夢先生の玉手箱-annex

夢先生の玉手箱-annex

PR

×

プロフィール

mimpisensei

mimpisensei

カレンダー

コメント新着

opi@ 分かるように話す 実際には何度でも言い聞かしたり、何度も…
mimpisensei @ コメントをありがとうございます。 いづみさんへ 暖かいお言葉をありがと…
いづみ@ Re:新しい英語教室を始めることに(11/17) きっと、素敵な教室になることでしょう。 …
mimpisensei @ 是非 Accoさんへ ハロウィンパーティお疲れ…
Acco@ Re:ハロウィンパーティ終了…そして、受験シーズンに突入(10/31) 皆が協力して、そして何よりも楽しんで参…

バックナンバー

2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2008年02月17日
XML
カテゴリ: 英語教育-1
国家の品格(藤原 正彦著)と子供に英語を教えるな(市川 力著)は、

「国家の品格」は、将来の為に何を学んでおくべきなのかを教えてくれる本であり、
「子供に英語を教えるな」は、早期英語教育に対しての反対意見を聞くことにより、
著者が言っているようにならない為に何をすべきなのかを教えてくれる本だ。
「国家の品格」については、別ブログの
英語で子育てをしている人に是非読んで欲しい一冊
で、すでに書いているので、今回は、「子供に英語を教えるな」を読んで
反対意見から、見えてきた「するべき事」について書きたいと思う。

「子供に英語を教えるな」の著者、市川氏は、小学校英語教育反対者としても有名だ。

早期英語教育の問題点(彼が考えるマイナス)を書いている。
いろいろな考え、意見があってもいいのだが、もう少しいろいろな研究論文を
調べられてから書くべきと思われる部分も多々ある。
その一つが外国語を勉強すると子供の母国語が怪しくなる。というもの。
脳内で二つの言語がごちゃまぜになり、脳の内で上手に処理できなくなり
母国語が怪しくなるというのだ。
それは既に、実証研究で、数カ国語を話せる人がたくさんいる事実に
当てはまらない。と指摘されているし
私が今までに指導した早期英語教育経験者で
同年代の子供に比べて日本語が怪しいと感じたのは、
英語に偏ったインプットのせいで、日本語のインプットが少なかったケースだけ。

両方をバランス良くインプットされている子供に、
日本語が怪しい子などいない。
ちゃんと年齢相応の母国語の能力を身につけている。
フランス語を小学校で1年から、英語を私の教室で小学校高学年から
習い始めた生徒がいたが

学校の他の生徒たちと同時期にちゃんとフランス語検定2級にも合格した。
私自身、第二外国語を勉強したからと言って
英語力が怪しくなった事はないし、
英語を使った方が第二外国語の習得は楽だった。

私が、熱心に英語教育関連の学会に通っていた頃、
ちょうど全国のいくつかの公立小学校が実験校として英語の授業を始めたところで
実際に私立小学校で英語を指導している先生のレッスンビデオや
小学校で英語を習った生徒を受け入れている公立中学の英語教師による研究発表など
促進派、慎重派、が集まってどのような形で
公立小学校で英語を導入するかが熱心に議論されていた。

小学校英語教育反対派や慎重派が当時から早期英語教育の弊害として指摘していたのが、
早期英語教育経験者は、単語を覚えようとしない。
結果語彙力が低く、質の高い英語が使えないという事だった。
確かに、早期英語教育経験者は、中学から英語を始めた普通の生徒よりも
少ない語彙力で読解問題が解け、できてしまう事で、
積極的に単語を覚えようとしない生徒が多い。
私の生徒にも典型的な生徒がいた。
小学校1年から私の教室に通い始め、
中高大の一貫校に入ってからは、その場でわからない単語の意味は調べるけれど
特にその単語を正しく書けるようにするなど覚える努力をしていなかった。
高校2年の時に、自分の学びたい学部が自分の学校の大学になく受験する事にし
予備校に通い始めたのだが、単語テストは常にクラスの最下位。
しかしTOEICではクラストップ。
予備校の講師は、どうしてこの単語力でできるんだ。と首をかしげた言う。
早期英語経験者にはよくある事だ。
和文英訳や自由英作文はできるのに、同じ英作文でも単語の並び替え形式は苦手だ。
国語力があれば、長文読解もできるが、
難易度よりも内容が想像しやすいかで、読めたり、読めなかったりする。
語彙力は、本人が自分から進んで覚えようという気持ちがなければ、
なかなか増えてはいかない。
そこで現在私の教室では、語彙レベルを上げる為に
クラスレベルによっては小学4年生の後半に市販のCD付の単語・熟語本を購入させる。
しかしレッスン中、その教材をどこまで覚えたかという確認テストは行わない。
英検受験や読解問題、リスニング問題をやっていく中で、
自分で覚えた単語が出てきて、わかった、できた、という喜びや、
やっていなければ、わからない、できない、という事を経験させ、
まず語彙力が増えると英語学習がおもしろくなる、という事を理解させている。
これで、早期英語教育の弊害と言われる
単語を覚えようとしない子は、少なくなる。
日本語で難しい本や新聞を読んだり、ニュース番組を見る事が好きな子なら
6年生になれば、TOEIC用の語彙力アップの教材も使用できる。

日本語と英語をバランス良く学ばせる事を留意すれば
子供に英語を教えても何の問題もない

次回は、「"読み聞かせ”から”読む楽しさ”への橋渡し」






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年02月18日 00時56分27秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: