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カテゴリ: 日々のこと
先日、血も凍る恐ろしい体験をした

とある講演会をお手伝いするため
開場前のチェックに追われていた時のこと

講師の進行に合わせて
パワーポイントを進めていく担当の私は
講演が始まってしまったら
席を外れることができなくなるため
事前にトイレに行っておこうと思った

普段はホール入口付近にあるトイレを使うのだけれど


舞台袖の出口から出て、一番近いトイレを探すと
建物の裏側、普段はめったに人も来なさそうな中庭の隅に
ぽつりと多目的トイレが建っている

中庭へ通じる扉を開け、屋外に建っている
その多目的トイレの前に立ったとき
正直、ちょっとイヤな感じはした

周囲は草ぼうぼうのまま放置され
めったに使われてないんだなというのが
ありありと分かる感じのトイレだったから

それでも、ホール前のトイレまで
大回りして戻る余裕もないので


ドアは、レバーを下ろしてカギをかけるタイプで
正直、カギをかける必要があるかな?
と思うくらい誰も来そうもない場所にあるトイレだったが
万一ということもあるのでカギをかけて中へ…

中へ入ると、ガラーンと広い多目的トイレは

普通に用を足すことができた

…のだが…

出ようとして、レバーを上にあげ
ドアを引こうとしたら

ガチャン、と音がして
ドアが開かない

あれ?

よーく見ると、レバーの横に

「ガチャっと2回音がするまで上げてください」

という手書きの紙が貼ってあった

なるほど、と思い
再度レバーを「ガチャ、ガチャ」と2回音がするまで上げて
ドアを引くのだけれど…

ガチャン(引き戸が開かずに止められる音)

ドアは開かない

あれ…?

ガチャ、ガチャ…、ガチャン
ガチャ、ガチャ…、ガチャン
ガチャ、ガチャ…、ガチャン

多目的トイレの頑丈そうな扉が
全く開く気配がない、と気づいたとき
私は一気にパニックに陥ってしまった



そう…、実は私は閉所恐怖症


かつてはエレベーターに乗れなくて
当時勤めていた会社のある7階まで
毎日階段で上り下りしていた
(長年間勤めるうちに、なんとか平気になっていったけど)

今となっては懐かしい電話ボックスは
必ず足で開けたままにしないと入れなかった

映画『ゼロ・グラビティ』を見るのも
とても息苦しくて怖かったほどだ
(宇宙そのものは広くても、人が生きられる空間は絶望的に狭い)

今回、一応バッグを持ってトイレに入っているので
いざとなれば携帯で会場にいるメンバーに
連絡をすれば大丈夫、と頭ではわかっていても

出られない!!!

という恐怖の前に、理性がぶっとんだ

体中の血が逆流するような恐怖、というのは
ああいうことをいうのね…

エレベーターに閉じ込められて
誰にも気づかれず死んでいった女性のニュースが
頭をよぎった(確か中国のニュース)
→こういうニュースも恐ろしくてよく覚えている

恐怖.jpg


ガチャガチャガチャン、ガチャガチャガチャン、
ガチャガチャガチャン、ガチャガチャガチャン、
ガチャガチャ… ガチャッ


…と


唐突に、ふっと扉が開いた

あわてて外にまろび出た私は
もう振り返るのも
出たあとの扉をきちんと閉めることさえ怖くて
そのまま舞台袖にダッシュで戻った
(会館の管理人さんごめんなさい)

舞台袖に戻ってからもしばらくは
心臓がバクバクしていて、指先が震えていたが
暗闇の中、他のメンバーにまじって
何事もなかったようにチェックの続きを始めた

しばらくして、ようやく胸の動悸が落ち着いてきたら
今度はものすごいめまいに襲われた
これは血液が一気に逆流?したことによる後遺症だろうか

座っての作業だったから倒れずにすみ
周囲には気づかれないように
何でもないふうを装っていたけど…

普段の私なら、変わった出来事に遭ったら

「今こんな目に遭っちゃってさ〜」

と周りに話しまくるのが常なのに
あまりにも怖すぎると
気軽に話すこともできないもんなんだな…、と知った


そういえば、20代前半頃までは、出先でのトイレは必ず
いざとなったら出られるかどうか
(扉の上を乗り越えれば出られるか、もしくは窓から出られそうか)
確認していたものだったっけ…

いつの間にか恐怖心が薄くなっていたのだ

そんなことをいちいち気にしていたら
出かけた先でトイレに入れない、という現実もあるが
実際に自宅のトイレに閉じ込められて亡くなった人もいる訳だし

(その人は、たまたま自分が入っているトイレの前で
 巨漢のご主人が何らかの疾患によって突然亡くなってしまい
 その体がトイレのドアを塞ぐ形になり、開かなくて出られず
 自分も閉じ込められたまま熱中症で亡くなるという
 大変に不幸な事故だった

 自宅だったから、異変に気づいてくれそうな通行人も、
 トイレを管理する責任者の人も、
 使いたいのにずっと空かないトイレを不審に思う人もおらず
 連絡手段(携帯)を持ってトイレに入ることもなかったのだろう…)
→しかもこれは日本の話!
 やっぱりこういうニュースが恐怖すぎて忘れられない

私が実際に閉じ込められていたのは
わずか数分のことだったと思うけど
本当に怖かった

単に私の開け方が悪かっただけなのかも知れないが
わざわざ手書きの紙が貼ってあったということは
やはり開かないというトラブルが以前にもあったのかも知れない

もう今後、多目的トイレには入れない
あの頑丈な扉に閉じ込められた空間が忘れられない

それに、夏場だから
もしあのまま扉が開かず中にいたら
私も熱中症になっていたかも知れない
(恐怖すぎて、中が暑かったかどうかの記憶はないけど)

家でも外でも、トイレに入る時は
必ず携帯だけは持って入ろう!と
決意を新たにした

恐怖…それは、生き延びるための本能

私の中で眠りかけていた本能が
はっきりと目を覚ました夏の恐怖体験だった…





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最終更新日  2016.08.23 21:49:51
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