料理研究家・宮成なみの【 夢叶 】~胸に希望を 台所から愛を~

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2007年05月13日
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カテゴリ: なみちん入院記



って
透析室で叫んでしまいました。

うまい具合に偶然って起こるものなのかな?



悲しい出来事も突然くるけれど
嬉しい出来事も必ず突然やってくる。

その嬉しい知らせもあれだけ泣いた
いつもの透析室でやってきました。




纏わり付くような暑さの残る9月が空けて


主治医はS先生からN先生に変わりました。

N先生も私が緊急入院したときからずっと診てくれている先生のひとりです。


いつものように透析室で看護婦さんや先生と病状のことや透析のことなど、
他愛のない話をしていました。



あたしね、2回ここの病院で命を助けてもらってるんだよ。

13年前ね
透析しないといけない状態になった時


「なみちゃん若いからまだ体力も持つだろうし
きついかもしれないけどギリギリまでがんばってみよう。

もしかしたら回復できるかもしれない。

なみちゃんの生命力にかけてみよう」


主治医の先生が言ってくれてね、

透析しないで退院できるところまで治してくれたの。


一生治んない病気って聞いて
すごく落ち込んでいたら

「この病気のね


って、教えてくれたの。

先生のあのひと言があたしの人生変えてくれたんだ。
それでお母さんと一緒に食事療法の勉強始めたの。

もし13年前に透析していたら

きっとお料理研究家にもなれなかったし
もしかしたら結婚もできてなかったかもしれない。

少なくとも
今の私じゃない私だったと思うんだよね。

だからF先生にも感謝しているし
今回助けてくれた教授先生にもN先生もS先生も
みんなに感謝してるの。

先生、看護婦さん、本当にありがとね


って、
笑顔でお礼を言ったあと


あ~あ!

F先生にもお料理研究家になれたよって
あの時ありがとうって
お礼言いたかったのになぁ~~。

ってぼやきました。



風の噂でF教授はもう大学病院を辞められて
開業していると聞いていました。

社会復帰できたとき

お料理研究家になれたとき、

念願のお料理レシピが出せたとき、

定期検診でこの大学病院を訪れるたび
いつかF教授にお礼が言いたいとずっとずっと思っていました。

レシピ本の出版のときお世話になった新聞社のかたも
一緒になって探してくれたけれど

苗字しか覚えていなくて
他になんの手掛かりもなく
F先生が見つかりることはありませんでした。



「…F先生?

13年前にここで教授してたF先生?」


主治医のN先生が聞き返しました。


「F○○先生でしょ?

俺、毎週金曜日いないのはF先生のところに行ってるからだよ」


!!!!



どんなに探しても見つからなかったF先生が
意図も簡単に見つかってしまいました。


神様からのサプライズもある日突然やってくる。

きっと神様は
悲しみの深さと同じだけの喜びを
用意してくれているのかもしれない。

命の恩人のF先生にお礼が言えるかもしれない!!

期待に胸が高まりました。





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最終更新日  2007年05月29日 18時12分50秒
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