三十路女のヤマトナデシコな日々

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Valencia Orange トマソンRさん
2014.04.06
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テーマ: 茶道(338)
カテゴリ: 茶道(茶の湯)

今年の NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」 は見るようにしている

時代背景が、室町~安土桃山時代と、

茶の湯が確立される重要な時代

登場人物も、茶の湯と係わりの深い人ばかり

さて、今回の4/6(日)の回も、茶の湯シーン満載(●^o^●)

今回のストーリーは“引き裂かれる姉妹”という内容ながら、

織田信長のいわゆる “御茶湯御政道” が大きく取り上げられていた

“御茶湯御政道”(おんちゃのゆごぜいどう)とは、

茶の湯を許可制にして、政治的に利用した織田信長の政策

播磨を平定して手柄を立てた羽柴秀吉(豊臣秀吉)に、

恩賞として用意されたのが、この茶道具↓↓↓

茶の湯@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

この時点では、箱に入ったこの茶道具が何かはわかりませんが、

(大きさからすれば、おそらく釜?)

これを見た正室の濃姫が、

“いよいよ猿(秀吉)にも茶道具をお与えになるのですね”

“よほどの手柄を立てたのですね”

と言うくらいだから、この恩賞は格別の待遇ということだ

信長は、これを直接、秀吉に渡してやることもせず

三河の徳川家康のところに鷹狩りにでかけてしまうのだが、

手柄を立てた猿に何かねぎらいの言葉かお褒めの言葉を・・・

という濃姫に対し、信長は、

“言わずともわかる”

とだけ(つまり、この茶道具を見れば、言葉などいらぬということ)

で、

届いた茶道具(箱)を開けて中身を見た秀吉が発したセリフが

ゲっ\(◎o◎)/!

(ウケた~笑)

茶の湯@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

信長から賜った茶道具というのが、

“乙御前の茶釜”

織田信長が大切にしていた名物の茶釜である

茶の湯@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

秀吉のオドロキ様、喜び様といったらない!

正室のおねも松寿丸(人質の官兵衛の息子)も

そこら辺の釜と何ら変わらないように思えるけれど・・・・と(笑)

子供の松寿丸は、素朴な疑問を問いかける、

“この茶釜の良さはどこにあるのですか?”

それに対し、秀吉は、

“ワシにもわからん!”(キッパリ!) 

(ズコッ!爆笑!)

“しかし、この茶釜を拝領したということは、

(譜代の家臣の)柴田勝家殿や丹羽長秀殿と肩を並べたということ”

“ありがたや!ありがたや!”

茶の湯@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

つまり、そういうことである

信長自身も劇中のセリフとして言っていたが、

“茶道具とは面白いものよ”

“掛軸や茶碗を一国と換えてもよいと申す者までおる”

“いずれガラクタになるはずだった(足利将軍家所蔵)の茶道具も、

俺(信長)が手に入れることによって新たな力を得る”

今でいうところの、 ブランディング というやつである

道具そのものの良し悪しというより、

“誰が”

その茶道具の値打ちを決める・・・・(鑑定団の世界だー笑)

その上様(織田信長)愛用の名物茶器を与えられるということは、

上様に働きを認められたという証で、

家臣達にとっては、何にも勝る名誉であり、もっとも欲しい恩賞であった

(関係ない人にとっては、ただの日常の道具の一つに過ぎないんだけどね~)

代表的な逸話としては、

甲斐攻略で功を上げた滝川一益が、

恩賞として名物茶器 “珠光小茄子” (茶入)を望んだが、

信長から与えられたのは、

“関東管領の職”と“上野一国”の加増だったため、

超~ガッカリした(T_T)という話(笑)

武士にとって、

所領の拡大は何より重要なことであったはずなのに、

信長の御茶湯御政道とあいまってか、

茶器の方が価値があると思うまでに、茶の湯が広く深く流行していたのね~

当時、許可制だった茶会を開くことを許されていたのは、

信長配下の上位5人の武将のみ!

秀吉は、柴田勝家、明智光秀に次いで3番目に

茶会を開く名誉を得て、死ぬほど喜んだと言われていますからね

ついでに、

今回も織田信長のお点前のシーン

茶の湯@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

薄茶なのだろうけど、

何やら点て方が、サワサワとなでる様な軽い感じで

変わった点て方をしているな~と

(これも時代考証の結果なのだろうか) 

茶の湯@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

お茶碗は、青磁っぽいなぁ

何か名物茶器を想定しているのかなぁ、わからない(>_<)と悶々

茶の湯@NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

茶を点てた相手は、茶人としても知られた家臣の荒木村重

茶道具はよく見えなかったけれど、

茶釜の蓋がそこにあるということは?炉か?

毎回のことながら、

主従の上下関係もあっての座り位置なのだろうが、

日頃茶の湯にかかわっているものとしては何とも興味深い(笑)

信長は、(茶の湯をたしなむ村重に対し)俺の点てた茶はどうかと

その味を尋ねるが、村重は“わからない”と答える

上様の前にあっては、(その畏れ多さ緊張から)茶の味などあってないようなもの、

わからない・・・・と

村重の、信長に対する恐怖に近いまでの畏れと

極度の緊張が伝わってくる

いずれ村重は信長を裏切ることになるのだが、

信長はこうして茶席に1人1人呼んで、

武将たちの反応をみていたのかもしれないね

茶人や名物茶道具もいっぱい登場するし、

茶の湯の歴史をふんだんに取り込んだ今回の大河は

ホント面白い(*^_^*)






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Last updated  2014.04.07 17:04:34コメント(0) | コメントを書く


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