ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2011.12.03
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カテゴリ: 書評


書 名=少女
発行所=早川書房
発行年=2009.1
評 価=★★★☆☆


 【中古】少女/湊かなえ


幼馴染の親友の女子高校生の二人が、ある出来事をきっかけに互いに上手く行かなくなったが、同じ目的を持って夏休み間、互いに別々の行動の結果として、偶然が重なり全てが繋がりあってそのわだかまりが解消し、二人の主人公はハッピーエンドに繋がっていく小説である。なお、その中味は、自殺であったり盗作であったり病死であったり、けっこう重いのでご注意を。更に、二人に現れた転校生の友人も、結構二人の間のエピソードを繋ぐ重要な人物であったことがわかるが、こちらは悲しいお知らせになってしまう。

相変わらず、ある登場人物を主体にした際の、その本人から考える相手への思いの表現の仕方や、結果として全体が調和していく手法など著者の著作テクニックには感心する。ただ、前作の「告白」後の作品であるので、その完成度の落差は激しい。どうしても評価が厳しくなってしまうことはやむをえないか。







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Last updated  2011.12.04 00:06:28 コメントを書く
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