今日も歩いて健康になろう

今日も歩いて健康になろう

サラリーマンの生き残り作戦


ウォーキングをどれくらい?
昨日の日記で自然薯さんから質問がありました。

「ウオーキングって一日の合計時間でもよかったんでしたっけ?
駅まで片道15分。これで30分。」
という質問です。
それに対する私の答えを考えてみました。

日本人の3大死因は1位がん 2位脳卒中 3位心臓病です

日本人の6割程度の方が脳卒中や心臓病で亡くなっています。
10人いたら6人ですよ。
脳卒中と心臓病は循環器系の病気です。
これらになりにくい生活をするというのが健康づくりのポイントだと思います。

脳卒中と心臓病は、血液の流れが悪くなってかかる病気と言われています。
血液の流れが悪いということは、全身の状態が悪いというわけで、
脳や心臓意外にもあまりいいことではないのです。

循環器系の疾患にならないようにするために効果的だといわれているのが、
「有酸素運動」と言われる運動です。
ウォーキングやジョギングなどの持続性のある運動です。

しかし持続さえさせればなんでもいいのか?
というと、実はそうでもないのです。
マラソンのように競技的に頑張りすぎると、
血圧が高くなってしまったり、逆に血液循環が悪くなることもあります。
(このことは,長年研究所時代にさまざまなデータをもとに臨床しました。)

その辺は個人差が大きく、一概には言えない部分もありますが、
一般的にはそのように言われています。

「徹底的に血圧管理やその他肥満など、生活習慣を改善したい」
という方ならば、
運動は週に最低3回~4回
歩きならば1回1時間(連続)
ジョギングならば20分

このような処方が一般的です。

しかし現役で働いている人は、現実1時間も連続で時間をとるのは、
かなり難しいと思います。

そこで、平日は自分でできる範囲で無理をせず、
運動だけでなく、食事や、ストレスマネジメントなどの、
バランスを整え、血液検査の結果に引っかからないような生活を心がける。
そんな程度に考えてはいかがでしょうか。
週末にできればまとまった時間を健康づくりに取れたらベストですね。

1日平均1万歩程度をまず目標にし、
こまめに動いているかどうかだけを目安にしてもいいかと思います。
1週間単位で考えて、必ずしも「毎日1万歩」
とプレッシャーをかけなくてもいいのではないでしょうか。
そうして定年後まで乗り切り、
時間が出来たところで思う存分好きなことに没頭できるよう、
健康づくりに本格的に取り組めばいいと思います。

定年過ぎていざというときに、
「はい!運動はもうだめですよ~お薬だけ飲んでてねえ~。」
と医者から宣告される前に、何とか生き残りましょうよ。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: