ストーリーは主人公の開業医の夫省吾と専業主婦の志麻子の夫婦。夫の浮気を疑っている志麻子は、省吾の行動を執拗にチェック、「あじさい日記」とタイトルを付けた日記に詳細につづっている。偶然からその日記を読んだ省吾は、愛人の存在を追及する妻の鋭さと、妻の心の内を知ってがく然とする。省吾は、その後も妻の留守を見計らって日記を盗み読む。
そうこうしているうちに今度は妻が大学時代の恩師と源氏物語のセミナーで偶然再会し口説かれているうちに深い仲に・・・
「男と女は違う生き物なんです。長年一緒にいた夫婦でも本当は分かり合っていない部分が多い。60代の夫婦はそのズレを直せないから定年離婚になるが、40代はまだ柔軟さがあるから、妥協点が見つかるかもしれない。中年男性の読者は妻の怖さと鋭さを知るためにも、読んでもらえるとうれしい」と著者。
紺野美沙子さん講演会 2024.11.30
なかなか読み応えがありました。 2020.08.16
読書 2020.06.30