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2006.08.17
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カテゴリ: 翻訳・通訳の仕事
きのうに続き、ウソのお話。


韓国語のウソは、新聞、辞書など、これまでもたくさん披露してきたが、競争相手がごまんといる英語でもなぜに、こんなに変な日本語がはびこっているのか・・・。


名訳とされている『嵐が丘』の中で、「小説家でもあったさる著名な英文学者」が
" He murmured aloud "を「 彼は大声でつぶやいた 」と訳している。

-誤訳をしないための翻訳英和辞典 (単行本) 河野 一郎より-

英語では、その他 Her jaws loosened こんなのとか

首の脇



ロシア語でも 「ガセネッタ&シモネッタ」米原万里著 でも「百万本のバラ」の歌を日本語に訳したものがあって、
「彼は 家を売り屋根を失い 」が
家を売り、血を売り 」になってたそうだ。
※ロシア語で「屋根」と「血」は一文字違いだそう。


さらに「ガセネッタ~」の中で、こう書いてあった。
「自分の見解に近い人の方が、知らず知らずのうちにこちらの立場に引き寄せそうで気が抜けない。だから、通訳の最中は、そのわずかな違いにすさまじい敵意を覚えたりするのだ。まるで近親憎悪みたいに」


とどのつまり、私があれこれと指摘するのも 職業病 ってことらしい。



「お前、嘘つきは通訳の始まりだよ!」


なら、いっそのこと、小説の最後にこう付け加えたら、どうか。


「この翻訳・通訳はフィクションです」





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最終更新日  2006.08.17 20:40:39
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翻訳はフィクションだ!(爆)  
Nora さん
自分で文章を作っていくわけじゃなし、翻訳者なんて他人のふんどしで相撲とってるようなもんだ。楽でいいのう。そうのたもうた輩が身近におりました。私は脚本家のようなもの、と考えています。主人公の性格をどう捉えるかは翻訳者の自由ですもん。読者は私というフィルターを通した作品に笑い、涙する。うしし。(暑さのせいで壊れ気味です)正確な訳を心がけていても、勘違いしてしまうこともあると思います。翻訳者は常にその点を心していかないと。少なくとも、えーというような日本語だけはつむぎたくないです。自戒の意を込めて。 (2006.08.17 12:25:10)

Re:翻訳はフィクションだ!(爆)(08/17)  
Noraさん

-----
脚本家!いいですね~!それ!

原作者がいて、脚本家がいる。そして、多少の手を加える。^^

「トランス」という言葉の通り、変圧器でボルト数を変えると、たまにショートしちゃいますもんね。
たまに誤訳しちゃうのも仕方ない??^0^ (2006.08.17 18:17:13)

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