本日、雨の中、娘と東山魁夷展に行ってまいりました。
同じ近代美術館での展覧会、そしてその翌年開催された
日本橋高島屋での展覧会に次いで3回目の鑑賞となります。
今回は初期から絶筆までの作品がすべて公開されておりました。
戦後の代表作「道」からいわゆる東山芸術確立といわれる頃の
作品と初期の頃との作風の変化は一目瞭然といった印象を受けました。
いずれも単純な構図の中に、方形や点などのモチーフを用い、樹木や雪、水といった
自然が描かれているのですが、何しろその色彩が素晴らしいのです。
単一の色を使いながらもその色彩の濃淡の複雑さ、透明感には圧倒されます。
緑、青といった絵画の中に吸い込まれていきそうなそんな印象を持ちました。
最後に、唐招提寺の障壁画、「濤声」が展示されているのですが
美しい海の青、波紋、打寄せる波、岩、松がまさに鑑賞者に向かって
押し寄せてくるような圧倒的な存在感も持って迎えてくれます。
目に入った瞬間に込み上げてくるものがございました。
いつもは淡々と鑑賞している娘ですが、さすがに今回は
感動していた様子でした。
90歳で書かれた最後の絵、「夕星」も感動いたしますよ!
まもなく終了ということもあり、結構な混雑でしたが
予定されていてまだ鑑賞をされていない方は
18日までにぜひ足をお運びくださいませ。
最後に、kaoritalyさんにこの場を借りて
御礼申し上げます。
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