なぜ市場は思考を裏切るのか(バリュー投資に騙されるな)

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2007.10.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
(中国編、バリュー投資編に続く長期連載シリーズの第三弾、信用取引編の2回目です)

では逆に、信用取引のメリットは何だろう?しかし、メリットについて書くのはまだ早いだろうと思う。何しろ、信用取引はデメリットを説明し終えてやっと、メリットの説明ができるのだ。ただし、メリットについては簡潔に述べる事ができる。レバレッジを効かせられる事である。ここではこれ以上の説明は一旦省きたい。
基本的な考えは、株や現金を担保に借金をして株を買う、という感じ。空売りの場合は、借金ではなく株を借りる。借株である。当然借りたものは返さなければならない。昔はこの信用取引ができる銘柄が決められており、返済期間は6ヶ月と決められていた。この取り決めに従った信用取引を、制度信用という。これに対し、近年、金融緩和により証券会社により銘柄を自由に決める事ができるようになった。これを一般信用という。多くの銘柄が取引可能で、返済期間の定められていない無期限の信用取引が可能であるが、制度信用に対してかなり金利が高い。当然、制度信用が可能な銘柄であるなら、わざわざ一般信用を利用する事はない。複利の面から考えても、支払うべき金利は安いに越した事はない。
ただし、制度信用では6ヵ月後に有無を言わさず強制決済が行われる。持ち続けたいなら、返済(売却or買戻し)と同時に新規建て(購入or空売り)を行うクロス取引を行えば、手数料はかかるものの売った値段で買い戻す(或いは買い戻した値段で売り建てる)事が可能である。しかし、ここで問題になるのはやはり、建て玉の損切り時である。
前回書いた、建て玉の損切り時を思い出してほしい。欠損金が発生した場合、口座内に十分な現金がなかった場合は当日に現物株を売却するか、追加資金を投入しなければ追証になってしまうのだ。言い換えると、信用建て玉の損切りをした際に十分な現金がないと、現物株数が減少してしまう、という事だ。制度信用の場合、期限が定められている為、建て玉が含み損だった場合でも返済期限が来れば強制的に損切りさせられる。そしてそれは、多くの場合現物株の売却を伴う。安い所で大量に株を売る羽目になるのだ。
よく考えて欲しい。下落相場で現物株の売却ができない為に、信用買いの建て玉の損切りができず、損失が拡大し、期限ギリギリまで塩漬けする。いよいよ決済期限になって売却する時は、より多くの現物株を売却しなければならなくなっていた…。これが信用取引の恐ろしさである。塩漬けし続ける事ができない。それは、逆張りを否定している事に繋がりかねない。多くの場合は純張りにならざるを得ず、また暴落相場で逃げ足が速くないといけない為に頻繁に取引を繰り返す事になる。金利や手数料でジワジワと真綿で首を締め付けられながら、暴落に怯え、含み損に苦しみ、どうしようもなくなった時に底で損切りさせられる。とても気楽にのんびり投資をする事ができない。常に恐怖と隣り合わせの状況下である。

しかし、これだけでは信用取引の恐ろしさはまだ半分しか語れていない。次回は残りの半分のうち、少しでも多くを語りたいと思う。まだまだ信用取引の触りの部分である。





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Last updated  2007.10.15 21:39:23
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