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4~5日前に人事部から電話が。
「9月4日の16時から昇進試験(面接&論文作成)を行ないたいのですが…」。
勤務表を見てみると、その日は深夜からの勤務。
急な話で事態が飲み込めず、その日は夜勤になっている。
すると、どうしても都合が付かない場合は検討するが、交替してもらったりして何とか出席できないかと言われたので、上司に相談してみると回答。
結局、O氏とT君にずれてもらって出席可能になったが、後から考えると「こいつはあまり受けたくないのかも」と思われかねないような態度だったような。
仕事を終えてから、ちょっと考えてみる。
十数年前の合併時点で、次のクラスへ上がる為のポイント(外部試験や通信教育)は持っていた。
ただ、その時点では部門内に同じクラスの人が数人いたのだが、自分は吸収される側だったので、その人達が全員上がってからだろうと考えていた。
自分が思った通り、周りはどんどん上がっていった。
しかし、みんな片付いた後でも自分にはお呼びがかからず。
自分は、今のクラスのままで定年を迎えるのだろう。
表面的には対等合併と言われていたが実際には片寄せがあったわけで、吸収される側は実力がないとこうなるのだなあ。
50歳を前に、定年を迎えるにあたってのセミナーを受けた時には、さらにその思いは強くなった。
そんなところへ今回の話が。
よほど人材不足なのか、それとも定年を迎える前に上げておいてやろうという上司の親心か。
上げてやろうという気持ちは嬉しいが、その分面倒な作業が回ってくるのは確実だし、異動の可能性も高くなりそう。
出世欲なんてものはとうの昔になくなっているし、今の給料でもやっていけない事はない。
断ってしまおうかとも思ったが、推薦してくれた上司に悪いし。
どこまで本気を出すかはもう少し考えるとして、とりあえずはそのまま受験する事に。
そもそも、一発で受かる保証もないのだし。
論文のテーマは公開されていないので、恥をかかないよう、中期経営計画だけは目を通しておいた。
それと、寝ている最中に「面接があるのならば、上着が必要かも」と思い、バッグへネクタイと共に格納。
準備はその程度で当日を迎えた。
余計な期待をさせない為、カミさんには何も伝えないまま家を出る。
試験開始は16時なのだが、本部勤務で会場まではすぐなので、15分程前まで通常業務。
それから会場へ向かおうとしたところ、上司Y氏から「辞書を持って行った方が良い」とのアドバイスを頂いたので、室内にあった古い国語辞典を持って会場へ。
受付の際に中をチラッとのぞくと、全員上着を羽織っている。
危ない、危ない。
会場の中へ入ると、1つの机に2人座り、それが縦5列、横4列並んでいて、向こう側の横2列分の席の人達は紙に書き込んでいる。
周囲を見ると、みんな自分より若そう。
1人、後頭部が薄くなっているのがいるなあと思ったのだが、同期Tだった。
16時になって、人事部の人が前に現れて説明が始まる。
どうやら向こう側の人達は、我々より1つ上のクラスの受験者で、今まで論文を書いていた模様。
その人達が去り、我々の選考試験が始まった。
3組に分けられ、最初の1組目が面接を受け、残りは論文。
1組目の面接が終わると2組目の面接が、その後に3組目の面接という流れで、自分は3組目に。
論文のテーマが「5年後にわが社はどうなっているべきか」、「その為にどのような行動を取るか」。
現在出向中で、しかも5年後は定年を迎えて会社にいるかさえわからないような自分には書きづらい内容だったせいもあって、お手上げ状態。
17時頃、名前を呼ばれて面接を受ける。
他に病院へ出向中の男性と、本部の男性と一緒に中へ。
今の自分の業務内容や、昇進したら職場をどのようにしたいかといった、ありがちな質問ばかりだったので、回答に困るような事はなかった。
当初の説明では我々の面接の後に論文の為の時間が10分程ありそうだったが、実際にはまるでなし。
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