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世界中でグローバル化による格差社会が進んでいる、と言われて久しいです。特にアメリカなどは、上位1%が富の殆どを吸い上げる非常に歪な社会システムになっていると言われています。
しかし、これらは歴史上初めての事でしょうか?
違います。これは歴史で繰り返されている現象です。前回の格差社会は、いわゆる第二次世界大戦前。
アメリカは今と同じ格差水準でしたし、それ以外の先進国は今よりももっと酷い格差社会でした。
何故格差社会が再来したか。
それは、富の再分配システムが崩壊しつつあるからです。
資本主義社会では、資本は資本のあるところに集まっていきます。
そのまま何をしないでいると、資本家はより資本を増やし、資本家でない人は相対的に貧しくなり続けます。
それらの資本を、国が累進課税などで徴収し、再分配することで格差の是正が行われます。
資本主義社会は完全なシステムではなく、今ある現実的な社会システムの中で一番マシなシステムというだけです。
資本主義社会の不完全さは、どこかで誰かが補わなければいけません。そうしなければ、永続するのは難しいでしょう。
資本主義社会が成り立ち続けるためには、市場主義経済を突き進むというのはむしろ悪手です。
資本の意思は、長期的に自らが増加し続けることにあります。それは、短期的或いは中期的な合理的行動とは違います。