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2007/03/14
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カテゴリ: 聞きこみ
 先月末、かなりの量の重い本を持ち込み張り切って帰省しました。

ですが、すぐに隣の家なので、いつでも行き来ができます。

 早速、大量の本を持って祖父の所へ伺うつもりが、祖父の方から用事で家に顔を見せました。
そこで衝撃を受けました。
祖父の帰っていく姿が、あまりにゆっくりで、足が不自由そうだったのです。
明らかに私が思っていた祖父の姿よりもヨロヨロとしていました。
月日は流れていました。元気だった姿ももう昔の話。
力ないそのうしろ姿を見て、これは…まずい、用意周到で行かないと説得も実現も無理だ、と感じました。


その前にまず、これは…、自分がより綿密に太原へ行く計画を立て、戦争についても深く理解をしてから祖父に話をよく聞くことが先決だと思いました。
その中でだんだんと思い出してもらって、その気にならないかを見計らいながら、周囲の家族から説得をし、本人の同意を得る。
そうする必要があると考え直しました。

 大量に持ち込んだ重い本も、これをいきなり全部持ち込んだらびっくりするなぁ…とふと我に返りました。
もしかしたら、思い出したくない話なのかも…?
でも割と、中国の話になると反応が悪くなく、興味深く、タブーというわけではないように感じていました。
とりあえず、たくさんの情報をいきなり持ち込みすぎても良くないと思い、本と情報を絞っていくことに。
蟻の兵隊の映画のパンフレット、奥村和一さんの本、そして講談社の「昭和二万日の記録4日中戦争への道 昭和10-12年」と3冊のみに厳選。
そして現在の太原の様子。観光地となっている資料や話。

自分が何を伝えたいかを整理して。
まずは、蟻の兵隊という映画があって奥村さんという人に会ったということ、そこを切り口にしていこうと思いました。


と言ったことがあります。
「行けるもんなら行きたいけどなぁ…」と言葉を詰まらせた祖父。
一緒に暮らしている叔父さんには、「年やで無理や。あんたは優しい子やなぁ。ありがとな。」とそれで話が続かなくなってしまったことがあるので、やはり一緒に行こうとなると、慎重に話さなければいけないと、改めて祖父のうしろ姿を見て考えさせられました。
すぐ隣の家に祖父がいるのに、すぐに行けないもどかしさ。
あぁこの間にも時間は流れていく…。





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最終更新日  2007/04/16 02:56:37 AM
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