ブログ版 南堀江法律事務所

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Bar UKからのお知ら… New! うらんかんろさん

2008/10/26
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カテゴリ: 雑感
休みの日ということで、引き続き、どうでもよいような雑談が続きます。


唐突ですが、私の顔には、傷あとがあります。
ちょっと見たところにはわかりませんが、左の下あごの部分に、2センチ程度の傷があるのです。

過去にここでもこの話をしたと思いますが、これは小学校の2年生のとき、木から落ちて木の枝か何かでこすって怪我したものです。

当時通っていた地元のそろばん塾の「遠足」で、塾の先生と塾生30人ほどで遊園地に行きました。
自由行動の時間になって、お小遣いを使いきってしまった私は、ひとり園内の木に登って時間をやり過ごしていて、そこで木から落ちました。
自分では気付いていませんでしたが、顔から血が出ているということで、急遽、塾の先生が近くの医院まで、私を背負って駆けつけてくました。休日でしたので急患ということで診てもらって、2、3針ほど縫うことになりました。

縫合が終わって先生に背負われて帰ると、塾生仲間が先生の奥様に引率されて、駅前で私の帰りを待っていてくれました(そのため全員が、当初の予定より帰りが大幅に遅れた)。


後日、うちの母はそろばん塾に、菓子折りか何か持って平謝りに行ったはずです。
このことがきっかけなのかどうかは知りませんが、そのそろばん塾ではその後、遠足に行くことはなくなりました。

37歳になった今でも、鏡でこの自分の顔の傷を見るたびに、
この傷さえなければ、自分は弁護士などでなくモデルか俳優をしていたのにと思う、
というのはもちろん冗談で、この傷を見るたびに、塾の先生に「ご迷惑おかけしました」と、改めてお詫びしたい気持ちで一杯になるのです。

何を個人的な思い出話をだらだら書いているかといいますと、最近、何だか違和感を感じる話が多いということを言いたかったのです。

こんにゃくゼリーでノドを詰めて死亡した子供がいれば、食べた子供・食べさせた大人の不注意は全く論じられずに、こんにゃくゼリーの製造業者が非難される。
学校給食のパンでノドを詰めて死んだ児童がいれば、親は学校に謝罪するでもなく学校の管理責任を問う。

人が亡くなったこと自体は極めて気の毒なことではありますが、
そこで本当に論じられること、報道されることといえば、議員がゼリーの製造業者をどなりつけたりとか、生徒の親が校長に土下座させたりとか、その次元のことであってよいのか、というのが最近とみに感じることです。





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Last updated  2008/10/26 01:56:43 PM


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