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第6回茶道文化検定(1級)-(試験問題&解答_その2)
≪懐石≫
【問1】
『万葉集』有間皇子の和歌「家にあれば( )に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る」に見られるように( )は食物を盛ったり物を入れる器のことをさす。塩( )茶碗、碁( )椀など茶道具の名称にも用いられる。
⇒【答】3.笥
【問2】
「応天門の変」を描いた説話絵巻で、平安時代の役人や庶民の食事風景が見られる絵巻物は何ですか。
⇒【答】1.『伴大納言絵詞』
【問3】
正風体 なるは、日々、幾度も然るべし。その内、珍しき行は十度に一度、二度か」とありますが、下線部でいうわび茶の「正風体」がさす仕立ては何ですか。
⇒【答】3.一汁三菜
【問4】
元禄以来奢侈に陥っていた茶道界を批判し、利休への回帰を唱える藪内竹心の門弟関竹泉が書いた書物には、茶料理は「懐石」と書くべきと規定する記述がありますが、その書名は何ですか。
⇒【答】3.『茶話真向翁』
【問5・問6】
「七五三膳」の数の解釈には2種類あり、1つは式三献後の膳上の菜の数とする説である。もう1つは江戸中期の故実家による( 問5 )や江戸後期の料理書( 問6 )の数をもっていうべきとする説。
⇒【答5】1.『貞丈雑記』
⇒【答6】2.膳部
【問7】
「懐石」という表現が用いられる以前の永禄7年(1564年)成立の『分類草人木』では、懐石のことを何と表記していますか。漢字で書きなさい。
⇒【答】会膳
【問8】
『山上宗二記』でいうように( )とは茶席の中で話してもよいとされる内容のことであるが、茶事において懐石にあまり時間をかけすぎると、後座で主客が( )を楽しむ時間的余裕がなくなる。いま一度、利休が理想としたわび茶の懐石の精神を思い返したいものである。
⇒【答】数寄雑談
≪菓子≫
【問1】
主菓子として知られる「初雁」「水ほたん」「水仙粽」に共通する主な材料はどれですか。
⇒【答】4.葛粉
【問2】
『源氏物語』若菜上巻にある儀式を終えた公家たちが「つばいもちひ」食べる場面がありますが、その儀式とは何ですか。
⇒【答】3.蹴鞠
【問3】
菓子の茶事で知られる千宗旦の弟子のうち、伊勢神宮の式年遷宮の警護で伊勢を訪れたある藩主の所望による茶会で、供した菓子によって名声を得た茶人は誰ですか。
⇒【答】1.杉木普斎
【問4】
松平不昧の好み菓子でないものはどれですか。
⇒【答】3.長生殿
【問5】
餅皿のほか茶陶の伝世品が知られる近江草津の焼物の名称となっている、江戸時代から続く茶店の名物餅は何ですか。
⇒【答】2.姥ヶ餅
【問6・問7】
『風姿花伝』の著者として知られる能の大成者( 問6 )の作と伝えられていた謡曲( 問7 )中の表現が、日本の文書における「落雁」という語の初出とされる。菓名としての由来は、米粉のなかに黒胡麻を散らした様が落雁の風情と重ねられたものである。
⇒【答6】2.世阿弥
⇒【答7】4.『善知鳥』
【問8】
『日本書紀』の神武天皇に関する部分に「水なくして飴をつくらん」という記述があります。「あめ」の古名でもある「飴」の読み方を平仮名3文字で書きなさい。
⇒【答】たがね
【問9】
薯蕷饅頭の製造に使う米の粉の名称を、漢字で書きなさい。
⇒【答】上用粉
≪茶室・露地≫
【問1】
炉の手前隅に中柱を建て、その後ろに仕切壁を設けて点前座と客座を隔て、中柱のきわに火灯口を開けた構えを何といいますか。
⇒【答】1.道安囲
【問2】
次のうち、貴人口のある茶室はどれですか。
⇒【答】4.飛濤亭(仁和寺)
【問3】
各図の敷石の形式をさす名称の組み合わせが正しいものを選びなさい。
⇒【答】1.A:切石敷 B:霰くずし
【問4】
次のうち、茶室の好みの説明について正しくないものはどれですか。
⇒【答】4.澱看関は小堀遠州好みである
【問5・問6】
平安時代の( 問5 )ではゆかは板敷で、畳は座具として座る場所だけに置かれた。南北朝時代の歌会や茶会の場であった( 問6 )も、当初は板敷であった。
⇒【答5】1.寝殿造
⇒【答6】3.会所
【問7・問8】
裏千家の茶室「又隠」は( 問7 )が造った四畳半で、躙口の上には下地窓、点前座の入隅には上部を塗りさした( 問8 )があり、そこに花釘を打つ。( 問8 )には結び柳などを掛けるので、釘を柳釘、柱を柳柱ともいう。
⇒【答7】7.千宗旦
⇒【答8】楊子柱
【問9・問10】
本勝手の茶室の間取りで、[図A]は広さ「四畳半」、炉の切り方は「四畳半切」、[図B]の広さは「( 問9 )」、炉の切り方は「( 問10 )」である。
⇒【答9】二畳台目
⇒【答10】向切
【問11】
武者小路千家や大徳寺孤篷庵にあるものが代表的ですが、図の中門の名称を漢字で書きなさい。
⇒【答】編笠門
≪茶業≫
【問1】
江戸時代の製茶の様子を描いた絵画である、製茶図とよばれる作品類に関する説明として正しいものはどれですか。
⇒【答】2.丁寧に作業していることを誇張した部分がある
【問2】
次のうち「宇治七名園」とされるものをすべて選びなさい。(複数選択問題)
⇒【答】2.森園、3.朝日、8.宇文字
【問3・問4】
茶壺に納められる碾茶には2系統があり、茶銘の付された茶を( 問3 )といって詰茶と区別する。上質の茶葉である「初昔」や「後昔」には、御茶入日記に記される摘採日が慣習的に( 問4 )廿日とされたものがしばしば見受けられる。
⇒【答3】2.極上
⇒【答4】2.三月
【問5・問6】
江戸時代から現代にいたるまで、碾茶の茶銘に広く用いられるのが「昔」と「( 問5 )」である。一方、特に宇治茶における煎茶の茶銘として広く通用していたのが「( 問6 )」と「山吹」である。
⇒【答5】3.白
⇒【答6】4.喜撰
【問7】
次の文を読んで、( )に当てはまる植物性塗料の名称を漢字で書きなさい。
茶を加工する道具には、和紙が貼られ、防湿・防虫の効果を持つ( )が塗布される場合が多い。使い込まれた伝統的な道具は、艶やかな透明感のある茶色に変化していく。
⇒【答】柿渋
【問8】
茶壺に茶葉を収める際、上質の葉茶を入れる袋を何というか漢字で書きなさい。
⇒【答】半袋
以上、全80問/100点満点(合格80点以上) 時間100分
第7回茶道文化検定≪結果≫ 2014.12.01
第7回茶道文化検定(1級)-(試験問題&… 2014.10.23 コメント(3)
第7回茶道文化検定(1級)-(試験問題&… 2014.10.23