも夏のイベントらしい彩りの美しい爽やかな一皿で、あまりに綺麗だったのでみとれてしまってなかなか手をつけることができませんでしたよ。次に出てきたのは帆立貝柱のグリル。それに旬の食材トウモロコシのソースやポップコーンが添えられています。見た目がちょっと寂しい気もしますが、帆立 美味しかったです。メインはお魚にしました。ラタトゥイユとグリーンハーブソースが添えられていたのですが、このグリーンハーブソースがとても美味しかったです。最後のデザートは、3人のカーニバルクイーンのうちの一人「ミニーマウス」と彼女のイメージフルーツ「ラズベリー(&ブルーベリー)」を強く意識した内容でした。お皿の上には水玉のようなラズベリーとブルーベリーのゼリーとパッションフルーツのソース。卵形のチョコレートのケースに入ったチーズアイスクリームにも ラズベリーとブルーベリーのコンフィが隠れています。ロゴも相変わらず可愛らしい良い出来です。一緒にショーに登場するデイジーダックのフルーツ「パイナップル」と、クラリスのフルーツ「ドラゴンフルーツ」もちょっとだけ添えられていました。そして誰が見ても「ミニーマウスだ!」とわかるお砂糖菓子の飾りも。ホテルミラコスタのレストランで提供される今回のイベントのコースメニューは(ホテルの公式サイトを見て判断する限りでは)、オチェーアノがミニーマウスを、シルクロードガーデンがデイジーダックを、ベッラヴィスタラウンジがクラリスをそれぞれイメージして考案されているようなので、ぜひぜひ三店舗とも味わってみたい と思いましたよ~最後におまけ、夫の選んだメインディッシュ「仔羊のロースト トマトサルサと仔羊のジュ」。6月~8月の「オチェーアノ・ランチコース」の選べるメインディッシュの中の一品です。ボリュームもあってとってもおいしかったとのことで、「ランチにこれがあるうちにもう一度食べに来たい」と言ってました。(ランチメニューに仔羊があるといつも同じこと言ってるような気がするんですけれどね~)食事を終えて席を立ったのは13:30頃。会計を済ませてお店を出て、「ミッキランジェロギフト」でお買い物をし、帰る前にロビーの階段を下りて踊り場からパーク内を眺めてみました。一旦弱まっていた雨が、また降り出したようです。3回め14:35からの「ミニーのトロピカルスプラッシュ」は、やるのかしら・・・まあね、今日はこんなお天気だけど、まだ夏のイベントは始まったばかりなのだから。きっといつかは 青空の下で水しぶきが飛ぶ楽しいショーを観ることができるでしょう。そんなふうに思いながら、今日のところは舞浜をあとにしました。** オチェーアノ の “ディズニー・サマーフェスティバル”ランチコース **・天使の海老のグレープフルーツマリネ 枝豆のクーリとクリュスタッセのジュレを添えて・帆立貝のグリルとトウモロコシのヴァリエーション・スズキのパートブリック包み グリーンハーブソース (別途加算で「ロブスター」を追加可) または 仔牛のロースト バターナッツスクワッシュのピュレと焼き野菜のサルサ (別途加算で魚料理と肉料理の両方を選択することも可)・ラズベリーとブルーベリーコンフィ入りフロマージュブランアイス ピスタチオフィナンシェと共に・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・・・2016年7月8日~8月31日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 9, 2016
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(・・その1から続く)オチェーアノにて本日お願いしたのは、5月の25日から内容が後期メニューに切り替わっている “東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ15thアニバーサリー”ランチコースと グラスの白ワインです。オフィシャルサイトには後期メニューの写真が掲載されていないので「どんな感じなんだろう?」と興味津々でやってきたのですが、想像を超えるお皿もあってなかなか面白い内容でした。前菜は、ホワイトアスパラガスの上に帆立のマリネや野菜が載っている・・ という趣向。「バリグール風」と記載があったので事前にちょっと調べていったのですが、こんな感じで出てくるとは!と少々驚きました。写真がパッとしてなくてちょっと申し訳ないのですが、白ワインにとてもよく合いましたよ~次がスープ。「抹茶と和菓子」みたいな盛り方ですが、これ、とても好きでした。左側のはメニューによればクラブミートがたっぷりのった「チップ」とのことですが、結構大きかったです。(キャストさんが「そのままお召し上がりください」とおっしゃったので指でつまんで食べちゃいましたが、一口ではとても食べられない大きさでした。)お魚は鰆のポワレ。やはりお店で食べるお魚は美味しいです。毎度のことですが「自宅ではこんなふうにはできないよなあー」と感心しながらいただきましたよ~牛ランプ肉のグリル。添えられたキャロットのピュレにはクミンが加えられていて、ディズニーシーで言ったらロストリバーデルタやアラビアンコーストのレストランを思い起こさせる香りです。お肉の上のマルシャン・ド・ヴァン・バターとは、キャストさんによれば「赤ワインで煮つめたエシャレットを刻んで混ぜ込んだバター」とのことでした。デザートはショー鑑賞後テラスから戻ってから運ばれてきました。このお皿もびっくり!でした。前期メニューとはまた違った形で「ホテルミラコスタ」のロゴもちゃーんと入っていて感激しました。さて、そして14:00からの「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」。今日は暑かったのでテラスに出ようかどうしようかちょっと迷いましたが、やはり出てみることにしました。ショー開始直前のハーバー。今日は良いお天気ですが、パーク内の人出はそれほどでもないみたいでした。始まって、オチェーアノのテラス前を最初に通過するのはブルーの船。昔イルカだったジェットスキーが水上を走り回るのもよく見えます。ミッキーは赤い船に乗ったままオチェーアノのコース側テラス前(パーク内のバケーションパッケージのゲスト席前)にしばらく居てくれます。凧。少々煙っているのは花火(パイロ)のあがった直後だから。ピアッツァトポリーノのステージはコース側のテラスからだと真横に見る感じになります。ショーが終わって帰っていくときは、ダッフィーとシェリーメイとジェラトーニは仲良くグリーンの船に同乗してるのですね~今日は気負わずにかなり気楽に観ましたが、結構楽しめました。良かったです。食事終了後はお店を出てホテルを出て、リゾートライナーでリゾート内を再び二周ほどしてから帰りました。次回はまた、夫とうまく予定を合わせて二人で来られたらいいな と思っています。 《オチェーアノのテラスに出て見上げたディズニーシーの空》 *オチェーアノの“東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ15thアニバーサリー”ランチコース*・帆立貝のマリネ チョリソーとホワイトアスパラガスのバリグール風 グリーンハーブソース・空豆のスープ クラブミートのチップを添えて・サワラのポワレ オニオンのカラメリゼとレモン風味のマッシュルーム 山葵のフォーム (別途加算で「ロブスター」を追加可能)・牛ランプのグリル クミン香るキャロットピュレ マルシャン・ド・ヴァン・バターと共に・ホワイトチョコレートクレムー パッションフルーツとオレンジのクーリ ラベンダーハチミツでマリネしたシトラスフルーツを添えて・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・・2016年5月25日~7月7日(後期)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 17, 2016
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ホテルミラコスタ「オチェーアノ」で昼食をとるのを主な目的に、ひとりで舞浜まで出かけてきました。久しぶりです。JR舞浜駅到着は11:10くらい。昼食のPSをお願いした時間まではまだ1時間以上あったので、それまではリゾートラインのフリーきっぷを利用してリゾート内を回ったり、お買い物をして過ごすことにしました。舞浜の二つのパークでは 今年はちょっと早めの昨日6月16日から「ディズニー七夕デイズ」のイベントが始まっており、リゾートラインの各駅にも昨年までと同じようにお願い事を短冊に書いて提げられるウィッシングプレイスが登場しています。舞浜駅隣接のリゾートゲートウェイステーションでも 改札を入った先のエスカレーターの手前に二か所、短冊を吊るすことのできる場所が用意してありました。(一番上の写真参照。)笹飾りと紫陽花に囲まれた天の川を行くミッキーとミニーのフォトロケーションも設置されています。「七夕Days」を示す星型のプレートも印象的です。リゾートライナーのつり革を模した短冊はキャストさんから直接一枚ずつ受け取ります。裏側には ディズニーシーの15周年のテーマに因んでか「あなたの“Wish”が輝きますように」とのメッセージがありました。私が受け取った時はキャストさんが「Wishが輝きますように!」と言いながら渡してくださいましたよ~願い事を記入してしっかりとウィッシングプレイスに結び付けた後、私はリゾートライナーに乗り込みました。そして全ての駅で降りて短冊を書き、それぞれのウィッシングプレイスに結び付けて回りました。ディズニーランドステーションのウィッシングプレイスは改札を出たところに一ヶ所。ベイサイドステーションは改札の中に一ヶ所、駅のホームの前方側にあります。ディズニーシーステーションは乗車側のホームに設置されているので、一旦降車して乗車ホームに回り、短冊を記入してきました。ウィッシングプレイスの外枠の色はそれぞれ駅舎の構造物の色に合わせてあるのですね。道理で 違和感なく駅の風景に溶け込んでいるわけです。リゾートラインの七夕を眺めながらリゾート内を二周ほどした後、ホテルミラコスタのショップ「ミッキランジェロ・ギフト」に行って七夕グッズなどを見ました。もしもこのお店で欲しいものが手に入らなかったら、パークエントランスのショップへでも行ってみるか 帰りにアンバサダーホテルかボンヴォヤージュにでも寄ろうか・・ と思っていたのですが、都合のよいことに全て揃っていたのでありがたく購入させていただきました。その後、予約時刻ほぼぴったりにオチェーアノ店頭へ。中途半端な時間だったせいか ウェイティングエリアに待つ人の姿はなく あまりに静かで、私はやや戸惑いながら名前を告げたのですが、すぐに案内された奥のコースのダイニングエリアはまた意外と混雑していて 驚きましたよ。(その2 に つづく・・・) 《ミラコスタへ続く通路から眺めたディズニーシーの空》 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 17, 2016
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(・・その2から続く)奇しくも、東京ディズニーシー15周年のアニバーサリーイヤーのテーマに思いっきり便乗し、その結果たまたま偶然に(強調しすぎでしょうか?)幸運にもビッグバンドビートの座席券を得た私達は、一緒に喜んでくださったカストーディアルキャストさんと坂の上でお別れをして ポンテヴェッキオをポートディスカバリー方面へと歩み始めました。橋から見下ろせるハーバー水上では今にも「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」が始まりそうだったのですが、とにかく雨が降り出す前にストームライダー前に行ってカメラマンキャストさんに写真撮っていただかなくては・・との思いだったのです。しかし「未来のマリーナ」に到着して 目を皿のようにして探しても、カメラマンさんはなかなか見つかりませんでした。特徴的な制服を着ていらっしゃるし「ディズニー・スナップフォト」実施場所にはゲストの列ができていることが多いので、だいたいいつもすぐに見つけられるのですが。「ストームライダー前」って、ポートディスカバリーの いったいどこで撮影してるんだろう?アトラクション入り口前を通り過ぎ、FPの発券所のあたりまで行ってもいらっしゃらないようだったので、最後はグッズワゴンのキャストさんにきいて、私達はようやくカメラマンさんを見つけることができました。(今日この時間はストームライダーとアクアトピアの間の通路で撮影していらっしゃいました。)撮影待ちの列は無く、いま撮影中の方が終わったら私達の番 といったタイミングでした。その場で数分待った後、私達はカメラマンキャストさんの指示に従って「ストームライダー」の建物を背景にいろいろとポーズを取り、3~4分くらいかけて何カットも写真を撮っていただきました。そしてその中からキャストさんは2ポーズを選んで「これとこれをプリントしておきますので、フォトグラフィカで仕上がりを見てお好きな方を購入してください。気に入らなければ購入しなくても大丈夫ですよ!」と説明してくださいました。(なお、この時点でプリントしないデータもフォトキーカードに入れてくださるので、帰宅して30日以内に自宅でPCでチェックして「ディズニー・オンラインフォト」のシステムで台紙付きで購入することができます。本当に便利になりました。)(5月16日運営終了のストームライダー)撮影を終えて、時刻は14:00ちょっと過ぎ。写真を撮っていただいている最中からからなんとなく「ん?降ってきたかな?」といった気配だったのですが、この時間ディズニーシーのパーク内には なんと天気予報通りの細かい雨粒が落ち始めていました。この後はウォーターフロントパークで写真を撮って(お天気が持てば ですが)、そのあとは座席券を得ている19:30のビッグバンドビートまでお散歩やお買い物を と思っていたので、私達はとりあえずメディテレーニアンハーバー方面まで戻ることにしました。そして「どうせ戻るなら、小雨も降り出したしアトラクションを利用して」と考えて、エレクトリックレールウェイの乗り場に向かいました。15分待ちだったレールウェイに乗り、アメリカンウォーターフロントの駅に降り立ったのが14:25頃。階段を下りてブロードウェイに出ると、「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」の出演者の方々がハーバーから帰っていらっしゃるところに出っくわしました。小雨が降り出したので14:00からのショーは途中中断になっちゃったかしらん と思っていたのですが、この時間に出演者の方がここを通るということは完全版に近い形で上演できたようですね~良かったです。ディズニーシーのショーは何でもそうなのですが、近くで見ると衣装のつくりがとても凝っていることがよくわかりますよね。また、ここに写真は載せませんが、クリスタルの使者に扮している方々はショー中と同じのあのウィッシュクリスタルをイメージしたかのような不思議な動きをしながら歩いて行かれたので「さすが、徹していらっしゃる」と感心しましたよ。出演者の皆さんを見送ったあとは、まだ傘がなくてもなんとかなりそうな小雨の中 アメリカンウォーターフロント内を歩き、桟橋手前の停留所からビッグシティ・ヴィークルのニューヨーク周遊コースに乗りました。(一台待ちでした。)ヴィークルによるニューヨーク観光の途中、ホレイショスクウェアのあたりを通ると何か香ばしい美味しそうな匂いが漂ってきました。最近この場所にオープンしたばかりのベイクドポテトを販売するお店「ハドソンリバー・ハーベスト」からの香りでした。夫にこのお店のことを話すと「ぜひ食べてみたい」。なので、ヴィークルを降りたあとすぐに「ハドソンリバー・ハーベスト」に行って、ベイクドポテトを二種類(「ベーコン&チーズ」と「ハニーマスタード」)購入しました。すぐに味見すると これは完全に「おつまみ」である ということが判明したので、夫が私のために近くの「バーナクル・ビルズ」でビールを買ってくれましたよ。(夫はこれから車の運転があるのでウーロン茶です。)雨がだんだん本降りに近くなってきたので 私達は「ポテト休憩」を終えたあともバーナクルビルズの奥の桟橋の小屋の中でしばらく様子を見ていましたが、雨の降り出し時刻をぴたりと当てた気象情報サイトによれば「すぐに止む」というわけでもなさそうだったので、傘の準備をして小屋を出てショップ巡りの旅へと出発しました。だいたい15:15くらいのことでした。マクダックス・デパートメントストアからヴィラ・ドナルド・ホームショップ、フィガロズからエンポーリオへと 15周年商品を見たりスーベニアメダルを作ったりしながら歩き、その後CDや文房具を探しにイルポスティーノ・ステーショナリーへ。お目当ての物を購入し終わるころには、ウィンドウショッピングを苦手にしている夫の「疲れた~」連発が始まっていたので、すぐそばのザンビーニブラザーズ・リストランテでちょっと休憩しました。パーク内のレストランのPS制度が変更になってから「やたら混雑している」と洩れ聞いていたこのお店も、今日この時間(16:00過ぎ頃)は空いていて静かでしたよ。16:25頃お店を出ると、ハーバー水際にいらしたキャストさんが「まもなく水上にミッキー達がご挨拶にやってきますよ」と教えてくださったので私達はそのままザンビーニブラザーズ・リストランテ前で待ってみることにしました。雨のため16:30からの「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」は中止で、そのかわりにごく短いグリーティングが行われるようでした。16:30になって音楽と共に始まった「ご挨拶」は本当に短くて、水上に出てきた船が赤、青、緑の順に水際をぐるっとひと回りして帰っていく という簡素なものでした。「15周年」のロゴがついているこのフロートも 船が水上を周っている間ずっとクルクルと回転していましたよ。ミッキー&ミニーとプルート、ダッフィーが乗る赤い船だけは「おまけ」のように最後にもう一周してくれました。始まってから終わりまで4分ほど。とても短いですけれど ただ「ショーは中止です」と言われて何も行われないより レインコート姿のキャラクター達が見られる方がはるかに良いですよね~終了後、私達はスチーマーラインに乗ってロストリバーデルタ経由でマーメイドラグーンに行こうと思っていたのですが、キャストさんによれば「メディテレーニアンハーバー発の船は水上ショーがあるため20:30過ぎまで運休です」とのこと。マーメイドラグーンに行くだけなら歩いて行っても良かったのですが、どうしてもスチーマーラインに乗りたかった私達は この時間でも運航を続けているというアメリカンウォーターフロント(ケープコッド)の乗り場まで火山の麓をぐるっと回って歩いていくことにしました。スチーマーラインは現在、水上ショーなどでメディテレーニアンハーバーの乗り場が使えない時は ロストリバーデルタの乗り場とケープコッドの乗り場の二つを使って水域を小さく周ったり折り返し運航をしたりして対応しているようです。今日この時間(16:45くらい)のケープコッドの乗り場は待ち時間なしでスチーマーラインに乗船することができ、私達は17:00前にはロストリバーデルタの船着場に降り立ちました。それから歩いてマーメイドラグーンへ。ここでの目的は実はアトラクションではなく「セバスチャンのカリプソキッチン」で販売されているスーベニアランチケース付きセットの購入でした。スーベニアランチケースは以前は中身無しでの販売もされていたのですが、この何年かでお料理付きでなければ購入できなくなりました。「TODAY」に掲載されていた写真を見て、夫は「この紫色(!)のサンドイッチ、何だろう?食べてみたい」、私は「15周年デザインのランチケースが欲しい」と両者の意見が一致したので やってきたわけです。(紫色のパンはデイジーをイメージしたから だそうです。偶然ですがお皿も紫でした。)その後は、再びロストリバーデルタ発のスチーマーラインに乗って(18:00前頃、20分待ちました)ケープコッドに戻りました。この時間はまだ折り返し運航コースには切り替わっていなくて、メディテレーニアンハーバーに入ってから火山際を航行してハドソンリバーに向かうコースでした。待ち時間が長かったので一瞬「歩いちゃおうか」とも思いましたが、日が暮れたディズニーシーの水域はあちこちに灯りが点って美しく、風も気持ちよく、「私はやっぱりスチーマーラインが好きだなあ・・」とつくづく思いましたよ。ケープコッドで船を降りたのが18:25。ビッグバンドビート最終回の開場時刻までまだ30分以上あったので、私達はフォトグラフィカへパーク内で今日撮影していただいた写真を受け取りに行くことにしました。フォトグラフィカ店頭に着いたのは18:30過ぎでしたが、プリント発注も写真受け取りも特に長い列はできていませんでした。朝方ウィング・オブ・ウィッシュ号の前で撮影していただいたものは一種類だけだったので問題なく購入を決められたのですが、ストームライダー前での写真はキャストさんがおっしゃっていた通り二種類プリントされており、そのどちらもがとても素晴らしい出来だったので、どちらを購入しようか(あるいは両方とも購入しようか) と 私達は非常に悩みましたよ~。写真購入後は19:30開演のビッグバンドビートに備えてアメリカンウォーターフロント方面へ。雨が降っていたからか ブロードウェイミュージックシアター前の屋根下やレールウェイの高架下には開場時刻前から座席を得ていると思われる多数のゲストが待機していましたが、開場(入場開始)時刻が早まることはありませんでした。初めて一階席で観たリニューアル後のビッグバンドビートは、やはりとても楽しかったです。二階から観ていた時は内容が変わったせいで以前よりもライブ感が強まったのかな と思っていましたが、一階席に座ってみると それに加えてセットも変わっていて以前よりもステージの中心寄り 且つ客席から見て前方寄りの部分でパフォーマンスが行われていることが判り、それもライブ感を増したように感じられる要因なのかなーと思いました。次回観られるのはいつになるか 今のところは不明ですが、またきっと観たいです。ショー終了後シアターの外へ出たのが20:00ちょっと過ぎ。メディテレーニアンハーバーではファンタズミック!が始まっていました。私達は帰りに向けてホテルミラコスタ方面へと歩きながら、ビリエッテリーアへ下りる階段上で立ち止まってしばらくショーを眺めました。その後はそのまま階段を下り、ヴェネツィアン・カーニバル・マーケットの前で ミッキーがそのてっぺんに立つ大きなフロートがブルーの魔法の帽子に変わってショーが終わるまでを眺めました。そして音楽の終了するころ、ブルーの帽子に映し出された三日月と星が ころん とこぼれ落ちて消えるのを見守ってから、ホテルミラコスタの館内へと戻りました。20:30過ぎのホテルミラコスタの2階ロビーはとても静かでした。私達はベルデスクに行って 預けた荷物を玄関に回しておいてくださるようお願いし、駐車場へ向かいました。やがて車を着けたホテル正面玄関からの出発はいつもと変わらぬスムーズさで、他の場所では感じることのできない爽やかな見送りの余韻を胸に 私達は今夜もまた舞浜の丘をあとにしました。毎年この時期に舞浜にやってきてホテルミラコスタに宿泊して、帰り際にいつも思うことがあります。それは、来年も これからもまたこの時期にここに来られたらいいな ということ。「記念日」にあたり思い出のたくさん残るこの場所にやってきて、これまでのふたりでの歩みを振り返り これからも と思いを新たにしてここを出発つ。それはどこか、昨日の朝ピアッツァトポリーノで観たあの清々しい旅立ちにも似ています。10年以上に渡り繰り返し書いてきたことではありますが、私にとっての東京ディズニーリゾートとは、単なるリゾート施設ではなく そこで働く人や遊びに訪れる人や遠くにあってこの地に心を寄せる人達の「思いの集まる特別な場所」。東京ディズニーリゾートを形作っている一番大切な素材はコンクリートや金属や樹脂ではなく「想念」だと割と本気で思っているのです。そして、東京ディズニーシーの中にあるホテルミラコスタもそれは同じ、ここは私にとっては ただの宿泊施設ではありません。この先この場所がどんなに姿を変えても 時が過ぎ人が移り変わっても、私の重ねてきたささやかな思い出はきっとこの場所のどこかに残っていくと思うから。だからこれからも私は 自分の思い出に再会するためにホテルミラコスタにやってくるでしょう。ここに来て羅針盤の上に立てば、私はいつでも 過去へも未来へも 時空を超えて自由自在に旅をすることができるのですからね。来年3月まで15周年イベントの執り行われている東京ディズニーシーのパークエントランス、ディズニーシー・プラザ。そこでは金色の「ウィング・オブ・ウィッシュ号」が、たくさんの人の願いを乗せて未来へ飛び立とうと その翼をきらきらと輝かせています。でも、私にとってはここ「ホテルミラコスタ」こそが 明日への願いの翼を持つ船なのかもしれないな と、実は密かに思っています。(日記おわり)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 6, 2016
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(・・その1から続く)スペチアーレ&スイート客室についている朝食の会場であるベッラヴィスタ・ラウンジ店頭に行って名前を告げると、すぐにディズニーシー園内が見渡せる窓際のテーブルに案内していただけました。この時間(9:30前くらい)のベッラヴィスタ・ラウンジは朝食時間帯ももう後半にさしかかったところで、窓際二列分の丸テーブルにもいくつか空きがあるような状況でした。大好きなプロメテウス火山の雄姿を眺めながらブッフェ形式の簡単な朝食を一時間近くかけてとり、 さあ あとはもう少しコーヒーをいただいて そろそろお部屋に戻ってチェックアウトの準備をしないとね~ と話していると、食事の間じゅう何かと世話をしてくださった男性キャストさんがテーブルにやってきてコーヒーを注ぎながら「この後すぐにショーが始まりますので、お時間がおありのようでしたらどうぞご覧になっていってください。店内に音は流れませんが、ここからはよく見えますので ぜひどうぞ。」と言ってくださいました。なので私達は10:30からの「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」をコーヒーをいただきながらそのまま席で眺めることにしました。確かに、キャストさんがおっしゃった通り、昼食時間帯や夕食時間帯にハーバーでのショーが行われる時とは違って店内のスピーカーからショーの音楽も音声もいっさい流れませんでしたが、雰囲気を楽しむくらいならじゅうぶんです。ピアッツァトポリーノのステージは遠いですが 真正面になるのでキャラクター達の仕草も何とか認識できました。五連の凧も大きな窓いっぱいに飛び回っているように見えましたよ。そして、ピアッツァトポリーノのステージから出演者の皆さんが去って行き、青・赤・緑の三艘の船がハーバーをぐるっと回って去ろうとする頃、私達も窓辺の席を立ち 部屋に戻ることにしました。お店を出てすぐ前のエレベーターホールからエレベーターに乗って5階の部屋に戻り着くと時刻はまもなく11:00。私達はちょっと急いで荷造りをし、テラスや室内でふたりで記念撮影をしたり この二日間でいただいたお祝いカードやら15周年ワインのラベルを写真に撮ったり アンケートを記入したり・・あれやこれやと細かい用事をしていたらあっという間に時刻は11:40になっていました。 最後に客室のテレビで明細を確認し サービスホットラインに電話して荷物を帰りまで預かっていただく手配をし ドアノブにエクスプレスチェックアウトのカードをかけて、私達は部屋を出ました。11:50過ぎのことでした。ばいばいテラス。 ばいばいお部屋。チェックアウト期限の12時が迫っているだけあってルームメイク用のワゴンが多数並んでいる廊下を抜けて。サローネ前のエレベーターで階下におりる前に 今回の宿泊ではずいぶん何度もお邪魔したので記念に・・ との意味も込めサローネ・デッラミーコを写真に撮り。それから 夫とふたり吹き抜けの上からロビーフロアの大きな羅針盤を見下ろしました。(まさに、ホテルミラコスタそのものが大きな船のように多くのゲストを乗せて旅していることに気づかされる瞬間だなあ と私はあらためて思ったのですが、夫のほうはさて 何を想ったでしょうか。)さて。ホテル&パーク・ゲートウェイからディズニーシーに再入園したのは12:00を少し回った頃でした。今日はもうレストランのプライオリティーシーティングもないし(事前にいくつか予約はしていたのですが不要と判断してキャンセル手続きを済ませました) アトラクションのFPも取っていないし、のんびり過ごせる はず です。部屋を出る前の気象情報サイトチェックで、今日この後の天気予報が嬉しくない方に変わって 午後は曇り一時雨 ということがわかっていたので「再入園したらまず雨が降ってくる前にストームライダー前までお散歩がてら行って記念写真を撮ってもらおう」と決めていたのですが・・―― 待てよ!?今すぐに行けば ビッグバンドビート初回の2階席、まだ入れるんじゃないの?と気が付き、私達は方針を変更してまずはブロードウェイミュージックシアターへ向かってみることにしました。シアター前に着くと、初回2階席への入場列に並んでいらっしゃるのはざっと数えて100名ほどでした。(12:10頃。)昨日よりも並ぶタイミングが一時間遅いのと 今日は一応平日であること(しかもスマートフォンサイトの待ち時間情報によれば本日のパーク内はそんなに混雑していない模様であること)を考えあわせれば、まあこんな感じなのかなーと思いました。入場は12:35頃から始まりましたが、昨日と同じく20~30人ずつに人数を切って案内されました。私達は今日は(よくわかりませんが)4グループめくらいの案内だったので、階段で2階席に上がってみると既に中央ブロックは満席で、サイドのブロックへの着席となりました。それでも 自分なりに楽しむにはじゅうぶんな鑑賞環境でしたよ。ショーが終了してシアターの外に出ると13:30過ぎ。お天気予報の通りに空は厚い雲に覆われ始めていて、いつ雨が降り出してもおかしくないかな?といった様子でした。雨が降り出してしまうとストームライダー前での「ディズニー・スナップフォト」の撮影サービスも中止になってしまう可能性が高いし、さあ急いでポートディスカバリーへ向かおう と思ったのですが。ブロードウェイをニューヨークデリのテラス前まで上ったあたりで、夫が急に「先にビリエッテリーア行ってビッグバンドビートの座席抽選をしよう」と言い出しました。そしてさらに―― 今回抽選するにあたってはぜひとも当選したい、そのためには「願い」をこめないととか言うのです。・・そうでしたね。昨日、「当たっても当たんなくてもどうでもいいや~」って投げやりな感じで抽選したら、思いっきり外れたんでしたわね。しかし、「願いをこめる」って、どうやって?すると夫は言いました。「キャストさんに“Wish”シールを書いてもらう。」はあ? ウィッシュシール?“Wish”シールが何であるか は、もちろん私だって知っています。東京ディズニーシーの15周年イベント期間中にキャストさんにお願いすると名前を書いて渡してくださるというもので、現地で無料で配布されているパンフレット「TODAY」にもオフィシャルサイトにも紹介が載っています。(こちら)でもまあ この人は。なんと子供じみたことを言い出すんだろう。そんなふうに私があきれていると、コロンブス像の下まで来た時 夫が「あ!あの人に書いてもらうことにする!」と ひとりの女性カストーディアルキャストさんのもとに向かって早足で歩き出してしまいました。夫が「“Wish”シールが欲しいんですけれど」と声をかけると、カストーディアルさんはお仕事の手を止めて快く応対してくださったようでした。シールを取り出して準備してくださっている間に夫が「・・泊まりで来ているんですけど、実は昨日はビッグバンドビートの座席抽選にはずれてしまって今日こそは当たりたいと思って今から抽選に行くんですが、その前にちょっと『お願い』をしておかなければなーと思ってー」などと軽口を叩くと、カストーディアルの制服がよく似合う小柄な女性キャストさんは そうですかー うんうん と頷いてくださって、「では、お名前の他に お願いもちょっと書いておきましょうか? 力(ちから)になれるかどうかわかりませんけれど・・」と 私達の顔を覗き込んで言ってくださいました。いやいやいや・・こんなお若い可愛い方に、テーマパーク内でのお遊びとはいえ(キャストさんにとってはお仕事とはいえ)私達のそんな欲望まで背負わせてしまうわけにはいかないでしょうよ、夫よ。私はそう思ったのですが、キャストさんとコミュニケーションを取るのが大好きな夫が ぜひとも書いて と同調したので、夫のシールには名前の他に「お願い」が書き添えられました。シールを手渡していただいて、記念に一緒に写真を撮らせていただいて、「では抽選に行ってきます!」と私達はカストーディアルさんのもとを元気に旅立った までは良かったのですが・・建物内に入ってみると、抽選所ビリエッテリーアはこの時「はずれ」の音の嵐でした。どうするよ。せっかくキャストさんにシール書いてもらったのに これじゃ「はずれ」るかも・・ っていうか今抽選したら「はずれ」そう。でも抽選は100パーセント「運」なんだからね。確率とか余計なこといろいろ画策しないで、希望の回を選んで、よし! ボタンを押そう。そう意を決して本日最終回19:30の回のボタンを押すと おめでとうございます の画面が現れました。そしてCブロックやや後方の座席券を私達は手にすることができました。抽選結果を見て嬉しくてこの場所でぴょんぴょん飛びはねてしまったのは、たぶん私はこれが初めてだと思います。(「はずれたらさっきのキャストさんに申し訳ないから顔を合わせないようにこっそりここを出なければなー」って思いを巡らせていましたのでね~)おめでとうございます!楽しんできてくださいね~ という抽選所担当キャストさん達の声に送られて ビリエッテリーアからゴンドリエスナック側に出ると、夫は坂道から橋にかけてのあたりを見上げてキョロキョロし始めました。―― さっきのカストーディアルキャストさん いないかな?そうよね 私もそう思っていました。当選の報告と お付き合いいただいたことにお礼を言わないとね。しかし時刻は13:50。クリスタル・ウィッシュ・ジャーニーのショー開始直前ということもあって、ハーバー周辺にはたくさんのゲストがあふれていました。ゲスト整理のキャストさんもカストーディアルキャストさんも大勢、それぞれご自分のお仕事に一生懸命です。―― こんな中でさっきのキャストさんに再会できるわけないよね。半ばあきらめつつ、ゴンドリエスナックの屋根下を経てヴィラ・ドナルド・ホームショップの前から坂道を上り始めると、私達の行く手にあのカストーディアルキャストさんの姿が見えました。夫はすぐさま近くまで行って、当選の報告をしました。聞けばキャストさんも私達の抽選結果が気になって、ビリエッテリーアの出口周辺を注視していらしたとのこと。夫と手を取り合って喜んでくださっている 私達の娘と言ってもいいくらいの歳の頃の小さなキャストさんの姿を見て、ただの一ゲストである私達のこんな些細な「“願い”をかなえること」に巻き込んでしまって またお付き合いいただいて、ほんとうに申し訳なかったなあ・・ と 私は思ったのでした。(同時にまた、抽選所では残念な結果になった方も多いでしょうに こんなに人目につくところでゲストと共にあからさまに喜んでいては キャストさんが後で誰かに叱られやしないかしら と 私はちょっと心配にもなりましたよ。)が、こんな出会いも夫の「願い」あってこそ。夫が 抽選所に行く前に“Wish”シールを と言い出さなければここでカストーディアルキャストさんとお話をすることも手を取り合って喜びあうこともなかったのですから、願い(=“Wish”)にはやはり 何かプラスになるものを生み出す力(ちから)があるのかもしれませんね。私達の“Wish”シール(名前部分は加工して消してあります)(その3 に つづく・・・)デザインが新しくなったミラコスタの結婚記念日カード(左)と誕生日カード(右)こちらはカードの外側、結婚記念日カード(左) 誕生日カード(右)新デザインのミラコスタ、ルームキー(スペチアーレ&スイート)とケースそして、昨日セイリングデイブッフェで「記念に」といただいた席札など◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 6, 2016
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(前日からつづく)ディズニーシーの片隅で迎えた朝、最初に自然に目が覚めたのは5:10頃でした。ベッドから抜け出して遮光カーテンを開け テラスへの扉を開けてみると、外はまだしーんと静まり返っていて鳥の声だけが盛んに聞こえていました。私はカメラを手に、夫を起こさないようにとリビングルーム側からテラスに出てみました。やや曇りがち、でも今のところお天気は悪くはないようです。タワー・オブ・テラーやSSコロンビア号の向こうに水平線もしっかり見えました。ふと振り向き仰ぐと、窓の上の雨どいのあたりには雀が数羽遊びにきているようでした。朝鳥の声の主は君たちだったのか。早起きなのねえ。私はおそるおそる手すりに寄って(両隣のテラス手すり際にどなたかいらっしゃるかもしれないと思ったので・・)パーク内を見下ろしてみましたが、ここから見える範囲に人影を見つけることはできませんでした。そりゃそうだよね~まだ5:00過ぎだもの。そんなふうに思いつつ、早朝の誰もいないヴェネツィアの風景を私はカメラに収めました。昨日ここから眺めて感心したリストランテ・ディ・カナレットの外壁工事の目隠しの幕も この機会にしっかり撮影させていただきました。いやあ、本当によくできています。昨日の夕方は窓の部分に灯りも見えたんですよ。さて、今日のディズニーシー開園時刻は8:30ですが、私達はディズニーホテル宿泊者が開園15分前に入場できる「ハッピー15エントリー」の制度を利用する予定はありません。夫は確か目覚ましのアラームを7:00前後にセットしていたようなので、もう少し眠ることにしよう と 私はテラスからベッドルームに戻りました。再び目が覚めたのは6:20過ぎ頃でした。私の経験則に基づけば、開園時刻の2時間前を迎えてディズニーシーのパークもそろそろ目覚めるころです。私は今度は躊躇なくベッドから飛び起きてテラスに出ました。外はさきほどの5:00過ぎと同じようにまだ静かなままで鳥の声ばかりが聞こえていましたが、数分後 時刻がちょうど6:30になると、パーク内のBGMが控えめな音量ながらも一斉に流れ始めました。東京ディズニーシーの「きょう」が始まったようです。それからは私は テラスと室内を行ったり来たりしつつ身支度をしました。時折手すりに近づいてパーク内を見下ろすと、このころには各施設に出勤していくキャストさんの姿も見受けられるようになってきました。また7:00近くなってくると パーク内アメリカンウォーターフロント方面からは結構派手なアラーム音とアナウンスが繰り返し聞こえてくるようになりました。どうやら営業開始前の今日この時間帯のパーク内では 災害に備えての避難訓練が行われていたようです。東京ディズニーリゾート内ではほぼ毎週、非常事態に備えてこういった訓練が営業時間前に行われていると聞いていましたが、本当なのですね~。キャストさん達のこんな地道な日々の取り組みが安全安心なパークを作り出しているのだなあ と、頭が下がる思いがしました。7:00を過ぎると、今度は室内ベッドルームで目覚まし時計やスマートフォンのアラームが次々と鳴り始めました。最後に鳴ったミッキーからのモーニングコールを受けて、夫はようやく起きてバスルームへと向かっていきました。夫が朝風呂で目を覚ましているその間に、私は昨日気になっていたのに写真撮るのを忘れていた室内の様子をカメラに収めておくことにました。まずはこれこれ、室内の天井です。ミラコスタの客室は実はどこもこういった折り上げ天井(っていうんですかね?)になっていると思うのですが、テラスルームは小さめの部屋がふたつくっついている形になるので スーペリアルームよりもこの天井が目立つ(目につく)ように思います。改装前はこの部分は白とブルーの二色使いが基本でシンプルだったので目立たなかったのですが、改装後は廻縁がブラウンになり 上がった部分に装飾が加えられ、さらにマーメイドミニー柄のモールまで使われるようになったので、かなり印象的で賑やかになりました。二室が続いているところを見通すと、窓回りの装飾なども加わってこんな可愛らしい感じになります。それでも(昨日も思いましたが)ベッド周りは窓回りと雰囲気をきっちり合わせてあるので、落ち着いた感じがします。スーペリアルーム(ふつうの部屋)もこのお部屋と同じような調子なら、改装後のヴェネツィアサイドの内装、私は結構「好き」だと思います。私達は今までヴェネツィアサイドはテラスルームしか宿泊経験が無いのですが、こんな感じならヴェネツィアのスーペリアルームも今後利用してもいいかな って思いましたよ。そしてそして、壁紙のあちこちにはかなりはっきり分かる形でミッキーが隠れています。(ポルトパラディーゾサイド宿泊時も客室内の壁紙は同じものだったので、おそらく全室共通なんでしょうね~)開園一時間前の7:30になると、パーク内では控えめに流れていたBGMのボリュームがぐんと大きくなり、加えて各種の効果音も聞こえてくるようになりました。こうなってくると、ディズニーシーはもう「パーク内にゲストがいないだけ」で、営業中とほぼ同じ姿です。テラスから眺められる範囲だけでもキャストさんの数もずいぶん増えてきて、テラス真下の運河ではゴンドリエさんの操船練習と航路確認作業も始まっていたようでした。少し遠くのパーク外の方に目を遣ると、ディズニーリゾートラインが軌道を行くのも見えました。「ダッフィー&フレンズ・ライナー」 ですかね~その4分後には、同じ軌道上をブルーの「ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ・ライナー」が滑っていきました。 リゾートラインも既に4分間隔で走ってるのか~ パークエントランスの今日の混雑具合はどんなだろう?朝風呂ですっかり目が覚めた夫と朝のテラスでそんな話をしながらお茶を飲み、私達はお天気予報をチェックしつつ今日の予定を簡単に決めました。―― 館内のゲートが開いたら入園→アクアスフィア前で記念撮影→ベッラヴィスタラウンジで朝食→チェックアウト&再入園→→・・・・ビッグバンドビート??「予定を決めよう」なんて言ってても、まあだいたいいつもこんなもんです。やがて8:20くらいになると、テラスから見えるアメリカンウォーターフロント地区のブロードウェイ通りに ゲストの姿が現れ始めました。(ディズニーホテル宿泊者の入園が始まったようです。)見下ろしたヴェネツィアンゴンドラの乗り場でも、ゴンドリエさん達が着々と営業開始の準備を進めていらっしゃいました。―― ゴンドラ、乗りたいねえ。昨日の午後からこうやって眺めているばっかりで、乗ってないもんねえ・・そういえば、私達 今回のシーではまだひとつもアトラクションに行っていません。あまり待ち時間なく行けるようならゴンドラ行ってもいいかな~ なんてそんな呑気なことを話しながら、私達は8:25頃 ディズニーシー入園のために部屋を出ました。エレベーターで2階ロビーに降り立ったのは8:28くらいだったと思います。今日は連休も狭間の金曜日。ホテルミラコスタ宿泊客専用の入園口も開いてしまったこのタイミングでは、ロビーは静かなものでした。8:30になると、「ホテル&パーク・ゲートウェイ」に続く階段上にいらっしゃったキャストさんが控えめに周囲にゲートオープンの案内をなさり、特に混乱もなく行列することもなく、通行証を持つミラコスタ宿泊客だけが階段の下へと順に通されました。小さな入場ゲートを通ってディズニーシーに入場できたのはおそらく開園時刻から1分も経たないうちだったと思いますが、ミラコスタ通りからピアッツァトポリーノにかけてのあたりには既に一般入場してきたゲストの波が押し寄せていました。朝一番にアクアスフィア前のフォトロケーションで写真撮影したかった私達は、このゲストの波に逆行するように危険を避けて建物沿いやショップの中を選んで進み、ディズニーシープラザに出ました。アクアスフィア前「ウィング・オブ・ウィッシュ号」のフォトロケーション前でのカメラマンキャストさんによる台紙付の有料記念撮影(ディズニー・スナップフォト)は この日は開園時刻から行われていました。(最近はこの撮影サービスが行われる場所や時間も当日オフィシャルサイトで確認することができるようになりました。本当に便利になりました。)私達がその撮影待ちの列に並んだのは開園の3分後くらいで、この時点で私達の前には3~4組ほどの方が並んでいらっしゃいました。ふとアクアスフィアの向こう側のステージを見ると、毎朝恒例の開園セレモニーがまだ続いていて マリタイムバンドが演奏するその前でミッキーとミニーがゲストに愛想をふりまいているようでしたよ。(これは開園時刻から10分ほど続きます。)私達は撮影待ちの列に並んでいる間に、このディズニー・スナップフォトは今日は他にはどこで行われているのだろうか?と思い、オフィシャルサイトをチェックしてみました。と、今日はウォーターフロントパークや「ストームライダー」の前でも行われているとのこと。 ストームライダー前?? なぜ?ディズニーシー開園以来の名物アトラクションだった「ストームライダー」は、いよいよこの5月16日で運営を終えてしまいます。なのでその前に建物を背景に記念写真をお撮りしますよ ということなのでしょうか。「それ、おもしろそうじゃない?あとで行って写真撮ってもらおうよ!」夫がそう言うので、私達の今日の予定には「ストームライダー前で記念撮影」というのがひとつ加わりました。ウィング・オブ・ウィッシュ号の前で撮影を終えて、キャストさんから写真の受取証をいただいたのは8:45くらいだったでしょうか。ベッラヴィスタラウンジでの朝食の時間まで、まだ30分以上の余裕がありました。意外に早く撮影が終わったので「ゴンドラ行ってみよう!ゴンドラ!」という夫の発案で、私達はヴェネツィア方面へ向かうことにしました。ミラコスタ通りを抜けてゴンドラ乗り場前に行ったのは8:50くらい。だいたい5分から10分くらいの待ち時間 とのことでしたので、私達は思い切って列に並びました。昨日チェックインしてお部屋に入ってからずっと眺め続けたゴンドラ乗り場。そのゴンドラ乗り場から宿泊している部屋のテラスを見上げる というのもなかなか面白いものです。小舟に乗せていただけるまで10分弱、それから15分弱の運河の旅を終え、ゴンドリエさんに記念撮影をしていただいてからミラコスタ館内に戻ったのは9:20頃のことでした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 6, 2016
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(・・その4から続く)リストランテ・ディ・カナレットを出て、私達はミラコスタ通りやディズニーシーのパークエントランスあたりを少しお散歩することにしました。とにかく食べ過ぎ、飲み過ぎたので、身体をまっすぐにしてしばらく歩かないともうベテランになった消化器官(?)がどうにもならないなー と思ったからです。運河にかかる橋を渡り ゴンドラ乗り場前からミラコスタ通りに入ると、ライトアップされた天井には「ウィッシュ・クリスタル」を思わせる動く映像が投影されていていました。―― そうか~ ウィッシュ・クリスタルってこんなふうに動くイメージなんだ~ 私はこれを見て 朝方ピアッツァトポリーノで鑑賞したクリスタル・ウィッシュ・ジャーニーのショー中での「クリスタルの使者」さん達の印象的な動きを思い出し、「あの不思議な動きにちょっと似ているなー」と思ってしまいましたよ。ディズニーシープラザでは、アクアスフィアの前の「ウィング・オブ・ウィッシュ号」がこちらもまたきれいにライトアップされ、きらきらと金色に輝いていました。振り返って、ミラコスタ通りの入り口も。誰もがきっと思うことでしょうが、東京ディズニーシーというテーマパークはそれ自体がとても美しい場所です。造作だけをとっても、昼間ももちろんですが日が暮れてからも景色が楽しめるよう照明などが工夫されていて、一年中どんな季節のどんな時間帯に訪れても、どこをどう眺めても見飽ることのない空間になっていると思います。ここに来ると、簡単な小さなカメラしか持たない私達でさえ ついついたくさんシャッターをきってしまうのですから、写真撮影が趣味で良いカメラをお持ちの方などはきっと時間がいくらあっても足りないでしょうね~。美しいディズニーシーの夜を背景に、思い思いに写真撮影する若い方々のグループやご家族連れの様子をそんな思いで眺めつつ。私達はこのあたりで部屋に戻ろうと思い、ミラコスタ通りをピアッツァトポリーノ方面に抜け「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を経て、ホテル館内に入りました。エレベーターに乗り込んで、時計を見ると時刻は19:50過ぎ。もう少しで「ファンタズミック!」が始まる というタイミングだったので、部屋に戻る前にサローネ・デッラミーコに立ち寄ってみました。この時間のサローネには相当数のゲストがいらっしゃったようでしたが、私達と入れ違いに席を立たれた方々もとても多かったです。(出ていかれたのは おそらくご自分のお部屋からファンタズミック!をご覧になりたい方なのだと思います。)20:00直前になってサローネの灯りが落とされようとする頃、ハーバーを望める窓の近くにいらっしゃったのは数名といったところでした。私達は今回は、数時間前クリスタル・ウィッシュ・ジャーニーを見せていただいた美しい大きな窓からではなく案内していただいたテーブルのすぐ前にある細長い窓からショーを観ることにしました。こちらの窓は大きな窓よりも少しだけ奥に位置していますが ハーバーに対する角度はあまり変わりません。ガラス扉もまったく開かないのですが ショーが始まる数分前に来てこれだけ楽しめるなんてじゅうぶん過ぎるくらいですよね。約20分間のショーが終わった時には、真っ暗なサローネからは 「おおー・・」という低い歓声ともため息ともつかぬ声があがりました。灯りが点いた後ふと見ると、あの大きな窓は今回も全開放されておらず20センチほど開けられていただけでしたが、それでも窓辺にいらっしゃる皆さんはとても感激し興奮していらしたようだったので、「ああ 窓が以前のように全て開かなくても皆さんじゅうぶんに楽しんでいらっしゃるんだなあ・・」と私はなぜか安心したのでした。20:30の花火は中止 ということが既にオフィシャルサイトで告知されていましたので、ファンタズミック!終了後はそのままサローネに居続けてお酒をいただいても良かったのですが、テラスからの夜景を眺めたかった私達はいったん部屋に戻ることにしました。パーク営業時間中でないと、美しい夜景を眺めることはできませんからね。静かな廊下を行くと、途中では何台ものルームサービスワゴンと出会いました。テラスルームやスイートルームが集中している5階のこの一角では、お部屋で夕食をとりながらパーク内の景色を楽しみたい、夜のショーを観たい と考えるゲストの方もきっと多いのでしょう。戻り着いた部屋の中は、私達がいない間にターンダウンも終わっていて 今すぐにでもベッドに飛び込んで眠りたくなるような気持ちになりました。こうやってカーテンをしっかり閉めてくださってあると、ベッド周りの装飾がお部屋に溶け込んで本当にいい感じです。そして、サイドテーブルの上には「おやすみなさい」のメッセージカードとこんなタオルアートが置かれていました。実はこれ、こどもの日にちなんだ「兜(かぶと)」だったのですが、最初これを見た時 私はなんだかわからず悩んでしまったんです。「折り紙の兜に似てるなー」とは思ったのですが、ここは天下のディズニーホテルですから、「兜なワケがない。何かディズニーキャラクターに違いない!」と思ってしまったんですよねー。で、私が今まで見たことのあるナプキンやタオルで作られたキャラクターといったら、ミッキー&ミニー、ドナルド&デイジー、チップ&デールくらいだったものですから、「こちらのキャストさん達はまた何か新しいバージョンを生み出したのかな??」と 悩んでしまったというわけなんですが、後ほどサローネにてキャストさんに確認してやはり「兜」だということが判り一件落着したのでした。さて、それではお目当てのテラスからの夜景を楽しみましょう。こちらはテラスから右手方向を見た時の 運河沿いやアメリカンウォーターフロント方面の様子です。ヴェネツィアのテラスルームといえばこれ というお馴染みの夜景ですが、現在はカナレットが外壁工事中のため例の見事な写真転写幕が張られているので いつもよりもやや灯りが少ない気がします。それでも、タワー・オブ・テラーやSSコロンビア号のライトアップは相変わらず美しいし、手前のヴェネツィアの街の灯りが運河の水面に反射してとてもきれいです。(それにしてもこの目隠し用の幕、本当によくできていますよね~)そして、左手方向の夜景はこんな感じ。ゴンドラ乗り場の上の細かい照明や ライトアップされたホテルの建物やプールが幻想的な雰囲気を醸し出していて、こちらもなかなか素敵です。一番奥に見えるのは実はリゾートの敷地外の工場や倉庫の灯りなのですが、それさえもここから眺めると素敵に思えてしまうから不思議です。そのあと30~40分ほど私達は明日に備えて荷物を少し整理して、それから 今日一日の最後の時間をサローネ・デッラミーコで過ごそうとお部屋を出ました。サローネにお邪魔したのは21:30頃で、おそらくこちらの場所が一番混雑する時間帯だったと思います。それでも奥の二人用のテーブルには空きがあったようで すぐに案内していただくことができました。夕食後からの満腹状態が続いていたので「サローネに行っても何もお願いする物がないんじゃないか?」と思っていたのですが、アルコールだけなら意外といただくことができて 私はスパークリングワインを辛口甘口と2杯、夫のほうは期間限定のカクテル「ウィッシング」を2杯いただきました。「ウィッシング(Wishing)」は東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの15周年を記念した綺麗なブルーのシンプルなカクテルでしたよ。一時間ほどサローネにいた私達が部屋に戻ったのは22:30頃。既にディズニーシーのパークは閉園時間を過ぎ、テラスから見下ろしたヴェネツィアの街は人影も少なく静かでした。明日の支度を整え 休む準備をし、再びテラスに出た時にはパーク内の照明の一部は落とされた後でした。さきほど一旦部屋に戻ってゆっくり夜景を眺めておいてよかったなあ・・ と私は思いましたよ。時刻は23:30過ぎ。耳を澄ましてみると、パーク内のどこかから路面を水で洗い流す「ミラコスタで過ごす夜のいつもの音」が聞こえてきましたが、目を凝らしても私のいるテラスからは作業するキャストさんの姿は見つけられませんでした。でも、また明日の朝になったら始まる新しいパークのために夜を徹して黙々と環境を整備する多数のキャストさんがパーク内にいらっしゃるという気配だけは しっかりと感じ取ることができました。さてさて。私も もう眠らなくてはね。今日は一日食べたり飲んだりすることに一生懸命だったので 私達のこの時期の「ホテルミラコスタ&ディズニーシー」に恒例の記念撮影をする暇が無かったんだもの。明日は入園したら まずそれをしなくては。お天気、崩れないといいな・・おやすみなさい。静かなヴェネツィアの夜、今夜も私はよく眠れそうです。(翌日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2016
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(・・その3から続く)サローネにお邪魔してみると、ディズニーシーのパーク内を眺めることのできるあの美しい窓周辺のテーブルには 不思議なことに殆どゲストの姿がありませんでした。キャストさんは、窓辺近くの席に私達を案内してくださると「間もなくパーク内でショーが始まりますので、こちらからぜひご覧ください。」と すすめてくださいました。私達が席から立ちあがり、窓から少し離れて外を眺めていると どうぞ椅子を窓辺に並べて腰掛けていただいて大丈夫ですので と、椅子の移動までしてくださいましたよ。時刻はいつのまにか16:30を過ぎ、メディテレーニアンハーバー水上には「15」のロゴのクリスタルバージが登場し、陸上のステージの上にはMC役のメッセンジャーの方が既にいらっしゃる様子。この時のサローネは、私達の他に数組のゲストがいらっしゃるだけで比較的落ち着いていました。やがてパーク内でショーの音声が高まるころになると、キャストさんがロックを外してショーの音がよく聞こえるように大きなガラスの扉を開けてくださいました。5階の窓辺から眺める「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」は、(この場所から眺めるといつでも何でもそうなのですが)水域全体が一望できて素晴らしかったです。どんな場所でどんなことが起こっているのか、ショーの展開がよくわかります。水面を走り回るジェットスキーの航跡もよく見えて楽しいですね~。ピアッツァトポリーノのステージは遠いのでキャラクターを近くでよく見たい方にはあまり面白みがないのかもしれませんが、たくさんのキャラクターや出演者の皆さんが一緒にダンスする場面は遠くから見ていても綺麗でしたし楽しかったですよ。ハーバーの上空を飛び回る凧も、まるで目の前で舞っているようでした。ところで、ショーが終了して我に返ってふと気づいたことがあります。それは、この大きな窓の解放具合(?)です。サローネのこの窓、以前は確か(少なくとも昨年同時期は確かに)ショー開催時は90度近くまで開けてほぼ全開放にしてくださっていたのですが。今日は、ショーが終わってからよくよく確かめると こんな感じでした。これでも普通の客室の窓の3倍くらいの解放幅はあるでしょうかね~。(ちなみに全開放していた時の様子はこちらの日記の写真が参考になるかと思います。)ショーを観ている間は全く気が付かなかったので、ガラス窓があっても鑑賞にはそんなに差し支えないのでしょう。このサローネの大きな窓には 高さ1mほどの手すりがあって奥行きの幅が50cm以上あろうかという立派な飾りバルコニーが付いていますし、今まではショー開催中にそばにキャストさんが付いていてくださったので「全開放にしても危険はない」との判断だったのかもしれません。が、ここ数年のさまざまな状況の変化で、やはり 「ホテルの5階の窓をお客様がいる状態の時に完全に開けるのは安全確保の面で不安がある」 ということになったのかもしれませんね。(というか、こうなってみると今まで全開放だったのが「すごい!」というか、奇跡のように思えてきますよね~~。)この件については私はキャストさんに直接確認していないので実際のところは(毎回これくらいの開け方なのかどうか)わからないのですが、「まずはゲストの安全第一」という考え方は きっと舞浜の全施設に共通なのだと思いますよ~。クリスタル・ウィッシュ・ジャーニーが終了して17:00になるとサローネ・デッラミーコはアルコール提供時間帯に入りましたが、私達はパーク内のレストランで夕食の予定があったので席を立ち、エレベーターで階下に向かい、1階の「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からディズニーシーに再入園しました。夕食に向かう前にまず私達はショー抽選所「ビリエッテリーア」に立ち寄りました。お昼頃に先着順自由席である2階席から鑑賞したのでふーっと忘れていましたが、今日はまだビッグバンドビートの1階席の座席抽選に挑んでいなかったのです。この時点で抽選可能だったのは「18:00」と「19:30」の2回分だけで、このあとすぐに夕食の予約時刻がやってくることを考えると、私達には最終回の19:30しか選択の余地がありませんでした。しょうがない。当たったらそれはそれでいいし、外れたら時間を気にせずのんびり夕食をとることができるんだからそれもいいし。もういいじゃない 気楽に抽選すれば。・・・なーんて言いながらちょっと投げやりな感じで抽選ボタンを押すと、結果は案の定「はずれてしまいました」でした。ダメですねー こんなんじゃ。やっぱり「当選したい!ショーが観たい!」という強い願い(ウィッシュ)をこめて挑まないと、未来は開けないのかもしれません。では気を取り直して 夕食に向かいましょう。本日の夕食、PS(プライオリティーシーティング)をいれてあるのは、夫の大、大、大好きな「リストランテ・ディ・カナレット」です。この日記の中でも過去何度も書いているので再度述べるのもなんなのですが、「カナレット」という言葉はわが夫の脳内では=(イコール)「テラス席」という言葉に変換されます。夫は今日もお店に向かいながら(というか、カナレットで食事することが決まった時からずっと)「あの店行ったらテラス席でピッツァ食べたい」と繰り返し言っていました。実は「リストランテ・ディ・カナレット」は昨年末にグランドメニューが大幅に変わり、コース料理中心のレストランになってしまってピッツァ単品での注文ができなくなってしまったのですが、それでも夫の「テラス席でピッツァ食べたい」という気持ちは変わることはありませんでした。(コースの中に一応「ピッツァ」が組み込まれていますのでね~。)で、ついさっきビッグバンドビートの抽選に外れたこともものともせず、予約時刻ちょっと前に意気揚々と夫は「リストランテ・ディ・カナレット」の店頭を訪れ キャストさんに名前を告げたわけです。と、キャストさんは名前と時刻を確認して、「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」と私達を店内へ案内しようとしました。ですが ・・・あれ?なんかいつもと違う。いつもならここで「屋内のお席と屋外のお席がありますが、どちらがご希望ですか?」と聞いてくださるはずなのに、今日はその問いかけがありません。あら、どうしよう。私がそう思うとほぼ同時に、夫が口を開きました。「テラス席がいいんですけれど 」と。すると店頭にいらした二人のキャストさんが急に黙り込んでしまわれたので、私は「ひょっとしてテラス満席なんじゃないの?」と思って様子をうかがってみたのですが、この時間なんとテラスには一組もゲストの姿はありません。やがて 少々戸惑った表情のキャストさんの口をついて出た言葉は、「・・ただ今テラスには西陽が差し込んでいてまぶしいですし、風の影響も受けますのであまりおすすめはできないのですが。小さな虫も飛んでおりますし。そういったことを了承していただけるなら確認して参りますが・・」というものでした。「かまいません。僕はこのお店のテラスで食事がしたいです。」夫は当然そう答え、キャストさんは私達をウェイティングエリアへと案内した後 テラス使用の確認をしに奥へと消えていきました。が、この時点で大人である私達にはなんとなく ―― 事情はよくわからないけれど、今 このお店はテラス席を使用したくないらしい。自分たちはこの店に対して「無理」を言っているのではないか? ――ということが判ってきていました。どうしよう。テラス席ダメです って言われたら、夫はきっとこの店での食事そのものを断って 店を出てしまうだろうな・・(だって夫の脳内では テラス席=カナレット なんですから・・)そんなふうにぼんやり思っていたら、「お席の準備ができました。テラスへご案内します。」と、キャストさんがやってきました。ホッとしました。それからの私達は、以前と同じように、「リストランテ・ディ・カナレット」のテラス席で ピッツァを含んだディナーコースをお願いして 楽しい食事を繰り広げました。テラスに通されてわかったことですが、今現在のカナレットの屋外席は外壁塗装工事のためにごく一部しか使用できなくなっているようです。(数えてみたところ、今日は七テーブルしか使えていないようでした。)そして、テーブルを担当してくださった若い可愛らしいキャストさんによれば、この4月15日からPS制度が変わったことにより「全てのテーブルサービスレストランで『席が空くまでゲストにお待ちいただく』ということが不可能になった」とのことで、その縛りがあるためにカナレットではゲストに対して席の希望を聞かなくなったのだ ということがわかりました。(席の希望を聞いてしまったら、希望の場所に空きがない場合お待ちいただくことになってしまうので・・ということらしいです。)なので、訪ねたその時に空きさえあれば、屋外の席であろうと屋内の席であろうと希望を告げれば多少考慮はしていただけるようです。(あくまで今日の時点では ですが。)決して テラスの席を使いたくなかった というわけではないのですね~そんなふうに疑って申し訳なかったなーと思いましたよ。(とはいえ、テラスを使用して営業するには新たな担当人員が最低一人は必要になるわけですし、準備もしなければならないのですから、お店の方々に余計なお手間をかけさせてしまったことは間違いないんじゃないかと思います。ほんとうに、夫の望みをかなえてくださってありがとうございます。いくらお礼を言っても言い足りないくらいです。)その後は。PS制度が急に変わってキャストさん達もずいぶん戸惑っている というお話やら、昨年末の突然のメニュー変更で混乱したお話やら、このお店が取り上げられたTV番組が大反響を呼び 放送翌日から大行列でそれはそれは大変だった というお話やら・・キャストさんが笑顔とともに披露してくださるエピソードにも時折耳を傾けつつ、私達は楽しい時間を過ごしました。15周年のハーフボトルワインも、白、赤、といただきました。ただ一つ心残りは、ドルチェをつけなかったにもかかわらず、ディナーコースのお料理二人前を食べきれなかったこと。やはり私達くらいの年齢の者にはこのお店のコース料理は量が多すぎるのかもしれません。もう少し軽めに、コースは一人分にして それにアラカルトの前菜を付けて二人で分けていただくくらいでちょうどいいのかもしれないなー と思いましたよ。私達が席を立ったのは日もすっかり暮れた19:00を過ぎたころ。日没前にはこの場所には私達しかいなかったというのに、ふと周りを見るとランプの灯りが点った運河沿いのテラス席にはいつの間にか数組のゲストが着席していて、みな楽しそうに時を過ごしていらっしゃるようでした。(その5 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2016
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(・・その2から続く)東京ディズニーシーとホテルミラコスタをつなぐ「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からホテル館内に入り、エレベーターで5階に上がってすぐの場所にある「サローネ・デッラミーコ」を訪れたのは15:00を少し過ぎた頃でした。今日宿泊するのは、例によって総合予約センター風にいうと スペチアーレ&スイート ヴェネツィアサイドのテラスルーム となるので、2階のレセプションではなく5階のサローネでチェックインです。チェックインのピーク時間だったので当然のことながらサローネはとても混んでいましたが 空席はいくつかあり、私達はキャストさんの案内でパーク内が眺められる窓の近くのテーブルに落ち着きました。こちらでのウェルカムドリンクは数年前から提供方法が変更になり 現在は壁際のカウンターから自由に飲み物をいただくスタイルになっていて、今日はちょっとみたところそこには冷たい飲み物ばかりが並んでいるようでした。「温かいお飲み物はキャストにお申し付けください」とのことでしたので、私達はセルフサービスで美味しいお水をいただいたあと温かいコーヒーを用意していただいて、チェックインの順番が来るのをのんびり待つことにしました。が、意外に早く物事は進んだようで それから10分と経たないうちにキャストさんがテーブルまで迎えにいらっしゃいました。そして夫がひとりで手続きを済ませて、ホテルが用意してくださった結婚記念日のお祝いのカードやら私の誕生祝いのカードやらを手に席に戻るとまもなく「お部屋にご案内を」と先ほどとは別の女性キャストさんが私達のもとにいらしたので、私達はキャストさんとともにサローネを出てヴェネツィアサイドに向かい、比較的サローネから近い本日のお部屋に入りました。15:30頃のことでした。この「ヴェネツィアサイドのテラスルーム」というのはホテルミラコスタには全部で5室あり、室内の間取りや内装は皆同じですがテラスの造りが5室それぞれで異なり、また部屋の位置によってテラスから眺められる景色も少しずつ違ってきます。私達はこのタイプのお部屋には今まで二回ほど宿泊したことがあるので「今回の部屋位置はどこだろう?」と思っていたのですが、案内されたのは ちょうどディズニーシーが開園10周年のイベントを執り行っていた時の2011年に宿泊したのと同じお部屋でした。しかし。ホテルミラコスタは皆さんご存知のように去年から今年にかけて全客室を改装したので、以前宿泊したのと同じ部屋とはいえ、足を踏み入れてみるとそこは全く別のお部屋のように思われましたよ~。また、今回の改装でサイドごとにテーマの異なる内装になったので、前回(三ヶ月ほど前)宿泊した改装後のポルトパラディーゾサイド客室とはまた雰囲気が違っていて新鮮でした。お部屋に入ってすぐにリビングルーム側の扉を開けてテラスに出てみると、石造り風の手すり越しに申し分のない青空を背景に、SSコロンビア号とタワーオブテラーの建物が見えていました。そして、ディズニーシー内のアメリカンウォーターフロント地区のキャストさん達がいつも茶目っ気たっぷりに「こちらが大西洋です!」と紹介してくださる 本物の「海」も。(もちろん実のところは東京湾ですけれどね!)このお部屋、テラスの左側(リビングルーム側)には凝ったデザインの屋根と手すりがついていて、室内から景色を眺めようとすると少し邪魔なようにも感じますが テラスに出てみるととても素敵な雰囲気です。そういえば5年前このお部屋に宿泊した時はお天気が悪くて、テラスのこの屋根下の部分で雨を避けながらパークの景色を眺めたり写真撮ったりしたっけね~・・なんて思い出話をしながら、私達はキャストさんのおすすめに従ってテラスで何枚か記念写真を撮っていただきました。ポルトパラディーゾサイドであれヴェネツィアサイドであれ テラスルームに宿泊した際のこの「テラスでの記念撮影」は、毎回まるで決まったことのようにキャストさん達がすすめてくださるためにチャンスを逸することがなく、とてもありがたいと思っています。せっかく外に出られる貴重なお部屋に泊まるのですから、ディズニーシーのパークを背景に二人一緒に写った写真を残しておきたいですものね~。(これはテラスにて、ベッドルーム側からリビングルーム側の屋根下部分を眺めたところです)(反対に、リビングルーム側からベッドルーム側を眺めるとこんな感じ)ホテルに宿泊しているというよりは、時間を遡ったヴェネツィアの街に住んでいるような気持ちになりますよね。ポルトパラディーゾサイドのテラスルームと違ってパーク内からの視線もあまり気になりませんし、このタイプのお部屋のテラスはとにかく静かで居心地が良いです。お部屋に案内してくださったキャストさんが去った後、私達は本格的に このリニューアル後のヴェネツィアサイド・テラスルームのあちこちを観察して回りました。(リニューアル前のヴェネツィアサイド・テラスルームの内装は、別のお部屋になりますが こちらの日記が参考になるかと思います。)まずはお部屋の入り口のドアから近いリビングルーム側ですが、目を引くのはやはり 新しくなった照明スタンドやソファーなどの家具です。ポルトパラディーゾサイドのお部屋ではソファーが赤くて(ワインレッド っていうんですかね!)飛び上がるほどびっくりしたのですが、こちらのお部屋は落ち着いた色使いでした。クッションはグリーンですが この「グリーン」はどうもヴェネツィアサイド客室の内装においては重要な色のようです。それから、私がとても心ひかれたのが 冒険の旅をテーマとするホテルにぴったりのこの椅子。背部分の裏側に地図がデザインされています。テーブルは以前は楕円形でしたが、長方形のものになっていました。(テラスルーム全室これでしょうか?以前はサイドの別なく同じものでしたが・・)タペストリーの絵柄も、ポルトパラディーゾサイドのお部屋のとは違いますね~。さて、次はベッドルーム。窓辺のカーテンとベッド周りの部分の装飾が統一されているので、とても落ち着いた雰囲気です。(カーテンの柄そのものはたぶんポルトパラディーゾサイドも同じだったように思います。)印象的なのはこのヘッドボード。ヴェネツィアの運河の街が寄木細工風に描かれています。ベッドスローはおそらくポルトパラディーゾサイドと共通だと思いますが、ヴェネツィアサイドの客室ではその色調が内装にとてもよく馴染んでいるので、キャラクターが大きく描かれているわりには騒がしい感じがなくて良いですね。ベッドの両側のサイドテーブルは、ポルトパラディーゾサイドとは違ったデザインのものでした。格子がはまっているドアはバスルームへの扉ですが、スーペリアルームのそれとは違いミッキーマウスの姿は無く スペチアーレ&スイートらしい落ち着いた雰囲気になっています。テラスルームのバスルームは洗面台とバスタブとシャワーブースが一体となっているタイプで、気を許すとバスルーム中がびしょ濡れになってしまいがちなので「それでもスーペリアルームと同じようにスツール置いてあるんだろうか??」と思っていたのですが、ちゃんと設置されていました。可動式の手鏡もありましたよ。アメニティ―は開業15周年の特別デザインのものになっていました。ところで、今回チェックインしてお部屋に入った後に結構時間をかけて室内をじっくり観察したり写真を撮ったりできたのには、ちょっと理由があります。毎年この時期ここに宿泊する際に、過去十年以上に渡って続けてきた「結婚記念日のお祝い」の手配を 今年は夫がとりやめたので時間の余裕が生まれたのです。客室で記念日を祝いたいならばホテルが公式に謳っているサービスを利用すれば済むことです。が、夫にはいろいろとこだわりがあるために「決まりきった方法ではなく公式以外の方法で、且つマナーにもルールにも反せず自分の意に沿うようにお祝いしよう」とすると 毎年ホテルキャストの皆さんの手をいろいろ煩わせなければならなくなってしまうのです。そのことについて それはいったい是なのか否なのか と 何かにつけ考えるところがここ数年 夫にはあったようです。「今年はお祝いの手配はしないことに決めたよ」と随分前に私は聞かされていましたので、がっかりするとかは無かったのですが(オチェーアノでも自宅でも「お祝い」はしましたしね~)、常日頃から他人とコミュニケーションを取ることが好きでイベント好きである夫がこんなふうに決断した経緯を思うと、東京ディズニーリゾートを訪れる一ゲストとしてのホテルやパークとの距離の取り方の難しさについて あらためて考えずにはいられませんでしたよ。さて。せっかく客室での自分たちの結婚記念日祝いをやめたことで新たな時間を生み出せたのだから、ディズニーシーの15周年をしっかりパークでお祝いしたいものです。時刻は16:15過ぎ。まもなくパーク内では15周年のショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」の本日三回目公演が始まるころですが、私達の本日の部屋はヴェネツィアサイドですから当然パーク内メディテレーニアンハーバーは望めません。それではサローネ・デッラミーコにちょっと行ってみて 混み合っていないようだったら雰囲気だけでいいからクリスタル・ウィッシュ・ジャーニーを観せていただこう と思い立ち、私達は部屋を出ました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2016
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(・・その1から続く)東京ディズニーシー15周年の特別なショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」をパーク内のショー鑑賞エリアで観るのは、私はこれが初めてです。(オチェーアノのテラスから全体を眺めた時の日記は こちら )10:30になると、ピアッツァトポリーノのステージ上にはMC役のメッセンジャー「クリスタルレッド」と名乗る男性が現れました。彼の説明によれば、ハーバー周り三ケ所に用意されたこのクリスタルにはそれぞれ意味があり、またこのクリスタルを輝かせるためにはみんなの「願い」が必要だとのことで、ピアッツァトポリーノでは(おそらくほかのショーエリアでも)クリスタルに願いを届かせるための「ウィッシュダンス」の練習がいきなり始まりました。唐突な感じではありましたが、考えてみればディズニーシー10周年のショー「ビー・マジカル!」の時も同じようにキャストさん(役の方)のダンスレクチャーからショーが始まりましたし、2周年の時のパレードもこうやって皆でお祝いダンスを練習した記憶があるので、今やこの地でのアニバーサリーイヤーのショーにはこういう要素は欠かせなくなっているのかもしれませんね。ダンスの練習が終わると、音楽の高まりとともにハーバーには三艘の船が 青、赤、緑の順に姿を現し、水域をぐるっと一周した後それぞれの持ち場で停止しました。それぞれの船はキャラクター達を乗せ、青い船はリドアイルに、赤い船はピアッツァトポリーノに、緑の船はザンビーニブラザーズリストランテ前にやってきたのは良いのだけれど・・なんと一行は「どこへ向かっているのかわからない」、出航したのはいいけれど旅の目的地がわからないのだ と言うのです。その答えは一人一人が持っているクリスタルに隠されているよ というメッセンジャーの言葉に導かれ、キャラクター達は船を降りて陸上に。ピアッツァトポリーノのステージ上でクリスタルに触れたミニーは、赤いクリスタルに「愛」という自分の願いが込められていることに気付きます。その後、続々と現れる多数のクリスタルの使者とともに、キャラクター達はそれぞれ自分の願いが何なのかをディズニー音楽にのせてゲストに紹介してくれました。さらに、自分のクリスタルが透明なのは青赤緑のクリスタルの輝きが集約されているからだ と気づいたミッキーも、メッセンジャーの助言を受けて仲間たちやゲストのさまざまな願いを集めてクリスタルを輝かせよう と 船から陸地へとおりてきます。そしてここで さきほど練習した「ウィッシュダンス」の出番がようやくやってきます。―― 願いとは心の道標、みんなの願いを集めればどんな困難な旅だって乗り越えられる ―― と仰るメッセンジャーのクリスタルレッド氏。彼の言うとおりにゲストも一緒にクリスタルに願いをこめると・・みんなの願いは光となって船にも届き、船に搭載されている大きな羅針盤がキラキラと輝き始めます。5色の凧も空を舞い、いよいよ旅立ちの準備が整いそうです。一足先に船に乗り込んだメッセンジャーが大きな羅針盤の中心にクリスタルをはめ込むと、針がゆっくりと動き始めます。これでもう旅の途中で迷うこともなさそうですね。やがてキャラクター達は再び船に乗り込み、15年間の思いやハーバーを囲んだみんなの願いを胸に 未来へと旅立っていきました。東京ディズニーシー15周年のイベントタイトルは“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”。キャッチコピーの「きらめく海へ!」という言葉と旅の行く先を指差すポーズのミッキーの姿が、舞浜には溢れています。公式の印刷物やオフィシャルサイトによれば、今回ここでいうウィッシュ(願い)とは「未来を思い描いてワクワクする気持ち」ということだそうで、初めてこの説明に触れた時わたしは 「このご時世に、未来~ミライ~ と無邪気に言われても、果たしてパークにやってくるさまざまな人達の心に響くんだろうか?」 とちょっと思いました。ですが、「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」のショーの中では「願い」とは明日を生きるための 前に向かうための原動力なのだ というメッセージが強く打ち出されており、また この大きなクリスタルは「15年間の願いや思い出の結晶」であるという言葉や、ミッキーが旅を「始めたい」と言わず「続けたい」と語るなど、私達の向かおうとしている「未来」とは思い出や過去の記憶があって初めて生まれるものだということもうっすらとですが描かれ謳われており、私は少しホッとしたのでした。クリスタルの使者たちもキャラクター達も全てがハーバーから姿を消して ショーが終了すると時刻はちょうど11:00。それからの私達はショーエリアを離れ、アメリカンウォーターフロント方面への坂を上ってブロードウェイミュージックシアターへと向かいました。もちろん、4月15日から上演が始まった リニューアルされた「ビッグバンドビート」初回を観たかったからです。この「ビッグバンドビート」、以前は毎日初回公演だけは座席抽選の対象外だったので 先着順で自由に鑑賞することができました。しかし数か月前からちょっと制度が変わり、会場内の1階席は初回公演から全て抽選の対象になり、先着順で観られるのは各回の2階席のみになりました。(抽選に当たらないと1階席でショーを観ることはできなくなりました。)なので私達が目指しているのは初回公演の「2階席」への入場です。まだ今日はショーの座席抽選には挑んでいないので、抽選してから(はずれてから?)行けばいいんじゃないか? とも思ったのですが、かなりショー内容が変わったと噂で聞いていたので「2階席でもなんでもとりあえずこの目で早く見てみたい」という思いの方が私達の中では勝ったわけです。本日の初回公演は13:00スタートですが、シアター入り口に行ってみるとこの時間(11:10くらい)、初回の2階席入場待ち列には30~40人の方が既に並んでいらっしゃいました。たぶん2階席は300ちょっとくらいの席数だと思うので、このぶんだとまだしばらくの間は土曜日曜などは早めに来ないと「2階席にすら入れなかった」ということになりかねないようです。さて、列内で数十分待って12:30を過ぎたころに、2階席への案内は始まりました。(2階席へは階段を使って上がるので、案内は全員一度にではなく20~30人くらいずつ数回に分けて 時間をかけて行われます。)私達は中央ブロックを選んで着席しましたが、リニューアルでショーの上演をお休みしている間にシアターの客席のシートが全て新しいものに取り換えられたようで、座席が以前よりもやや高くなり座り心地も良くなっていたので驚きましたよ。13:00になって始まったリニューアル版「ビッグバンドビート」は、オープニングとエンディングを除いてほぼ全ての曲目が入れ替わっていましたが、楽しさは相変わらずでした。以前はキャラクター出演パートが真ん中に挟まれている「なんとなく3部構成」だったように思うのですが、リニューアル版ではそのパートごとの断絶感がなくなったように思います。最初から最後まで生歌や生演奏が切れ目なく続くので「ライブ感」が増したように思いましたよ。(そして個人的には、じっと座って鑑賞しているのがもったいないような、大人がアルコール片手に一緒に歌ったり踊ったりしたくなるようなエンターテイメントに様変わりしたな~と思いました。逆にいうと、小さなお子さんなどキャラクターの出演場面をじっと見ていたタイプの方は ひょっとしたら楽しむのに努力が必要なショーかもしれません。)ビッグバンドビート終了後は、ウォーターフロントパークを突っ切ってPS(プライオリティ―シーティング)をお願いしてあった「セイリングデイ・ブッフェ」へ。普段からブッフェ形式を少し苦手にしている私ですが、今回あえてここへやってきたのはこのお店で「15周年記念ラベルワイン」を扱っているからです。特に15周年の「スパークリングワイン」についてはパーク内で取り扱いのあるレストランがこのお店含め4店舗しかないので、まずはその「スパークリングワイン」をいただくことにしました。オフィシャルサイトで写真を見た時にその色に大変驚きましたが、写真の通りの綺麗なブルーで二度びっくりしましたよ~グラスに注いでも、当然ながら青いです。味は、私はほんのり甘く感じました。原材料として葡萄の他に日向夏も使われているそうで、柑橘系の爽やかな香りも感じられました。ワインについてくる青いリボンのメダルはお持ち帰りができ、また、ビンは持ち帰ることはできませんが キャストさんにお願いすればラベル(エチケット)をはがして持ち帰ることができます。(あくまでも本日の段階では、です。今後も対応していただけるかどうか、他のお店でも対応していただけるかどうか は不明です。)セイリングデイ・ブッフェは店内にも15周年の飾りつけが施されていました。このお店は90分の時間制限があるのですが、ホテルへのチェックインが控えていた私達は食事を70分ほどで切り上げて席を立ちました。それでもかなり「おなかいっぱい」になってしまい、やっぱり私達の年齢ではもうブッフェは難しいのかな~と思わずにはいられませんでした。(でも、量の関係で食べられなかったお料理が多いので、15周年の間にもう一度くらい訪れたいものだ と正直思いましたよ~)お店を出たのが14:50くらい。その後私達はウォーターフロントパークの15周年の飾りつけやクリスタルポイントなどを冷やかしつつ、メディテレーニアンハーバーに出てチェックインのためにホテルミラコスタに向かいました。午前中の数時間を過ごしたピアッツァトポリーノに戻り着いたのは 15:00になるほんの少し前のことでした。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2016
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世間でいうところのゴールデンウィーク終盤。我が家は今年はこのタイミングで ディズニーシーとホテルミラコスタでの一泊二日を過ごすことになりました。毎年恒例の 結婚記念日のお祝いを兼ねてのお出かけ ではありますが、ここ最近舞浜を訪れる機会がぐっと減ってしまっているので 今回は自分たちの記念日よりもどちらかといえばディズニーシーの開園15周年をお祝いする方に重きが置かれそうな予感です。さて 暦通りであれば三連休の最終日、明日は平日なので学校やお仕事が控えていらっしゃる方も多いはずの5月5日の朝6:30前頃、私達は車で舞浜に到着しました。いいお天気です。道中は交通量もそんなに多くなく順調でしたが、ホテルミラコスタのゲートを入り車路を上がると ホテルの正面玄関車寄せは今朝は結構な賑わいぶりでした。一応は三連休最終日なので 今日あたりはミラコスタも空いてるんじゃないかな~ なんて思っていた私は、まだ6時半だというのに人の出入りの多いホテルエントランスの様子を見て少々びっくりしましたよ。いつものようにキャストさんに荷物を委ね、駐車場から戻ってくる夫を待つためにロビーに足を踏み入れた私はここでさらにびっくり。予想外に人であふれていたのです。(よくよく考えてみれば、連休最終日までリゾート内に滞在しようというゲストが多ければ最終日の朝のホテルに人が多いのは当たり前のことなんですけれどね~)レセプションにはチェックアウトのためなのかプリチェックインのためなのかわかりませんが長い列ができていましたし、反対側のレストラン入り口あたりにも ちょうど朝食時間帯に当たっていたせいか多くのゲストの姿がありました。ロビーのあちこちに設置されたソファーも椅子も殆どが埋まっていて気軽に腰掛けられる場所を見つけられそうもなかったので、私はホテル&パーク・ゲートウェイへ続く階段の降り口へ行って、ディズニーシーの様子を眺めてみることにしました。と、こちらの場所もなんだかいつもと様子が違います。開園時刻前なのでロープが設置され通行が止められている階段上のスペースに、カメラを持ったゲストの方が数名いらっしゃるのです。なになに?・・と思ってディズニーシーのパーク内に目を遣ると、ブルーのTシャツ姿のゲストが大勢 ピアッツァトポリーノにいるのが見えました。そうでしたそうでした。今日は「こどもの日」、東京ディズニーシー初となる パーク内を親子で走るイベント「ディズニー・ファン・アンド・ラン」が営業時間の前に開催される日です。ホテル前の広場ピアッツァトポリーノでは7:00過ぎからステージを使ってのスタートセレモニーも行われるとのことですので、ひょっとしたらこの場所からその貴重なイベントの様子がちょっとだけ見えるのかもしれませんね。―― ところで 駐車場まで車を運転していった夫、いつもならとっくに戻ってくる頃なのですが・・今日はまだ戻ってきません。そろそろ夫が姿を見せるはずなんだけどなあ と思い、駐車場に続く廊下の方へ行ってみたのですが、気配もありません。この時、時刻は6:40。おかしいなあ。私がパーク内を眺めている間にロビーを素通りして、パークエントランス・ノースの入場口まで先に行っちゃったのかしらん?・・と思っていたら、夫から電話がかかってきました。今朝は駐車場がとても混んでいて 平面部分になかなか空きを見つけられなくて停めるまでに時間がかかってしまったのだそうです。僕はこれから直接パークエントランス・ノースへ向かうからあなたも向かってください、もし先に入場待ち列についたら並んでてください、と夫が言うので、私はホテルの玄関を出てパークエントランス・ノースへ向かうことにしました。そして、ひとりでチケットブース脇の階段を下りてみると。ホテルキャストさんが高く掲げる「ミラコスタ宿泊者専用エントランス待ち列最後尾」の看板はこの時間(6:45くらい)既に遠くのバスターミナル方面まで行ってしまっているようで、私はここでまた驚いてしまいました。列の最後尾に到着する寸前に夫が追いついてきてくれたので私達は二人そろって列に並ぶことができましたが、その位置はバスターミナルのほんのちょっと手前。私達の後ろに数組が並んだところで列は折り返したようでした。ですが、どんどん伸びていくホテルミラコスタ宿泊ゲストの列に比べると今朝の一般ゲストの出足はどちらかと言えば鈍いようで、ざっと見てごく普通の日曜日よりもさらに少ないかな~ といった感じがしました。やっぱり連休ですもの、今日のパークは日帰りゲストよりも宿泊ゲストの方が多数を占めるのかもしれませんね。本日、ディズニーシーの一般開園時刻は8:30、ミラコスタ含めディズニーホテル宿泊客が入園できるのはその15分前の8:15です。かなり余裕を持って作られていたミラコスタ宿泊ゲストの列に対して「列が前方に動くのでご準備を」という案内があったのは7:50頃。その後すぐに列は動き出し、チケットブースの屋根下での宿泊確認と手荷物検査を経て 私達は8:00前ごろには入場ゲート前のエリア中ほどに落ち着きました。 8:15になると、特に目立った案内も混乱もなく宿泊者専用の入場ゲートがオープン。そんなに前の方に並んでいたわけではない私達でしたが、3分かからないうちに入場することができ、今日はディズニーシープラザをかすめてまっすぐミラコスタ通りへ。ミラコスタ通り周辺の「15」のマークのデコレーションには心惹かれるものがありましたが、ここはひとまず仰ぎ見るだけにとどめて、10:30からメディテレーニアンハーバーで行われる本日一回目の「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」を鑑賞エリア内で観るために、私達はピアッツァトポリーノへと向かいました。そして辿り着いたのは こんな場所。側面立ち見エリアの最前列です。今日はここから「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」を観ようと思います。(昨年同時期も同じような場所から「ファッショナブル・イースター」を観ました。 こちら その時に撮った写真が今回とほぼ同じで、思わず笑ってしまいましたよ~)観賞場所を確保した後は広場で出迎えてくれていたキャラクター達にご挨拶。ピアッツァトポリーノにホテル宿泊者しかいないこの十数分間は キャラクター達もとても自由です。ショー鑑賞場所を確保しているゲストは基本的にその場を離れることができないのを知っているのか、今日は彼らの方から立ち見エリアの近くまで寄ってきてくれたりして面白かったですよ。いたずらっ子のチップ&デールなんかは 私達ゲストに紛れてショー鑑賞エリアで場所を確保するそぶりを見せ、キャストさんに 「ダメでしょ! キミたちはこれからこのショーに出るんでしょ!」って指摘されて頭をかいていましたよ~。その後は「人の少ない今のうちに」と ハーバー周辺の15周年を撮影するために夫を鑑賞エリアに残して私だけひとりでお出かけ。カフェ・ポルトフィーノは開店前なので、外から見える範囲だけ。こちらはマーチャント・オブ・ヴェニス・コンフェクションからヴェネツィアン・カーニバル・マーケットの前あたり。正式な開園時刻の8:30からしばらくの間は二人で一緒に鑑賞エリアに留まって様子を見ていましたが、今朝のピアッツァトポリーノについては座り見も立ち見も埋まり方は穏やかでした。(ショー開始一時間前まで座り見エリアを案内していました。)一般入場ゲートが開いてすぐに入園してくるゲストの中には随分と急いだ様子の方も時折見受けられます。以前はこういったゲストにもキャストさんは笑顔で「ゆっくり進んでくださいね~」と声をかけるだけだったのですが、今日のミラコスタ通りからピアッツァトポリーノにかけての辺りでは はたから見ていても「明らかに危険」と思われるような行動をするゲストには私服のキャストさんが直接きちんと対面で厳しく声をかけて止めていらしたので、ご苦労なことだなあ・・と心底思いましたよ。周囲が落ち着いた8:50過ぎになって、私達はお手洗いやお買い物をしに交替で出かけることにしました。出かける際には再び 周辺の「15周年」を眺めてきました。こちらはミラコスタ通りの中。こちらはディズニーシープラザのアクアスフィア前に出現した夢の帆船「ウィング・オブ・ウィッシュ号」です。この帆船、実際に見ると とっても大きいです。キャラクター達もみんな乗っています。船首にいて船の向かう先を指差しているのは、もちろんミッキー。ディズニーシープラザからミラコスタ通り入り口にかけて。今回のこのあたりの飾り付けは、色合いのせいか色数を抑えているせいか とても落ち着いていて格調高い印象を受けます。ミラコスタ通り入り口の上。「15」の文字をまあるく囲むように「TOKYO DISNEYSEA」の文字が配置されているのがわかって嬉しかったです。9:30を過ぎた頃からは、私達は確保した観賞場所にふたりそろっていられるよう努めました。ショー開始の15分前を知らせるアナウンスがハーバーに流れてから数分後には、キャストさんから立ち見エリアにいたゲストに対して「立ち上がるように」との指示がありました。ステージ上にはこれから始まるショーの鍵となる「クリスタル」もいつのまにか用意され、準備は万端です。さあ いよいよです。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2016
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(・・その2から続く)ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを背景に写真を撮って テラスから室内の席に戻り、私達のお祝いの食事はようやく始まりました。今回のオチェーアノの季節のランチコースは久しぶりにお皿の数が5つで、ここしばらく続いた「メインは魚・肉の二種類から選択」という内容ではなく「お魚もお肉も楽しめるコース」になっています。美味しいものを少しずつ何種類も食べたい人には嬉しい内容ですよね。シャンパンをキャストさんに開けていただいた後、まず最初にテーブルにやってきた前菜。少し炙ってある桜マスのマリネしたものの上にたっぷりの緑の野菜が添えてあり、まるで春のお庭のようです。左上の小さなトマトのように見えるのは「トマトのババロア仕立て」。次はポロネギのスープ。写真ではわかりませんが、貝とグリーンピースがたっぷり入っています。このグリーンピースがとても美味しくて、まさに春の味でした。お魚のお皿は真鯛のポワレと 左側の丸いのは桜エビを衣にして揚げてあるコロッケです。真鯛は表面がカリッとしていて中はふんわり、コロッケは「これでもか!」というくらい桜海老風味で 両方とも好きでした。お肉は王道、牛フィレのグリルです。添えてあるふきのとうのディップもタケノコも 春の味と香りがしました。デザートのお皿にはなんと「ホテルミラコスタ」の名前のロゴが登場。もうこれだけで感涙ものでした。本当に、15年経つのですね。あたりまえのことなのですが、15年って結構膨大な時間だよな~ 私達もずいぶんたくさんの時間をこのホテルで過ごすことに費やしてきたんだな~ って、ついつい思ってしまいましたよー。デザートと一緒に「プレシャスセレブレーションセット」のケーキもやってきたので、私達はそちらも美味しくいただきました。そろそろお食事も終了という頃に、テーブルには本日の記念写真と記念品などが届けられました。中を開けてみると、キャラクターフォトも15周年仕様。こちらはフォト台紙の表側。裏側にも「15」のマークが。席を立ったのはだいたい16:00くらい。帰り際にブッフェのデザートコーナーにあるお馴染みのイベントのオブジェをちょっとだけ撮らせていただいて、お店を出ました。ホテルの正面玄関を出て、舞浜駅に向かうリゾートラインに乗る前に一瞬ディズニーシーのチケットブース脇に下りると、前方の軌道上を“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”ライナーが滑っていくのが見えました。こちらがブルーやグリーンの寒色系の配色の車両なんですね~。チケットブースの周辺の15周年の飾りつけを眺めてからホームに上がり、乗り込んだのもこの寒色系の“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”ライナーだったのですが、来た時に乗った暖色系のライナーがそうだったように やはりこちらの車内も外見に合わせてほんのりブルーグリーンになっていました。次に私達が舞浜にやってくるのはきっと5月になるでしょう。結婚記念日当日は4月末ですが 今年も諸事情で当日の宿泊は叶わず、それでもホテルミラコスタには宿泊しに来たいと準備だけはしています。それに実は5月は私の誕生月でもあるんですよ。東京ディズニーシー開園15年のお祝いは始まったばかりですが、毎年4月末から5月半ば過ぎまで続く私達夫婦にとっての特別なお祝いの季節も まだまだ始まったばかりです。パークエントランスノースでコンパスを掲げるミッキー*オチェーアノの“東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ15thアニバーサリー”ランチコース*・桜鱒のマリネとタイム香るトマトのババロア仕立て グラブラックスソース・ポワローのスープ 貝とグリーンピースのソテーと生ハムのフォーム・真鯛のポワレ グレープフルーツソース 桜海老を纏ったジャガイモのクロケットと共に (別途料金加算で「ロブスター」を追加可)・牛フィレのグリル 焦がしキャベツソース 筍のローストとフキノトウのディップを添えて・パイナップルソルベ入りライムパルフェ ストロベリースープ・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・2016年4月11日~5月24日(前期)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 16, 2016
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(・・その1から続く)さて ところで。今日のディズニーシーのパーク内メディテレーニアンハーバーでは、15周年のお祝いのショー“クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー”が3回開催されることになっています。私達がオチェーアノのPS(プライオリティーシーティング)をお願いしてあるのは13時台後半の時間なので、14:00スタートのその2回目公演がつつがなく開催されるようならお店のテラスから鑑賞できるタイミングになります。が、(予約時刻の関係で)席への案内時刻からショー開始まで10分足らずだろうし、しかも今日のお食事にはお祝いの記念撮影のつくプランもお願いしてあるし・・ どうなるんだろうねえ?いつもの私達なら「ショー鑑賞よりもお食事やお祝いが優先!」ってなるところなのですが、“クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー”は 正式には昨日から始まったばかりの目新しいショーです。やっぱり「できるものなら最初からちゃんと見てみたい」という思いがあります。そんなことを夫と話しつつ考えつつ、私達はホテル内ショップ「ミッキランジェロ・ギフト」でお買い物をして 予約時刻に近くなった頃オチェーアノの店頭を訪れました。お店の前には案内待ちの短い列はあったもののすぐに店内に入ることができ、ウェイティングエリアで数分待った後 コースルームのテーブルに案内されて席に着くと、なんとそこへすかさずカメラキャストさんがやってきました。そして いつもよりもやや慌て気味な様子ではありましたが手早くスマートに撮影をしてくださり、写真の確認もさせてくださり、さらには私達の小さなカメラでの撮影もしてくださり、風のように去っていきました。と、その後すぐにテーブルのキャストさんがやってきてメニューの説明があり、私達が今日のお食事内容をシャンパンと“東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ15thアニバーサリー”ランチコース と決めてお願いすると、「まもなくテラスへのご案内の時間になりますので、お飲物とお食事のご用意はショーご鑑賞の後からにいたしましょう。」と。これで全ての手筈が整ってしまいました。この時、時刻は13:55過ぎ。ふと店内を見渡すと、テラスへの扉前には既にキャストさんがスタンバイ中、一部の優先されるべきゲスト(車いす利用など)の方のテラスへの案内も完了していました。一般のゲストが案内されたのは14:00になる1分ほど前で、テラスに出て観賞場所を決めてパーク内を見下ろすと、ちょうど真下の場所を出演者の方(MCさん)がキャストさんの先導でショーエリアへと向かって歩いていく姿が見えました。 “クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー”ではショーが始まる前にMCさんによる前説のようなものがあると聞いていたので、私は勝手に「ショー開始時刻の数分前からMCさんがショーエリアにやってくるのかな~」と思っていたのですが、そうではなかったみたいです。テラス下を歩いていたMCさんがピアッツァトポリーノのステージに到着するころ時刻はちょうど14:00になり、簡単なダンスの練習(?)などがあり、その後14:03くらいになってようやく音楽が高まって水上に青、赤、緑の三隻の船が現れました。船は大きな羅針盤(コンパス)を搭載していて、赤い船にはミッキーとミニー・プルートとダッフィーが乗っています。青い船にはドナルドやデイジー・チップ&デールにシェリーメイなど、緑の船にはグーフィーやジェラトーニなどが乗っていました。ジェットスキーも旗を翻して登場です。三隻の船はそれぞれ リドアイル(青)、ピアッツァトポリーノ(赤)、ザンビーニブラザーズリストランテ前(緑)に接岸してキャラクター達を降ろし、各ステージにはみんなの願いのつまったクリスタルの「精」というか「使者」というか・・そんなものに扮した出演者の皆さんが大勢やってきてキャラクター達と一緒にダンスを繰り広げます。でもなぜかミッキーだけは自分の赤い船に留まり、その上なぜかその赤い船は私達のいたテラスの正面にやってきてしばらく停泊します。なのでちょっとの間、オチェーアノのコース側テラスにいるゲストはミッキーと「こんにちは」状態でしたよ~。やがてミッキーも船を降り、他のキャラクター達もやってきてダンスに加わり、ショーはクライマックスへ。なつかしい5色の凧もハーバーの空を舞います。そしてみんなの願いのつまったクリスタルを船の大きな羅針盤に差し込むと、針が動き出して目的地を指し示します。いよいよ冒険の始まる時が来たようです。キャラクター達は船に乗り込み、みんなの願いを輝かせるべく 未来へと旅立っていきました。三隻の船がハーバーから姿を消し、ショー終了の女声アナウンス(これにも驚きました。今までは男声でしたものね~)が流れたのがちょうど14:30。MC登場からショーの最後までが約30分という所要時間でした。“クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー”は、非常にシンプルで、東京ディズニーシー15周年のイベントの開始にあたってハーバーで開催するにふさわしい、このメモリアルイヤーがどんなものなのか それを説明する前置きのような、ひとつのセレモニーのようなショーのように感じました。15周年のディズニーシーを旅するにあたり一度は見ておくとよいショーかもしれませんね。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 16, 2016
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ディズニーシーで開園15周年のイベントが始まったその翌日。二週間ほど早いのですが今年もホテルミラコスタ「オチェーアノ」で結婚記念日のお祝いをしたくて 出かけてきました。JR舞浜駅に到着したのは12:20頃。この駅の構内にまで「東京ディズニーシー15周年」の大きな写真広告が出ていて いよいよ始まったんだなあ と、わが子の成長を見守る親のような何とも言えない感慨深さで目を細めつつ、私は夫とともに改札口を出ました。ディズニーリゾートラインのリゾートゲートウェイステーションでは「15」のロゴマークとキャラクター達のイラストのフォトロケーションが待ち受けてくれていました。シンプルさがメモリアルイヤーの重大さを物語っているような気がします。ディズニーリゾートラインも開業15周年なんですものね~。券売機ごとに絵柄が異なるのでデザインを選ぶことのできる一日フリーきっぷを購入して改札を入ると、駅構内のフォトロケーションの方は「ディズニーイースター」バージョンになっていました。エスカレーターでホームに上がると、ホームのドアにも「15周年」のデコレーションが。あまり考える暇もなく すぐにやってきたリゾートライナーに乗り込んでしまったのですが、「そういえば『“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”ライナー』っていうのが運行しているんだったわ!」と思い出し、慌てて今日の運行状況をスマートフォンサイトで確認すると 本日はこのあと夕方まで運行するとのこと。なので私達は次のディズニーランドステーションで一旦下車し、15周年のラッピングを施された編成を待ってみることにしました。すると。来ました来ました、「“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”ライナー」。この 15周年を記念した “ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”ライナー は暖色系デザインと寒色系デザインの二種類の編成が走っているらしいのですが、やってきたのはピンクやオレンジ・赤といった色を使った暖色系の方でした。乗り込んでみると、内装もほんのりピンクでした。内装のイラストやクリスタルをイメージしたつり革の色は車両によって違うとのことです。せっかく一日フリーきっぷを購入したので このままこのライナーに乗ってリゾート内を何周もしたかったのですが、レストランの予約時刻までそんなにたくさんの時間があるわけでもなかったので意を決して私達は一周目で下車することにしました。ディズニーシーステーションで降りてみると、降車ホーム側のドアも今回はきちんとデコレーションされていて ちょっと驚きましたよ。(これは前例の無いことかもしれません。)ホテルミラコスタに向かう前にとりあえずホームからデッキに出て、今年で15周年を迎えるディズニーシーのパークにご挨拶。ミラコスタ通りの入り口、こんなになっているんですね~。アクアスフィアの前に出現した金色の帆船「ウィング・オブ・ウィッシュ号」の姿もちらっと見えましたが、遠目でも極めて大きいフォトロケーションであることがよく判りました。それから私達は、ホーム舞浜駅寄りにある小さな改札口を出て連絡通路を抜け、ホテルミラコスタ正面玄関へと向かいました。東京ディズニーシーの開園と時を同じくしてこの地に誕生したホテルミラコスタも、今年は15周年の節目を迎えます。当然のことながら ホテルのメインエントランスにも15周年の飾りつけが施されていました。自動ドアを入った風除室内の明かり取り窓も 美しいステンドグラス調に様変わりしていて楽しいです。ホテルのロビーでも、あちこちに「15」の数字が印象的なデコレーションを見つけることができました。ディズニーシーのパークのイベントと連動して控えめに「クリスタル」のデザインを取り入れつつも ホテルらしく上品な飾りつけですよね。とっても素敵だと思いましたよ~。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 16, 2016
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ディズニーシーのピクニックエリアに咲く大島桜を眺めたくて、ただそれだけのために舞浜まで出かけてきました。パークによく足を運ぶ皆さんが写真共有サイトやつぶやきなどで紹介していらっしゃる写真を先週あたりから拝見しながら、「ピクニックエリアは今年は3月末が見ごろかな~」と思っていたのですが、今週末を逃すと我が家はなかなか気軽に舞浜まで出かけることができなくなってしまうので、満開までには少し早いのは承知の上で行ってきました。舞浜に到着し、ディズニーシーのパークの徒歩エントランスを入ったのは12:00過ぎ頃。ディズニーシーのパークエントランスノースのチケットブース脇、ホテルミラコスタの正面玄関から階段を下りたところにあるピクニックエリアは、咲き始めた大島桜の花の白さで霞がかかったように見えました。空がもっと青ければ ごくごく薄い桜色をした花ももっと色づいてみえるのでしょう。今日は曇り空だったので大島桜の花はより白く清らかに見えました。パラソルとテーブルを一つお借りして、私達は作ってきたお弁当を広げ 昼食にしました。ここ最近は暖かい日が多かったのに今日は低温で 防寒具が要るような気候だったのですが、周囲には同じように花の下でお弁当を食べたりお茶やお酒を楽しんだりしている方々が何組かいらっしゃいましたよ。大島桜は仰ぎ見たところ五分咲き程度。この場所はそんなに日当たりが良いわけではないので、まだまだこれから ゆっくりと満開になっていきそうな気もします。一時間ほど花を眺めながら食事をし、私達はテーブルを片付けてピクニックエリアを出ました。そして階段を上ってホテルミラコスタの正面玄関エントランスへ。ホテル車寄せ周囲の舗道から見下ろしてみると、不思議なことにピクニックエリアの大島桜はほぼ満開に見えました。重なり合った枝々の一番上層の部分は太陽の光もよく当たるので、早く咲き揃うのかもしれませんね。私達はホテルミラコスタ館内にちょっと立ち寄り、その後はアンバサダーホテルとイクスピアリで時間を過ごし、15:00前に舞浜を離れました。今年も見られた東京ディズニーシー、ピクニックエリアの大島桜。うれしかった。本当に良かったです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 26, 2016
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(・・その1から続く)ホテルミラコスタに入館し、オチェーアノの店頭で名前を告げたのは予約していた時刻の10分ほど前でした。ウェイティングエリアの窓から外を眺めながらソファで待っていると、受付のカウンターにいらしたキャストさんがお誕生日シールを手にお祝いを言いに来てくださったので 夫は恐縮しつつも とてもうれしそうでした。それからまもなく私達はコースの席まで案内していただき、今日のお料理とワインを決めてお誕生日のお祝いを始めました。(夫は4ディッシュコース、私は2月15日から後期メニューになってホテルの公式サイトで紹介されているのとは内容が異なる“スウィートダッフィー”ランチコースにしました。)ディズニーシーのパーク内で14:40から「カムジョイン・ユア・フレンズ」が行われる際には、お料理を一時ストップしていただき テラスに出ました。先月パーク内で鑑賞した時に、 このショーはピアッツァトポリーノ中心に行われるしグリーティングが主だからオチェーアノのコース側のテラスから観てもあんまり楽しくないんじゃないかな~・・ とちょっと思ったのですが、実際テラスから眺めてみるとピアッツァトポリーノにいた時にはわからなかったところもよく見え なかなか興味深かったです。船が桟橋に着いてキャラクター達が上陸していく様子もよく見えました。大きなステージの裏にいる時も、ミッキーは常に全方位に気を配っているのですね~。コース側テラスからはピアッツァトポリーノの様子はこんなふうに見えます。グリーティングタイムでは、キャラクター達はステージ前を離れてこちらの方まで手を振りに来てくれたりすることもあるようです。最後にキャラクター全員を乗せてご挨拶に来てくれる大きな船は申し分なくよく見えましたよ。ショーが行われていた20分ほどの間に室内の私達のテーブルではワインクーラーの中でボトルがちょうどよく冷やされていたようで、テラスから戻ったあとキャストさんがグラスに注いでくださった白ワインはとっても美味しくいただけましたよ~。以下、私の注文した“スウィートダッフィー”ランチコース後期メニューです。前菜。ピンクのふわふわしたものはビーツで色をつけた玉ねぎのエスプーマ。シェリーメイをイメージしたとのこと。茶色のはダッフィーをイメージしたタプナード。二品目は牛タンと豚肉のコロッケです。メインはお魚を選択しました。鰆はごく軽くスモークしてあるとのことですが、もっとたくさん食べたいと思うほど私は好きでした。(スモークすると大体のものは美味しくなっちゃうんですね~)お楽しみのデザート。公式HPには後期メニューの写真が無いので どんなものが出てくるのかな~と思っていたら、食べられる小さなティーカップに入ったダッフィーでした。そして、予めお願いしてあった「プレシャスセレブレーションセット」に含まれるお祝いのケーキ。(名前は変わりましたが、ケーキ・記念品・台紙付写真の三点セットという内容に変更はありません。)このお耳のついた可愛い形のケーキは以前の「ユア・アニバーサリープラン」でも提供されていた時期がありましたが、その時のものよりもサイズがかなり小さくなり、中身が普通のショートケーキのようなフルーツをサンドしたスポンジケーキになりました。(以前のは中身はムースでしたよね。)記念品は現在はコンパクトミラーが基本のようです。ミラーももちろんですが、中袋と箱もとても素敵でしたよ。ゆっくりお茶をいただいて、最後にブッフェルームのデザートコーナーにある「スウィートダッフィー」のオブジェをカメラに収め、私達はオチェーアノのダイニングエリアを出ました。(これ↓、ダッフィー&シェリーメイはもちろんかわいいのですが、脇に置かれているデザートのオブジェがまたとても可愛いです。)久しぶりにこちらのお店でワインをいただいたのでかなり幸せな気持ちになったであろう夫が、さきほどウェイティングエリアでお誕生日シールを用意してくださったキャストさんと楽しそうに会話してお礼を言うのを見届け、この場を去り難い気持ちをぐっと抑えて 私は夫を促してオチェーアノを そしてホテルミラコスタをあとにしました。無事に一年が過ぎて来年のこの時期が巡ってきたら またきっと来たいです と心の中でつぶやいて。ディズニーシーステーションで帰りのリゾートラインを待っていると、やってきたのは「アナとエルサのスノークリスタルライナー」でした。車体も車内もじゅうぶんに美しい出来なのに ダッフィー&フレンズの意表をついたふわふわライナーの前に少し存在感が薄れてしまったようにも思われますけれど、これはこれでシンプルでホッとします。せっかくなので雪の結晶いっぱいのリゾートライナーに乗ったまま私達は軌道を二周ほどしてリゾートゲートウェイステーションで下車し、舞浜駅から帰宅に向けて電車に乗りました。こうして、今年の「私の好きな日」は終わっていったのでした。** オチェーアノ の “スウィート・ダッフィー”ランチコース(後期) **・クラブミートとセロリアークのレムラードサラダ スズキのレアグリルと共に・牛タンと豚肉のクロケット 柑橘香るラヴィゴットソース・軽くスモークしたサワラのポワレ ツブ貝と雑穀のリゾット サラダ菜のソース (別途料金加算で「ロブスター」を追加可) または 牛ランプのグリル 空豆のピュレと人参のスフレ エスパニョールソース (別途料金加算で「サワラのポワレ」を追加可)・ミルクチョコレートムース ストロベリーティーの香り ハニークランベリーソルベ添え・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・2016年2月15日~3月18日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 27, 2016
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