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今年の NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」 は見るようにしている
時代背景が、室町~安土桃山時代と、
茶の湯が確立される重要な時代
登場人物も、茶の湯と係わりの深い人ばかり
さて、今回の3/23(日)の回は、 “茶の湯の回” と言っても過言ではないほど、
茶の湯に係わる見どころ満載(●^o^●)
冒頭からさっそく、 織田信長 の “名物狩” と思われるシーンからスタート

熱心に茶道具を物色する織田信長・・・
手に取っているのは「茶入」

この茶入は、文琳か?茄子か?
織田信長所持の文琳や茄子の茶入はいくつもあるけれど、
そのうちのどれかを想定しているのよね、きっと
雰囲気的には、かの有名な “九十九茄子”(付藻茄子/つくもなす) っぽいけど、
でも、それはだいぶ前に、京都上洛の際に、
松永弾正(久秀) が既に献上してるはずだし・・・・

続いては、天目茶碗の品定め・・・・

で、信長が気に入ったのは、この釜
形からすると “阿弥陀堂釜” か?

茶道具を持ってきた茶人らしき男には、
見返りにかなりの金子が与えられた様子
ドラマのナレーションにもあったが、
茶の湯が武士の間にも流行し、
“名物”と呼ばれるものは、一国一城にも匹敵した
まさに、 茶道具は富と権力の象徴 であった
続いては、茶席のシーン

織田信長の嫡男、織田信忠が
信長が点てた茶をいただくシーン

茶碗は、 井戸茶碗 (高麗)のようだ
茶碗といい、薄器の取り合わせといい、
信長が点てたのは、薄茶か

このシーンでは、
信長が、戻された茶碗を手元に引いたり、
釜から茶杓で湯を汲んだり、
茶を点てるシーンまであった
これまで、織田信長が出てくるドラマはいくつも見たが、
織田信長自身が茶を点てるシーン を見たのは初めだ\(◎o◎)/!

それと、やはり上様は、
たとえ茶を点てる時であっても、 正座 などしないのね(笑)
荒木村重が官兵衛に茶を点てた時は
きちんと正座してお点前してたけどね~(^_^;)
さて、今回の茶の湯ハイライトとも言える、
松永弾正(久秀) の登場

織田信長に反旗をひるがえし、
大和の信貴山城に立て籠もっているさなかも
茶道具の手入れに精を出す松永久秀
おっと!
さり気なく、いやわざとらしくアップで映っているのは
噂の希代の名物 “平蜘蛛の釜” か!(笑)

戦のさなかに茶道具の手入れとは何事かと息子にたしなめられるも
聞く耳持たず

久秀が所持していた、この平蜘蛛の釜、
正式名称 “古天明平蜘蛛” は、
蜘蛛が這いつくばったように平たいことから平蜘蛛と呼ばれる
大名物の古釜
織田信長が、のどから手が出るほど欲しがったと言われ、
この平蜘蛛の釜を献上すれば、
またまた謀叛を起こした久秀を助命すると言ったほど(^_^;)
でも、久秀は、死んでも信長には渡さないと
釜との心中 を決意

自害する直前まで、茶をたしなむ
お気に入りの天目茶碗で飲んだのは濃茶か!?

久秀は、大名物“平蜘蛛”の釜とともに 爆死 により自害するのだが、
そのシーンが大河ドラマで再現されるとは思っていなかった(笑)
マンガ「へうげもの」で、その再現シーンを読んだことがあるだけ

落城目前の城で、
信長め、ざまぁみろ!的な言葉と高笑いを残し、
釜の中に火薬を仕込み、火を付け、
釜もろとも木端微塵に吹き飛んだ男
(一説には釜を叩き割ったとも・・・・)

文献上では、 日本で初めて爆死 で自害した男!
松永弾正(久秀)といえば、
主君を裏切り、将軍を暗殺し、大仏を焼き払い、信長に立て付いて・・・・
悪逆非道の悪人のイメージ(笑)
しかし、あの信長を裏切って許された男であり、
歌と茶の湯に通じた教養人でもあり、
名茶器の収集家でもあり、
“九十九髪茄子”茶入、“平蜘蛛”釜などの天下の大名物とともに
記憶される戦国武将
このキョーレツなキャラクターのクセ者が
大河ドラマの脇役ながら、こんなにスポットが当てられ
伝説のあのシーンが映像化されたのは
実に興味深かった(笑)
いやぁ、今回の放送は色んな意味で見ごたえがあって楽しかった(●^o^●)
第7回茶道文化検定≪結果≫ 2014.12.01
第7回茶道文化検定(1級)-(試験問題&… 2014.10.23 コメント(3)
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