折れず曲がらず良く斬れる

折れず曲がらず良く斬れる

2008.09.05
XML
 岡山県立博物館(後楽園入場門前にある)に行って来ました。

 特別展示「日本刀-赤羽刀と備前の名刀-」今日が開催初日、一番槍を付けるべく勤務時間終了後直ちに愛車オデッセイを駆って後楽園へ、閉館時間が18時なので十分見学する事が出来ました。

 特に目を引いたのが上杉謙信の愛刀「山鳥毛」関東管領上杉家から贈られた備前一文字、無銘ですが刃文が山鳥の羽毛に似ているので「山鳥毛」の号といわれます。備前福岡一文字派盛期の大作であり、身幅が広く、腰反りが高く、猪首鋒(いくびきつさき)が堂々としています。鍛えは板目、淡く乱れ映りが立 ち、刃文は重花(じゅうか)調の大丁子乱れを焼き、足・葉(よう)がしきりに入っています。無銘で、作者は明らかでないものの、備前福岡一文字派の中でも最高の技倆(ぎりょう)を持った刀工の作と思われます。

 赤羽刀とは昭和20(1945)年9月、当時日本を占領していた連合国軍(GHQ)は、日本の武装解除の一環として全国に刀剣など武器類の提出を命じました。
 こうして接収された数十万口の刀剣類は、当時赤羽(東京都北区)にあったアメリカ軍の兵器倉庫に集積されました。これらは,のちに日本に返還されましたが、関係者のあいだでは「赤羽刀」と総称されて、長らく公開が切望されていた刀剣類です。

 さて,その赤羽刀は昭和22(1947)年、関係者の努力によって、美術的価値の高いもの約5500口が日本に返還されました。その後、元所有者への返還が始まりましたが、4500口を越える刀剣類が所有者不明のまま東京国立博物館の収蔵庫で保管されてきました。ところが戦後50年にあたる平成7(1995)年、「接収刀剣類の処理に関する法律」が成立し、国で保管されていた多くの赤羽刀が、全国の公立博物館等に無償譲与され広く公開・活用されることになりました。

 写真は県立博物館、正面玄関です。

P9050002 県立博物館.JPG








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.09.08 18:04:38
コメント(0) | コメントを書く
[読書・歴史・ニュース] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: