料理研究家・宮成なみの【 夢叶 】~胸に希望を 台所から愛を~

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2007年06月04日
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カテゴリ: なみちん入院記




透析導入前にはできなかった運動ができるようになるなど
メリットがあるのと同じように
デメリットもいくつかありました。


透析の目的は血液のろ過、浄化です。

普通なら腎臓が24時間絶え間無くろ過して尿を作り
身体のなかにある有毒物質を体外にだしてくれますが

透析はたいてい月、水、金か
火、木、土の週3回、2日に一度のペースで行うため


平日は1日空きで44時間
透析に行くまでの間ずっと
体のなかに有毒物質も飲んだ水分も溜まったままになってしまうのです。


やはり機械を使っての透析で
除去できる水分や有毒物質の量は限られていて

その量を越えれば完全に取り除くことはできず
除去できなかった分の有毒物質が体内に残ったままになってしまいます。


ひとの身体はよく使い、鍛えれば鍛えるほどに発達して進化するけれど

ずっと寝たきりだと起き上がれなくなるように
使わないでいるとどんどん退化していくように

透析を始めると腎臓は収縮を始め、

有毒物質をろ過することもできなくなるのだそうです。

実際私も透析を始めてから
ほとんどおしっこがなくなっていました。


透析を始めて制限がゆるくなったと言っても
範囲を越えないように食事制限や体調管理が重要になってきます。


今までの透析以前の食事療法の
塩分、たんぱく、カリウム制限に
リン制限と水分制限が加わりました。

私の場合は合併症の極度の貧血と骨密度の低下が進んでいるので
投薬の治療と併用して

鉄とカルシウム摂取もありました。

きっと腎臓病の食事療法が難しいと言われる所以は

制限の多さに

なにを
どのくらい
どうとればいいのか

わからなくなるところだなぁと思いました。


けれどやるしかない。



透析をするのにかかる費用は
年間で患者さん1人に対して500万かかるのだそうです。

年間500万円のお金を使い、高度な医療技術や環境で透析しても
健康な腎臓の機能には決して敵わないんだなぁと思いました。

『ただより高いものはない』っていうけれど

生きていくために本当に
必要なものは全てただ。

空気も
水も

心臓も
腎臓も
肺も
手も足も。

壊してしまえば変わりを作るのにすごーくお金がかかる。
全く同じものは作れない。

とてもとても
かけがえのないものなんだ。






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最終更新日  2007年07月26日 18時21分29秒
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