ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2011.08.21
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カテゴリ: 書評


書 名=切羽へ
発行所=新潮社
発行年=2008.5
評 価=★★★☆☆



【送料無料】切羽へ


第139回(2008年上半期)、直木賞受賞作品である。内容は、とある離島で暮らす画家の妻であり小学校の養護教諭でもある主人公が体験する1年間の物語であるが、あまり変わったことは発生しない。タイトルの切羽(きりは)とは、土木用語で「トンネル工事中等の掘削面」のことで、何かが活動中の最も活発な所というニュアンスで使っているのだろうけれど、あまりしっくりこない。過去・現在・未来へと続く時間軸では、常に日常生活の「現在」が「切羽」であり、それでしかありえない。「切羽へ」と言われてもどこのことへって感じである。むしろ、切羽(せっぱ)<刀の刃と柄の間にある薄い金属>の意味の「行き止まり・切羽つまる」の方が意味深でしっくりくる。

ジャンル的には、主人公と交流する男女の行動や思いが本作品最大の見せ場なんでしょうが、恋愛作品でなくほんの淡い思いの表現作品といった所でしょう。



主要作品
 なし









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Last updated  2011.08.21 16:38:28 コメントを書く
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