楽天で欲しい物探そ! ばるど・そどるは秘密の言葉 

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2016.12.02
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カテゴリ: 読書


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胡蝶殺し [ 近藤史恵 ]
価格:658円(税込、送料無料) (2016/12/2時点)



商品基本情報

発売日: 2016年07月06日頃
著者/編集: 近藤史恵
出版社: 小学館
サイズ: 文庫
ページ数: 299p
ISBNコード: 9784094063158


商品説明

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

市川萩太郎は、蘇芳屋を率いる歌舞伎役者。先輩にあたる中村竜胆の急逝に伴い、その幼い息子・秋司の後見人になる。同学年の自分の息子・俊介よりも秋司に才能を感じた萩太郎は、ふたりの初共演『重の井子別れ』で、三吉役を秋司に、台詞の少ない調姫役を俊介にやらせることにする。しかし、初日前日に秋司にトラブルが。急遽、三吉を俊介にやらせることに。そこから、秋司とその母親・由香利と、萩太郎の関係がこじれていく。そしてさらなる悲劇が…。幅広いジャンルで傑作ミステリーを発表しつづける著者が、子役と親の心の内を描く白熱心理サスペンス!



近藤史恵さんの本は、 ビストロ・パ・マルのシリーズや、モップの精のキリコのお話のシリーズが特に好きです。
今回の「胡蝶殺し」は、歌舞伎界の話ということで、あまり関心のある分野ではありませんでしたが、近藤史恵さんが書くなら面白いだろうと思い手に取りました。
結果、久しぶりの大当たりでした。心理サスペンスと言うので、もっと陰謀渦巻く人がコロコロ死ぬような話かと思ったら全然そうではなかったです。
親としての、歌舞伎の師匠としての心の動きと、歌舞伎界や子役という特殊な世界に引き込まれて、いつの間にか応援する気持ちになりました。
どこから凄惨な復讐劇が始まるのかと思っていた自分のバカ!
この子には才能がないと切り捨てるのではなく、実子だからと贔屓するのでもなく、長い目で見られる萩太郎はすごいです。
何年どころか、十年・何十年とかけて役をやれるように成長し続けていく世界だからこそということでもあるのでしょう。
とにかく、読後感もよく最後まで目が離せない傑作です。



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Last updated  2016.12.02 06:30:22
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