ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2014.05.24
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カテゴリ: 書評


書 名=昨日までの世界 上 -文明の源流と人類の未来
翻 訳=倉骨 彰
発行所=日本経済新聞出版社
発行年=2013.2
評 価=(上・下一括評価)

筆者は、かの名著「 銃・病原菌・鉄 」「文明崩壊」で文明論を展開した社会学の第一人者である。本書の冒頭で、よくある典型的分析は、「自分自身の非典型的な狭いスペクトルの一部だけを切り取り、それを根拠に一般化の大部分を行っている」と主張しており、我々が慣れ親しんでいる典型的な西欧式の国家社会ではない、様々な国家成立前状態にある旧来式の伝統的社会(特にニューギニアの部族の今の社会など)から何か得られることを比較し探し出そうとしている。その意味では、これまでの名著を期待して読み出すと、かなり退屈な本である。別に様々な部族の社会慣習や思考方法などが、一体全体、国家社会に生きる我々に何の参考になるのだろう。そういった思いが最後まで消えない。下巻もこの調子で退屈でもやもやした感じが続くのだろう。不安だ。 <読了:2014.05.24>


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Last updated  2014.05.25 01:03:27 コメントを書く
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