目と耳が悪いビジネスマンの一筆

目と耳が悪いビジネスマンの一筆

2010/06/05
XML



別荘を持っている会社の同僚のお招きで、妻は明日まで長野へ行ってしまい、短い間ですが一人暮らしがはじまりました。

図書館へ行こうというのは決めているのだけれど、開館するのは9時・・・。

あまりに閑散として違和感さえ覚える駅構内をぐるりと見回し、これからどこへ向かうべきかを思案してみました。

どこかのカフェに入って、行き交う人々の流れを眺めながら時が過ぎるのを待とうかとも思ったのですが、なんとなく気乗りしません。

まぁ、どうせ図書館へ行くのだから、とりあえずそちらの方へ歩いてみよう。

そう思いを定めると、人通りもまばらな歩きやすい朝の街へと歩を運びました。

駅を離れ、飲食店が建ち並ぶ繁華な路地にさしかかりました。

たいていの店舗はシャッターが下ろされ、電源が切られて色褪せた看板が無音の呼び込みを続けています。



一週間の勤めを終え、会社の同僚と集まって手に負えない上司やタチの悪いお客さんのことを罵り合ったのかも知れない。

あるいは、恋人と二人でスツールに腰掛け、それぞれに好きなカクテルをすすりながら、過ぎゆく時間を愛おしむように親密な会話を楽しんだのかも知れない。

そういう色んな種類のざわめきが、辺りの空気にまだうっすらと居残っているように感じられます。

通りかかったコンビニエンス・ストアに入り、ハムのサンドイッチとカフェオレを買って、駅からさらに遠ざかるほうへと歩きました。

自動車の走行音が聞こえない方へ、無機質なコンクリートのビルディングが密集していない方へと歩き続け、ようやく落ち着けそうなベンチを見つけました。

そこは外野フェンスのない野球グラウンドを含んだ公園の一角で、ときおり犬を連れて散歩する人々が通りかかるほか、人気の少ない場所です。

サンドイッチとカフェオレというささやかな朝食をとり、カバンから本を取り出して読みはじめました。

頭上はうっすらと灰色の雲が居座り、気まぐれに形を変えて、たまにじりじりとした感触を伴った朝陽が肌を刺します。

昨夜降り注いだ雨が蒸されて空気に溶け出し、芝草の青っぽい匂いがフゥ~と鼻をさすります。

朝、天井のない公園のベンチに腰掛けて、本を読む。

そうしようと思えばいつだってできる、他愛もないことなのですけれど、どこか非日常的で愉快な気分になります。



いつの間にか練習をはじめた野球少年たちのグラブが奏でる快い音をBGMにして、風に吹かれながらの読書を楽しみました。

今日も朝から素晴らしいひとときを過ごすことができて感謝します。

ありがとうございました!!

【三文日記】

久しぶりに自分で味噌汁をこしらえました。



でも、これがなかなか美味しくて、一人笑みを浮かべながらいただきました。

●今日の天気
くもりのち晴れ。

●今日の運動
ジョギング30分。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/06/06 07:13:02 AM コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

ミンミンぜみ

ミンミンぜみ

Calendar

Comments

ミンミンぜみ @ ありがとうございました! はちの家さん いつも気にかけてくだ…
はちの家 @ お別れの言葉 ブログ(日記)は、毎日一定の質の文章を…
ミンミンぜみ @ ありがとうございました まめあちゃさん 温かいメッセージを…
まめあちゃ @ Re:お別れの言葉(07/26) 間の抜けた頃に、コメントさせて頂きます…
ミンミンぜみ @ Re[1]:お別れの言葉(07/26) 和1号さん こんばんは、コメントあり…

Favorite Blog

気まぐれ日記 ★クヌム★さん
*馬とジャスミン tominaga55さん
大福耳の世界 大福耳さん
孤雲日和(こうんび… JAN ★さん
きっちを盛り上げる… きっち55さん

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: