YOSSY’S DIARY

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2008年12月10日
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カテゴリ: 教育論と感想
今朝の朝刊に、国際数学・理科教育動向調査TIMSSの結果が大きく報じられていた。
「生きる力」など過去に国の進めたいわゆる新学力観は、学習到達度調査PISAの方が内容的に近い。
TIMSSは、どちらかというとふつうの学校のテストや入試などのようなタイプの試験だ。

結果が出る前から、「03年度に大きく低下した学力はもどっていたのではないか」といわれており、その結果が大きな衝撃を与えるものと見られていた。
結果は、横ばいで、文部科学省は「学力の低下傾向に歯止めがかかった」としているが、新聞記事によれば澤田東理大教授のコメントとして、「算数や数学の学力が下げ止まったとは言えない」「むしろ学力低下の『定着』ではないか」と指摘している。

実際に子どもたちを教えていると、「小数の乗除ができない(または異常に時間がかかる)」とか「分数の通分・約分ができない」など、数の操作の力が大きく低下していることを実感する。

来年度から移行措置がはじまる小中学校の算数・数学では、内容的に02年度にカットされた3割の大半がもどってくるだけでなく、「習熟」を求める規定になっている。
新指導要領をまじめに実現するとすれば、小中学校でも僕らが子どもだった頃にように、放課後に計算ドリルを解くなど、授業時間以外での指導も必要になってくるだろう。

もちろんTIMSSが古い学力観であり、いわゆる「詰め込み」「ドリル」タイプであって、PISA型の学力観を重視すべきだと主張する方も多いのは承知している。


来年度の小4生は、今年より50ページも増えた別冊教科書で学ぶ。
他の学年も、それぞれに増ページの別冊教科書で移行措置の内容に沿って学んでいくことになる。
そして、それは来年度以降の高校入試問題にも反映される。
のんびりとはしていられないのだ。





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最終更新日  2008年12月10日 13時17分16秒
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