ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2010.01.11
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カテゴリ: 書評



 恐らく人生で最も重要で大事なイベントのひとつは、新卒での就職であろう。この選択の結果は、その後の社会人としての期間の長さのみならず、生涯獲得賃金の優劣、社会的ステータスやその後のライフスタイルにも非常に大きな影響を及ぼす。「茶番」と切って捨てるには、あまりにも問題が大きすぎる。

 にもかかわらず本書は、企業人事・大学の教職員・就活中の大学生への取材を通じ、大学・企業・就職情報会社が互いに「だまし・だまされ」「煽り・煽られ」つつも、現状肯定が続いている状況を「茶番」として、そのイタさを「バカヤロー」と説く内容である。特に、リクナビ・マイナビ等を運営する就職情報会社は、この状況をマッチポンプ的に生み出し・ここから業績を上げる「諸悪の根源」として槍玉にあげている。

 「やっぱりおかしい」状況について、本書でその処方箋は示しておらないが、前作の「 最高学府はバカだらけ 」と同様、その「茶番としてのおかしさ」を堂々と指摘している点は大いに評価できる。就活中以外の人は楽しく読めます。(評価 星四つ:★★★★☆)



就活のバカヤロー







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Last updated  2010.01.11 10:29:48 コメントを書く
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