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1/150のバスコレが走る!曲がる!止まる!のバスコレ走行システム。こんなに小さいバスの模型がちゃんとルートを走行できるシステムは、画期的でした。このシステムの素晴らしさは別の機会に紹介するとして、今回、ライトの追加加工を行いました。(動画1)ヘッドライトと方向幕が光ります。車両は都営バスの富士重工新7E。方向幕がガラスと一体になっているので点灯化加工がやり易い。そして・・・(動画2)停止するとブレーキランプが光ります。今回はここまで、続きはまた今度。
2012.01.21
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バスコレ富士重工7Eボディから、関東バスの日野車を作る計画を企んでいます。私個人的には関東バスには縁もゆかりもないはずだったのですが、何故関東バスの日野車を作らなければならなかったのかというと、バスコレの製品である京都バス仕様の日野シャシー、低床、前後引戸車から、逆T字窓だけを供出してしまったので、残ったボディと2段サッシ窓のパーツが余ってしまい、これを何かに生かそうと考えたため。供出先の車両は日野シャーシで前中引戸、標準床車で逆T字窓の仕様になっています。そもそも、日野シャーシの富士重工7Eボディ架装車で、低床、前後引戸車という組み合わせを採用している事業者は京都バスくらいなもので、他に転用するのが難しいのです。そこで、日野シャーシの前後扉車に中引戸を切り継ぎ、さらに長さを詰めて短尺化すれば、関東バスの日野車が作れるのではないかと考え、進めてみました。しかも、2台しかない電気式ハイブリッド車HIMRで富士重工7Eボディを架装したというレア車に仕立てられるかもしれないという期待も込めて・・・手前が京都バスのボディーをベースに、中引戸だけをケース附属の未塗装バスから切り継ぎ、さらに全長を短縮したボディです。関東バスの3扉車の印象がすでに再現されていると思います。これで継ぎ目を処理して塗装して、表記を貼れば出来上がり・・・と考えていたのですが、富士重工のボディは奥が深く、仕様に細かいが重要な差異がありました。・・・関東バスと京都バスでは、後扉の位置が微妙に異なるようです・・・下側が今回加工を行った車体ですが、後扉が京都バス(日野車)そのままの位置。上が、バスコレ製品の関東バス(日産ディーゼル車)。そもそも同じ富士重工7Eボディーでも日野車と日産ディーゼル車ではリアのオーバーハングが異なり、日野車の方が長いのですが、その差により京都バスでは後輪と後扉の間隔が広くなっていることがわかります。しかし、関東バスの日野車は、ここが広くなっていないようなのです。その代わり、後扉の戸袋部分が広くなっているようなのです。・・・つまり、後扉の位置が微妙に前寄りになっているみたいなのです・・・関東バスについては以下のページが詳しいようです。関東バス・アーカイブス 「味わい」さて、後扉の位置の問題をどうしましょうか・・・今回はここまで、つづきはまた今度。
2011.01.10
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トミーテックのバスコレクション、富士重工7Eボディ車の改造を企んでいます。とりあえず現状です。バスコレ富士重工7E車の中から、JR西日本バスと関東バス(いずれもシャシーは日産ディーゼル)、そして小湊鉄道(シャシーは日野)をイソプロピルアルコール(IPA)に漬けて塗装を剥離しました。何やら側面に手が加えられている車両がありますねえ。手前の車両、ベースになったのがJR西日本バスの前後扉車で、その中央に関東バスの中引戸を移植し3扉化しました。聡明な読者の方ならもうお分かりですね。名古屋市営バスの仕様を目指しています。この市営バス、一時期はほとんど全ての車両を3扉車で導入していましたが、関東バス等の3扉車と違い、後扉が折戸仕様です。関東バスの後扉にJR西日本バスの折戸を移植するのが普通だと思うのですが、後扉の移植は車体コーナー部の処理や戸袋窓の処理が厄介なのと、ドナーとなる車両も活かしたいというケチケチ根性で、今回は中扉の移植となりました。実は前後扉車と前中扉車ではホイールベース間の裾の高さがわずかに異なるので、裾部分とホイールアーチの下端に加工が必要になります。(切って繋げて初めて気づきました。)切断はカッターナイフを使用しています。カッターの刃でスジを付けてから、同じ所を何回も往復させて徐々に溝を深くして切りました。この方法は切りシロが狭いので繊細な部分の切断に向いており、ドナーの車両へのダメージも少ないと思います。ドナーとなった車両の腰板にJR西日本バスの余った腰板をはめると、バスコレのラインナップにない前後引戸の日産ディーゼル車が作れますが、切りシロの分短くなるため、全体を短尺化して大阪市営バスでも作りたいと思います。(逆T字窓の自作が必要ですが・・・)こちらは日野シャシーの標準床車。パッと見、ただ京都バスの塗装を剥離したように見えますが、実は小湊鉄道仕様を剥離したもので、左側面は前中引戸の標準床車です。富士重工7Eボディ車のラインナップで厄介なのが、日野の標準床車でしょう。もともと日野の富士7Eを採用している事業者は少なく、クセのある仕様が多いのが難点で、この小湊鉄道のボディも改造のタネ車にしにくいのですが、塗装変更と窓の仕様変更で北海道のある事業者に仕立てたいと思います。このおかげで逆T字窓を供出した京都バスの車体が余ってしまいました。何に生かそうか考え中です。こんな風に並べると金山みたいなシーンができます。
2010.12.26
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先日、和歌山県は白浜にあるアドベンチャーワールドに行ってきました。ここはパンダを見ることができる動物園としても有名ですが、その他に徒歩で回れるサファリパークがあり、その規模、多彩さは一見の価値があります。さて、そんなアドベンチャーワールドで見かけたネオプランバスです。ドイツ、ネオプランの2階建て観光バス、スカイライナー。アウベルター社製。日本では1979年より輸入が始まり、2階建てバスブームを引き起こした。大阪の中央交通が総代理店となり、全国的に観光バスに採用されたほか、東京の上野-浅草間では路線バスとして運行された。写真のスカイライナーはその中でも1980年代の旧いモデル。角形2灯のヘッドライトにブラックアウトされた特徴的なフロントマスクが今では懐かしい。写真の車はナンバーが構内プレートのため公道を走ることはなくなったと思われるが、園内でもどのような用途に使用されているのかは不明。ともあれ、このタイプのスカイライナーは車齢も30年を迎え、現役で使用されている姿を見るのも稀ではないかと思われる。そして、アドベンチャーワールドの駐車場にもネオプランバスが来ていました。ネオプラン・スカイライナーは、1990年代にモデルチェンジされ、このような外観になりました。事業者はローレル観光(中央交通の分離子会社のようです)。このタイプのスカイライナーはJRバスでは夜行高速バスとして採用されています。ちなみにこのスカイライナーを4軸化し、全長を15mに延ばした兄弟車、ネオプラン・メガライナーもJRバスの夜行高速バスとして採用されましたが、2度による車両火災のため現在は運行停止中とのこと。以上、ネオプラン・スカイライナーでした。
2009.04.22
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最近めっきりブログの更新ペースが遅くなっているのは、夜な夜なこんなものを作っているから・・・トミーテックのバスコレクションなのですが、何処か変な感じですね。そう、ちょっとした改造を企んでいます。このバスはバスコレ第6弾のラインナップ品、富士重工5Eボディーを載せた日産ディーゼルのバスです。一見、未塗装の白バスのように見えるのですが前後で微妙に色目が異なっています。所々にグレーや黄色のパテが盛られていて、これから表面を平滑にするところですが、事業者は今はなきアレにしようかと思っています。こちらのバスは排ガス記号がP代の初期型いすゞキュービックです。一見すると新潟交通に見えますが、あからさまに車体色が前後で違うのがあやしいですね。こちらも同じ事業者のバスに仕立てようと企んでいます。完成するかしないかも含めて、お楽しみに。
2009.04.03
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神戸市営バスで、無断で臨時バスを運行していたことが問題になっている。以下、Yahoo!ニュースより引用(元記事)---------------------------超勤手当欲しさ?臨時バス無断増発、客1人でも…神戸市2月28日15時11分配信 読売新聞 神戸市交通局の市バス石屋川営業所(灘区)が昨年10~12月、計83本の臨時バスを無断で運行して、運転手の超過勤務手当を申請し、約50人に計27万円の手当が支払われていたことがわかった。 市は、石屋川営業所長(53)ら4人を減給などの懲戒処分、1人を訓戒とした。 市によると、担当外の路線で臨時バスを運行するには、内規で市バス運輸サービス課や、担当営業所からの応援要請が必要だが、石屋川営業所は要請がないのに魚崎営業所(東灘区)の路線で1日1~3便の臨時バスを運行していた。乗客が大人1人だけとみられる便もあったという。市の調査に、石屋川営業所の職員らは「需要があると思って運行した。運輸サービス課には口頭で打診していたので問題はないと思っていた」などと説明。市交通局は「手当が目当てだったと言われても仕方がない」としている。市バス運転手の平均年収はボーナスや諸手当を含めて約880万円。最終更新:2月28日15時11分------------------------------(引用ここまで)この記事を見ると、ただ単純に超過勤務手当が欲しいために臨時バスを運行していたと見て取れるのですが、原則的にはこの問題は「内規違反」でしかないのが意外ですね。臨時バスを運行するには運輸局への届出等の面倒な手続きが必要なのかと思っていましたが、運輸サービス課や営業所の要請があれば神戸市営バス内部だけで臨時便の運行ができるシステムだったのですね。ここでひとつ疑問が・・・なんで他の営業所担当の路線に無断で臨時バスを運行していたのでしょうか?自分の営業所担当の路線でやれば、(超過勤務手当欲しさという点は除いて)内規違反にはならなかったのでは?もしかしたら、自分の担当路線ではすでに臨時バスを走らせていて、他の営業所の路線に手をつけるしかなかったのでしょうか?さて、今回の事件は超過勤務手当、つまり残業代欲しさに無駄な残業を行っていたようなことで片付いていますが、このニュースを見たとき、京都市営バスの「幽霊バス」問題を思い出してしまいました。京都市営バスの「幽霊バス」は、労働組合がヤミ専従を否定するための口実として、本来存在しないはずの無届け路線を設定し(どうやら路線を設定することについては運輸局への届出が必要のようです)、組合役員に乗務させ仕事をしているように見せる路線バスのことで、現在は運行を停止しています。今回の神戸市営バスの問題も、このような労働組合が一枚噛んでいるように思ってしまうのは私だけでしょうか・・・
2009.02.28
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バスコレ改造の名古屋市営バス、いすゞキュービックの製作の続きです。前回は3扉化まで行いましたが、今回はいよいよ塗装です。その前に・・・・・・その前にって、もう帯まで塗装済みだし、あとはフロント部分の縞模様を塗装すれば終わりじゃん!と思ったあなた、良く見てください。これは名古屋市営バスの塗装をするための先行試作として、第4弾の三菱ふそうエアロスターを名古屋市営バスの色に塗る途中の画像です。バスホビーガイド VOL.4にも書きましたが、車体全体にグリーンマックスの鉄道カラー28西武アイボリーを下地に21小田急アイボリーを塗り重ね、青帯には18近鉄ダークブルーを使用し、エアブラシで塗装しました。塗装順は画像のとおり帯の部分を先に塗装した後、フロントの縞模様を塗装します。今度は本番のキュービックの車体です。3扉化後にベンチレーターを3個載せ、テールランプの形状を縦長タイプに修正しています。アイボリーを塗装した後にマスキングを施している様子です。塗装が終わった後の様子。前面の縞模様のマスキングは、アイボリーを塗装した後、細いマスキングテープを等間隔に並べて青を吹くと簡単なのですが、このマスキングに合う細いテープがなかったため、はじめに中央の帯のみ残してマスキングを行い、青色を吹いたのち、残りの2本の帯を残してマスキングを行い、青を吹いています。なので、前面の青色の間にある細いアイボリーの帯は太さが揃わないのが難点です。車体の塗装が終わった後に窓の外周をMr.カラー92セミグロスブラックで塗装します。今回はここまで、続きはまた今度。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.12.15
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バスコレ改造の名古屋市営バス、いすゞキュービックの製作。前回は切り継ぎまでを紹介しましたが、今回は名古屋市営バスのハイライトでもある3扉化を行います。名古屋市営バスの特徴でもある3扉車。前中扉車の後ろに折戸を増設した感じです。このスタイルを模型で表現します。前回の切り継ぎでホイールベースが延長された車体。バスコレ第11段弾のいすゞキュービックLVより、前側が京成バス、後ろ側が三重交通です。ホイールベースは実車換算で200mm延長されています。この車体の後ろに折戸を増設します。折戸のドナーとなったのはこのバス。イソプロによる塗装剥離が行われた後なので良くわからないかもしれませんが、熊本電鉄の西工58MCです。この車両の中扉の折戸をいただきます。マスキングで切断位置の確認。キュービックの車体(上の方)は、リアオーバーハングの腰板部分を切り取ります。西工58MC(下の方)は4枚折戸部分を切り出します。4枚折戸の2枚分が、ちょうどキュービックの後扉になります。まずは西工58MCの4枚の折戸を切り出します。切出しは前後の柱ごと。中扉がなくなったこの西工58MCの車体は今のところ再利用の予定はありません。ちょっと勿体ない。リアオーバーハングの腰板部分を切り取ったキュービックの車体に、4枚折戸を重ねてみます。幅の調整は現物合わせで行います。さすがに4枚はいらないので、切り取って二枚残します。ガラスパーツも扉2枚分だけ使用します。2枚分の扉を、キュービックのオーバーハング切り欠き部分にはめ込み、接着します。名古屋市営らしくなりました。床板と座席のパーツはバスコレ第4弾の三菱ふそうMPより全長を詰めて流用。後扉部分は座席パーツを椅子ごと切り取っています。ちなみに西工58MCの床板を使用することもできます。後扉部分が若干狭い印象がありますが、実車もキュービックは何故か若干狭い後扉でした。この狭い扉は排ガス記号がKC代になってから解消されました。今回はここまで、つづく。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.11.04
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トミーテックのバスコレクションを改造して名古屋市営バスを作ります。前回からの続き、バスコレ第11弾のいすゞキュービックバスの三重交通と京成バスをベースに、IPAで塗装を落としました。これからいよいよ切断です。まずは三重交通の車体から。前扉と中扉の間を切断します。ギコギコギコ・・・パカッ!切断はカッターナイフを使用し、だましだまし切断しました。京成バスの車体は三重交通の切断位置より1.5~2.0mm後ろ側で切断します。この京成バスの前側と三重交通の後ろ側を組み合わせると、切断前より1.5~2.0mm長い車体ができます。ちなみに残った三重交通の前側と京成バスの後ろ側を組み合わせると、短尺車ができます。都営バスなんかにちょうど良い車体です。つづく・・・ ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.09.29
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トミーテックのバスコレクションを改造して名古屋市営バスを作ります。今回はバスコレ第11弾のいすゞキュービックバスをベースに、名古屋市営の3扉車を製作します。まずは実車の写真です。プロトタイプとなるのがこの車両。名古屋市営バスのいすゞキュービックのうち、1995年まで製造されていたU-代(平成元年排ガス規制適合車)のグループを模型化します。この車両の特徴1.扉の数が3箇所。2.ホイールベースが5200mmのM尺車。3.側面窓が引き違いのメトロ窓。4.最終期にはテールランプが縦型となる。ベース車両はこの2台。同じ時期に製造された三重交通と京成バスのモデルです。どちらもU-代を製品化したものですが、前中扉で扉の数が2箇所、ホイールベースが5000mmのL尺車です。名古屋市営バスの特徴と比較すると、以下のような違いがあり、加工が必要に。特徴の1.については、当然ながらベース車両に同じものはないので、3つ目の扉を何処かから調達する必要があります。2.については、ベースとなる製品のホイールベースは5000mmのL尺車なので、切り継ぎによる長尺化が必要になります。3.についても、ベースの製品のものは使えません。4.については、多少の加工で何とかなりそうです。とりあえず分解して塗装を落とします。分解は簡単にできます。前面パーツは全体がクリアパーツです。塗装の剥離にはイソプロピルアルコール(IPA)を使用します。写真は自動車用の水抜き剤ですが、主成分はIPAです。(IPAは職場に行けばいくらでもあるのですが、盗ってくるのも不可ないので・・・)タッパーにIPAを入れて車体を漬込みます。この三重交通は塗装や表記の印刷がすばらしく、ちょっと勿体ない感じもしますが。なお、前面のクリアパーツはIPAに漬込まずにIPAを筆で塗って塗装を落とした方が良いです。漬込むと透明部分が白くなってしまう恐れがあります。(!注意!)IPAは可燃性のため、火気に注意すること。直火で加熱すると危険なので絶対にやらないでください。なお、今回の名古屋市営バスのいすゞキュービックについては、バスホビーガイドに記事が掲載されていますのでそちらもあわせて参考にしてください。今回はここまで、つづく。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.08.26
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名古屋市営バスの模型製作のつづき。プロトタイプは三菱ふそうエアロスター。ベースはトミーテックのバスコレクションです。今回は塗装の手順について説明します。実物の写真です。名古屋市営バスの塗装は、アイボリーに紺の塗り分けです。側面前部は紺のエリアが斜めに塗り分けられており、さらに細いアイボリーの線がストライプ状に入っているところが特徴です。この細い塗り分けをどのように表現するかが今回の鍵です。最初にアイボリー一色で塗装した後、マスキングで紺の部分だけ残して塗装するのは難しいと判断したため、今回は紺の部分は2回に分けてマスキング塗装しています。紺の塗装部分は、1回目のマスキングは水平のラインのみ行います。この紺のラインだけでも実在しそうなバスのカラーリングになります。このあと、窓下と裾のラインの間に斜めの塗り分け部分を塗装します。紺色塗装中の様子。塗装台はダンボールの切れ端を折って作った使い捨てのものです。紺色帯の2回目の部分も一気に塗装しようとはせず、窓下と裾のラインの間の3本のラインのうち中央の1本を残して先にマスキングを行い塗装した後、残りの2本を同じように塗装しています。細いアイボリーのライン部分をマスキングできれば一気に塗装できるのですが、マスキングテープの細さにも限界があるため、このような塗り分け方法を採用しています。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.08.19
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トミーテックのバスコレクションを改造して名古屋市営バスを作ります。今回の作例は三菱ふそうエアロスターの前中引戸車です。バスコレの第4弾、三菱ふそうエアロスターMP218/618M 相模鉄道タイプの白バスをベースに、塗装を施しました。リアビューです。車体は白バスの製品をそのまま使用。名古屋市営バスが3扉車を採用する前の車両のため、比較的簡単に作れます。窓パーツや床板はバスコレ第4弾の相模鉄道より流用。実はこの作品は、「バスホビーガイド vol.4」に応募したキュービックを塗装するため、マスキングや塗色、表記類の検討を事前に確認するための先行試作車として製作したもの。実車はもちろんすでに引退していますが、現役当時の様子は「懐かしの名古屋市営バス~弐拾参番書写人」を参考にしています。なお、ホイール等、一部実車と異なる部分もありますが、いずれ修正します。今回はここまで、続きはまた今度。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.08.07
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先日、「バスホビーガイド Vol.4」に私Mishizawaの作品が載ったという話を書きましたが、今回掲載された模型は、トミーテックから発売された「ザ・バスコレクション」のいすゞキュービックバスを改造した都営バスと名古屋市営バスでした。実は、その他にも色々と製作したいキュービックバスがあります。その1台が、札幌市営バス。札幌市営バス、いすゞキュービック P-LV214N、1984年(昭和59年)式。札幌市営バスが廃止される前の新川営業所に留置されていた廃車体です。この車両の特徴・いすゞキュービックLVシリーズの最初期車。・ホイールベースが5500mmの長い車体。迫力がある。・非冷房車で屋上ベンチレーターが古めかしい。・メッキされたバンパーは、1987年式までの札幌市営のキュービックの特徴。・札幌市営のキュービックは後の年式では合わせワイパーが採用されているが、この年式はキュービック標準のケンカワイパーを採用。・リアテールランプ周りがブラックアウトされている。私は学生時代の6年間を札幌で過ごした事もあり、札幌市営バスは良く見ていたと思う。その中でも謎の多いキュービックバスの仕様変更。1986年導入の車両からワイパーの仕様が変更され、テールランプ周りのブラックアウトは省略された。1987年導入車はワイパーの向きが揃えられ、ベンチレーターが角形化。1989年導入車はバンパーが黒色に変更され、冷房が屋上に付いた。その他、リアのエンジン空気取り入れ口が屋上ダクトによる古典的な方式の車両もあったと思う。その後の1994年以降の新塗装車はあまり見ていないので不明。以上、すべて記憶で書いているので、間違いがあるかもしれません。さて、これをバスコレで再現するにはどうすれば良いか、案を出してみます。ベースとなる車両。バスコレ第11弾のいすゞキュービック国際興業バス。この車両の仕様が最も近い形態になると思います。初期車で前中引戸、サッシ窓の仕様が共通しています。ただし、実車でホイールベースが4650mmの短尺車で車体長が短く、そのまま塗装変更して作ることができません。そこで、切り継ぎをして車体の延長を行う必要があります。切り継ぎは側面の窓1個分延ばします。前の部分は同じバスコレ第11弾の大阪市交通局から持ってきましょう。前から3番目の窓の直後までを大阪市交通局から流用、中扉の戸袋窓の前までを国際興業バスから持ってくればどうでしょう。ここまで書きましたが、実際に作る予定はありません。あしからず。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.08.04
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本日、ネコ・パブリッシングから発売される「バスホビーガイド Vol.4」に、私Mishizawaが製作したバス模型が掲載されました。地味に表紙にも出ています。これで私も雑誌デビュー!記事も書きました。詳細は「RMMスタッフ徒然ブログ」を参照の上、本屋さんで確認、購入してみてください。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.07.31
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沖縄の交通方式が変更されてから今日で30年。1978年7月30日に、沖縄の交通方式がそれまでの「車は右、人は左」から「車は左、人は右」に改められた。この切り替えは一夜のうちに一斉に切り替わった。そもそも、沖縄は先の太平洋戦争によって戦後も長らくアメリカの統治下にあり、道路の交通方式もアメリカに習って「車は右、人は左」であった。これは1972年(昭和47年)の返還後も残っていた。そして1978年7月30日に、県内全域で「車は左、人は右」と改められた。それと同時に、県内のバス会社が1000台を超える大量の車両入れ替えを余儀なくされた。そのとき導入されたバスは「730車」と呼ばれ、近年まで活躍していた。今回は、以前沖縄を訪れたときに見かけた730車の生き残りを紹介する。撮影は2002年夏あたりと記憶するが、詳細は不明。なお、フィルム写真をデジカメで撮影したため、画質が悪いのですがご了承いただきたい。東陽バス、日野RE101。東陽バスに残る730車。現在は1台が動態保存されているらしい。東陽バスの730車は日野で統一されているとのこと。撮影当時ですでに24年目である。那覇交通、いすゞBU04。那覇交通の730車はいすゞ製で導入されました。オバQバンパーと呼ばれるいすゞの観光車専用バンパーを装着しているところが那覇交通独特の仕様。那覇交通のいすゞ車。那覇交通ではトップドア車の他に、前後扉車も導入され、それぞれ塗装変更時のカラーリングが異なりました。写真はトップドア車。沖縄バスの三菱ふそうMP117と思われる車両。沖縄バスの730車は三菱ふそうで統一されたとのこと。車体は呉羽。撮影時にはすでに廃車状態、那覇郊外では他に現役な車両も見かけた。こちらも1台が動態保存されている模様。長きに渡って活躍した沖縄の730車でしたが、ゆいレール(モノレール)の開業や首都圏からの中古車の大量導入によりそのほとんどが引退してしまいました。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.07.30
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名古屋市営バスの紹介、いすゞ車のつづき。撮影時期:2005年6月名古屋市営のいすゞ車の中には、富士重工製のボディを架装した車両があります。いすゞ製バスの標準ボディは川重車体-IKコーチ-いすゞバス製造が架装したキュービックスタイルになるはずですが、富士重工ボディを架装したこの車両の場合はキュービックスタイルにはなりません。富士重工は現在はバスボディの製造を止めてしまいましたが、かつては日産ディーゼル製バスの標準車体メーカーでした。さらに以前は日産ディーゼルだけでなく他の国内大型車メーカー3社へのバスボディの架装も行っており、さらにボルボ製バスにも架装例のあるフレキシブルな対応が特徴のメーカーでした。そして、バスユーザー側の好みで富士重工製ボディを架装する例は特にいすゞ車に関しては多く、この名古屋市営バスにもいすゞ-富士重工の組み合わせの車両は多く見られます。ボディが富士重工の場合、日産ディーゼルのバスとほとんど区別がつきませんが、名古屋市営バスの場合は車番にS(アルファベットが2桁以上の場合はアルファベットの最後がS)が付くのですぐにわかります。また、細かい所では富士重工ボディをいすゞ車に架装した場合の特徴として、側面のエンジンルーバーが車体左側に付く所で見分けられます。このあたりがバスの製造において複雑なところであり、バス趣味の醍醐味のひとつだと思います。こちらの車両も製造メーカーはいすゞ-富士重工の組み合わせですが、仕様が違います。名古屋市営バスの特徴であった3扉車の採用は後年になってなくなり、一般に見られる前中扉、中扉は4枚折戸の仕様に改められました。また、側面窓が銀サッシのメトロ窓から黒サッシの逆T字窓(上の部分のみ引き違いで開閉するタイプ)に改められました。なお、これらの仕様変更は時期がずれていて、3扉に逆T字窓の車両も存在します。このようなバス趣味的な見地ではおもしろい車両が、富士重工のバスボディ撤退によってみられなくなってしまいました。現在では日産ディーゼルの標準車体は西日本車体工業(西工)製になり、この西工が国内大型メーカー4社に対応するバスボディを架装するメーカーとしても残っています。以上、いすゞ-富士重工製のバスでした。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.07.22
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名古屋市営バスの紹介、今回はいすゞ車を集めました。撮影時期:2005年6月名古屋市営の一般路線バスのうち、いすゞ大型車の典型的な車の一例。いすゞキュービックバスLVシリーズ。メトロ窓に3扉の仕様です。名古屋市営バスの一般車は3扉車が多いです。上の車両とほぼ同型のキュービックバス。シャーシはいすゞですが、ボディはIKコーチ。このIKコーチは川重車体といすゞの合弁により誕生したバスボディメーカーで、のちにいすゞバス製造となりました。キュービックバスはこの3社に渡って製造されていますがキュービックシリーズの外観デザインはほぼ同じ。なお、名古屋市営バスでも最近はこの年式の車両が淘汰対象となっており、写真の車両も引退したようです。いすゞの大型バス「エルガ」。2000年にいすゞのキュービックバスがモデルチェンジされ、エルガシリーズになりました。ノンステップバスもラインナップされており、この車両はノンステップの初期に見られたtype-Bと呼ばれる車種。床面がフルフラットなのが特長でしたが高コストになるため、モデル廃止になりました。外観上は側面窓の後ろ側のビラー部分が太いところで見分けられます。ちなみにtype-Aはパワートレーン部分をワンステップバスと共通にしてコストダウンをはかった車種で、この方式は現在のノンステップバスの主流になっています。こちらはいすゞの中型バス「エルガミオ」上に紹介した大型のエルガと同じデザインですが、車体が一回り小さい中型バスです。以上、名古屋市営バスのいすゞ車でした。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.07.20
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最近、バスがアツい。バスの趣味もけっこうメジャーになってきたようで、バス関係の雑誌や模型も充実してきた。バス関係に限らず、マーナーな趣味はインターネットの発達によって、昔と比べて色々と情報交換が可能になったのではないかと思う。さて、中京圏で最も規模の大きい公営バス事業者である名古屋市交通局。ここは他では見られない様々な試みがあり、おもしろい。そんなバスを紹介する。市営バスの一般的な路線車両の一例。日野ブルーリボン。一見普通のバスですが、よく見ると扉が3カ所あります。3つ扉のバスは、全国的に見ると名古屋市営バスだけではありませんが(東京の関東バスや京王バス、東急や東武等に見られました)、3扉車を採用したほとんどの事業者は、その目的が主に利用者の多い路線に大型車を投入し、乗降時間短縮のために一部の車両を3扉化した例が多く、ほぼ全ての車両に3扉車を導入した事業者は関東バスとこの名古屋市営バスくらいでしょう。後面。後ろの扉は折戸。前払いのため、出口が2箇所になります。降りる時は出口を選べます。3扉車が多く採用された名古屋市営バスも、近年では普通の前中扉車が導入されるようになりました。今では3扉車はその数を減らしています。写真はノンステップバス、日野ブルーリボンシティ。ノンステップバスの後面。この車両は天然ガスで走ります。また、名古屋市営バスのもう一つの特徴は、テールランプの配置が独特なこと。この車両はオーソドックスな2灯式ですが・・・この車両も日野のノンステップバスですが、テールランプが縦に配置されています。このテールランプ配置はバスメーカーに左右されるものではなく、名古屋市営バス独特の仕様です。今回はここまで、続きはまた今度。 ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.05.26
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2階建てバスとしては国産唯一であった三菱ふそうのエアロキングがモデルチェンジで復活した。以下、Yahoo!ニュースより(元記事)---------------------------------------------------------三菱ふそう 国産2階建てバス3年ぶり復活 定員36人4月3日9時52分配信 毎日新聞三菱ふそうトラック・バスは2日、国産唯一の2階建てバス「エアロキング ハイウェイライナー」を発売した。前モデルは需要低迷や排ガス規制強化などで05年で販売を打ち切っており、国産2階建てバスの販売は3年ぶりの復活になる。 定員数を前モデルの約半分の36人とし、2階に30席、1階に6席を配置。2階は横3列に席を並べ、前後の席の間隔も広げた。希望小売価格は東京地区で7266万円。夜行バスなどの利用を想定している。前モデルは84年に発売。特徴的な外観や2階席からの眺めの良さが人気だったが、席や天井が窮屈という問題もあり、販売は低迷していた。同社は「復活を求めるファンの要望に応えた」としている。【宮島寛】引用終わり------------------------------------------------つまり、前モデルが排ガス規制をクリアできず生産中止になった後、規制クリアができるモデルが完成したので販売再開ということのようだ。国産唯一の2階建てバスの復活は喜ばしいことである。三菱ふそうオフィシャルページところで、外観は初代と大きく変わっていないようですね。先日京都で見かけたエアロキング(初代) ←他の方の珍しい趣味のブログはこちらから
2008.04.04
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京都のバス、今回は観光バス。京都は観光地のため、観光バスも当然見かけます。ヤサカ観光のいすゞガーラ。単尺車です。いすゞと日野が共同で立ち上げたジェイバスの観光バス。日野ブランドではセレガ、いすゞではガーラと名前がついていますが、一部分を除いて同一車種と考えて良いでしょう。いすゞガーラはフロントにある6つのブロック状のくぼみのデザインが特徴。これは近年のいすゞのアイデンティティーでもあり、トラック等にも見ることができるデザイン。京阪バスの定期観光バス。三菱ふそうエアロキングです。観光バスの花形、2階建てバスですが、年式的には古い車両です。定期観光で余生を送っている感があります。平日のため、あまり観光バスは見なかったので今回はここまで。以上、京都の観光バスでした。
2008.03.27
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京都のバスの続き、今回は京都市営バス。ノンステップのいすゞエルガ。日野ブルーリボンかもしれません。外観が同じなので識別できません。上の画像のエルガの前のモデルに当たるいすゞキュービックLV。まだまだ現役です。西日本車体工業(96MC)のボデーを載せたノンステップバス。シャシーは不明ですが、たぶん日野。このボデーはトミーテックのバスコレクションで模型化されたタイプです。(ただし模型化されたのは三菱車の設定でした)また、京都市営仕様は前面ドア側にセーフティーウィンドウが付くため、ウィンカーが下がってバンパー両端に付いているのが特徴です。西日本車体工業(58MC)のボデーを載せたバス。10年以上使用されている58MCもまだまだ現役です。シャシーは不明ですがおそらく日野または三菱ふそう。富士重工がバスボデー製造から撤退し、日産ディーゼルの標準ボデーが西工製になった現在では西工製のバスは全国で見られますが、この頃の西工製ボデーは西日本のユーザーに採用されていたため、東日本ではほとんど見られませんでした。京都市営バスは、西工製ボデーを採用した最東端のユーザーでした(一部例外を除く)。西工製ボデーのリアビュー。この車両は96MCを載せた新型ですが、ワンステップ車になっています。テールランプの位置が下すぎるような気がします。シャシーはおそらく日野。京都市営バスは西工ボデーの採用が多く、シャシーの判別が難しいようです。また、営業所ごとにシャシーとボデーを統一する傾向にあるようです。詳しくは以下のサイトが参考になります。Tokyu City Bus Room以上、京都市営バスでした。
2008.03.24
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先日、京都へ行ってきた。愛知から日帰りで。新名神が開通したので、伊勢湾道-東名阪-新名神-名神というルートで行ってみた。京都に着いて最初の行く先は、嵐山。このエリアは車を停めて散策するだけで、色々な寺社を巡ることができる。そこで、今回は京都で撮影したバスの話。京都バスの路線バス。嵐山エリアで良く見かけるバスです。車両は日野ブルーリボンです。この日野ブルーリボンはいすゞエルガと共通の車体ですが、2灯式ヘッドランプが特徴です。いすゞエルガが縦型4灯ヘッドランプなのに比べてシンプルですっきりしています。以前は日野車も縦型4灯だったため識別はできませんでした。京都バス。ボデーは富士重工7Eですが、シャシーは日野製のようです。京都バスでは、かつて日野製のシャシーに富士重工の車体を好んで採用していたようで、その組み合わせの車両が今でも残っています。同型車両のリアビュー。富士重工製の車体は国内4社すべての大型メーカーのバスに車体を載せていたため、外観からはシャシーが日野だということを判別するのは難しいです。富士重工製の車体でシャシーが日野製と識別できるところがこのエンジンルーバーの形。縦長のルーバーの前側が斜めになっているのが特徴です。日野ブルーリボンがいすゞ車と共通になる前のタイプ、ボデーは日野車体製です。京都バスでは、日野車でも車体が富士重工製と日野車体製とジェイ・バス製の3種類があります。これはおそらく製造時期によるものと思われます。続く。
2008.03.22
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年末年始は田舎(東京の妻の実家)に帰っていたので、更新できませんでした。さて、妻の実家では、うちの娘(1歳)のためにおじいちゃんとおばあちゃん(妻の両親)が色々なものを用意して待ってくれていました。その一つが、このチョロQクラブツーリズムのバスのチョロQ。こんなグッズがあるんですねえ。ベースは観光タイプのバス。一見、日産ディーゼルの「スペースランナー」をはじめとする富士重工ボディタイプのハイデッカーバスのように見えますが、詳細は不明。後ろ側。どうやら多摩ナンバー。テールランプが三菱エアロバスタイプ。モデルとなった実車はどういうタイプだったのでしょう?ちなみに、同じカラーリングのバスの実車です。三菱ふそうエアロクイーンMV(U-MS729S)???詳細不明。岡山の後楽園にて、2005年8月撮影。事業者は確認していません。
2008.01.05
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