昼下がり、銀行に出かけた。
相変わらず込み合っていて、整理券を取って窓口に呼ばれるのを待つ。
さて、今日は何分待つことになるのか、その前に椅子に座って待っていられるのかしら…と見渡すと、他の椅子は割合込んでいるのに、1か所だけほとんど人の座っていない長椅子が。
ラッキー、と思いつつ腰かけて正面を見た途端、その席に人が集まらない理由がわかった。
正面窓口で、若い女の子がなにやら相談事の真っ最中なのだけれど、
背中が「裸」だったのだ。
・・・どう表現すればいいか。
前は隠されているんですよ。後ろあきのニット。首と背中2か所を紐で結ぶようになっていて、普通はインにタンクトップなどを着て、背中の一部の肌が見えるのがセクシーという衣装。
動いているうちに紐はどんどん緩んできているようで、ニットは「金太郎の前掛け状態」。彼女はインナーに何も着ていないから豹柄とショッキングピンクの下着も含め、背中が全壊、御開帳。
そんな状態が鑑賞できる席に座る勇気のある人は、なかなかいなかったらしい。
チラチラと視線を送る人はいたけれどね。
巨大なサングラスをかけて、ミニスカートにレギンス、かなり高めのヒールのサンダルをはいて、誰のためにどこへ行くためにおしゃれしているのだろうか、どう見ても20代の女の子。
これは美しくないよ。
お洒落じゃないよ。
個性でもないよ、たぶん。
こういう人に出会ったとき、どういう態度で臨むのがスマートなんだろうか。
注意する!? 赤の他人が因縁つけてきたと思われるのも…
堂々と見る!? 見せたくてやってることでしょう、と目ヂカラで意見する。でもただの変態に思われる可能性も大。
無視する? その場に存在していないかのようにふるまう。でも、負けてるようでちょっと悔しい。
余計なおせっかいは焼かなくていいのだろうけれど、こういうのを放置する社会なのもいかがなものか。私は心が狭いのだろうか。
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