数年前に東京商工会議所がつくった資格ですが、
いまは全国で試験が行われています。
現在、日本は5人に一人が高齢者です。
その比率は毎年高くなっていくのですが、
高齢者対応の病院とか老人介護施設が足りません。
したがってある程度の人は、自宅で介護できるように
してもらおうというのが主な狙いです。
そのために介護住宅への改修に対し、
一定の比率で補助金が出るようになりました。
だけど、介護を仕事にしている方は、建築の知識に乏しく、
建築に携わる方は、介護の知識に乏しいので、
病状にあった改修を的確に判断できる両方の知識を持った人がいませんでした。
そこで、ある程度両方の知識を身につけた資格ということで、
福祉住環境コーディネーターが生まれました。
この資格は、
介護と建築との間の潤滑油となることが目的です。
相互理解が進めば、来るべき超高齢化社会に向けて、
在宅でも介護しやすくなるでしょう。
今日はそういった内容の研修だったんですが、
現在の介護の実態を知るにつれ、
個々への対応とコミュニケーションがいかに大事なことか。
そして今後、
3人に一人が高齢者となってくるとすると、
家はどうあるべきか?
今、自分の健常な体だけに合わせて
わがままに、作って良いものでしょうか?
僕は今月43歳になる
家は建てたら最低50年はもたせたい。
ポックリいったらいいけども、
憎まれっ子なんとかで、ヨボヨボになってしまったら、
絶対、自分の家で死にたいやろな・・・と考えると、
マジに考えて建てないかんやん!
自分だけじゃない、子供も同じだね。
長生きする家をつくるというのは、
なにかと考えんとむりですね。
カッコイイだけじゃだめだ。
トイレの巾はもっと広くないと介助できない。
お風呂もユニットバスでホントにいいの?
裸になっても寒くちゃだめだ。
冷暖房もなるべく省エネでないと困る
いろいろ考えると、
よくある4LDKって、どこがいいの?
廊下・・・って必要かな?
北に納戸じゃ、カビが生える。
そんなこんなで、
いまと今からを考えた最大公約数の間取りが
生まれるべきだとおもう。
私は風~~~~"Q。('-'。)"
第8回 DELITEマスターセミナー 2009.09.02
ほんとのことしか書かない家づくり会報誌… 2009.08.27
知性 2009.08.17
PR