最近知り合いが自宅で料理教室を始めまして、先日久しぶりに会ったのをいい事に、気になっていたことを根掘り葉掘り聞いてみました。彼女曰く、一番大変なのはレシピ作りなんだそうです。自分で作る時は、勘と経験で調味料は適当に放り込み、茹でたり炒めたりする時間も何となく決めるんだけど、他人に伝えるためには、それをキッチリ数字にしなきゃいけないのが大変だとのこと。そういえば、以前ケンタロウもインタビューで同じようなことを言ってましたっけ。料理を作るのは大好きだけど、レシピを作るのは大変だ、というような内容の受け答えをしてました。
そこで私の素直な疑問。そんなに細かいレシピが果たして役に立つのか?実際の料理の現場は、そんなに悠長じゃないです。コンロ2口&電子レンジが稼動している中、それを横目で監視しながら、マナイタで何かを刻むなんて、日常茶飯事。そんな状態の下で、醤油を大匙1ぱ~い、2は~い、なんて正直やってられません。ガッと入れて味をみて、足りなければバッと足すだけです(多過ぎたら諦めましょう)。まぁ、全く役に立っていないわけではなく、醤油大匙○杯・砂糖小匙○杯…という記述を見て、頭の中で味のイメージを組み立て、それに近づけようとする際の基準にすることはありますが、所詮その程度。実際に計ることはまずありません。その程度だったら、“醤油と砂糖を使って、ちょっと甘めに”などと書いておいてもらえばそれで済みます。
というような疑問を、現役料理教室主催人にぶつけてみたところ、“アナタみたいな人がいっぱいいたら、私は商売あがったり。”というお褒めの言葉を頂きました、わーい。料理教室をやっていると、信じられないような事を言う人がよくいるのだそうです。2人分のレシピを作って配ったら、後日電話があり、“うちは4人家族なので4人分のレシピを作って送ってくれませんか”と依頼された時は…。彼女の職業はそんな人からの月謝に支えられています。この職業、私は絶対やりませんね。