ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2009.04.18
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カテゴリ: 書評



 なぜ渋滞するのかについて、これを学問としての「渋滞学」としてとらえようとしているらしい。分野としては非常に狭いので、学問とはならないとは思うが・・・。本の内容は、渋滞とは何かから始まって、なにを渋滞と呼ぶのか、渋滞の定義とは何か、なぜ渋滞が発生するか、その数学的モデルはどのように考えるのか、日常生活にどのように渋滞学が関係しているのか、比較的分かり易く一般読者向けに述べられている。最後には、渋滞の解消方法として、トップダウン方式(中央で集中的に監視・制御する方法)よりもボトムアップ方式(ごくせまい領域での相互の協力関係で解消する方法)が現実的であるとして、「オッ」と展開を期待した面もあったが、結局はそのやり方は、一人一人の人間の「マナー」や「エチケット」、「ゆずりあい精神」的なことしか述べられておらず、期待はずれで本は終了する。

 3月末から高速道路休日1000円が導入され、ゴールデンウィークにはいずこも大渋滞が予想されているが、残念ながらこの本の解消策は、何の役にも立たないことは明らかである。遠方にはでかけないことが、クルマの渋滞に巻き込まれない唯一の方法かもしれない。本の内容は、「チープでシャビー」です。お薦めと言うほどではありません。(評価:星三つ ★★★☆☆)



クルマの渋滞アリの行列







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Last updated  2009.04.18 15:16:08 コメントを書く
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