遅い食事がちょっと気になりながら、
夕方まで梅田のデパ地下あたりで時間を潰して、
阪急電車で塚口へ
海鮮が美味しい「千ふく」は塚口駅から徒歩5分程の
分かりやすい場所にありました。
さて、本日のコース料理、
献立表に目を通すと九州産の食材が満載で嬉しい限り。
改めて美味なる旨し国『九州』と自負する。
お通し
富山ほたるいか 福岡かぎわらび
子持ち昆布 うるい
久しぶりのうるいに感激。
湯通ししない生のままがサラダ感覚で美味なり
ほたるいかとちょうどよい塩梅でした。
御凌ぎ
大分 新物とり貝
大好物のとり貝です。
国内モノは愛知県産が多いのですが豊後灘モノが絶対的に美味しい。
とり貝と酢飯のコンビネーションもgood。
椀もん
下関 天然とらふく白子
福岡たけのこ
椀にも九州産が並びます。
名残りのふく焼き白子、とろける甘みがたまりません。
福岡産の筍は小倉合馬でしょうか。
北九州では二月あたりから店頭に並び、
早春筍は柔らかくえぐみのない栗のような甘みがあります。
天然魚
初鰹たたき
生姜でなく酢橘とにんにくスライスは土佐仕込み
お造り盛り合せ
富山ぼたん海老 本鮪 鯛 雲丹 平目
サヨリ 芽葱 山葵
富山ぼたんえびも、
ほたるいかと並び富山湾の春の味わい
焼き八寸
徳島産甘鯛 自家製からすみ
花山葵しょうゆ漬け ふき漬物
ひと塩したぐじの鱗焼きをちょっと箸で摘まんで…
本来は熱燗というところですがワインも良し。
このあたりから満腹状態...
続いて供された揚げもんの「行者にんにく 海老かき揚げ」
〆もん「手打ち二八蕎麦」は、
殆ど箸を付けられす心残り、残念です。
〆の長崎産
鯖寿司は持ち帰りにしていただきました。
香のもん
かぶ きゅうり
漬物はワインによく合います。
デザート
食用ほうずきトマト
旬を味わうオトナの割烹でした。
高級食材の持ち味を生かしたシンプルな料理です。
関西のお店が選ぶ食材の多くが、
九州産だったこともまた嬉しい。
納得の料理と最高のワインを堪能しました。
千ふく
兵庫県尼崎市南塚口2-13-17
TEL:06-6424-2575